鳳凰三山・北岳(辻山/高嶺/小太郎山)【夜叉神トンネルは1回だけ通る】

- GPS
- 16:37
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 3,777m
- 下り
- 3,642m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:00
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:33
| 天候 | 1日目: 晴れ 2日目: 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
白鳳峠から広河原へ下るルートは下部がところどころ45度超の斜度。バスの時間に気を取られてスピードを上げすぎると危険と思われる |
| その他周辺情報 | ♨ 甲府市南部市民センター 470円 🍚 saredo(甲府市) |
写真
感想
夏山シーズンの終わり、快晴の鳳凰三山と北岳/小太郎山へ足を伸ばす充実のテント泊山行でした
◆ 計画
先週の西穂高岳山行で2025年夏山シーズンを終えたつもりでしたが、その帰宅後に日課のECMWFアンサンブル予報(※1)チェックをしていて、「10/28-30あたりに晴れそう。今年最後の高山ハイクをできるのではないか」と思い立ちました
この時期、どこへ行きたいかはもちろん大切な要素ですが、どこならば安全に登って帰ってこられるかを慎重に考える必要があります。
北アルプスはすでに雪がしっかり降りつつあり半端な装備で入山できる状況ではなくなってきています。
夏山装備プラスアルファで登れる高山はどこか、と考えると南アルプス北部 鳳凰三山や北岳が有力候補です。
去年休業していた広河原山荘のテント場が今年復活しましたし、テント泊を含めてシーズン最終盤の静かな山歩きを楽しめそうです
今回、バラクラバや防寒テムレスといった秋冬基本装備は持っていきますが極寒に耐えられる装備では行かないつもりです。
そもそも-10℃付近へ耐えられるテント泊装備を持っていませんし、愛用の30Lザックにテントやガスコンロなど一式を収められる範囲の山を目指します。
寒さや雪の状況によっては2,500m超の山はどこも厳しそうな季節ですが、850hPa気温の予報を見る限りでは週の前半にグッと冷え込むものの10/29-30には緯度で4-5度ぶんぐらい寒気が北へ後退しそうです。
また、雨雲や細かな雲は運次第ですが、直前のMSM予報を見ていても下層雲が減る時間帯はありそうなので眺望もある程度期待できます
これらの状況により、広河原山荘テント場を拠点として周辺で未訪の高峰を巡る計画を具体化することにしました
計画段階で装備についてアレンジが一点。
私は夏山ではコンパクトなザックに1人用のワンポールテント構成で荷物容量をやりくりするため、基本的にシュラフを使わずエマージェンシーシート(シュラフカバー)だけを荷物に入れています。
8月の宝剣山荘テント場もシュラフカバーで寒さを誤魔化しましたが、いくら風がなくても11月間近の標高1,500m広河原でシュラフなしはきびしいでしょう。
寒さで寝られずにフラフラの徹夜状態で登るような事態は避けたいので、岩場を含む山行行程としては若干イマイチですが今回はシュラフをザックへ外付けして登ることにしました
◆ 山行
今回もau Starlink Directを使ったリアルタイム位置情報送信の検証を兼ねています。
鳳凰三山を前回歩いたときは青木鉱泉からのドンドコ沢ルートでルート上ほとんどの場所が地上基地局経由でしたが、今回のルートのほうが甲府への見通しが効かない場所が多い分StarlinkのDTC経由でSMS送信をした場所が多かったです
※1: ECMWFアンサンブル予報
https://weather-models.info/latest/ecmwf_ens_details.html
私はWeather Modelsサイトで見ています。1日2回 午前5時・午後5時頃に360時間予報が更新されます。
夏山については 1mm/24hの確率、5mm/24hの確率、500hPa高度・850hPa気温 の3点を見ています
ymv













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