2016.07_飯豊山 縦走(福島〜新潟)


- GPS
- 35:41
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 3,708m
- 下り
- 3,956m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:20
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 10:05
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:58
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:51
7/27(山初日) :福島県・川入(登山口)→本山小屋 (小屋泊)
7/28(2日目):本山小屋→御西小屋→大日岳→御西小屋→烏帽子岳→梅花皮小屋 (小屋泊)
7/29(3日目):梅花皮小屋→北股岳→門内岳→地神山→頼母木小屋(幕営)→朳差岳→頼母木小屋 (テント泊)
7/30(4日目):頼母木小屋→大石山→足の松尾根取付(新潟県・下山)
奥胎内ヒュッテ→中条駅(タクシー)、中条駅→新津駅(JR)、ビジネスホテル新光(泊)
7/31(日)新潟市新津→高知市
天候 | 7/27(水) 山1日目 雨のち曇り、のち雨 7/28(木) 山2日目 晴れのち雨 7/29(金) 山3日目 晴れのち雨 7/30(土) 山4日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
高知自動車道、高松自動車道、瀬戸中央自動車道、山陽自動車道、舞鶴若狭自動車道、北陸自動車道を経て、磐越自動車道の新津で高速道路を下りる。所要時間は12時間。 ・新潟・新津に、車を停める。(ビジネスホテル新光) 新潟・新津から民宿「村杉荘」までは、JRとジャンボタクシーを利用し、所要時間は4時間であった。 7/30(土)奥胎内ヒュッテ→中条駅(タクシー)、中条駅→新津駅(JR)、ビジネスホテル新光(泊) 7/31(日)新潟市新津→高知市 |
写真
林道登山口6:05→9:30剣ヶ峰直下(大休憩)9:50 →剣ヶ峰→10:55三国小屋→12:50切合小屋(昼食)13:20→草履塚→16:00本山小屋
小屋から急登を登り詰めると草履塚。その草履塚の手前にお地蔵様があり、合掌、お辞儀をして無事下山をお願いする。
19時頃、管理人さんから「80歳の男性が予定の小屋に着いていないので、明日、御西小屋から梅花皮(カイラギ)小屋の間を注意して歩いてほしい」と依頼される。
山初日は、天気に恵まれず、各ポイントでのパノラマを十分楽しむことはできなかったが、稜線に広がる高山植物と残雪が疲れを癒してくれた。全員、20時には就寝する。
本山小屋 5:50→6:10飯豊山6:15 →7:50御西小屋6:00→8:40文平ノ池→9:40大日岳9:50→11:10御西小屋(昼食)12:00→12:40天狗岳→14:40烏帽子岳14:55→15:30梅花皮岳→15:55梅花皮小屋
4時起床。朝食を済ませ、予定より20分遅れの5時50分に出発し、20分、6時10分に飯豊山頂上につく。
飯豊山頂上から北方の峰々が見渡せる。頂上から御西小屋までは高山植物の海で、その広さに感動する。御西小屋には張り紙があり施錠されていた。昨夜の男性の捜索に出ているのではないかと思った。小屋の入り口横にザックをデポさせてもらい、サブザックで大日岳へ向かう。
御西小屋まで戻ると小屋の管理人さんに会う。80歳登山者の件を尋ねると、やはり、捜索にでられていたようで、「御手洗ノ池の手前の雪渓で滑落し、残念な結果に・・・。三つ目の雪渓には注意してください」とアドアイスを受ける。
福島の山都駅から民宿のある川入まで乗ったジャンボタクシーの運転手さんが、15歳ぐらいのときに白装束で飯豊山に登ったと言っていた。この飯豊連峰が信仰の山で、地元の人たちの生活に密着していたことがわかる。
当初、泊りはこの頼母木小屋ではなく、朳差小屋(えぶりさしごや)の予定だった。
避難小屋の管理人さんの情報やアドバイスで、水の確保が容易な頼母木小屋に変更した。
(写真は16時撮影)
頼母木小屋からサブザックで朳差岳(えぶりさしだけ)をピストンすることにした。
結論から言えば正解だった。朳差岳からの帰りは雨になったこともあるけれど、朳差小屋周辺には水がなく、水を確保したうえでの重装備の登山は体力的にきつかったかもしれない。
頼母木小屋5:40→6:15大石山6:20→6:55イチジ峰7:05→8:10英三ノ峰→ 8:40滝見場 →9:15姫子ノ峰→10:20足の松尾根登山口
管理さんの見送りを受け頼母木小屋をあとに昨日歩いた大石山への道を下る。大石山で主稜線に別れをつげ、足の松尾根へ。
急な下りの登山道は、灌木帯から樹林帯に入るとブナの根が張る下りとなる。イチジ峰、ヒドノ峰、英三ノ峰、滝見場その他の岩場を通過してしばらく下ると、再び姫子の松とブナの根が張る急な下りとなる。下り切ると、足の松尾根登山口の標識のある林道に出る。
感想
・GPSログによる登録(入力)
ヤマレコを使い始めて日が浅い(2019年3月から使用)。過去にGPSログを取っている山行をアップロードしている。 DIY GPS(iPad mini3)+カシミール 連携
標高2000m級の山々が連なる東北最大級の山を南から北へと、山3泊4日で全山を縦走する。移動距離は、約47km。
山初日は福島県の川入から入り飯豊山を目指す。天気はあいにくの雨だ。2日目は大日岳をピストンする。3日目は朳差小屋に泊まる予定だったが、避難小屋の管理人さんの情報やアドバイスで、水の確保が容易な頼母木小屋に泊まることにした。4日目は新潟県に下山する。
当初、泊りはこの頼母木小屋ではなく、朳差小屋(えぶりさしごや)の予定だった。しかし、避難小屋の管理人さんの情報やアドバイスで、水の確保が容易な頼母木小屋に変更した。この頼母木小屋からサブザックで朳差岳(えぶりさしだけ)をピストンすることにした。
結論から言えば正解だった。朳差岳からの帰りは雨になったこともあるけれど、朳差小屋周辺には水がなく、水を確保したうえでの重装備の登山は体力的にきつかったかもしれない。
朳差岳の直下には、無人の朳差避難小屋がある。一夜過ごすかもしれなかった小屋を確認してから朳差岳を目指す。
朳差岳頂上から前朳差岳への道を10分ほど下ると頼母木小屋の管理人さんが勧めてくれた場所に出た。
そこは長者平で湿原だ。1600mぐらいの標高の所に湿原があるなんて、不思議だ。ニッコウキスゲや湿原の植物と思われる花が咲いていた。ガスが発生し、幻想的で今までとは異なる別天地のように思えた。
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