ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8047866
全員に公開
山滑走
甲信越

薮スキー 白毛門〜巻機山

2025年04月21日(月) 〜 2025年04月22日(火)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
36:00
距離
26.1km
登り
2,657m
下り
2,724m

コースタイム

1日目
山行
12:55
休憩
0:00
合計
12:55
5:00
220
スタート地点
8:40
70
9:50
110
11:40
30
13:30
90
15:00
80
16:20
95
檜倉乗越
17:55
宿泊地
2日目
山行
5:25
休憩
0:00
合計
5:25
5:10
20
宿泊地
5:30
70
6:40
110
8:30
30
9:15
70
10:25
10
10:35
ゴール地点
1時間に一回、10分くらい休憩しています。
天候 二日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
4/20(日) 終電で土合駅へ
4/21(火) 清水に下山後、走って沢口へ。11:30のバスに乗れた。六日町から電車。
コース状況/
危険箇所等
・クラック、雪庇の崩落がかなり進んでいた。
・雪庇は東側に張り出している。
・滑走は基本的に尾根の東側。クラックに当たっては、板を脱いで突破を繰り返した。
・危なそうなところは板を脱いで藪に逃げた。
・トラーゲンで歩くときは、基本的に藪か、藪と雪庇の境界、安全そうなら雪庇の上を歩いた。
いざ
2025年04月21日 04:57撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 4:57
いざ
水量が明らかに多い。
2025年04月21日 05:09撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 5:09
水量が明らかに多い。
やっと雪を登れる。
2025年04月21日 07:20撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 7:20
やっと雪を登れる。
白毛門は最後が手強そう。
2025年04月21日 08:06撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 8:06
白毛門は最後が手強そう。
でかいクラック。
2025年04月21日 08:12撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 8:12
でかいクラック。
谷川方面
2025年04月21日 08:12撮影 by  SC-53C, samsung
2
4/21 8:12
谷川方面
けっこう急。この後さらに急になるところで、左にトラバースしたら緩斜面に出られた。
2025年04月21日 08:26撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 8:26
けっこう急。この後さらに急になるところで、左にトラバースしたら緩斜面に出られた。
土も出ている。
2025年04月21日 08:26撮影 by  SC-53C, samsung
2
4/21 8:26
土も出ている。
ついた
2025年04月21日 08:42撮影 by  SC-53C, samsung
1
4/21 8:42
ついた
笠ヶ岳へ
2025年04月21日 09:11撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 9:11
笠ヶ岳へ
クラックを越え、笠ヶ岳山頂。
2025年04月21日 09:50撮影 by  SC-53C, samsung
1
4/21 9:50
クラックを越え、笠ヶ岳山頂。
朝日岳へは踏み抜きがしんどい。すっぽりはまった。
2025年04月21日 10:44撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 10:44
朝日岳へは踏み抜きがしんどい。すっぽりはまった。
雪無さすぎ。
2025年04月21日 11:34撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 11:34
雪無さすぎ。
朝日岳
2025年04月21日 11:39撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 11:39
朝日岳
ここは夏は池塘がある。
2025年04月21日 11:50撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 11:50
ここは夏は池塘がある。
大烏帽子まで、思ったより藪い。
2025年04月21日 12:11撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 12:11
大烏帽子まで、思ったより藪い。
気持ちい!
2025年04月21日 12:14撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 12:14
気持ちい!
踏みあとバッチリ。
2025年04月21日 12:39撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 12:39
踏みあとバッチリ。
大烏帽子からの下り。藪過ぎてしんどいが、一周回って楽しくなってきた。
2025年04月21日 13:44撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 13:44
大烏帽子からの下り。藪過ぎてしんどいが、一周回って楽しくなってきた。
こんなのが沢山あった。
2025年04月21日 14:34撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 14:34
こんなのが沢山あった。
柄沢山まで。やはりクラックが多い。
2025年04月21日 15:57撮影 by  SC-53C, samsung
1
4/21 15:57
柄沢山まで。やはりクラックが多い。
ここで寝られるのでは?→ダメです。
2025年04月21日 16:36撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 16:36
ここで寝られるのでは?→ダメです。
すごい雪庇
2025年04月21日 16:46撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 16:46
すごい雪庇
最後は藪。気合いで。
2025年04月21日 17:39撮影 by  SC-53C, samsung
4/21 17:39
最後は藪。気合いで。
渾身のサイト地。テントの安心感すごい。
2025年04月21日 18:18撮影 by  SC-53C, samsung
3
4/21 18:18
渾身のサイト地。テントの安心感すごい。
サイトは、カレー飯とギョニソのシチューにした。山ではこってりしたものが食べたくなる。朝はα米とシチュー。
2025年04月21日 19:22撮影 by  SC-53C, samsung
3
4/21 19:22
サイトは、カレー飯とギョニソのシチューにした。山ではこってりしたものが食べたくなる。朝はα米とシチュー。
今日も快晴!
2025年04月22日 04:58撮影 by  SC-53C, samsung
2
4/22 4:58
今日も快晴!
柄沢山から。今までよりいくぶんかマシ。
2025年04月22日 05:32撮影 by  SC-53C, samsung
3
4/22 5:32
柄沢山から。今までよりいくぶんかマシ。
一人で歩く。これはこれで贅沢なのかも。
2025年04月22日 05:49撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 5:49
一人で歩く。これはこれで贅沢なのかも。
太陽
2025年04月22日 05:57撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 5:57
太陽
シカの糞がたまっていた。そういう習性があるのだろうか?
2025年04月22日 06:07撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 6:07
シカの糞がたまっていた。そういう習性があるのだろうか?
米子頭山への雪庇はズタボロ。基本藪と雪の境目を行く。
2025年04月22日 06:28撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 6:28
米子頭山への雪庇はズタボロ。基本藪と雪の境目を行く。
巻機山への登りの雪崩れ。断面は15mくらいありそう。ひとたまりもない…。
2025年04月22日 07:47撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 7:47
巻機山への登りの雪崩れ。断面は15mくらいありそう。ひとたまりもない…。
いよいよ巻機山のテリトリーだ。
2025年04月22日 08:18撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 8:18
いよいよ巻機山のテリトリーだ。
やっとこさ山頂。達成感!気持ちよすぎて20分くらいたるんでた。
2025年04月22日 08:34撮影 by  SC-53C, samsung
2
4/22 8:34
やっとこさ山頂。達成感!気持ちよすぎて20分くらいたるんでた。
小屋が完全に埋まっていた。
2025年04月22日 09:03撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 9:03
小屋が完全に埋まっていた。
にせまき
2025年04月22日 09:16撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 9:16
にせまき
夏道が出てた。滑れたら良かったんだけど…。
2025年04月22日 09:39撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 9:39
夏道が出てた。滑れたら良かったんだけど…。
最高
2025年04月22日 09:51撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 9:51
最高
よく滑る雪だ。
2025年04月22日 09:57撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 9:57
よく滑る雪だ。
桜坂駐車場。春を感じる。
2025年04月22日 10:23撮影 by  SC-53C, samsung
3
4/22 10:23
桜坂駐車場。春を感じる。
いい。
2025年04月22日 10:25撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 10:25
いい。
清水まで、7合目付近の急斜面以外は雪が繋がっていて、山頂から一時間半で下ってこれた。さすが巻機山。バスに間に合うよう、沢口へ急ぐ。
2025年04月22日 11:14撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 11:14
清水まで、7合目付近の急斜面以外は雪が繋がっていて、山頂から一時間半で下ってこれた。さすが巻機山。バスに間に合うよう、沢口へ急ぐ。
風呂へ
2025年04月22日 12:04撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 12:04
風呂へ
美味しくいただきました。
2025年04月22日 13:10撮影 by  SC-53C, samsung
4
4/22 13:10
美味しくいただきました。
2025年04月22日 14:02撮影 by  SC-53C, samsung
4/22 14:02
車窓より。割引山?
2025年04月22日 14:53撮影 by  SC-53C, samsung
2
4/22 14:53
車窓より。割引山?
撮影機器:

装備

個人装備
スキー シール クトー ヘルメット アイゼン ピッケル スノースコップ ザック ザックカバー 兼用靴 冬用シュラフ シュラフカバー テント 銀マット ウルトラライトダウン 毛下 アームカバー 靴下 ハードシェル オーバーグローブ ハンガロン テムレス インナーグローブ バラクラバ サングラス ゴーグル 下界装 行動食2日分 朝夕サイト1日分 EPI小缶 EPIヘッド コッヘル 軍手 ライター2 ティッシュペーパー ベニヤ板 ナイフ ごみ袋 エマージェンシーシート ばんそうこう 地図 マップケース コンパス ヘッデン 電池 テーピング スマホ モバイルバッテリー

感想

月曜は授業がなく、火曜は授業が休講に。天気も良さそうなので、前から行きたかった「白巻」を決行。白毛門手前での撤退や、一週間前で既にクラック多数などの情報があったが、突っ込んでみた。
結果としては、想定以上に藪が多く、ハードなものとなってしまった。想定が甘かったことは反省だが、こういう経験を積めて良かったと思うし、何より楽しかった。藪スキーという自分の中では新たなジャンルを開拓できた気がして、印象深い山行となった。
僕は普段は人と山に行くので、こうして一人で行くと、普段自分がいかに人に頼っているかを実感した。とはいえ、今度行くときは誰かと来たい。そして、次はもっと気持ち良く滑りたい。

一日目4/21(月)
◆土合駅〜白毛門
・雪解けが進み、下部は道が出ていた。
・全区間トラーゲン。
・山頂直下はデブリで大変なことになっていた。数日前に撤退されている記録があり、かなり心配していたが、何とか突破できた。自分はデブリを右から巻き、直登のち、クラックが溶けてできたバンドを左トラバースしたところ上手く行った。雪が崩れないか、正直ヒヤヒヤした。

◆白毛門〜朝日岳
・白毛門からの下りは滑れそうだったが、トラーゲン解除が面倒で歩いてしまった。後のことを考えると、滑っておけば良かった。
・笠ヶ岳への登りはクラック多数。こちらもヒヤヒヤはしたが、トレースがとても参考になった。ありがとうございます。
・笠ヶ岳を過ぎた辺りで、白毛門山頂にヘリが…。何があったのだろうか。ロープで救助隊の人?が降り立ち、一時間ほど後に引き返していった。心配でならない。
・朝日岳までは夏道がかなり出ていた。気温が上がり、踏み抜きに苦労した。一度胸まではまって宙ぶらりんになり、焦った。途中から藪伝いに歩いたら、ペースが上がった。

◆朝日岳〜大烏帽子山
・jpまでは雪が沢山で快適。
・越後烏帽子までは、下りは一度クラックで板を脱いだが、それ以外は気持ち良く滑れた。
・登りは諦めてトラーゲン藪(踏みあと明瞭)漕ぎ。
・ナルミズ源頭までは滑れた。
・大烏帽子山までは、急だがシールで登れた。

◆大烏帽子山〜檜倉山
・快適に滑れるつもりでいたが、すぐに雪が途切れた。8月とかとは比べのもにならないくらい藪は薄いが、板とストックを手で持って漕いだので、心身ともに疲れてしまった。諦めてトラーゲンすべきだった。
・登りは基本的にシールで行けた。二ヶ所くらい手持ち藪漕ぎが発生し、大変だった。

◆檜倉山〜柄沢山手前(サイト地)
・途中からは滑れて感動。
・二重稜線でサイトにしようかとも思ったが、ここまで想定以上に時間がかかってしまったので、明日も時間がかかると思い、今日のうちに唐沢山手前まで行くことにした。
・登りは例にもれずクラック多数。今までの教訓から、トラーゲンのアイピケにした。トレースはかなり雪庇上で怖いので、極力稜線上を進むようにした。
・肩の手前は藪漕ぎ。
・柄沢山手前に平地があり、サイト地とした。

二日目4/22(火)
◆柄沢山手前〜米子頭山
・柄沢山までは一ヶ所藪。
・唐沢山からの下りもしばらく藪。途中から雪庇が安定していそうだったので、雪の上を歩けてた。朝で雪が固いこともあり、ペースが上がった。
・米子頭山までの登りの雪庇はズタズタ。藪と雪庇の境目は、藪をつかめて安心かつ藪が薄くてすいすい進めた。

◆米子頭山〜巻機山
・米子頭山からコルまで滑れた。一ヶ所板を脱いでクラックを越えた。
・登りは、同様に藪と雪庇の境界を進んだ。
・1830ベロ手前で大規模な雪庇の崩落跡があった。
・1830ベロから尾根が広がり、シール登行できた。

◆巻機山〜清水
・めっちゃ滑れて最高。
・7合目あたりの急斜面だけ雪がなく、夏道が出ていた。

◆清水〜沢口
・清水のつぎのバスは17時過ぎなので、走って沢口へ。11:30のバスになんとか間に合って、良かった。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:455人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら