奥秩父主脈縦走(2025/11)

- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:11
- 山行
- 11:54
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 12:30
- 山行
- 15:10
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 16:02
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
写真
感想
今回、秋シーズンの奥秩父主脈縦走の総仕上げとして2泊3日で計画したが、登山回数の減少による体力低下 (今年二回目の登山) 、荷物の重量増加 (従来よりも2kg増量) 、一日平均の摂取カロリーの低さ (1,300 kcal) などの理由から、予定の山行時間を大幅に遅れた。
実際、山行時間0〜5min/hr*の増加と休憩時間の増加がヤマレコの記録からも確認できる。秋シーズンでも、3泊4日で計画するのが山行時間的にも体力的にも余裕があると思う。
Base Weight 6.5kg, Pack Weight 9.8kg (water 1L included)
(一日目)
バス停 (韮崎駅) に着いたところ、意外にも誰も並んでいない。定刻を過ぎてもバスが来る気配もない。何となくバス停標識を眺めていると、先月から平日は運行休止になっているという案内が目に留まった。色々悩んだが、タクシーを利用することにした。
山行中にスマホで写真撮影したときに分かったことは、スマホの画面ロックの解除について、あらかじめ指紋認証を解除していなけばならないことと、グローブはタッチパネル対応のものを着用しなければならないことだ。撮影のたびにグローブを外して指紋認証をしていると、手が冷えて体温が低下してしまう。
(二日目)
今回の山行は、ホームエリアということもあり精神的な余裕はあったものの、思った以上に身体的にバテてしまった。明日、朝イチで雁峠から下山しようかと思っていたが、雁坂嶺を越えた辺りで数人の登山者とすれ違った。午後3時を過ぎているのに今からどこまで行くのだろう。「弱気な自分に喝だ」と自分を奮い立たせ、日没後どうにか笠取小屋にたどり着いた。三連休の初日ということもあり、20以上の色々なシェルターが設営されている。中にはロープライトを取り付けたものもあり、それぞれの楽しみ方をしているようだ。午後8時を過ぎていただろうか、隣のテントの登山者が悪酔いしているのか大騒ぎをしていた。それに対応する管理人も大変な仕事だなと二人のやり取りを聞いていた。
(三日目)
笠取山分岐 (水干尾根) を過ぎると、登山道が笹の葉で覆われ分かりにくくなってきた。そして、黒塊山に至る登り斜面の途中でロストすることになってしまった。とにかくアプリを確認しながら笹をかき分けて登り、どうにか登山道に戻れた (写真10) が、パンツの膝下やソックスが笹の葉の露で濡れてしまった。さらに黒塊山を越えると雨が降り出したこともあり、濡れたソックスを交換した。
狼平を過ぎたあたりからアプリが機能していないことに気づく。雲取山でスマホを再起動してみたが改善はみられない。半ば諦めてオフラインからオンラインにしてみたら「登山を開始します」とのアナウンスが流れた。ここまで来てこのトラブルを抱えたことに怒りを感じた。
雲取山を越えると下りの登山道が続くが、最後のピーク、七ツ石山を登る気力はもはやなくトラバースをしたが、思ったよりも時間がかかった気がする。七ツ石山を過ぎると、六ツ石山付近まではフラットな登山道が長く続く。歩きやすいものの、登山道上には大量の落ち葉が堆積して意外に疲れた。乾燥した落ち葉は意外に滑りやすい。足を取られて斜面を滑落しそうになった。ヘッドライトの光の中では周囲の情報が遮断され、ただ終電時間のことしか考えられず、もくもくと歩いていた。
六ツ石山分岐に近づくと、一つのライトが近づいてくる。一人の外国人の登山者だった。午後8時にもなろうとしているのに今からどこまで行くのだろう。「弱気な自分に喝だ」と自分に言い聞かせ、先を急いだ。
帰宅できる終電時間は9:40である。登山口に着いたときには、間に合うか間に合わないかのギリギリの時間であったが、体力的にもうスピードを上げることができない。もう無理だと最終電車を諦め、コーラを飲みながら奥多摩駅にたどり着いたのは午後9:42だった。待合室で身体を拭くなど身支度を整え、これからどうするかスマホで調べていると、立川のマクドナルド (24時間営業) を見つけた。その後、朝まで漫画喫茶で過ごし帰路に着いた。
今回、キャンプのレベルを向上させようとギアを変えたことで重量増加に繋がり、結果としてハイクのレベルが低下した (山行時間が増加した) 。上で述べた理由から、もう少し登山回数を増やす必要性があるし、行動食は甘いものばかりでなくしっかりした食事をとる必要性もある。それでも、面白い山行ができたと思う。
* 予定の山行時間1時間に対して、実際の山行時間は1時間+0〜5分であった。
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