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Yamareco

記録ID: 7625544
全員に公開
雪山ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

【スノーハイク】鈴鹿の上高地から県境稜線へ

2024年12月26日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:24
距離
9.5km
登り
728m
下り
730m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:01
休憩
1:22
合計
7:23
距離 9.5km 登り 728m 下り 730m
7:09
12
7:21
58
8:19
8:20
7
ブナ清水分岐
8:27
8:37
12
8:49
8:52
18
9:10
41
co807m
9:51
10:03
101
第二の台地(大カツラの木)
11:44
11:49
19
12:08
12:20
41
県境稜線に合流
13:01
13:10
3
13:13
13:43
38
ブナ清水分岐
14:21
11
14:32
朝明駐車場
天候 曇り
【気温】登山口:7℃ 鈴鹿の上高地:5℃ P995:3℃ 根の平峠:5℃
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝明駐車場を利用。
(通常500円/1回 但し 積雪期・12月末から翌年の2月末の間は
無料になります。)
コース状況/
危険箇所等
1)伊勢谷〜根の平峠までは単独と思われるトレースあり。
2)根の平峠からタケ谷方面、国見岳方面共に途中でトレースの主は
 引き返した模様。
3)水晶岳方面〜根の平峠のトレースは残っていました。

【積雪】若干湿った雪質。
伊勢谷:15cm  根の平峠〜愛知川:40cm  県境稜線:40cm〜

●鈴鹿の上高地〜上水晶谷右岸尾根でスノーシュー使用。
●湿った雪質のため軽アイゼンは使用せず。

【P807の尾根】
神杉を過ぎた先の鞍部からP807に取り付き、TOPに出たあと藪を避けて
進むと北向きに尾根が延びるが、TOPから西向きの尾根を探すように
覗き込むと藪の直下から派生している尾根地形が見つかる。
小さいながら明確な尾根を進み、行き止まりのような突端からは
下りやすいと判断した南西向きの尾根を選んで上高地の第二と第三の
台地を分ける谷に着地したが、積雪期はオーソドックスにタケ谷を
下った方が安心かな・・・。
河童橋を連想する風景。
2024年12月26日 07:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 7:13
河童橋を連想する風景。
【伊勢谷】
根の平峠方面を望む。(積雪は15cmほど)
2024年12月26日 08:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/26 8:03
【伊勢谷】
根の平峠方面を望む。(積雪は15cmほど)
【タケ谷】
単独と思われるトレースが残る雪原へ踏み込む。
2024年12月26日 08:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 8:38
【タケ谷】
単独と思われるトレースが残る雪原へ踏み込む。
タケ谷と別れ、分岐を上水晶谷方面へ。(積雪は40cmほど)
2024年12月26日 08:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 8:49
タケ谷と別れ、分岐を上水晶谷方面へ。(積雪は40cmほど)
【千種街道】
根の平のシンボル:神杉
2024年12月26日 08:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 8:57
【千種街道】
根の平のシンボル:神杉
P807mの尾根を辿って上高地へ下ろう。
2024年12月26日 09:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 9:03
P807mの尾根を辿って上高地へ下ろう。
【P807mの尾根】
小さな尾根に乗って進む。
2024年12月26日 09:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 9:10
【P807mの尾根】
小さな尾根に乗って進む。
雨乞岳かな?
2024年12月26日 09:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 9:16
雨乞岳かな?
尾根のTOPを過ぎ、西へ向かう尾根を探すように覗き込む。
2024年12月26日 09:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 9:17
尾根のTOPを過ぎ、西へ向かう尾根を探すように覗き込む。
西へ延びる痩せ尾根に乗って。
2024年12月26日 09:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 9:23
西へ延びる痩せ尾根に乗って。
突端の樅?を目印に南西向きの尾根で上高地へ下る。
2024年12月26日 09:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 9:28
突端の樅?を目印に南西向きの尾根で上高地へ下る。
【鈴鹿の上高地】
第二の台地で「上高地の主」にご挨拶。
2024年12月26日 09:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/26 9:51
【鈴鹿の上高地】
第二の台地で「上高地の主」にご挨拶。
見通しが良くなった冬の愛知川。
2024年12月26日 10:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 10:05
見通しが良くなった冬の愛知川。
スノーシューの出番だ。
2024年12月26日 10:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 10:16
スノーシューの出番だ。
雪原が広がる第三の台地。
2024年12月26日 10:19撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/26 10:19
雪原が広がる第三の台地。
第四の台地、明神池もすっかり雪の下だ。
2024年12月26日 10:22撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 10:22
第四の台地、明神池もすっかり雪の下だ。
右岸尾根に向かい南端の尾根を登る。
2024年12月26日 10:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 10:37
右岸尾根に向かい南端の尾根を登る。
【上水晶谷右岸尾根】
県境稜線まで上がろう。
2024年12月26日 10:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 10:57
【上水晶谷右岸尾根】
県境稜線まで上がろう。
P860からP995を望む。
2024年12月26日 11:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 11:07
P860からP995を望む。
雪庇が育ち始めている。
2024年12月26日 11:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 11:08
雪庇が育ち始めている。
方角からすると水晶岳のようだ。
2024年12月26日 11:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 11:10
方角からすると水晶岳のようだ。
風に飛ばされたのかな?
2024年12月26日 11:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/26 11:18
風に飛ばされたのかな?
P995を通過。
2024年12月26日 11:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 11:50
P995を通過。
初めて姿を現した国見岳と山腹の太郎坊岩。
2024年12月26日 12:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 12:00
初めて姿を現した国見岳と山腹の太郎坊岩。
【県境稜線】
稜線に合流。青岳は諦めて根の平へ下ろう。
2024年12月26日 12:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 12:10
【県境稜線】
稜線に合流。青岳は諦めて根の平へ下ろう。
ノートレースの稜線は雪もたっぷり。(積雪は40cm以上かな)
2024年12月26日 12:28撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 12:28
ノートレースの稜線は雪もたっぷり。(積雪は40cm以上かな)
来た!コブ尾根の上空に青空が広がった。
2024年12月26日 12:31撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 12:31
来た!コブ尾根の上空に青空が広がった。
水晶岳と真っ白な藤原岳。
2024年12月26日 12:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 12:38
水晶岳と真っ白な藤原岳。
タケ谷を俯瞰し、イブネ〜銚子ヶ口方面を望む。
2024年12月26日 12:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 12:43
タケ谷を俯瞰し、イブネ〜銚子ヶ口方面を望む。
水晶岳 藤原岳 竜ヶ岳 そして右端に釈迦ヶ岳。
2024年12月26日 12:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 12:44
水晶岳 藤原岳 竜ヶ岳 そして右端に釈迦ヶ岳。
藤原岳と竜ヶ岳は真っ白だ。
2024年12月26日 12:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 12:44
藤原岳と竜ヶ岳は真っ白だ。
釈迦ヶ岳をズーム。
2024年12月26日 12:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
12/26 12:48
釈迦ヶ岳をズーム。
峠まで悪戦苦闘の連続だった。
2024年12月26日 12:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 12:56
峠まで悪戦苦闘の連続だった。
《根の平峠》
根の平の雪原とイブネ、クラシ方面を望む。
2024年12月26日 13:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/26 13:03
《根の平峠》
根の平の雪原とイブネ、クラシ方面を望む。
《根の平峠》
青空も長く続かなかった。
2024年12月26日 13:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
12/26 13:10
《根の平峠》
青空も長く続かなかった。
《ブナ清水分岐》
風を避けた平坦地で遅めの食事を終える。
2024年12月26日 13:31撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/26 13:31
《ブナ清水分岐》
風を避けた平坦地で遅めの食事を終える。
【朝明渓谷】
しばらくは無料駐車場になるようです。
2024年12月26日 14:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
12/26 14:53
【朝明渓谷】
しばらくは無料駐車場になるようです。
撮影機器:

感想

長すぎた秋が終わったらいきなり例年並みの冬がやって来た。
すでに鈴鹿の山も雪山が楽しめそうだが週末は行けそうもない。
晴れ間は望めそうもない平日、スノーハイクを目的に鈴鹿の上高地へ
向かう。

一宮辺りで降り出した小雨は、幸い千草地区辺りで止んでくれた。
管理人も居ない、車も空っぽの朝明駐車場から微かな凍結が見られる
渓谷の舗道から伊勢谷へ入るとしばらくして一面の雪道に変わり、下流の
堰堤を越える頃には15cmほどの積雪に増えてきた。
つい先日まで紅葉を追いかけていたので、半信半疑で用意した軽アイゼン
やスノーシューだがどうやら出番はありそうだ。

足元に残るトレースは前日の物だろうか、どうやら単独らしいが
根の平峠を越えタケ谷へ向かって雪原に踏み込むとまもなくして
引き返したらしくトレースは消えてしまった。
トレースを追う歩みからスタンプを押すような歩みでタケ谷分岐を
千種街道へ向かい、根の平のシンボルツリー:神杉を過ぎた先の鞍部から
P807の尾根を西へ辿って上高地、第二の台地へ下ってみたが雪の
痩せ尾根から台地への下降が厄介だった。慎重にスタンスを決めて
幹に掴まりながら急斜面を下り台地を分ける谷へ着地する。

静寂に包まれた鈍色の台地はいよいよスノーシューの出番だ。
大カツラの木に挨拶を済ませ第三、第四の台地を散策して南端の尾根から
千種街道を挟んで上水晶谷右岸尾根に取り付き県境稜線へ合流した場所で
スノーシューを外す。
稜線に出てからは青岳を往復して根の平へ下る計画だったが、予想以上の
積雪ですっかり時間がかかってしまった。
諦めて根の平への下りにかかるとトレースの無い深雪の稜線は悪戦苦闘の
連続で、青岳を中止して正解だった。

掘割の吹き溜まりは腿まですっぽり嵌り、脇へ逃げると隠れた根っこに
足を取られと、ストレスを感じるほど手強い下りだったが救いは
時々やってくる青空が見せてくれる展望だった。
間近に望む水晶岳、その奥に一際白い藤原岳、竜ヶ岳、そしてタケ谷や
雪雲の下に見られるイブネ、クラシ、銚子ヶ口の山並みに苛立ちを
慰められながら雪原が広がる根の平へ戻ってきた時は妙な達成感を
感じていた。

根の平峠に着いたら食事をと考えていたが、ブナ清水分岐の平坦地が
風を避けられる事を思い出した。


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