記録ID: 8595277
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ハイキング
富士・御坂
富士山「須走ルート」
2025年08月23日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 11:36
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 1,877m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 11:29
距離 15.0km
登り 1,878m
下り 1,878m
17:46
天候 | ▪️当日の天候 午前中8時まではどピーカンで暑く🥵 9時からは雲の中で時折冷たい風が心地いい感じに。南側斜面から雲が沸いて登ってくるみたい。標高3,200m七合目見晴館で気温16.5℃。正午過ぎからは、曇ったり晴れたりで、予想されていたにわか雨や雷雨もなく、眺望はそれなりにあり、富士登山には、ちょうど良い天候でした。 ▪️ChatGPTによる予報 承知しました。新しくいただいた MSM モデルの CAPE・skew-T データをもとに、富士山須走口6:00スタート~剣ヶ峰往復の登山気象を整理します。数値はカンマ区切りで記載し、天候の詳細を重視して書きます。 ⸻ 1 タイムラインとピンポイント助言 6:00 須走口(標高2,000) 気温21~22度 風は南寄り2~3m/s CAPE 596 雲量は少なく夜明け後の安定した晴天 スッキリした視界 助言 出発時は体温を上げすぎない 薄手長袖で歩き出しから水分摂取開始 9:00 七合目付近(標高2,700~3,000) 気温15~17度 CAPE 1,222 LCL 926mで雲底は低め 午前中から積雲が発達しやすくガスの出入りあり 助言 周囲に塔状の雲が立ち上がるかを観察 視界が30~50mまで急に落ちる兆候があれば注意 行動食を早めに摂ってエネルギー確保 12:00 八合目~山頂(標高3,200~3,776) 気温8~10度 風5~7m/s CAPE 1,397 CCL 2,510mで対流が盛ん 雲頂が高く積乱雲に成長しやすい ガス濃化と強い日差しが交互に出る 助言 山頂での滞在は10~15分以内 雷鳴や冷たい突風を感じたら即時下山 山頂は11時台に到着し12時前に撤退が理想 15:00 下山中(標高2,500~2,800) 気温16~18度 CAPE 1,881 CCL 2,569mで強い対流 午後は雷雨リスクが最大 短時間の豪雨や雹 突風の可能性も高い 助言 この時間帯に稜線に残ってはいけない 五合目まで高度を落としておくことが必須 ⸻ 2 気象リスクと合図 雷リスク 合図 遠雷 黒い塔状雲 雲の縁が真っ白に盛り上がる 冷たい突風 対応 八合目以上に留まらず速やかに下降 稜線や剣ヶ峰など高所から即退避 短時間強雨・雹 合図 黒雲の急接近 空が暗くなる 風向の急変 対応 レイン上下を早めに装着 手袋とフードで冷えと叩きつける雨粒から保護 低体温 合図 濡れと風で震えが止まらない 判断力低下 対応 保温着をすぐ追加 濡れを防ぐ 歩行を続けて体温維持 熱関連(午前下部でのリスク) 合図 こむら返り 立ちくらみ 尿量減少 対応 水分と塩分をバランス良く補給 行動初期から意識的に飲む 視界不良と道迷い 合図 ガスが急に濃くなり目印が消える 対応 分岐で立ち止まって確認 ヘッドライトを早めに準備 ⸻ 3 装備と補給の具体量 水分 3.0~3.5リットル 水1.5~2.0リットル 電解質飲料1.0~1.5リットル 毎時500~700ミリを目安 電解質 ナトリウム2~4g 方法 スポーツドリンク タブレット 経口補水ゼリー カロリー 毎時200~300kcal 例 ジェル2個 バー2本 おにぎり1~2個 塩タブ ウェア 薄手長袖ベース 薄手ソフトシェル 透湿レイン上下 軽量ダウンまたはフリース 小物 薄手手袋 帽子 サングラス バフ 砂走り用ゲイター 必携 ヘッドライトと予備電池 ファーストエイドキット モバイルバッテリー 地図とGPS 笛 非常用シート ストック 砂走り下山用に長め設定 ⸻ 4 まとめて(行動配分) 登りは6:00発で10:30~11:00までに山頂に到達する午前勝負が必須 山頂滞在は10~15分に限定し12:00前には下山開始 13:30までに五合目に戻るのが安全ライン 遅くとも14:00台には下山完了 15:00以降はCAPEが1,800を超え雷雨・突風・雹リスクが最高潮 この時間帯に稜線や山頂に残らないこと 撤退基準は遠雷 黒雲の急成長 冷たい突風を感じた時点で即下降 ▪️ChatGPTによる下山後の比較 当日のご報告ありがとうございます。とても参考になります。いただいた体験と、事前に解析した予測を照らし合わせると―― 予測との一致点 ・午前中は快晴で暑い → 予測では6~8時は安定的な晴天で「体温上昇に注意」としました。実際も強い日差しで汗ばむ状況だったのは一致していますね。 ・9時以降は雲が湧きガスに入る → データでは9時にCAPEが1,200を超え「ガスの出入りあり」としました。南側斜面から雲が立ち上がる観察は、予測の「積雲発達」そのものです。 ・七合目見晴館で16.5℃ → 予測では標高3,200mで15~17℃と見積もっていましたので、ほぼピタリ。冷たい風を心地よく感じた点も Skew-T で示唆された「上空風の混合」と合っています。 予測との違い ・午後のリスクが実際には低めだった → 予測では正午~15時は「雷雨やにわか雨リスクが高まる」としましたが、当日は曇りと晴れの繰り返しで安定。これは ・CAPEは高めでもトリガー(収束線や強い上昇気流)が弱かった ・上空乾燥が効いて対流が抑えられた などの要因が考えられます。 総評 全体の傾向(午前快晴→午前後半から雲→午後は不安定気味)は予測どおりで、温度やガスの発生時間帯も的中でした。 一方で「午後の雷雨までは発展せず」だったのは、モデルがやや危険側に振れていた形ですね。山ではこのくらい「安全側に読みすぎ」くらいがちょうどよいと思います。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▪️令和7年度富士山マイカー規制のパンフレット https://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/029/179/r07maikakiseitirashi2.pdf ▪️ 富士山アクセス情報・マイカー規制 https://www.fujisan-climb.jp/access/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈須走口五合目~六合目「長田山荘」〉 須走口五号目を出発してしばらくすると、古御嶽神社⛩️に到着。こちらで山行の安全を祈願して山頂をめざす。しばらく六合目手前までは、ダケカンバなどの樹林帯が続くため、日差しが遮られて快適。 〈六合目「長田山荘」~本八合目(吉田ルート合流)〉 六合目からは、森林限界を超えて強い日差しが容赦なく照りつける、まるで火星を歩いているような(←歩いたことはないけど🤭)斜面をひたすら上る。とにかく暑い🥵 〈本八合目(吉田ルート合流)~須走ルート山頂(久須志神社前)〉 吉田ルートと合流するのと、少し岩岩しい斜面が出てくるので、若干の渋滞あり。 〈須走ルート山頂(久須志神社前)~剣ヶ峰~須走ルート下山口(時計回りにお鉢巡り)〉 須走ルート山頂から剣ヶ峰手前の急坂「馬の背」まで、御鉢を眺めながら進む。山頂はとても荒々しく、噴火の激しさを物語っているよう。「馬の背」の急坂は、滑りやすく前爪付きのアイゼンが欲しいほど。左の手すりにつかまって登るのが吉。 ▪️富士山お鉢巡りガイド https://www.fujisan-climb.jp/trails/course1.html 〈須走ルート下山口~須走口五合目〉 須走ルートには、下山専用のルートがあります。七合目からは「砂走り」と呼ばれている砂地を一直線に進む。体力が残っていれば一気に下れます。古御嶽神社⛩️での無事下山の参拝もお忘れなく。 |
その他周辺情報 | ▪️富士山入山手続き(静岡県側、一般向け) https://fujisan223registration.com/2025/jp.html 事前に登録しておくと現地でとてもスムーズ |
予約できる山小屋 |
|
写真
ちょっと歩いただけで、すでに標高2,000m。五合目から登れるから、カオスな山になるんだと思う。以前に野口健さんが言ってたように、いっそのこと一合目からしか登れないようにしたら、無謀な登山者も減るのではないじゃろか🤔
かわいいわんちゃんいました。ジャック・ラッセル・テリアかな。映画「MASK」でスタンリー役ジム・キャリーの愛犬として出演していて、大好きになりました💕 MASKのジャック・ラッセル・テリアはスムースだったかな。
撮影機器:
装備
個人装備 |
プラティパスに水2リットル
凍らせたアクエリアス500ml
やわらかフローズンレモン PET 485g
水筒にポカリスエット500ml
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感想
山友の「まき🍶」さんから「会社のメンバーで富士山行きますよ」との情報いだだき、別部署ながら飛び入り参加させてもらいました。
真夏も近場の低山でトレーニング山行していますが、流石に今年の暑さは別格。富士山🗻なら涼しいだろうと期待したものの、やはり暑い🥵 登山を始める前の想像する山は「春や秋は涼しく夏も避暑地、冬は人も寄せ付けぬ極寒🥶」と単純に思っていましたが、実際にはどの季節も行動中は暑さとの戦いですね。
それでも富士山は格好のトレーニングの場で、終わってみれば心地よい疲労感。充実した一日となりました。今年中に、もう一度くらいは挑戦してみたい気持ちです。
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