小太郎山~北岳 広河原周回コース


- GPS
- 09:43
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 2,143m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:43
天候 | 快晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原~北岳までは全く問題なしです。 小太郎山までの稜線は、ハイマツで足下が良く見えず慎重に歩きました。 八本歯のコル~大樺沢二俣までは雪のトラバースがまだ2ヶ所あり。雪が柔らかくなる午後の通過ならアイゼンは必要ないと思われます。 |
写真
感想
日本百高山にもなっている小太郎山は北岳に行くたびに気になっていました。今回は、小太郎山、北岳、キタダケソウの見物と欲張りな計画を立ててみました。
東京を深夜2時に出発、4時くらいに芦安の駐車場に入りましたが、案内された駐車場は第五駐車場。大混雑の予感。開山後初めての週末で土日とも晴れ予報となれば当然です。バスは30分以上待った上に1時間ほど立ちっぱなしとなりましたが、東京の出発時間を繰り上げれば睡眠時間が削られるので、これも仕方なしです。
広河原に到着してトイレを済ませ、インフォメーションセンターに気になっていた左俣コース(八本歯のコル~大樺沢二俣)の状況を聞きに行きました。雪渓は残雪があるものの、登山道で問題になるのはトラバース箇所であり、午後ならアイゼンも要らないかもということをうかがいました。スマホで当日朝の状況を動画で見せていただきました。大変感謝するとともに、素晴らしい登山者への対応だと感じました。
登山道に入っていくと、多くの登山者で渋滞気味でしたが、それが続いたのも白根御池小屋くらいまでで、草すべりからは自分のペースで行けるようになりました。しかし、小太郎山が想定よりもタフでした。山と高原地図では実線ルートになっており、北岳まで行くルートと同程度と思っていましたが、太いハイマツ、飛び交う虫、歩きにくいザレ道、暑さに苦戦しました。特にハイマツは足元を見ていないと転倒の可能性があり、スピードを出すことが出来ませんでした。肩の小屋に到着する頃には、疲れが溜まり、小屋で飲料を多めに補充して、なんとか息を入れることが出来ました。
1年ぶりの北岳山頂は、雲が多めで富士山は見ることが出来ませんでしたが、相変わらず素晴らしかったです。小太郎山で時間を取ってしまったので、キタダケソウを見に行くか迷いましたが、なんとかなりそうだったので、予定通り吊り尾根に降りていきました。確認できたキタダケソウは、萎れかけており、少々残念でしたが、他の所では元気なキタダケソウが見られたのでしょうか。
八本歯のコルで広河原まで3時間の標識を見て、最終バスの出発時間が気になり始めました。それなりの確信を持って歩いていましたが、雪渓のトラバースなど時間がかかる場所を考えると早く降りなければならず焦りました。白根御池小屋に15時ごろ到着した後は、焦りは遠のいてきましたが。
帰りは乗合タクシーで帰ることが出来、駐車した第五駐車場まで送っていただきました。バス乗り場からだと遠いのでありがたかったです。
来年は、バスの時間に不安はありますが、稜線歩きが素晴らしい北岳、間ノ岳の日帰りに挑戦したいですね。
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