トムラウシ山


- GPS
- 43:34
- 距離
- 56.2km
- 登り
- 3,272m
- 下り
- 3,241m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:27
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:42
- 山行
- 12:03
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 12:54
天候 | 7月6日は晴れ、7日は朝のみガスが出ていたが後晴れ、8、9日は終日晴れであった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
木道が壊れているところ多くあり、木の枝葉が邪魔なところ、トムラウシ山周辺の標識が不明瞭であるところが結構沢山あり、時間を要した。ヒサゴ沼の雪渓が直接沼まで切れ落ちているため、そこの通過にはアイゼン装着が望ましい。 |
写真
感想
天気の良い日に山に登れるのはとても嬉しいことだ。今回の3泊4日の山旅はほとんどが好天に恵まれ、きれいに咲く花々と突然の熊との出会い等あり、そして広大な大雪山の懐に抱かれ、毎日のように行動時間が10時間を越してもまだ日があり³、不安なく過ごすことが出来た。
6日宿泊の白雲小屋では一番乗り、最終的には定員の8割程度の登山者であった。天場に10張り位の状態で近くに熊が現れ、大騒ぎとなり、天場の人達もすべて避難し、安全と思われるまで水汲みも制限された。幸い熊は山の方へ移動していったものの、不安ではあった。
7日朝は風が強く、ガスがある状態だったが5時半には出発した。高根ヶ原を過ぎる辺りからガスがなくなり好天となった。コマクサが一番多く咲いていた。82歳の歩みはそれなりで次々と先を越された。忠別岳では花畑が見頃でいろいろ撮影でき、満足して足を進められた。化雲平付近には残雪が多くあり、ウルップ草は咲き終わり、次に控えるチングルマの一斉開花を待っている状態であった。
8日はトムラウシ山往復である、何回も登っているので、甘く考えていたが、予想以上に時間がかかった。
9日は山行最終日、一気に高原温泉までの長時間歩行を覚悟して気を引き締めて歩く。忠別岳頂上近くの花々が素晴らしく、足を止めずにはいられない。腹が減っていたが、先ずは光の状態の良い今、撮影しなければ後悔が残る。こんなチャンスはもう望むことはできないと、ここは頑張る処と、自分に言い聞かせた。それでも時間が押しているので、短時間で撮影を終え、先を急いだ。もっと撮影しておけば良かったと、今思えば反省しきりなのだが。その後はひたすら、自己との闘い、頑張れと我が身に激を飛ばし、ムチ打ちながら何とか先に進んだ。14時間半という予想を越えた行動時間の末、ようやく幸せな山旅を終えることができた。
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