晩秋の奥穂高岳テント泊1泊2日


- GPS
- 15:03
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 1,712m
- 下り
- 1,751m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 10:30
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:57
天候 | 曇りのち晴れのち暴風雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨で岩場は滑る |
その他周辺情報 | 平日の涸沢テント場や穂高岳山荘はガラガラ 熊は10/20 (月) 5:00 河童橋〜穂高橋(梓川右岸)付近で目撃との事 https://www.kamikochi-vc.or.jp/know/bear-list.html |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
初めての奥穂高岳へ。
今回は1泊2日のテント泊なので15キロの荷物を背負っての登山。
果たしてどうなることやら・・・。
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前日23時に就寝し、24時半起床タイムスを利用して一路さわんど駐車場へ。
さわんどバスターミナルに一番近い、第三駐車場に駐車
到着は4時半頃で埋まり具合は6〜7割程度
その後、バスは予定通り5:00出発で5:30上高地バスターミナルへ到着
バス停にはタクシーも4〜5台待機しており、より早くいく場合タクシーが良さそう。
まだ日が出てないので河童橋からの景観も微妙なのでとりあえず小梨平を抜けて、明神館、徳澤園とひたすら進む。
途中規模のある護岸工事をしているところがあるが、日曜日はお休みみたい。
とにかく横尾山荘までの道のりの長さたるや・・・聞いてはいたけど本当にひたすらほぼフラットな道を10キロもあるくので単調なこともありなかなかつらかった。
横尾大橋を抜けるといよいよ登山道の開始。スタート直後はなんでもない道だが、だんだんと岩がでてくる。
そうして最初に目にする景観は本谷橋だろう。
とにかくゴウゴウと唸るような水量の川にかかる吊り橋は本当に絵になる。
川を越えてからはなかなかの急登が始まる。
ソーダラップ(由来はよくわからない)、Sガレを超えひたすら岩々したところを乗り越えると突如現れる涸沢ヒッッテと涸沢カール!!!
涸沢カールで大休止。1,000円でカレーライスを食べてHP回復、涸沢カールの上方に今日の宿泊地である穂高岳山荘がちらっと見える。カレーを食べているとヘリコプターの音。穂高岳山荘に荷揚げをしているようでした。
HPも回復したので涸沢のテント場を抜けて最後の難関へ調整。ちなみに涸沢テント場は日曜日ということもあってか10張程度しかテントは張られていなかった。晩秋だからそもそも数が少ないのかよくわからないが昨日だともっと沢山あったのかな。
涸沢小屋でヘルメットを装着していよいよザイテングラードへのアタック。
取り付きまでも大きい岩がゴロゴロしており慎重に進む。
ザイテングラードは浮石も多く、岩稜帯としてもなかなかの難易度を感じた。滑落死亡事故も多発しているこのエリアはとにかく慎重に慎重に進みました。
そしてザイテングラードを乗り越え穂高岳山荘へ。
テント道具食事の15キロを背負ってよくこれたと自画自賛。早速テント場を物色する。穂高岳山荘のテント場は段々で複数段に仕切られておりそれぞれ番号がわりふられてます。空いているところにテントを設営してから山荘でテントの受付をするスタイルみたい。今回景観を重視する為、欲張ってかなり上のほうにテントを設営。メリットは圧倒的景観、デメリットは山荘・トイレまでに3階分くらいの階段の上り下りをしないとならない点w とりあえず気温1度、風吹く中でなんとかテントを設営し、受付もして時計を見ると14:30。。。これは奥穂高岳いけるんじゃない!?
ということで、奥穂高岳に急遽アタック開始。本当は今日は涸沢岳で明日、日の出を奥穂高岳で見る計画だったんだけど明日天候悪いと嫌なので(その勘は当たったのでマジで自分を褒めたい)とりあえず行ってみることに。
奥穂高岳への道中は一番最初の鎖&2連の梯子あたりが核心部。高度もあるのでなかなしびれる体験ができました。その後も岩場をひたすら上って40分くらいで山頂に。
山頂からの眺めは叫んでしまうほどの絶景。圧倒的北アルプス感が半端ない。
ジャンダルムから槍まで全部がみえてしまうこの景観は自分の登山の中でもTOP3に確実にはいる景観でした。いやNo1かもしれん。
日曜日15:30なので山頂から見える範囲に人は0。途中すれ違う事もなく完全独占状態で奥穂高岳を堪能。その後30分でサクッと下山しテント場に戻りました。
宴をしつつ、夜を迎えるが、、、強風&雨で揺れるテント。気温もマイナスに絶対なってるなかなかしびれる一夜を過ごしました。朝、そんな天候は続いており、視界不良。これは涸沢岳すら上るの厳しいと判断し、下山を判断。
マジで前日、奥穂高岳にぼっておいて良かった。
強風雨の中でのテント撤収は寒さもあり大変だったがテムレスやバラクラバなど冬用装備の一部を持ってきてたのでまぁなんとかなりました。
テント撤収後、山小屋で準備を整えていざ下山、涸沢カールあたりからは天候も回復し、美しい山々を眺めながらほぼノンストップ6時間弱で上高地バスターミナルまで下ってきました。
その後、ノンストップで4時間30分かけ自宅まで帰宅。
体力がついたことを実感するとともに最高の景観を楽しめた山行でした。
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