槍平ベースで槍ヶ岳~ 南岳の稜線漫遊


- GPS
- 15:22
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,359m
- 下り
- 2,363m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 3:29
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 11:52
天候 | 午前 快晴 26日は13時、27日は15時くらいから土砂降り、夕方には雨あがる |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高温泉駅までロープウェイ往復 荷物券込みで往復1100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷の渡渉は前日の大雨で橋が流されたようですが、槍平小屋の人が目印付け直してくれて問題ありませんでしたが大雨の後は各沢渡るとき要注意です。 南岳新道は切れ落ちた稜線、急な登山道が基本の中、滑りやすい道なので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 中尾温泉 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
テント
テントマット
シェラフ
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感想
今週は槍平をベースに槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳の3000m峰4座を踏む、ピークハンターには効率の良いコース。息子が寝坊して新穂高出発が2時間遅れ、その代わり鍋平からの下りロープウェイが運航開始していて楽できて、運がいい。槍平までの道は灼熱でバテバテ、テン泊装備で暑い中、一気に稜線まで上がる人凄いわ・・・槍平の水が冷たくてとても美味しかった。テントを張り終えてすぐに土砂降りの雨、テントの中キンキンに冷えたビールで乾杯!全く濡れなくて済んだのは奇跡的で強運発動2。
翌朝は3時発、今日も午後は土砂降りの予報なので槍ヶ岳ピストンの予定で出発。飛騨沢ルートは危険個所なく暗闇でも問題ありませんでした。少し待ち時間は有れど槍ヶ岳に登頂、登って景色を見たら我慢できず(なんとなくそうなるかなと思ってたけど)、南岳まで行くルートに予定変更。30年ぶりくらいの槍〜南岳稜線を漫遊しました。
南岳新道の下りは、高度感ある稜線や滑る足元でコケたらアウトな場所が多数あるので慎重に下る、稜線から見えてる槍平小屋がなかなか近づかないけど、焦らず下山しました。
雷の音が鳴る中、長い新穂高までの道を黙々とこなし(写真1枚も撮ってない)、鍋平の駐車場に到着したら雨が降ってきて、これまた強運発動3。
最後は中尾温泉で汗を流し、とある理由で駒ヶ岳S.A.経由になりましたが、寝坊の失敗帳消し、家族のつながり感じる登山になりました。
百名山折り返しの50座目、ということで小さい頃から憧れの槍ヶ岳へ
上高地側は混雑のため槍平に泊まって翌日に登頂した。
足の早い父に鍋平まで駐車しに行って貰い、母と息子は新穂高からぼちぼち林道歩き。
穂高平小屋のショートカットを利用しつつ、白出沢に到着。意外と林道で標高を稼いでくれていて助かる。
緩やかなトラバースを進み、滝谷に到着。前日のにわか雨で橋が流されている、との情報を聞き、渡渉は可能か不安だったが、涸れていて特に問題なかった。
滝谷を過ぎると斜度が上がっていき、日向も増えて汗だくになった。この辺は2人とも黙々と歩いていた記憶。
何とか雨の降る前に小屋に到着し、急いで幕営と買い出し(ビール)を済ます。すぐにザーッと雨が降ってきて、テント内で乾杯🍻
15時頃に雨が止んできて、買い足したレモン酎ハイで2度目の乾杯🍻
そのまま外で夕食を食べて就寝した。
翌日は夕方に雨予報のため、早めのスタート。暗闇の中、飛騨沢を黙々と登っていく。
千丈沢乗越分岐で明るくなってきて、笠ヶ岳や雲ノ平方面が徐々に見えてきた。
カールを登っていき、飛騨乗越の手前でモルゲンタイム。乗越で笠ヶ岳に写る槍の影が見えた。
槍ヶ岳山荘でヘルメット装着&荷物を置き、いざ岩場へ。天くらCのためか空いており(並びはした)それほど苦もなく登れた。狭めの山頂で順番に写真をとって小屋まで下った。
飛騨乗越から今度は南岳へ、気持ちのいい縦走路を進む。白馬のような緩やかな稜線で、後方に槍ヶ岳、前方に穂高が徐々に近づいてくる贅沢な道だった。
小さめのアップダウンを繰り返し、3000m峰を踏みつつ南岳小屋に到着。静かで良さそうな小屋なので、大キレット縦走の際に宿泊したい。
小屋からはいよいよ今回の核心部の南岳新道が始まる。
前半は急めだが、道が整っているカールを下っていく。雷鳥親子と遭遇して幸せ。
カールから雪渓をトラバースして尾根に上がる。初めは細めだが道は良く、360°展望も良くて気持ちのいい道だった。
木が増えるにしたがって徐々に斜度が上がり、道が難しくなってくる。ハシゴや滑りやすい根っこに気をつけつつ、慎重に下山した。
笹が出てくるとあと一息で、南沢に出れば急降下は終了。あとは惰性で下って、ようやく小屋に着いた。
先行してテントを畳んでくれていた父と合流して下山開始。
帰りの滝谷も水量が上がらないか不安で、雨が降る前に通過できて良かった。
穂高平のショートカットの出口で先行していた父と再度合流し、3人で無事下山できた。
新穂高温泉で車を取りに行った父を待っている間に雨が降ってきて、ギリギリ濡れずに済んだ。
機会がなくて行けなかった槍ヶ岳へ、ちょうど百名山が折り返しのこのタイミングで登頂できて良かったです🙏
百名山の後半は難しい山ばっかり残ってるけど、どれもいい山なので楽しみ😁
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