穂高縦走(北穂高岳～奥穂高岳～前穂高岳)
長野県
岐阜県
Hiro8619
体力度について
- GPS
- 17:46
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,270m
- 下り
- 2,267m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:51
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:18
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:37
| 天候 | 1日目：晴れ 2日目：晴れ時々曇り 3日目：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
難路あり(特に北穂高岳～涸沢岳)、乾いていても滑る岩もあり。 |
| その他周辺情報 | 涸沢ヒュッテ、穂高岳山荘にテント泊。各2000円。 涸沢ヒュッテは500円でコンパネの貸し出しあり(穂高岳山荘はかなりフラットなテント場)。 穂高岳山荘も水場あり(宿泊・テント泊の場合は無料)。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
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感想
日本百名山24座目は、奥穂高岳に登りました。また、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳の4座を登って日本百高山は34座登頂になりました(これで3分の1を超えました)。
南アルプス主稜線上の山をほぼ踏破し、満を持しての北アルプス初挑戦となりました。
1日目は、上高地バスターミナルから横尾大橋を経て、涸沢ヒュッテまで行き、そこで1泊。涸沢でのテント泊にもずっと憧れていたので、天気に恵まれて、たっぷり時間がとれたので、すごく幸運でした。
2日目は、北穂高岳に登り、そこから涸沢岳へ。北穂高岳への登りは、分岐から長い鎖場とはしごがありますが、よく整備されていて比較的登りやすいと感じました。北穂高岳山頂では、360度の大パノラマで、大キレットの先に槍ヶ岳がよく見えました。北穂高岳からは涸沢岳へ。信州山のグレーディングで大キレットと並んでE難度に評価される難路です。D難度の山と山梨百名山の難しい山でトレーニングを重ねてきたので、これまでの山行でついた力を信じて挑みました。大きな岩場の連続で、足場の狭い切り立った岩場や、鎖なしの大きなステップの登下降もあり、特に滝谷ドームを右手に見ながら進む奥壁バンドはなかなかの高度感でした。最低コルから涸沢岳へは、急な岩場の登りです。1箇所特に難しいはしごがあり、そちらは登りきった後が狭く、岩がせり出しぎみなので要注意です(すぐ鎖があります)。涸沢岳山頂ではあいにくの曇りでしたが、奥穂高岳と通ってきた稜線はよく見えました。そこから穂高岳山荘まではすぐで、よく整備されていました。テント場の夜は、これまで見たことのないような満点の星空。小さな星々や天の川のしみまでくっきりと観られ、流れ星も4つ見えました。
3日目は、奥穂高岳、前穂高岳に登り、重太郎新道を通って上高地バスターミナルへ。テント場で日の出を見てからのスタートとしました。よく晴れていて風があまりなかったので、着込む必要はありませんでした。穂高岳山荘から奥穂高岳までは、はしごや少し急な所はいくつかありましたが、あっという間でした。奥穂高岳山頂はお社が立っていて、ジャンダルムがすぐ近くに見えました。北アルプスのそうそうたる山々が鮮明に見え、遠くに富士山や南アルプスも見えました。吊尾根をたどり、紀美子平に着いたら、前穂高岳までもうひと登り。片道30分程度ですが、見た目通り急な箇所が多かったので大きな荷物をデポして正解でした。前穂高岳でもなかなかの絶景に出会えました。奥穂高岳を撮るなら涸沢岳よりこちらの方がおすすめです。重太郎新道は、急で鎖場が多く、後半には長いはしごもあります。紀美子平からすぐのツルツルいた岩場にも要注意。先のルートがあまり見えないので、初見で下ると難しいかもしれません。岳沢小屋から下は歩きやすい樹林帯の道で、後半には木道もあります。透き通った水が美しい岳沢湿原を通って河童橋へゴール。お猿さんも出迎えてくれました。
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