好展望と好転希望を求めて棚横手〜甲州高尾山へ


- GPS
- 04:59
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,310m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 4:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・勝沼ぶどう郷駅〜は林道も含み舗装道路歩き ・棚横手までは登山道だが2度林道とぶつかる。 1度目の林道ではすぐそばに展望台がある。 ・棚横手〜甲州高尾山の稜線に出ると展望が開ける。棚横手までは急登 ・甲州高尾山から大善寺までの間に2度急坂の区間がある ・大善寺からは勝沼フットパスの看板に従いながらぶどう郷駅まで戻る |
その他周辺情報 | ぶどうの丘で入浴可能、今回は利用していない。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
解熱鎮痛剤
芍薬甘草湯
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
スマホ予備バッテリー
山と高原地図
手拭い
手袋
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
|
---|
感想
多忙.忙殺.殺伐を極める日々に翻弄され、ようやく捻出出来たハイキングの時間。
前々日に車の調子が悪くなり折角捻出したこの日にディーラーに持っていかなくてはならなくなり、近場へ行き先変更も考えたが計画を見直し、予定通りの山へ行ってきた、半ば意地で。仕事も車も風向きがあまりよくないので是が非でも行きたい衝動に駆られていたのである。
高尾山。
関東圏、というか東京神奈川埼玉住まいの人間には例の、ミシュランの、観光地かっていうようなあの山を思い浮かべるのは当然である。
今回は単にその高尾山と甲州高尾山を自分の目で見比べてみたいだけの理由で赴いた。
まずは棚横手へ向かう。不動尊までの長い舗装道、林道歩きに久しぶりの山行を敢行した私は息が上がり、意気消沈気味。
まだ登山道に踏み行ってもいないのにこの体たらくである。
途中の展望台でほとんど見えない展望を眺めながら早々に芍薬甘草湯を投与する。
薬のプラセボ効果がやる気を少し沸かせ、順調に甲州高尾山と棚横手の稜線と合流。
しかしそこからが急登だった。
山歩きをまともにしていなかった代償にすっかり登る脚を失ってしまった私は当初の予定の大滝山へ行く闘志も失ってしまった。このまま行ってものちのダメージがデカくなることがちゃんと見通しできたので良しとした。
棚横手山頂ではご夫婦と一緒になった。
山歴は20年以上ということでそこから山に登るきっかけから山登りを続ける理由など、そして登った山や山での出来事など山の話に花が咲いた。
自分は普段はあまり話に花を咲かすことは少ないのだが今日の山が楽しかったのだろう、珍しく自分から色々と話をした。もちろんご夫婦の人柄が良かったから、というのは言うまでもない。
地元の方であるご夫婦はこの後私の諦めた大滝山に向かい、ここでお別れした。
ここから甲州高尾山までの稜線は展望に恵まれ、気分の高揚する稜線歩きだった。富士山の勇姿もそうだがなんといっても圧巻だったのは甲府の街並みを含みその向こうにそびえる南アルプスの景色。そこから少し北へ目を移せば八ヶ岳、そして更に東へ目を移すと金峰山や甲武信ケ岳の山塊が広がる。霞があるものの展望が広がる山歩きが久しぶりだったので感嘆の声も漏れた。そしてうるさいほどに相方に展望写メを送り続けた。
急坂を下る場面が続くと歩き癖の悪さから足の親指の爪を痛め下山に苦痛が強いられてしまい、更に下山後から結構登り直す勝沼フットパスでもっと久しぶりの股関節の痛みもぶり返してきた。
日差しの強さも重なって結構きついなあと思ったところで駅に到達できた。予定よりだいぶ早く着いたのでブドウの丘まで風呂入りに・・・と思ったが一旦下りて丘までのわずかな登りももう嫌気がさしたのでトイレでシャツだけ着替えて電車を待った。
仕事でやさぐれた心をリセット出来たが山歩きで培った脚もリセットされていて淋しい気持ちになった。しかし「また山に行きたい!」という気持ちがリセットどころか私の気持ちにプリセットされてしまった。
コメント
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bo-tyu-zaiさん こんばんは。
山梨にも高尾山があるんですね。富士山や浅間山はよくありますが高尾山は知りませんでした。久々のハイクは好展望。良い息抜きになったのでは?忙しい時ほど出掛けたくなりますよね。
ぶどう郷駅はとてもお洒落。この駅も知りませんでした。電車で行って下山後にワインもいいですね。
ユズパパさん、こんばんは。
甲州高尾山、その名は知っていたのですがいつものごとく地図で山探ししてたら行ってみたい衝動に刈られ歩いてきました。
甲州の高尾山は山もそうですが稜線歩きの展望の良さが魅力でした。
棚横手で出会ったご夫婦が甲府の方だったので会話中は甲州の冠はつけずにかの山を指し示してお話ししました。
この駅は写真の通りにビューが最高。ワインで締める登山を敢行してもすぐに駅ですから如何ですか?
bo-tyu-zaiさん、こんばんは。
忙しい中、命の洗濯ですね。
久々の山歩きに、バードウォッチング、南アウォッチングも楽しまれたようで何よりです。
山に行きたい病を発症したようですね。お大事に。
ところで奇遇なことに、私も今週末棚横手山と源次郎岳に行こうと思っていたところです。
ワシンさん、こんばんは。
晴天でのしっかり標高差のある山歩き、なかなか歩きごたえがありました。お陰で親指の爪は瀕死の状態になってしまい、靴下を履くのもままならなくなってしまいました。
今日は展望を楽しむと決めていたのと車の点検が控えていたので鳥の深追いは自粛しました。それでも動植物と展望と自然の空気に身をおくことでリフレッシュできたと思います。
棚横手は隠れた名山だと思います。是非楽しんできてください。
ひょえ〜
青大将がバッチリ写ってます
足元10センチ!ああ恐ろしい
私はネズミ年なので(?)殊の外ヘビが苦手です
よく撮れましたね
スゲカサさん、こんばんは。
蛇苦手ですか!?以外ですね〜ってどんなイメージ持ってたんだと叱られてしまいそうですけど。
私も同じく苦手です、寅年ですけど。
でも蛇を撮っちゃうのは閲覧注意と題したページをつい開いちゃう行動と同じ、怖いもの見たさの象徴ですね。
望遠で撮りましたが艶々に光った姿を見たら接近したくなり、ちょっと近づいたらいきなり逃げ出したので2度ビックリさせられました。
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