白峰三山(奈良田〜農鳥岳〜間ノ岳〜北岳〜広河原)


- GPS
- 14:50
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 3,215m
- 下り
- 2,528m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:25
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:18
天候 | 雨〜曇り〜晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線は爆風でした。道は良く整備されています。 |
写真
装備
個人装備 |
グレゴリー38
チェベダーレ
カリマー
|
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感想
平日は奈良田〜広河原間の早朝バスがないので、一般的なルートの逆で三山を巡りました。ただ、奈良田と広河原の標高差は600m以上あるので、初日の登りは2500m越え!過去最高の標高差にチャレンジです。天気は4〜5日前からあいにくの荒れ予報。でも、飛行機も宿も予約済みだったので、とにかく奈良田に前泊。当日は午後から晴れ予報で、ごく小雨の中を出発し、このまま晴れてくると思ったのですが、残念ながら大門沢小屋まではそれなりに降られました。蒸し蒸しでアウターなんて着ていられないので、この間は傘でなんとかしのぎました。小屋でTシャツを絞ったら、先日の弥彦もびっくりの汗でした。ここで水を補給して、後半の激登りをスタート。さすがに雨もやんできて、風も心地よく、なんとか稜線まで登り切ったのですが、,,.
稜線に出た途端に爆風!激風!いきなり2〜3m吹き飛ばされました。慌てて、少し下って、上下のアウター着て、帽子とザックカバーをしまって、ストック出して、再スタート!しばらくは分岐の鉄柱に慣れるまでつかまった後、まるで冬の八ヶ岳のように、ストックをピッケルに見立てて、一歩一歩進みました。途中逆方向から来た方から西農鳥は凄いと聞きましたが、今更引き返すことも考えられないし、そのまま前進。ただ、農鳥までは稜線の東側にルートがあるので風も穏やかでした。農鳥山頂で一息入れて、再スタートしましたが、大分収まった感じで分岐程ではなく、無事に西農鳥にたどり着けました。そして、山頂で暫したたずんでいると、雲があれよあれよいう間に流れていき、間ノ岳〜北岳、さらに鳳凰三山まで一望に!これを見たかったんですよね。
その後は、ソロリソロリと下り1時過ぎに小屋に到着しました。小屋は9月いっぱいの営業で既に水場は撤去済みと言うことで、水にお湯までサービスで頂くことができ、のんびりと炬燵で至福の一時を過ごしました。この日は、その後に北岳方面から2+2人の方が到着でした。最後の一組は外国の方々で、なんと日没寸前。翌日も奈良田まで6〜7時間だから7時頃出発でOKみたいなことを話してました。山は早出早着って日本だけの話なんでしょうか?
午前1時にトイレに起きたときは満天の星空で、あまりの星の多さにオリオン座すら判りにくかった程だったのに、出発の4時になるとなんと霧のなか。とは言え14時半のバスに乗らないと、延々20kmの林道を奈良田まで歩く羽目になるので、気を取り直して間ノ岳に向けて出発!小屋の方が笑顔で送り出してくれました。この時期になると5時でもまだ真っ暗で、黄色いマーカーを見失わないように慎重に進み、夜明け過ぎに間ノ岳に到着!残念なことに相変わらずの霧の中。ただ、ちょっと下ったところで一瞬だけ山頂が見えました。その後は再び霧の中を北岳山荘を経て、メインの北岳山頂に到着!たくさんの方で賑わっていてビックリ。あまりの喧噪に恐れをなして、山頂の写真を撮って、早々に肩の小屋に。お腹が空いていましたが、結構なお値段なので、ぐっとこらえてさらに先を急ぎます。草滑りから白根御池を経て、お腹をグーグー言わせながら11時過ぎに広河原に到着。余裕で、2時半のバスに間に合いました。
初日の累計登りはgarminではなんと3000m越え。膝に相当負担がかかったらしく、しばらくはバンテリンのお世話になりそうです。次回は逆ルートをテント泊で巡りたいですね。
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