記録ID: 8692601
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳 北鎌尾根
2025年09月15日(月) 〜
2025年09月16日(火)
長野県
岐阜県
tbf
YU
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 22:28
- 距離
- 46.1km
- 登り
- 2,777m
- 下り
- 2,774m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:19
距離 22.0km
登り 1,743m
下り 766m
2日目
- 山行
- 10:56
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 12:09
距離 24.1km
登り 1,034m
下り 2,008m
17:20
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
言わずと知れた国内最難関の異名を持つバリエーションルート。岩登り技術、長い距離を走破するための体力、ルートファインティング力が必要です。また、エスケープルートが無いので怪我をしたら即ヘリコプターです。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
「水俣乗越」分岐から休まず一気に登った。
ちなみに、上高地からここまでの標高差は950m。
ここから北鎌沢出合までの下りは標高差640m。
2
9/15 11:51
「水俣乗越」
分岐から休まず一気に登った。
ちなみに、上高地からここまでの標高差は950m。
ここから北鎌沢出合までの下りは標高差640m。
分岐から休まず一気に登った。
ちなみに、上高地からここまでの標高差は950m。
ここから北鎌沢出合までの下りは標高差640m。
「北鎌沢出合」
ここから北鎌のコルまで630mの登り。
頑張ろう！
ここから北鎌のコルまで630mの登り。
頑張ろう！
2100m付近給水中。未だに「ポリタン」使用です。
※2300付近も水が出ていました。
※2300付近も水が出ていました。
独標基部到着
右に行くと「トラバースコール」
左に行くと「直登コース」
右に行くと「トラバースコール」
左に行くと「直登コース」
『行くなら「直登コース」だよね！』ってことで左折します。
※直登コースの記録が少ないので多めに掲載します。
※直登コースの記録が少ないので多めに掲載します。
さらに続く岩場
より安全に通過するためにはオブザベーション力も必要です。
より安全に通過するためにはオブザベーション力も必要です。
「北鎌独標山頂」です。
直登コースは岩慣れしている人であれば特に問題はないです。
個人的には北鎌尾根で一番楽しい箇所でした。
直登コースは岩慣れしている人であれば特に問題はないです。
個人的には北鎌尾根で一番楽しい箇所でした。
途中、携帯電話らしきものが落ちていると、身を挺して拾いに行くYUさん。結果、ただのマットでした。一度戻って正規ルートに。
この後、もう一回「ホイホイ」に引っかかる。
普通に踏み跡になっているので間違いやすいです。
2
9/16 8:47
途中、携帯電話らしきものが落ちていると、身を挺して拾いに行くYUさん。結果、ただのマットでした。
一度戻って正規ルートに。
この後、もう一回「ホイホイ」に引っかかる。
普通に踏み跡になっているので間違いやすいです。
一度戻って正規ルートに。
この後、もう一回「ホイホイ」に引っかかる。
普通に踏み跡になっているので間違いやすいです。
もし間違えてもそのその箇所から登り返せると思うが、やはりリスク回避で間違た場所まで戻りました。
目印となる「蟹のハサミ」。
そのちょい手前まで行き右側の岩場がルートです。
そのちょい手前まで行き右側の岩場がルートです。
下のチムニー
残置が見えていますが、これを使うと登りづらいです。
残置が見えていますが、これを使うと登りづらいです。
ここも、しっかりとしたホールドはあります。
ロープを出すほどではありません。
ロープを出すほどではありません。
チムニーの抜けはまっすぐ行くとハングって詰まるので、右の岩場に移動すると安定したフットホールドがあるので抜けやすいです。
他の登山者が記念撮影している横を登ってきます！
右下にYUさん。
※2人の方申し訳ありません。
右下にYUさん。
※2人の方申し訳ありません。
感想
「北鎌尾根」は特に憧れとか目標にしていたとかは無く、いつか行けたらいいな程度でした。一ヶ月くらい前に3連休がとれそうなので「じゃ行くか！」となりました。
山頂に着いたときはそれなりに達成感はありましたが、無事について良かったという安堵感の方が大きかったです。
全体を通してルートさえ間違わなければそれほど危険な箇所は無いですが、一歩間違ったら大事故につながるので、長い距離を歩けてアップダウンにも耐えうる「体力」と「しっかりとした岩登り技術」は必要だと思いました。
あ、暑くなるぞとヨーロピアンスタイル(半袖短パン)姿で歩き始めたら、足首を地蜂に刺されました。気をつけましょう！
徹夜運転で上高地へ。踏み入れられたこと、河童橋を見られたことだけで嬉しかった。観光客でにぎわう穏やかな風景を足早に通過。ところが歩き始めてわずか5分、まさかのアクシデント発生。山行中止の文字が頭をよぎる。しかし、不屈のtbfさんは激痛に耐えながらも爆速で進む。こうして長い道のりが始まった。北鎌尾根は噂どおり静かで厳しいルート。星空の下でのビバーク、翌朝の澄んだ空気の中、険しい岩稜帯を集中力を切らさぬよう自分に言い聞かせながら進み、独標の直登へって、ついに槍ヶ岳登頂！経験値を一段上げられた気がします。長歩き+稜線ビバーク＋徹夜運転はさすがに疲れましたが、最高の達成感。登山界で名高い北鎌尾根に憧れる人は多いそうですが、無事歩ききれたのはtbfさんのルートファインディング力と登攀力のおかげです、感謝！
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：82人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
槍ヶ岳の最新記録
槍ヶ岳 -北鎌尾根から
2025年09月16日 (日帰り) [S]
槍ヶ岳 - 南岳新道
2025年09月14日 [C]
新穂高→槍→横尾→奥穂→前穂→上高地
2025年09月13日 [C]
南岳／小屋泊 → 槍ヶ岳
2025年09月12日 [B]
槍ヶ岳 おじの大冒険
2025年09月12日 [B]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する