富士山 水ヶ塚〜富士宮ルート〜お鉢〜御殿場ルート〜双子山〜水ヶ塚


- GPS
- 08:22
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,573m
- 下り
- 2,562m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:23
下り 標準CT6:30 実際CT2:59 短縮率45.9%
total 標準CT16:40 実際CT8:23 短縮率50.3%
天候 | 晴れ→山頂のみガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4時半時点で空きはまだありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
須山口登山歩道、下山歩道は明瞭。案内も各所にあります。 分岐が多いので自分の行きたい方向を把握しておくこと。 五合目〜山頂は問題なし。 御殿場ルート二合八勺分岐より須山口下山歩道へ。 ルート上のトレース明瞭。定期的に杭&案内板があるので迷わないと思います。 上双子山は明瞭な登山道なしですが、どこからでも登れます。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今週末は天気予報が良くなく山はお休みのつもりでした。
ところが、土曜の夜の予報を見ると悪くないところまで好転!
突発ですが下調べの済んでいた富士山to水ヶ塚+主杖流しをやってみることにしました。
暗いうちに水ヶ塚公園に車を駐車。
バイトの兄ちゃんが駐車料金を徴収しつつ、「タクシー使われますよね?」と聞くので「ここから登るから使いませんよ」と答えました。
「え?でも五合目までは車で行けませんよ?」と。知ってるからここに停めてるんだよ!
「須山口登山道ってあるでしょ。それ使って山頂まで行きますから」
「え?え?でも、タクシー使わないんですか?」だから使わないってば!!
朝からとんだ押し問答でした。
快適な樹林帯を歩いて行くと、宝永山第二火口付近で森林限界に達して視界が開けた。
宝永山のダイナミックな景観、そしてそれよりも遥かに大きい富士の山体。
近距離から富士山の大きさを感じれる場所です。
富士宮ルートに入ると人がわんさか。
六合目上部付近より御中道に入り主杖流しへ向かうつもりでしたが、富士宮ルートを歩いた途端に無心で登るモードにスイッチが入ってしまったらしく、気付いたら既に七合目(汗
何度も登ったルートなので、タイムトライアルをしたりと黙々と登る場所と身体が覚えてしまっているようです。
戻るのもなんなのでこのまま頂上を目指すことにしました。
九合目を過ぎたあたりから、体力消耗なのか高山病なのかグッタリと休憩している人が目立ちました。
運動不足、寝不足に慣れない高山なので仕方ないですね。
道中吐いた跡があったり、なかなか壮絶な状況の方が多くいたようです。
僕は無事に登頂。剣ヶ峰、お鉢を回りました。
途中、妙に眠気と気だるさが出てきました。どうやら高山病のようです。
以前御殿場口から登った時も同様な症状が出ましたので、疲労なのでしょうかね。
下山を開始して程なくすると症状はパタりと無くなりました。
御殿場ルートを下山中、妙な集団に出くわしました。
総勢30〜40名からなる大所帯で、先頭の10名ほどはなにやらプラケースを背負子で持ち上げている。
中身は何か尋ねると「テレビの撮影機材です」。
どうやら24時間テレビで富士山に登っているとのこと。
タレントの方もいっしょで普段テレビを見ない僕でも知っている顔が。
女性のタレントの方はキレイな顔立ちのままでしたが、汗とかかかないんでしょうかね。御殿場ルートは過酷だと思うんですが。
なかなかレアな体験をしました。
大砂走りは何度か通過したことがありましたが、宝永山へ向かったり、途中から合流したりでしたので、全部を一気に歩いたのは今回が初めてでした。
富士登山駅伝の衝撃的な動画の記憶も新しく、そこまでとは言わずとも駆け足で下ってみました。
これがまた爽快!!気にするのは着地点だけ!
重力に身を任せるだけで勝手に足が出る感覚は他では味わえません。
ただ、宝永山を過ぎたあたりから足の疲労が溜まり踏ん張りが効かなくなるのに加え、斜度がキツくなってブレーキが効かなくなってきます。
ヤバい!と思って走るのを止めて歩こうとしても、斜度のキツさでまた勝手に走りだしてしまう!!
下に到着したころには足ガックガクでした。
ここを全力で走り抜ける人たちはどんな鍛え方してるんだろう・・・
ついでのつもりで登った双子山でしたが、なかなか良い場所でした。
前を見れば箱根外輪山と御殿場の町並み、後ろを見れば宝永山と富士山頂。
山頂は広く、静かで落ち着ける空間です。
上双子山も下双子山も熟年ハイカーが多数でしたが、経験でそういう場所を知っているんでしょうねぇ。
こういうところでもやはりコーヒーか。
当初計画では16時頃下山予定でした。
が、3時間も巻いての下山!!コースタイム短縮率も初の50%切り!!
自分で驚きました。
五合目〜山頂は想定どおりですので、コースタイムの緩さが要因だと思います。
距離もそこそこ、大砂走りのダメージもあり、脚ガクガクでのゴールとなりましたが。
自分もまだまだですね。
コメント
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そんな下から
それでも僕が五合目から登るより速いです。
僕も9月の何処かでユックリ登ってみます。
五合目から
fumihiko_onoさん、コメントありがとうございます!
富士宮ルート基準で考えるとかなり下からと思いますが、標高差でいうと御殿場ルートと変わらないんですよねぇ。
樹林帯があったり火口があったりして御殿場ルートよりおもしろかったです
五合目ってことは御殿場ですかね
mattsooさん、こんばんは。
先週我が隊(同級生の方)が、2日かかりで登った山とは別の山でしょうか?
と、言いたくなるくらい早いですね
自分もkaiさんのレコ以来、麓の一合目から登ってみたいとは思ってますが、最近マッタリ続きで体力的に無理っぽいです。
いつも気になっていた「双子山」に登りましたか?御殿場ルートを歩いてると景色が変わらず辛いので、いつも「この山で充分なんじゃないの?」って思ってしまうんですよ。
最近体力が無いから本当にそうなりそうです
is_pinarelloさん、コメントありがとうございます!
isさんがソロならこのくらいは軽いですよ
富士山五合目よりずっと下部はいろんな表情を持っていておもしろいですね。
精進湖からの樹海を通るルートも最近気になっています。
日帰りはキツイでしょうが
双子山良かったですよ!
富士山を眺める特等席のような場所で人も少なくのんびりできました。
双子山だけだとis隊には物足りないでしょうから、何かのついでにでも
mattsooさん、こんばんは
水ヶ塚から山頂まで4時間強とはかなり速いですね
僕も今週末に五合目から山頂を目指しますが、このような速さで登る事は出来ませんので少し歯がゆいです
テレビ>何かと富士山ばかりですが、たまには趣向を変えて南アルプスや北アルプスにしてくれませんかね? ワンパターン過ぎて登山経験者から見ると演技臭く退屈です
kaikaireiさん、コメントありがとうございます!
たいへん恐縮です
最近、kaikaireiさんにスピードを褒められることがあるのでうれしいです
もちろん登山靴でした。バーナーなど無しの軽量装備でしたのでスピードは出せます
引率登山は自分のペースで歩けずもどかしいですね
良いお手本レコがありましたので、みなさんで富士登山を楽しんでください
テレビは確かに富士登山多いですね。
しかも断片的にしか映像を撮らないものだから更にワンパターン。
その程度の内容なのにあれだけの人数が必要なのかが疑問でした。
テレビは観ないのでよく分からんです
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