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Yamareco

記録ID: 8108382
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

国見岳・鈴鹿の上高地【今年のアカヤシオはどうかな?】

2025年05月03日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:59
距離
13.6km
登り
969m
下り
967m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:16
休憩
2:43
合計
9:59
距離 13.6km 登り 969m 下り 967m
6:18
1
スタート地点
6:19
6:20
142
8:42
8:50
25
9:28
9:40
6
9:46
9:48
18
10:06
10:18
26
太郎坊岩
10:44
10:52
12
11:04
11:05
41
11:46
11:53
32
12:25
12:48
2
12:59
14:06
24
14:30
14:31
25
14:56
7
15:03
15:20
2
16:08
9
天候 晴れ
【気温】池の尾取り付き:11℃  国見岳:13℃  根の平峠:20℃  
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝明駐車場を利用。(1回/500円)
コース状況/
危険箇所等
●前日の雨と風が花を散らしたようですが、茸岩〜国見岳にかけての
 稜線で花付きの良いアカヤシオを堪能できました。

●水量が増した谷は何処も徒渉の難易度がアップ、上水晶谷やタケ谷は
 靴底を濡らす程度でなんとか飛び石伝いで、しかし神崎川は川幅が広く
 飛び石伝いで徒渉できる水量ではありませんでした。
 準備した装備で腿まで浸かって渡りました。
スケールは全く違うけど景色は河童橋のようだ。
2025年05月03日 06:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 6:24
スケールは全く違うけど景色は河童橋のようだ。
【池の尾】
馬酔木はそろそろ終盤かな・・・。
2025年05月03日 06:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 6:44
【池の尾】
馬酔木はそろそろ終盤かな・・・。
岩尾根を過ぎても目にした花はシロモジだけで気落ちしていたら・・・、おっ石楠花だ!
2025年05月03日 07:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
5/3 7:47
岩尾根を過ぎても目にした花はシロモジだけで気落ちしていたら・・・、おっ石楠花だ!
石楠花が密生する好展望の鞍部に到着。
2025年05月03日 07:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 7:52
石楠花が密生する好展望の鞍部に到着。
どうよら石楠花の見頃には少し早かったようだ。
2025年05月03日 08:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 8:07
どうよら石楠花の見頃には少し早かったようだ。
シロモジは真っ盛り。
2025年05月03日 08:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
5/3 8:19
シロモジは真っ盛り。
咲き始めたハルリンドウ。
2025年05月03日 08:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
5/3 8:36
咲き始めたハルリンドウ。
「池の尾」の由来となった窪地に到着。
2025年05月03日 08:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 8:39
「池の尾」の由来となった窪地に到着。
《ブナ清水》
P946辺りは癒しのブナ林だ。
2025年05月03日 08:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 8:44
《ブナ清水》
P946辺りは癒しのブナ林だ。
《ブナ清水》
伊勢谷源流の湧き水を美味しく頂きました。
2025年05月03日 08:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/3 8:47
《ブナ清水》
伊勢谷源流の湧き水を美味しく頂きました。
鮮やかなミツバツツジ。
2025年05月03日 09:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/3 9:04
鮮やかなミツバツツジ。
【ヤシオ尾根(コブ尾根)】
いよいよアカヤシオロードの始まりかな・・・。
2025年05月03日 09:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
5/3 9:28
【ヤシオ尾根(コブ尾根)】
いよいよアカヤシオロードの始まりかな・・・。
《茸見岩》
潮を吹く鯨と東雨乞岳を望む。
2025年05月03日 09:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 9:32
《茸見岩》
潮を吹く鯨と東雨乞岳を望む。
茸岩分岐のアカヤシオ、今年も良いね〜。
2025年05月03日 09:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
5/3 9:35
茸岩分岐のアカヤシオ、今年も良いね〜。
《茸岩》
北部の鈴ヶ岳、御池岳〜中部の釈迦ヶ岳、金山辺りまで延々と続く鈴鹿の山並みを望む。
2025年05月03日 09:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
5/3 9:37
《茸岩》
北部の鈴ヶ岳、御池岳〜中部の釈迦ヶ岳、金山辺りまで延々と続く鈴鹿の山並みを望む。
《茸岩》
雨乞岳〜イブネの台地を展望する。
2025年05月03日 09:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 9:38
《茸岩》
雨乞岳〜イブネの台地を展望する。
【県境稜線】
青岳の北面を彩るアカヤシオ。
2025年05月03日 09:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 9:44
【県境稜線】
青岳の北面を彩るアカヤシオ。
シハイスミレ
2025年05月03日 09:45撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
5/3 9:45
シハイスミレ
《青岳》
小さいながらも好展望のピークだ。
2025年05月03日 09:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 9:48
《青岳》
小さいながらも好展望のピークだ。
《青岳》
ピンクに染まる国見岳北面にはウサギが居たりクジラが居たり、奇岩が楽しい尾根だ。
2025年05月03日 09:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 9:50
《青岳》
ピンクに染まる国見岳北面にはウサギが居たりクジラが居たり、奇岩が楽しい尾根だ。
ムシカリ(オオカメノキ)
2025年05月03日 09:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
5/3 9:59
ムシカリ(オオカメノキ)
《太郎坊岩》
寄り道した太郎坊岩と釈迦ヶ岳。
2025年05月03日 10:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
5/3 10:07
《太郎坊岩》
寄り道した太郎坊岩と釈迦ヶ岳。
《太郎坊岩》
アカヤシオと太郎坊岩
2025年05月03日 10:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
5/3 10:09
《太郎坊岩》
アカヤシオと太郎坊岩
《太郎坊岩》
ミヤマシキミ
2025年05月03日 10:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
5/3 10:12
《太郎坊岩》
ミヤマシキミ
《太郎坊岩》
一歩下がって太郎坊岩を仰ぐ。
2025年05月03日 10:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/3 10:13
《太郎坊岩》
一歩下がって太郎坊岩を仰ぐ。
《桃岩》
周りが伐採されて見つけやすくなったね。
2025年05月03日 10:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
5/3 10:27
《桃岩》
周りが伐採されて見つけやすくなったね。
《国見岳》
天狗堂、鈴ヶ岳、御池岳、藤原岳、竜ヶ岳、そして釈迦ヶ岳〜水晶岳を経て青岳へ続く稜線を一望、「国見」の名に相応しい展望だ。
2025年05月03日 10:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 10:49
《国見岳》
天狗堂、鈴ヶ岳、御池岳、藤原岳、竜ヶ岳、そして釈迦ヶ岳〜水晶岳を経て青岳へ続く稜線を一望、「国見」の名に相応しい展望だ。
《国見岳》
藤原岳の右奥にうっすらと白山を望む。
2025年05月03日 10:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 10:49
《国見岳》
藤原岳の右奥にうっすらと白山を望む。
《国見岳》
山頂に設けられた山座同定盤。
2025年05月03日 10:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 10:50
《国見岳》
山頂に設けられた山座同定盤。
雨で散ったとはいえ、アカヤシオの鑑賞期間に間に合ってよかった。
2025年05月03日 10:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
5/3 10:57
雨で散ったとはいえ、アカヤシオの鑑賞期間に間に合ってよかった。
ピンクを散りばめた県境稜線を茸岩まで戻ろう。
2025年05月03日 10:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 10:59
ピンクを散りばめた県境稜線を茸岩まで戻ろう。
ハルリンドウのブーケ。
2025年05月03日 11:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
5/3 11:02
ハルリンドウのブーケ。
いつもの場所で群生するハルリンドウ。
2025年05月03日 11:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
5/3 11:04
いつもの場所で群生するハルリンドウ。
馬酔木
2025年05月03日 11:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 11:08
馬酔木
開放的で快適な県境稜線を西へ向かう。
2025年05月03日 11:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 11:13
開放的で快適な県境稜線を西へ向かう。
「槍の穂岩」と命名。
2025年05月03日 11:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 11:17
「槍の穂岩」と命名。
すっかりお馴染み、バランスの良い岩。
2025年05月03日 11:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 11:19
すっかりお馴染み、バランスの良い岩。
どんな名前が相応しいかな?
2025年05月03日 11:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 11:25
どんな名前が相応しいかな?
巨岩の奥でひっそりと。
2025年05月03日 11:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/3 11:26
巨岩の奥でひっそりと。
【上水晶谷右岸尾根】
微かに残ったアカヤシオ。
2025年05月03日 11:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 11:43
【上水晶谷右岸尾根】
微かに残ったアカヤシオ。
P995を通過。
2025年05月03日 11:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 11:47
P995を通過。
ライオン岩の石楠花。
2025年05月03日 11:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 11:52
ライオン岩の石楠花。
ライオンの後ろ姿(のような岩)。
2025年05月03日 11:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 11:54
ライオンの後ろ姿(のような岩)。
いつもの場所でいっぱい見られたハルリンドウ。
2025年05月03日 11:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
5/3 11:57
いつもの場所でいっぱい見られたハルリンドウ。
P860を過ぎれば尾根も終盤だ。
2025年05月03日 12:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 12:12
P860を過ぎれば尾根も終盤だ。
【千種街道】
水量が多くて上水晶谷出合の徒渉点探しに一苦労。
2025年05月03日 12:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 12:22
【千種街道】
水量が多くて上水晶谷出合の徒渉点探しに一苦労。
上水晶谷の左岸で遅めの食事を摂る。
2025年05月03日 12:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 12:33
上水晶谷の左岸で遅めの食事を摂る。
【上水晶谷左岸の道】
《第五の台地》
窯跡が目印だ。
2025年05月03日 12:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 12:57
【上水晶谷左岸の道】
《第五の台地》
窯跡が目印だ。
新緑がかぶさるような神崎川の右岸に到着。
2025年05月03日 13:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
5/3 13:06
新緑がかぶさるような神崎川の右岸に到着。
オーバーシューズの装着終了、これで徒渉準備はOK!
2025年05月03日 13:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 13:12
オーバーシューズの装着終了、これで徒渉準備はOK!
【神崎川左岸台地】
期待通り可愛い白玉を発見。
8
【神崎川左岸台地】
期待通り可愛い白玉を発見。
蜜を吸うのに夢中のようだ。
4
蜜を吸うのに夢中のようだ。
開きすぎちゃった。
2
開きすぎちゃった。
G/W中は楽しめそうだね。
2
G/W中は楽しめそうだね。
これが「ゴレンジャー」かな?
2025年05月03日 13:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 13:41
これが「ゴレンジャー」かな?
【神崎川右岸台地】
ミツバツツジ
2025年05月03日 14:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 14:16
【神崎川右岸台地】
ミツバツツジ
柔らかな新緑に包まれた神崎川。
2025年05月03日 14:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 14:16
柔らかな新緑に包まれた神崎川。
《第四の台地》
2025年05月03日 14:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 14:17
《第四の台地》
《第四の台地》
「明神池」(愛称)と呼ばれる湿地帯。
2025年05月03日 14:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 14:21
《第四の台地》
「明神池」(愛称)と呼ばれる湿地帯。
《第二の台地》
新緑を纏い、凛として聳える上高地の主:大カツラの木。
2025年05月03日 14:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
5/3 14:26
《第二の台地》
新緑を纏い、凛として聳える上高地の主:大カツラの木。
《第一の台地》
絶好のテントサイトには5張のテントが。
2025年05月03日 14:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 14:29
《第一の台地》
絶好のテントサイトには5張のテントが。
《第一の台地》
「田代湿原」(愛称)の石楠花。
2025年05月03日 14:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 14:32
《第一の台地》
「田代湿原」(愛称)の石楠花。
《第一の台地》
「田代湿原」と呼ばれる湿地。
2025年05月03日 14:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 14:34
《第一の台地》
「田代湿原」と呼ばれる湿地。
枝から溢れそうなシロモジ。
2025年05月03日 14:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 14:38
枝から溢れそうなシロモジ。
【タケ谷】
雨後のタケ沢も流石に水量が多く、徒渉も一苦労だ。
2025年05月03日 14:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
5/3 14:42
【タケ谷】
雨後のタケ沢も流石に水量が多く、徒渉も一苦労だ。
フモトスミレ
2025年05月03日 14:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
5/3 14:55
フモトスミレ
根の平から茸岩をズーム。
2025年05月03日 15:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/3 15:02
根の平から茸岩をズーム。
《根の平峠》
コーヒーブレイクも済んだし、さあ〜下ろう。
2025年05月03日 15:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/3 15:21
《根の平峠》
コーヒーブレイクも済んだし、さあ〜下ろう。
【伊勢谷】
まさかシロヤシオが見られるとは思わなかった。
2025年05月03日 15:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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5/3 15:26
【伊勢谷】
まさかシロヤシオが見られるとは思わなかった。
この谷のシロヤシオはいつも早いのかな?
2025年05月03日 15:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
5/3 15:32
この谷のシロヤシオはいつも早いのかな?
co700m辺りでやっと開花したコイワカガミが現れ、上を気にしたり、下を探したりと忙しくなってきた。
2025年05月03日 15:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
5/3 15:38
co700m辺りでやっと開花したコイワカガミが現れ、上を気にしたり、下を探したりと忙しくなってきた。
撮影機器:

感想

先日歩いた岩ヶ峰で今年のアカヤシオは当たり年だと実感、裏年と
言われた昨年と違い情報でも花の付きは悪くないようだ。
しかし次の山行は烏帽子岳の石楠花か、国見岳のアカヤシオか迷った
結果、出遅れた感がある国見岳のアカヤシオ見物を計画した前日、
花を散らす雨と風の天気になってしまった。

流石にG/Wの出足は早い。支度を終え6時過ぎにはすでに七割ほど
埋まった駐車場を出発、今年も児玉山荘の裏から池の尾に取り付くが
ツツジ系の花はさっぱりだった。岩稜帯を過ぎてもシロモジが見られる
のみで以前の記憶からかけ離れた花の無い尾根にガッカリした頃、
突然多くの花を付けた石楠花が現れたがその後に現れる石楠花は大半が
蕾だった。

そして楽しみにしていた石楠花の密生する鞍部もほとんどが蕾で、
相変わらずシロヤシオもコイワカガミも見る事は出来なかったが、
P946に向かう明確な尾根に出るとやっとハルリンドウやアカヤシオが
見られるようになってきて、僅かに膨らんだ期待を胸に池の尾TOPの
窪地からブナの林に囲まれた静寂のブナ清水に下り、苔むした大岩の
下から湧き出る石清水で喉を潤していると、マイナスの気持ちが
消えていた。文字通り癒しの空間となったブナ清水からヤシオ尾根
(コブ尾根?)に合流すると待望のアカヤシオロードが始まるが、
果たしてどうだろう・・。

ゆったりと広がるヌタ場の鞍部を過ぎると心配していた前日の雨、風の
影響は杞憂だった。
充分鑑賞に堪えるアカヤシオが青岳や国見岳の北面を飾っていた。
出遅れたかなと思ったが花付きも良いピンクの花を堪能しながら
太郎坊岩に立ち寄り桃岩に向かうと、周りが伐採されたのか見通しが良く
なっていた。

アカヤシオと奇岩を楽しみ本日の最高地点、国見岳の山頂に出ると
展望岩場には先客がいたので、食事を諦め次の楽しみを求めて上水晶谷
の右岸尾根を下り神崎川を目指すが、上水晶谷も神崎川も予想通り普段の
水量ではなかった。徒渉点を探してうろうろしながらも上水晶谷に
次いで、神崎川を左岸へ渡ると、期待通り広い台地の奥で山芍薬の
白い花が手招きしていた。
誰も居ない左岸台地を散策しながら右岸台地への徒渉地点を探るが
結局見つからず、先ほどの徒渉地点に戻り「鈴鹿の上高地」へ向かうと
新緑の台地には10張りほどのテントが点在していた。

上高地を真似て、明神池、田代湿原と呼ばれる石楠花の咲く湿地や
主と言われるカツラの大木を訪ねてタケ谷に抜けた後、根の平峠から
伊勢谷を下ると中流部辺りでやっと開花したコイワカガミが現れ、
足元の他、頭上のシロヤシオも気にしながらの、ちょっと嬉しい下山に
なった。


【落胆から始まった今回の山行だったが、アカヤシオ、山芍薬、そして
シロヤシオまで見る事ができて、結果は新緑の鈴鹿を思い通りに歩けた
楽しい一日だった。】

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