記録ID: 1555273
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無雪期ピークハント／縦走
飯豊山
真夏の飯豊連峰全山縦走「あまりの暑さにバテバテ」大石口→川入
2018年08月12日(日) 〜
2018年08月14日(火)
山形県
福島県
新潟県
manimani
その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 55:43
- 距離
- 48.9km
- 登り
- 4,087m
- 下り
- 3,724m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 11:31
距離 16.0km
登り 2,101m
下り 681m
2日目
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 3:19
- 合計
- 11:21
距離 18.7km
登り 1,475m
下り 1,121m
16:21
3日目
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:49
距離 14.1km
登り 488m
下り 1,939m
| 天候 | 8/12(日) 晴れ 灼熱微風 8/13(月) 曇り時々晴れ→小雨→曇り 8/14(火) 曇り時々雨→くもり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
登山口の大石ダム東俣彫刻公園へ移動 川入からの移動は林道飯豊桧枝岐線を通行すると便利 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆大石ダム登山口〜林道終点〜カモス峰〜千本峰〜前杁差岳〜杁差岳 ・林道はアブの大群が押し寄せる顔はネットを被って対策で来たが サポートタイツの上から数か所刺されてしまった。 ・林道終点から東俣川の橋を渡るといよいよ権内尾根の本格的な急登が始まる ・カモス峰〜千本峰〜前杁差岳 危険個所はないのでじっくり登ることだけを考えた ・前杁差岳〜杁差岳 傾斜も緩み気持ちが良い稜線歩き ◆杁差岳〜飯豊主稜線〜大日岳〜飯豊本山 危険個所は特にないが真夏の稜線は熱中症に要注意 水を切らさないように注意したい。 主稜線から外れる大日岳は御西小屋から片道約1時間程度、往復2時間 ◆飯豊本山〜切合小屋〜三国小屋〜剣ヶ峰〜川入登山口 ・御秘所の岩稜は三点支持と鎖をしっかり確保して通過したい悪天時の通過はより慎重に ・切合小屋から三国小屋までの登山道は小さなアップダウンが連続する トラバース気味の登山道で歩きづらい、ハシゴと鎖が一か所あるが鎖は使わない方が楽に登れ(下れ)るかも ・岩稜の剣ヶ峰は左右が切れ落ち高度感抜群 濡れると滑るので慎重に、じっくりと挑みたい ・地蔵山の分岐から川入へは長坂と呼ばれる急坂が続くが適度に休憩スペースがあるので無理せず休みながら下山した。 ◆水場情報(今回使った水場) ・杁差小屋：小屋裏手から10分ほど下ったところに水たまりがある、水面はゴミが浮いているが水中から湧水が沸いているので中から汲めば大丈夫 ・頼母木小屋：小屋前にじゃぶじゃぶ出てます、冷たい ・梅花皮小屋(治二清水)：小屋から水平に2分ほど、水量少な目 ・御西小屋：小屋から10分ほど下り、水量普通、冷たい ・切合小屋：小屋前、水量チョロチョロ ・峰秀水：水量少し少な目、冷たい ◆テント場情報 (今回使ったテント場) ・頼母木小屋：草地+土 15張ほど 日本海に沈む夕日最高 料金：500円 ・御西小屋：土 20張ぐらい？ 大日岳の眺め最高 料金：500円 |
写真
天気が悪そうだったので予定していた北アから天気が良さそうな飯豊へ変更
折角なので飯豊を全部歩いてみよう
折角なので飯豊を全部歩いてみよう
登山届出さないとね
今回は飯豊連峰を登るのは初めての友人と一緒です
果たしてどうなる、では行ってきます！
今回は飯豊連峰を登るのは初めての友人と一緒です
果たしてどうなる、では行ってきます！
東俣川沿いの林道をしばらく歩き林道終点へ到着
この林道、大量のアブが寄ってきてすでに数か所刺されてしまう
この林道、大量のアブが寄ってきてすでに数か所刺されてしまう
初、飯豊の友人は柿ピーで栄養補給
なんでも600kcalの3袋持って来たとか
なんでも600kcalの3袋持って来たとか
しんどい…
飯豊の登りはどこもきついのはわかってるはずなんだけど
今日は特にきつく感じる
飯豊の登りはどこもきついのはわかってるはずなんだけど
今日は特にきつく感じる
少し進んで日陰で休憩
徹夜で登り始めたせいか
疲れと睡眠不足で急激に眠気が襲う
徹夜で登り始めたせいか
疲れと睡眠不足で急激に眠気が襲う
あまりの暑さで持ってきた水は残り僅かこのままでは頼母木小屋まで干からびてしまう
まだ確認したことがない杁差の水場へ向かう
小屋の裏手から水場へ
2
8/12 13:35
あまりの暑さで持ってきた水は残り僅か
このままでは頼母木小屋まで干からびてしまう
まだ確認したことがない杁差の水場へ向かう
小屋の裏手から水場へ
このままでは頼母木小屋まで干からびてしまう
まだ確認したことがない杁差の水場へ向かう
小屋の裏手から水場へ
10分くらい下った所にあった水場
水面にゴミは浮いているが水中はキレイ
湧水が湧き出しているのか水中は冷たい水でした
水面にゴミは浮いているが水中はキレイ
湧水が湧き出しているのか水中は冷たい水でした
大石山の山頂、本当は左端のピークだけど
標識あるしここでいいよね
標識あるしここでいいよね
頼母木小屋とうとう着いたぞー！
いやいや、今日は本当に疲れた…
今までで一番つらい行程だったのは間違いないな
とにかく暑さにまいりました
5
8/12 16:24
頼母木小屋
とうとう着いたぞー！
いやいや、今日は本当に疲れた…
今までで一番つらい行程だったのは間違いないな
とにかく暑さにまいりました
とうとう着いたぞー！
いやいや、今日は本当に疲れた…
今までで一番つらい行程だったのは間違いないな
とにかく暑さにまいりました
夕日と食事の時間がかぶった！
パスタできたけどとりあえず後回しだ！
パスタできたけどとりあえず後回しだ！
稜線は適度の風が吹いて心地よい
雲はあるもののまあまあの天候
直射日光がないだけでかなり助かる
雲はあるもののまあまあの天候
直射日光がないだけでかなり助かる
山頂から見る石転び沢
この時期登る人はいるのだろうか、あまり聞いたことがない
この時期登る人はいるのだろうか、あまり聞いたことがない
これから歩く稜線が見渡せる
梅花皮岳〜烏帽子岳〜御西岳〜飯豊本山
梅花皮岳〜烏帽子岳〜御西岳〜飯豊本山
治二清水
この水場はじゃぶじゃぶ出ているイメージだったが
この時期はチョロチョロ
でも汲むには十分な水量
この水場はじゃぶじゃぶ出ているイメージだったが
この時期はチョロチョロ
でも汲むには十分な水量
梅花皮岳(2000m)
梅花皮←読めない人も多いはず、カイラギです
梅花皮←読めない人も多いはず、カイラギです
烏帽子岳(2018m)
やりましたー
2018年、今年の山に登頂！
やりましたー
2018年、今年の山に登頂！
御西小屋に到着すると大日岳からものすごい勢いで雨が近づいてくるではないか！急いでテントを設営、なんとかずぶ濡れにならずに済んだ
3
8/13 11:42
御西小屋に到着すると大日岳からものすごい勢いで雨が近づいてくるではないか！
急いでテントを設営、なんとかずぶ濡れにならずに済んだ
急いでテントを設営、なんとかずぶ濡れにならずに済んだ
雨雲レーダーを見るとちょうど飯豊付近が境目付近南では真っ赤になるほどの雨量
大日岳は無理かなぁ、まだ時間はあるし待ってみよう
2
8/13 12:25
雨雲レーダーを見るとちょうど飯豊付近が境目付近
南では真っ赤になるほどの雨量
大日岳は無理かなぁ、まだ時間はあるし待ってみよう
南では真っ赤になるほどの雨量
大日岳は無理かなぁ、まだ時間はあるし待ってみよう
飯豊連峰最高峰、大日岳(2128m)
二度目の登頂だが今回もガスかぁ〜残念
二度目の登頂だが今回もガスかぁ〜残念
オンベ松尾根
登山口から標高差1600m
アップダウンもきつく登るのは一苦労だろう
登山口から標高差1600m
アップダウンもきつく登るのは一苦労だろう
西大日岳〜薬師岳
国土地理院の地形図を見ると薬師岳までの登山道の表記があるが行けるのかね
国土地理院の地形図を見ると薬師岳までの登山道の表記があるが行けるのかね
御西小屋とカラフルなテントが小さく見える
遥か向こうに見えるが実際は1時間ほど
遥か向こうに見えるが実際は1時間ほど
ガスが取れたので大日岳をもう一枚
なだらかな道の後に最後の急登がある
なだらかな道の後に最後の急登がある
今日の晩御飯は
ミートソースパスタにスライス餅を投入
餅、意外と合うな
ミートソースパスタにスライス餅を投入
餅、意外と合うな
本山小屋に到着雨具を脱いで少し休憩と思ったところ…急に雨が強まる。
今脱いだばかりなんですが(苦笑)
結局休憩なしで先へ進むことに
3
8/14 6:13
本山小屋に到着
雨具を脱いで少し休憩と思ったところ…急に雨が強まる。
今脱いだばかりなんですが(苦笑)
結局休憩なしで先へ進むことに
雨具を脱いで少し休憩と思ったところ…急に雨が強まる。
今脱いだばかりなんですが(苦笑)
結局休憩なしで先へ進むことに
切合小屋さて、休憩するかと雨具を脱ぎだす
するとまた雨が強まりだす、何なの今日？
またしても休憩もそこそこに出発することになった
2
8/14 7:40
切合小屋
さて、休憩するかと雨具を脱ぎだす
するとまた雨が強まりだす、何なの今日？
またしても休憩もそこそこに出発することになった
さて、休憩するかと雨具を脱ぎだす
するとまた雨が強まりだす、何なの今日？
またしても休憩もそこそこに出発することになった
種蒔山〜三国小屋の登山道は小さなアップダウンが連続する
疲れた体に堪えるよ…
疲れた体に堪えるよ…
三国小屋に到着休憩していると歩荷の人が登って来た。
荷物の重さを聞いたところ30kgちょいとか
やっぱりすごい、あの急登を登れるとか自分には考えられないわ
4
8/14 9:26
三国小屋に到着
休憩していると歩荷の人が登って来た。
荷物の重さを聞いたところ30kgちょいとか
やっぱりすごい、あの急登を登れるとか自分には考えられないわ
休憩していると歩荷の人が登って来た。
荷物の重さを聞いたところ30kgちょいとか
やっぱりすごい、あの急登を登れるとか自分には考えられないわ
地蔵山手前の分岐
ここから川入へ下山です
川入からの登山道は初めてなので楽しみ
ここから川入へ下山です
川入からの登山道は初めてなので楽しみ
上十五里、中十五里、下十五里と等間隔でいい休憩スペースがあり助かる。
ここは中十五里だったかな
ここは中十五里だったかな
御沢キャンプ場
これで縦走も終わりだが
大石ダムの登山口に停めた車を回収するため移動が最後に残っているのであった。
これで縦走も終わりだが
大石ダムの登山口に停めた車を回収するため移動が最後に残っているのであった。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
テント一式
マット
食料4日分
|
|---|
感想
予定していた北アルプス遠征は天候が悪そうだったので中止して
天気がよさそうな飯豊の縦走に急遽予定変更。
折角なので前々から挑戦したいと考えていた飯豊全山縦走にチャレンジ。
登山口、下山口へ車の移動していたら寝る時間がなくなってしまい、ほぼ徹夜で登り始めた。快晴の天気の容赦ない日差しと疲れと寝不足で、ペースも上がらず、何度も休憩をとることになった。
稜線は心地よい風も吹き、快適な稜線楽しめた、やはり飯豊の稜線は何度歩いても素晴らしい。頼母木小屋では日本海に沈む夕日を堪能、去年も見たが頼母木から眺める夕日は素晴らしいものだ。
最終日は生憎の小雨模様だったが時折ガスもとれ山深い飯豊の景色を眺められた。
飯豊初めての友人を連れての飯豊縦走だったが、自分よりも全然経験の浅い友人のほうが体力があり、自分の方がへばってしまった。
北アルプスも素晴らしいがやはり山深い飯豊の山は北アにも引けを取らない良い山です。日帰りも可能だが飯豊は泊まりで縦走するのを勧めたいですね。
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TONOです。お久しぶりです。manimaniさんも北アを中止しての飯豊でしたか。1日目の頼母木小屋が一緒で、2日目はほど同じ時間帯で移動していたんですね。初日は全く気付かなかったのですが、2日目の途中でmanimaniさんに似た人だけどちょっと違うかな・・・と思いながら歩いてました。写真を見ると頼母木小屋で自分のテントが写っているし、梶川分岐で姫の後ろ姿も写っているし、御西小屋でもテントが写っているので間違いないですね。そういえば水場でも一緒でしたね。私も大日岳のピストンは計画していたのですが、御西小屋に到着した時点でもう体力の限界でした。翌日はガスと雨と風の中、ダイグラ尾根を無事に下山しました。
この調子だとまたどこかの山でお会いするときがありそうです。残雪の葉山での様に山談義楽しみにしています。（TONO）
TONOさん、おはようございます。
2日目の稜線歩いてるとき私もTONOさんに似てるなぁ、話しかけてみようかなぁと考えながら歩いていました、話しかければよかったぁ
御西小屋に着いたら雨が降り出しましたよね、あれで大日岳は自分たちも一時諦めたのですが、なんとか大日岳も踏むことが出来ました。
3日目のあの天候でダイグラを下るとは…レコ見ましたが苦労がよく解りました。
またお会いできる日、ありそうですね
お疲れ様でした。
北アルプスにも匹敵する縦走路。
徹夜明けの苦しさが滲み出ていましたね。
でも、その先に待ち受ける展望や充実感は素晴らしいですね。
また参考にさせていただきます！
moonさん、おはようございます。
真夏の飯豊は初めてでしたが、徹夜明けにあの灼熱微風の天気にはまいりました。
今度歩くなら真夏は避け、涼しい時期を狙いたいと誓いました(苦笑)
飯豊の稜線は何度歩いても最高です
半端じゃない暑さが写真から伝わってきます。
一度はやってみたいコースですが、車のデポも一苦労な距離。30時間オーバーの行動時間。なかなか手が出ません。それにしてもやっぱり飯豊はいいですね。
お二人お疲れさまでした。
公共交通機関やバス、タクシーを使うのは億劫で中々踏み出せなかったのですが
丁度、友人も行きたがっていたので車2台使うことができ要約歩くことが出来ました
真夏の飯豊の容赦ない日差しでバテバテ、飲み水の残量を気にしながら登ってました。
いつもは静かな飯豊ですが、やはりお盆、人が多かった。お盆も過ぎるとまた静かになりそうですね。しかし飯豊はやっぱり良い！
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