薮スキー 白毛門〜巻機山


- GPS
- 36:00
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,657m
- 下り
- 2,724m
コースタイム
- 山行
- 12:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:55
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:25
天候 | 二日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
4/21(火) 清水に下山後、走って沢口へ。11:30のバスに乗れた。六日町から電車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・クラック、雪庇の崩落がかなり進んでいた。 ・雪庇は東側に張り出している。 ・滑走は基本的に尾根の東側。クラックに当たっては、板を脱いで突破を繰り返した。 ・危なそうなところは板を脱いで藪に逃げた。 ・トラーゲンで歩くときは、基本的に藪か、藪と雪庇の境界、安全そうなら雪庇の上を歩いた。 |
写真
装備
個人装備 |
スキー
シール
クトー
ヘルメット
アイゼン
ピッケル
スノースコップ
ザック
ザックカバー
兼用靴
冬用シュラフ
シュラフカバー
テント
銀マット
ウルトラライトダウン
毛下
アームカバー
靴下
ハードシェル
オーバーグローブ
ハンガロン
テムレス
インナーグローブ
バラクラバ
サングラス
ゴーグル
下界装
行動食2日分
朝夕サイト1日分
EPI小缶
EPIヘッド
コッヘル
軍手
ライター2
ティッシュペーパー
ベニヤ板
ナイフ
ごみ袋
エマージェンシーシート
ばんそうこう
地図
マップケース
コンパス
ヘッデン
電池
テーピング
スマホ
モバイルバッテリー
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感想
月曜は授業がなく、火曜は授業が休講に。天気も良さそうなので、前から行きたかった「白巻」を決行。白毛門手前での撤退や、一週間前で既にクラック多数などの情報があったが、突っ込んでみた。
結果としては、想定以上に藪が多く、ハードなものとなってしまった。想定が甘かったことは反省だが、こういう経験を積めて良かったと思うし、何より楽しかった。藪スキーという自分の中では新たなジャンルを開拓できた気がして、印象深い山行となった。
僕は普段は人と山に行くので、こうして一人で行くと、普段自分がいかに人に頼っているかを実感した。とはいえ、今度行くときは誰かと来たい。そして、次はもっと気持ち良く滑りたい。
一日目4/21(月)
◆土合駅〜白毛門
・雪解けが進み、下部は道が出ていた。
・全区間トラーゲン。
・山頂直下はデブリで大変なことになっていた。数日前に撤退されている記録があり、かなり心配していたが、何とか突破できた。自分はデブリを右から巻き、直登のち、クラックが溶けてできたバンドを左トラバースしたところ上手く行った。雪が崩れないか、正直ヒヤヒヤした。
◆白毛門〜朝日岳
・白毛門からの下りは滑れそうだったが、トラーゲン解除が面倒で歩いてしまった。後のことを考えると、滑っておけば良かった。
・笠ヶ岳への登りはクラック多数。こちらもヒヤヒヤはしたが、トレースがとても参考になった。ありがとうございます。
・笠ヶ岳を過ぎた辺りで、白毛門山頂にヘリが…。何があったのだろうか。ロープで救助隊の人?が降り立ち、一時間ほど後に引き返していった。心配でならない。
・朝日岳までは夏道がかなり出ていた。気温が上がり、踏み抜きに苦労した。一度胸まではまって宙ぶらりんになり、焦った。途中から藪伝いに歩いたら、ペースが上がった。
◆朝日岳〜大烏帽子山
・jpまでは雪が沢山で快適。
・越後烏帽子までは、下りは一度クラックで板を脱いだが、それ以外は気持ち良く滑れた。
・登りは諦めてトラーゲン藪(踏みあと明瞭)漕ぎ。
・ナルミズ源頭までは滑れた。
・大烏帽子山までは、急だがシールで登れた。
◆大烏帽子山〜檜倉山
・快適に滑れるつもりでいたが、すぐに雪が途切れた。8月とかとは比べのもにならないくらい藪は薄いが、板とストックを手で持って漕いだので、心身ともに疲れてしまった。諦めてトラーゲンすべきだった。
・登りは基本的にシールで行けた。二ヶ所くらい手持ち藪漕ぎが発生し、大変だった。
◆檜倉山〜柄沢山手前(サイト地)
・途中からは滑れて感動。
・二重稜線でサイトにしようかとも思ったが、ここまで想定以上に時間がかかってしまったので、明日も時間がかかると思い、今日のうちに唐沢山手前まで行くことにした。
・登りは例にもれずクラック多数。今までの教訓から、トラーゲンのアイピケにした。トレースはかなり雪庇上で怖いので、極力稜線上を進むようにした。
・肩の手前は藪漕ぎ。
・柄沢山手前に平地があり、サイト地とした。
二日目4/22(火)
◆柄沢山手前〜米子頭山
・柄沢山までは一ヶ所藪。
・唐沢山からの下りもしばらく藪。途中から雪庇が安定していそうだったので、雪の上を歩けてた。朝で雪が固いこともあり、ペースが上がった。
・米子頭山までの登りの雪庇はズタズタ。藪と雪庇の境目は、藪をつかめて安心かつ藪が薄くてすいすい進めた。
◆米子頭山〜巻機山
・米子頭山からコルまで滑れた。一ヶ所板を脱いでクラックを越えた。
・登りは、同様に藪と雪庇の境界を進んだ。
・1830ベロ手前で大規模な雪庇の崩落跡があった。
・1830ベロから尾根が広がり、シール登行できた。
◆巻機山〜清水
・めっちゃ滑れて最高。
・7合目あたりの急斜面だけ雪がなく、夏道が出ていた。
◆清水〜沢口
・清水のつぎのバスは17時過ぎなので、走って沢口へ。11:30のバスになんとか間に合って、良かった。
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