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Yamareco

記録ID: 3460234
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

穂高岳【上高地BTBS→奥穂高岳→涸沢岳→上高地BTBS】

2021年08月24日(火) 〜 2021年08月27日(金)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
19:32
距離
40.1km
登り
2,164m
下り
2,154m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:12
休憩
0:01
合計
0:13
距離 0.9km 登り 3m 下り 1m
12:07
12:08
7
12:15
2日目
山行
5:39
休憩
0:44
合計
6:23
距離 16.4km 登り 887m 下り 100m
8:05
37
8:42
8:43
5
8:48
8:52
42
9:38
9:39
15
9:54
46
10:40
11:09
21
11:30
47
12:17
12:22
53
13:15
22
13:37
13:41
47
14:28
3日目
山行
4:57
休憩
2:09
合計
7:06
距離 7.0km 登り 1,134m 下り 1,131m
6:34
2
6:36
6:38
4
6:42
38
7:20
21
7:41
8:01
42
8:43
8:57
36
9:33
9:39
2
9:41
9:44
2
9:46
9:47
3
9:50
9:52
3
9:55
0
9:55
10:00
1
10:01
10:10
0
10:10
10:14
1
10:15
10:24
29
10:53
10:59
18
11:17
11:30
13
11:43
12:06
37
12:43
12:51
22
13:13
13:16
19
13:35
13:36
4
13:40
4日目
山行
4:35
休憩
0:09
合計
4:44
距離 15.8km 登り 158m 下り 947m
7:10
28
7:38
13
7:51
28
8:19
8:21
36
8:57
19
9:16
9:18
41
9:59
13
10:12
10:13
2
10:15
39
10:54
4
10:58
11:02
36
11:38
10
11:48
6
天候 ■8月24日→曇りのち雨
■8月25日→雨
■8月26日→晴れ一時ガス
■8月27日→晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■アルピコ交通 松本バスターミナル−上高地「ナショナルパークライナー」(予約制)
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/national/

■アルピコ交通 さわやか信州号 新宿〜上高地線
http://sawayaka.alpico.co.jp/route/kamikochi/shinjuku/
予約できる山小屋
横尾山荘
■写真1 - 上高地BTBS
スッキリ晴れない平日の昼。
横尾まで行ける時間帯ですが、雨を警戒して小梨平まで。
2021年08月24日 12:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/24 12:02
■写真1 - 上高地BTBS
スッキリ晴れない平日の昼。
横尾まで行ける時間帯ですが、雨を警戒して小梨平まで。
■写真2
河童橋の観光客も疎らですね。
稜線には重たくガスが伸し掛かっています。
2021年08月24日 12:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/24 12:08
■写真2
河童橋の観光客も疎らですね。
稜線には重たくガスが伸し掛かっています。
■写真3 - 小梨平キャンプ場
わずか10分で初日の行動は終了です。
どのサイトも空いているので、選びたい放題です。
2021年08月24日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/24 12:16
■写真3 - 小梨平キャンプ場
わずか10分で初日の行動は終了です。
どのサイトも空いているので、選びたい放題です。
■写真4 - 小梨平食堂
今回もランチは山小屋で食べる作戦です。
ここはまだ良心的な価格でした。
2021年08月24日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/24 13:11
■写真4 - 小梨平食堂
今回もランチは山小屋で食べる作戦です。
ここはまだ良心的な価格でした。
■写真5 - 横尾
お早うございます。2日目の朝です。
雨の中をテント撤収して3時間歩いてきました。
2021年08月25日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/25 11:03
■写真5 - 横尾
お早うございます。2日目の朝です。
雨の中をテント撤収して3時間歩いてきました。
■写真6 - 横尾山荘
冷えた体に温かいわかめスープが沁みます。
ご飯の量が多くて、ルーとのバランスが難しいです。
2021年08月25日 10:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
8/25 10:51
■写真6 - 横尾山荘
冷えた体に温かいわかめスープが沁みます。
ご飯の量が多くて、ルーとのバランスが難しいです。
■写真7 - Sガレ
雨だし撮るものも無いので、カメラは仕舞っています。
ここで初めて涸沢の姿を捉えることが出来ました。
2021年08月25日 13:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/25 13:39
■写真7 - Sガレ
雨だし撮るものも無いので、カメラは仕舞っています。
ここで初めて涸沢の姿を捉えることが出来ました。
■写真8 - 涸沢野営場
コンパネは重くて運ぶのが大変だったので諦めました。
整地された場所を吟味して、びしょ濡れのテントを設営します。
2021年08月25日 15:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/25 15:29
■写真8 - 涸沢野営場
コンパネは重くて運ぶのが大変だったので諦めました。
整地された場所を吟味して、びしょ濡れのテントを設営します。
■写真9 - 涸沢ヒュッテ
手作りおでんは品切れとのこと。残念。
市販のおでんと生ビールで、やっと一息つけました。
2021年08月25日 15:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/25 15:38
■写真9 - 涸沢ヒュッテ
手作りおでんは品切れとのこと。残念。
市販のおでんと生ビールで、やっと一息つけました。
■写真10 - 涸沢野営場
お早うございます。3日目の朝です。
快晴とまでは行かなくても、先ず先ずの天気のようです。
2021年08月26日 05:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 5:24
■写真10 - 涸沢野営場
お早うございます。3日目の朝です。
快晴とまでは行かなくても、先ず先ずの天気のようです。
■写真11
登りはパノラマコースを採りました。
涸沢カールを間近で見ながら歩けます。
2021年08月26日 06:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/26 6:43
■写真11
登りはパノラマコースを採りました。
涸沢カールを間近で見ながら歩けます。
■写真12
チングルマ。
花期は過ぎて、風車のごとく実がなっていました。
2021年08月26日 06:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 6:47
■写真12
チングルマ。
花期は過ぎて、風車のごとく実がなっていました。
■写真13
時折り、ガラガラと音を立てながら岩が落ちています。
あの雪渓は万年雪なのでしょうか。
2021年08月26日 07:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 7:12
■写真13
時折り、ガラガラと音を立てながら岩が落ちています。
あの雪渓は万年雪なのでしょうか。
■写真14 - 取付点
ザイテングラートを見上げながらヘルメットを装着。
ここからストックは逆に危険かと思います。
2021年08月26日 07:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 7:47
■写真14 - 取付点
ザイテングラートを見上げながらヘルメットを装着。
ここからストックは逆に危険かと思います。
■写真15
ミソガワソウ。
2021年08月26日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/26 7:55
■写真15
ミソガワソウ。
■写真16
アザミ。
2021年08月26日 08:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/26 8:08
■写真16
アザミ。
■写真17
イワギキョウ。
2021年08月26日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/26 8:11
■写真17
イワギキョウ。
■写真18
ウサギギク。
2021年08月26日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/26 8:16
■写真18
ウサギギク。
■写真19
ミヤマダイコンソウ。
2021年08月26日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 8:16
■写真19
ミヤマダイコンソウ。
■写真20
鎖は手繰る必要ないように思えます。
足場が狭い所があるので、そこだけ気を付ければ。
2021年08月26日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 8:11
■写真20
鎖は手繰る必要ないように思えます。
足場が狭い所があるので、そこだけ気を付ければ。
■写真21
鎖場のトラバースの後は、短い梯子を登ります。
ここで離合が発生すると面倒なように感じました。
2021年08月26日 08:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 8:12
■写真21
鎖場のトラバースの後は、短い梯子を登ります。
ここで離合が発生すると面倒なように感じました。
■写真22
ノコギリの歯のように屹立する岩山を見上げて。
なるほど、これが紅葉したら綺麗でしょうね。
2021年08月26日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/26 8:24
■写真22
ノコギリの歯のように屹立する岩山を見上げて。
なるほど、これが紅葉したら綺麗でしょうね。
■写真23
振り返って、常念山脈はヤマテンの予報通り晴れています。
びしょ濡れだったテントも、よく乾くでしょう。
2021年08月26日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/26 8:38
■写真23
振り返って、常念山脈はヤマテンの予報通り晴れています。
びしょ濡れだったテントも、よく乾くでしょう。
■写真24 - 穂高岳山荘
標高2,996mに位置する、白出のコルに建つ山小屋です。
前身は、あの今田重太郎氏が築いたとして有名ですね。
2021年08月26日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 8:44
■写真24 - 穂高岳山荘
標高2,996mに位置する、白出のコルに建つ山小屋です。
前身は、あの今田重太郎氏が築いたとして有名ですね。
■写真25 - 穂高岳山荘
奥穂高岳へのアプローチを見上げます。
ノーヒントだったら確実に詰むレベルです。
2021年08月26日 08:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 8:55
■写真25 - 穂高岳山荘
奥穂高岳へのアプローチを見上げます。
ノーヒントだったら確実に詰むレベルです。
■写真26
岐阜県側からヘリが来て、引き返していきました。
この時までは、まだ涸沢岳も明瞭に見えています。
2021年08月26日 09:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 9:01
■写真26
岐阜県側からヘリが来て、引き返していきました。
この時までは、まだ涸沢岳も明瞭に見えています。
■写真27
稜線は、物凄い勢いでガスが吹き荒れています。
夏場でもダウンジャケットと手袋は持ち歩きたいところ。
2021年08月26日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/26 9:18
■写真27
稜線は、物凄い勢いでガスが吹き荒れています。
夏場でもダウンジャケットと手袋は持ち歩きたいところ。
■写真28 - 奥穂高岳
気付いたら山頂直下まで来ていました。
なんか人工物で標高を稼いでいるような気が…。
2021年08月26日 09:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 9:33
■写真28 - 奥穂高岳
気付いたら山頂直下まで来ていました。
なんか人工物で標高を稼いでいるような気が…。
■写真29 - 奥穂高岳
防寒装備で耐えること30分、その兆しが見えてきます。
突如としてガスが消え始めて、青空が広がってきました。
2021年08月26日 10:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/26 10:01
■写真29 - 奥穂高岳
防寒装備で耐えること30分、その兆しが見えてきます。
突如としてガスが消え始めて、青空が広がってきました。
■写真30 - 奥穂高岳
きっと西銀座方面を写しているはず。
低い雲に覆われて、山座同定できませんでした。
2021年08月26日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 10:02
■写真30 - 奥穂高岳
きっと西銀座方面を写しているはず。
低い雲に覆われて、山座同定できませんでした。
■写真31 - 奥穂高岳
ほんの一瞬だけ、槍ヶ岳の角が見えました。
雲の演出もあって、ラストダンジョン感が漂います。
2021年08月26日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 10:06
■写真31 - 奥穂高岳
ほんの一瞬だけ、槍ヶ岳の角が見えました。
雲の演出もあって、ラストダンジョン感が漂います。
■写真32 - 奥穂高岳
ジャンダルムも全貌が顕になってきました。
天使の待つ頂きは、近いようで遠く見えます。
2021年08月26日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 10:06
■写真32 - 奥穂高岳
ジャンダルムも全貌が顕になってきました。
天使の待つ頂きは、近いようで遠く見えます。
■写真33 - 奥穂高岳
南方をズームすると乗鞍岳と、最奥には御嶽山。
たまたま山頂一帯だけ顔を覗かせてくれました。
2021年08月26日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 10:07
■写真33 - 奥穂高岳
南方をズームすると乗鞍岳と、最奥には御嶽山。
たまたま山頂一帯だけ顔を覗かせてくれました。
■写真34 - 奥穂高岳
前穂高岳と、明神岳の峰々。
僅かですが富士山も確認できました。
2021年08月26日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 10:07
■写真34 - 奥穂高岳
前穂高岳と、明神岳の峰々。
僅かですが富士山も確認できました。
■写真35 - 奥穂高岳
綺麗な蕎麦粒型の常念岳が従える、常念山脈。
あちら側から見る穂高連峰は、とても印象的で忘れません。
2021年08月26日 10:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/26 10:11
■写真35 - 奥穂高岳
綺麗な蕎麦粒型の常念岳が従える、常念山脈。
あちら側から見る穂高連峰は、とても印象的で忘れません。
■写真36 - 奥穂高岳
ショータイムは、ものの10分ほどで終劇を迎えました。
再びガスに包まれ始めた山頂を後にします。
2021年08月26日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 10:17
■写真36 - 奥穂高岳
ショータイムは、ものの10分ほどで終劇を迎えました。
再びガスに包まれ始めた山頂を後にします。
■写真37
穂高岳山荘を上から見下ろすと足が竦みそうです。
ペンキに従って、落ち着いて移動すれば大丈夫。
2021年08月26日 10:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 10:42
■写真37
穂高岳山荘を上から見下ろすと足が竦みそうです。
ペンキに従って、落ち着いて移動すれば大丈夫。
■写真38 - 涸沢岳
ついでに涸沢岳にも登り返してみました。
地図の位置と異なりますが、ここが山頂でしょう。
2021年08月26日 11:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 11:19
■写真38 - 涸沢岳
ついでに涸沢岳にも登り返してみました。
地図の位置と異なりますが、ここが山頂でしょう。
■写真39 - 涸沢岳
ガスの中、5分ほど粘ったら一瞬だけ晴れてくれました。
奥穂高岳からジャンダルムへと至る荒々しい稜線が素敵です。
2021年08月26日 11:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/26 11:25
■写真39 - 涸沢岳
ガスの中、5分ほど粘ったら一瞬だけ晴れてくれました。
奥穂高岳からジャンダルムへと至る荒々しい稜線が素敵です。
■写真40 - 穂高岳山荘
山小屋で頂くランチはカレーと決めています。
使い捨てでない食器が、温かみさえ感じます。
2021年08月26日 11:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/26 11:53
■写真40 - 穂高岳山荘
山小屋で頂くランチはカレーと決めています。
使い捨てでない食器が、温かみさえ感じます。
■写真41
さて、ザイテングラートを下って戻ります。
死亡事故も起きているので、足運びは慎重になります。
2021年08月26日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 12:14
■写真41
さて、ザイテングラートを下って戻ります。
死亡事故も起きているので、足運びは慎重になります。
■写真42
ガレ場で逞しく生きる猿の群れが毛繕い中でした。
まだ上高地の猿ほど人間慣れしていない様子。
2021年08月26日 13:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/26 13:14
■写真42
ガレ場で逞しく生きる猿の群れが毛繕い中でした。
まだ上高地の猿ほど人間慣れしていない様子。
■写真43 - 涸沢ヒュッテ
ランチを食べたばかりなので、生ビールだけ。
涸沢小屋でもランチ営業しているようでした。
2021年08月26日 14:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
8/26 14:02
■写真43 - 涸沢ヒュッテ
ランチを食べたばかりなので、生ビールだけ。
涸沢小屋でもランチ営業しているようでした。
■写真44 - 涸沢野営場
お早うございます。4日目の朝です。
朝から高気圧に覆われて、絶好の登山日和ですね。
2021年08月27日 05:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
8/27 5:28
■写真44 - 涸沢野営場
お早うございます。4日目の朝です。
朝から高気圧に覆われて、絶好の登山日和ですね。
■写真45 - 涸沢野営場
今日、奥穂高岳に登る人はウキウキでしょうね。
明日は家で用事があるので、後ろ髪を引かれながらの下山です。
2021年08月27日 07:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/27 7:04
■写真45 - 涸沢野営場
今日、奥穂高岳に登る人はウキウキでしょうね。
明日は家で用事があるので、後ろ髪を引かれながらの下山です。
■写真46
気の早いナナカマドの実が赤くなり始めました。
紅葉の時期の涸沢は人混みが嫌なので訪れる事は無いかな。
2021年08月27日 07:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/27 7:37
■写真46
気の早いナナカマドの実が赤くなり始めました。
紅葉の時期の涸沢は人混みが嫌なので訪れる事は無いかな。
■写真47 - 本谷橋
雨上がりから2日経って、水量が落ち着いたように見えます。
揺れるので1人ずつの通行が良いでしょう。
2021年08月27日 08:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/27 8:20
■写真47 - 本谷橋
雨上がりから2日経って、水量が落ち着いたように見えます。
揺れるので1人ずつの通行が良いでしょう。
■写真48
横尾の吊橋を渡れば、上高地まで梓川沿いの単調な歩き。
流石に3時間は長く感じます。
2021年08月27日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
8/27 10:25
■写真48
横尾の吊橋を渡れば、上高地まで梓川沿いの単調な歩き。
流石に3時間は長く感じます。
■写真49 - 小梨平キャンプ場
この日の日帰り入浴は休業とのこと。
上高地温泉ホテルまでの徒歩が確定しました。
2021年08月27日 11:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/27 11:42
■写真49 - 小梨平キャンプ場
この日の日帰り入浴は休業とのこと。
上高地温泉ホテルまでの徒歩が確定しました。
■写真50 - 上高地BTBS
日帰り入浴でさっぱりして、上高地食堂でビールで一息。
乗り換えが面倒なので、さわやか信州号で帰路に就きました。
2021年08月27日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/27 11:54
■写真50 - 上高地BTBS
日帰り入浴でさっぱりして、上高地食堂でビールで一息。
乗り換えが面倒なので、さわやか信州号で帰路に就きました。
撮影機器:

感想

年に1度のお楽しみ、夏休みの縦走計画は今年も台風によって阻まれました。
8月下旬は高気圧に覆われて晴れるのでは無かったのでしょうか。。。

日程をずらして目的地も変えれば、台風一過の晴れ間に登れそうな感じ。
が、人と会うから週末は家に居ろとの無慈悲な一言で打ち砕かれます。

つまり、雨の中を彷徨するか、家でじっとしているかの2択を迫られたようです。
仕方ない、アプローチに時間を割いて少しでも晴れの可能性を上げつつ上高地へ。


■上高地BTBS→小梨平
夜行バスなら、朝イチで上高地入りできるので行動の幅が広がります。
が、特に毎日あるぺん号はキャンセル規定が厳しくて使うのを躊躇います。

なので、時間に余裕がある時は融通の効く特急でアクセスするようにしています。
上高地に着くのは最早でも12時になりますが、野営場は多いので問題なく。

この日は夕方から雨予報なので、無理せず小梨平で終了にしました。
食堂はあるしお風呂も入れる、至れり尽くせりとはこの事か。


■小梨平→横尾→涸沢
天気予報の通りなのですが、朝から雨なのは流石に気分が乗りません。
予定より2時間ほど延発してみるも、状況は大して変わりませんでした。

降りしきる雨の中を、取り敢えず横尾を目指して歩き始めます。
粛々と歩くだけなので、特筆するような事はありませんでした。

小腹が空いたので、横尾で早めのランチにして登山を再開します。
意外にも雨の中を歩くハイカーが多かった事に驚きました。


横尾から本谷橋までは、標高よりも奥行きを稼ぐ印象でした。
それなりに登りもありますが、平坦なトレースを辿る印象です。

本谷橋を渡ると勾配が増しますが、急坂と言うほどではないように感じます。
石畳で整備されている区間が多くて歩きやすい反面、隙間にストックのゴムキャップが吸い込まれそう。


涸沢下の分岐は、涸沢ヒュッテよりも涸沢小屋へと辿った方がテン場に近いと思います。
涸沢ヒュッテを乗り越す分だけ、時間が掛かるように感じました。

涸沢は500張と言われるほど広大なテン場ですが、コンパネ無しで快適に過ごせるのは数十張ほどか。
受付横にコンパネが積んでありますが、1人で持ち運びするには厳しい重さに感じました。

雨の中テントを設営して、中も外もびしょ濡れのテントに荷物を放り込みます。
涸沢ヒュッテの手作りおでんで気を紛らわせようとするも、品切れで市販品という追い討ち。


■涸沢→奥穂高岳→涸沢岳→涸沢
朝、涸沢の上空はまずまずの天気ながら、槍穂は夕方までガスに覆われるようです。
明日には下山しないと家で雷が落ちるので、今日か明日の朝イチで登らないとなりません。

幾つか選択肢がある中で、今日のうちに奥穂ピストンして涸沢に連泊を採りました。
山頂からの眺望は得られずとも、時間的にも体力的にも無理するべきで無いとの判断です。


登り始めは涸沢カールの迫力を間近に味わえる、パノラマコースがお勧めです。
涸沢小屋からのルートは、ガレた樹林帯をひた歩くだけで楽しさは感じませんでした。

ちょっとした広場になっている取付点で、ヘルメットを装着します。
涸沢からもよく見えた緑色の帯、ザイテングラートを登り始めます。


序盤に現れる鎖のトラバースと、それに続くハシゴの辺りがいきなり核心部でしょうか。
足場が狭くて慎重になりますが、少し緊張したのはそこだけだったように感じます。

朝イチなので離合もなく、岩稜地帯を粛々と登り上げていきます。
ストックは邪魔になるだけなので、涸沢に置いてきてもいいと思います。


穂高岳山荘で一息つく傍ら、どうしても存在感を隠せない南側に聳える壁を見上げます。
これ、よしんば登れても降りて来られるのか不安に駆られるほどの絶壁に見えます。

取り付いてしまえばペンキのルート案内は潤沢で、鎖は手繰る必要もないレベルです。
トラバースするところが足場が狭くて少し緊張したくらいで、他は意外と簡単でした。


序盤の登りをクリアしてしまえば、あとはペンキに従って緩やかに登り続けるだけです。
幾つか偽ピークを見上げますが、いずれも右側を巻いてやり過ごします。

ガスと強風に煽られながら、気付いたら山頂直下まで来ていた事を知ります。
好天の日だったら、北アの名峰たちを俯瞰しながらの気持ち良い稜線歩きだったのでしょう。


周囲など何も見えない奥穂高岳の山頂で休んでいると、僅かにガスが切れて眺望が広がりました。
360度の絶景には程遠いものの、それでも槍ヶ岳、御嶽山、富士山、そしてジャンダルムが目の前に。

同様にガスが切れるのを待っていた数名の方と、歓喜の声を上げながら夢中でシャッターを切りました。
これだけの事と言えばそれまでですが、ガスの中を登ってきたのが報われた気がします。


やがて、再びガスに閉じ込められたのを機に穂高岳山荘へと下山を開始します。
核心部と思っていた山荘直上の壁は、ペンキの通りに歩いたら難なく下りられました。

続いて、手頃な場所にある涸沢岳にも登り返してみる事にしました。
山頂直下はペンキが少なく正規ルートを見失いますが、山頂は見えてるので適当に登ります。

こちらも少し待っていたら、奥穂高岳やジャンダルムに至る稜線が見えたので満足です。
槍ヶ岳方面は一向に見える気配がなかったので、根負けして下山です。


穂高岳山荘でランチがてら足を休めて、涸沢まで下山します。
ザイテングラートの下りもペンキが潤沢なので、よほど疲労困憊でも無ければ大丈夫でしょう。

午後になると、登ってくるハイカーと離合が発生しやすくなるので注意です。
登り優先の場面でも、疲労困憊の人が多いので様子を見ながら対応が求められます。


涸沢に戻って、ヒュッテの生ビールで一人祝杯を上げてテントに引き上げます。
山小屋のお酒は高額なので、調子に乗るとお札に羽が生えるので続きは持参したウイスキーで。


■涸沢→横尾→上高地BTBS
下山するだけなので、朝のんびり起きて朝食を済ませて撤収準備をします。
快晴の空の下、楽しそうに山頂を目指す人たちが羨ましく見えるのは当然ですが。

ピストンなので特筆する事はありませんが、本谷橋までの間はガレに足を取られないよう注意です。
出発が遅くなると登ってくる人と離合の頻度が高くなり、下りのこちらは一方的に譲るのみです。


ある意味で、横尾から上高地までの単調な歩道歩きが試練でしょうか。
このエリアも楽しめたら本物なのでしょうが、残念ながらその境地には至りませんでした。

小梨平の日帰り入浴は休業だったので、上高地温泉ホテルまで歩きます。
コロナ禍の昨今において、上高地で安定した日帰り入浴を行っているのはここだけか。


ガラ空きの温泉を楽しんだら、上高地食堂に移動してランチにします。
帰路はさわやか信州号にしましたが、乗り換えなしで新宿直行は便利です。

ただ、夕方は中央道の渋滞に巻き込まれるのは必至なので気にしない人向き。
上高地の売店で仕入れた酒を片手に、のんびりバスに揺られて帰路に就きました。


■後日談
週末に会う約束だった人は、コロナに罹患したとの事でドタキャンになりました。
もう少し早く知っていれば、山行予定を変えられたのに。。。

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