ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7796234
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳・天狗岳 ~ 厳冬期の八ヶ岳縦走、爆風の中を突き進む

2025年02月11日(火) 〜 2025年02月12日(水)
 - 拍手
おーちく その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:19
距離
18.1km
登り
1,759m
下り
1,404m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:07
休憩
0:52
合計
4:59
距離 8.1km 登り 924m 下り 200m
10:07
62
11:09
11:10
6
11:16
11:30
2
11:32
11:33
71
12:44
76
14:00
14:19
8
14:27
14:28
5
14:33
14:48
3
14:51
14:52
14
15:06
2日目
山行
5:58
休憩
1:21
合計
7:19
距離 10.0km 登り 835m 下り 1,204m
6:56
13
7:09
7:10
75
8:25
8:41
26
9:07
9:09
34
9:43
10:04
37
10:41
10:42
8
10:50
10:51
7
10:58
10:59
10
11:09
22
11:31
11:38
3
11:41
11:47
4
11:51
38
12:29
9
12:38
13:02
23
14:15
天候 2/11:晴れ、2/12:晴れ のち 曇り(稜線は爆風)
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
入山:バス;茅野駅→美濃戸口(土日祝のみ運行,9:20発,1700円)
下山:タクシー;渋の湯→茅野駅(黒百合ヒュッテ前で電波が繋がり予約、9380円)
コース状況/
危険箇所等
冬のコース難易度は天候次第ということを思い知らされました。硫黄岳から天狗岳の縦走は爆風に晒され、体が持って行かれそうになることが度々ありました。根石岳から天狗岳は痩せ気味の尾根もあるので、注意が必要。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
茅野駅からバスに乗って美濃戸口へ。10時と少し遅め出発になってしまうけど、この日は赤岳鉱泉に向かうだけなので、時間の余裕はあります。
3
茅野駅からバスに乗って美濃戸口へ。10時と少し遅め出発になってしまうけど、この日は赤岳鉱泉に向かうだけなので、時間の余裕はあります。
まずは美濃戸まで2.5kmの林道歩き。車はチェーン必須となっていますね。すごく凍結しているような箇所はなかったですが。
6
まずは美濃戸まで2.5kmの林道歩き。車はチェーン必須となっていますね。すごく凍結しているような箇所はなかったですが。
ちょうど1時間で美濃戸に到着。空は薄曇りですが、午後は晴れて来る予報なので期待しちゃいます。
9
ちょうど1時間で美濃戸に到着。空は薄曇りですが、午後は晴れて来る予報なので期待しちゃいます。
美濃戸山荘は冬季休業中。この先は登山道となるので、ここでアイゼンを装着。
4
美濃戸山荘は冬季休業中。この先は登山道となるので、ここでアイゼンを装着。
赤岳鉱泉へは遠回りになるけど、赤岳を間近で見たいので、南沢から行者小屋経由で。
7
赤岳鉱泉へは遠回りになるけど、赤岳を間近で見たいので、南沢から行者小屋経由で。
八ヶ岳らしい針葉樹林の中を緩やかに登って行きます。
5
八ヶ岳らしい針葉樹林の中を緩やかに登って行きます。
木々が切れて少し眺望が開けると、青空が見えて来ていました。
9
木々が切れて少し眺望が開けると、青空が見えて来ていました。
陽も差して来て、ここからは純白の雪景色を中を歩いて行きます。
12
陽も差して来て、ここからは純白の雪景色を中を歩いて行きます。
青空に輝く白が眩しすぎる。
13
青空に輝く白が眩しすぎる。
頭上の広葉樹に付いているのは霧氷かな?
11
頭上の広葉樹に付いているのは霧氷かな?
風が吹くと、木々から粉雪が舞って綺麗。
9
風が吹くと、木々から粉雪が舞って綺麗。
幸せな時間。
木々の間から見えるのは阿弥陀岳?
10
木々の間から見えるのは阿弥陀岳?
進む先に何ならすごい風景が見えて来ました。
11
進む先に何ならすごい風景が見えて来ました。
迫って来るような横岳西壁。岩稜から突き出た大同心と小同心の姿に圧倒されます。
15
迫って来るような横岳西壁。岩稜から突き出た大同心と小同心の姿に圧倒されます。
再び樹林帯に入ります。夏とはまた違った静寂の雰囲気が漂うこの森も好きです。
12
再び樹林帯に入ります。夏とはまた違った静寂の雰囲気が漂うこの森も好きです。
再び景色が開けて、横岳の稜線を一望できました。
9
再び景色が開けて、横岳の稜線を一望できました。
この峰は横岳のどのあたり? なかなかの迫力です。
15
この峰は横岳のどのあたり? なかなかの迫力です。
そして、ついに八ヶ岳の主峰、赤岳が登場です。
10
そして、ついに八ヶ岳の主峰、赤岳が登場です。
なにこれ、最高の景色なんですが。
15
なにこれ、最高の景色なんですが。
眩しく輝く赤岳。
10
眩しく輝く赤岳。
この重厚感、堪らないですね。
14
この重厚感、堪らないですね。
赤岳の風景をじっくり味わいながら、行者小屋に到着。美濃戸からゆるゆる歩いて2時間半でした。ここのテン場、最高のロケーションですね。
11
赤岳の風景をじっくり味わいながら、行者小屋に到着。美濃戸からゆるゆる歩いて2時間半でした。ここのテン場、最高のロケーションですね。
小屋の向こうに横岳の稜線がずらっと並びます。
7
小屋の向こうに横岳の稜線がずらっと並びます。
行者小屋で少し休憩した後、赤岳鉱泉に向かいます。中山乗越へ短い登り。
6
行者小屋で少し休憩した後、赤岳鉱泉に向かいます。中山乗越へ短い登り。
中山乗越から分岐して中山尾根展望台へ。ここは必ず寄り道すべきです。
13
中山乗越から分岐して中山尾根展望台へ。ここは必ず寄り道すべきです。
赤岳と阿弥陀岳が一望できます。スケールが大きすぎて、写真に収まり切らないパノラマ。
15
赤岳と阿弥陀岳が一望できます。スケールが大きすぎて、写真に収まり切らないパノラマ。
神々しいまでの赤岳。
20
神々しいまでの赤岳。
雪煙舞う阿弥陀岳と中岳。
11
雪煙舞う阿弥陀岳と中岳。
横岳西壁もさらに近くなり、大きく見上げる形に。
9
横岳西壁もさらに近くなり、大きく見上げる形に。
大同心と小同心。
11
大同心と小同心。
阿弥陀岳は時折り、大きく雪煙が舞い上がっていました。相当、風が強そう。
16
阿弥陀岳は時折り、大きく雪煙が舞い上がっていました。相当、風が強そう。
再び赤岳を望遠で。
13
再び赤岳を望遠で。
中山乗越から15分ほど下って、赤岳鉱泉に到着。
7
中山乗越から15分ほど下って、赤岳鉱泉に到着。
冬の八ヶ岳を満喫して、1日目は終了。
4
冬の八ヶ岳を満喫して、1日目は終了。
赤岳鉱泉名物のアイスキャンディーを見に行きました。結構な迫力です。この日は誰も登っていませんでした。
10
赤岳鉱泉名物のアイスキャンディーを見に行きました。結構な迫力です。この日は誰も登っていませんでした。
今日の夕飯はステーキ…、じゃありませんでした。そこそこ悲しい…
9
今日の夕飯はステーキ…、じゃありませんでした。そこそこ悲しい…
まずはクラフトビールでお疲れさま会。赤岳鉱泉オリジナルで、この山小屋は色々とお洒落です。
12
まずはクラフトビールでお疲れさま会。赤岳鉱泉オリジナルで、この山小屋は色々とお洒落です。
夕飯前に夕焼けを眺めに外へ出ます。地形的に日没は見れないけど、西の空が淡く茜色に。
8
夕飯前に夕焼けを眺めに外へ出ます。地形的に日没は見れないけど、西の空が淡く茜色に。
稜線はほのかにピンク色に色付いていました。
13
稜線はほのかにピンク色に色付いていました。
赤岳も少しだけ。
13
赤岳も少しだけ。
18時から夕飯。餃子とキノコの鍋、赤魚の粕漬焼き。やっぱり豪勢なメニューですね。ステーキは残念でしたが、美味しくて満足。
16
18時から夕飯。餃子とキノコの鍋、赤魚の粕漬焼き。やっぱり豪勢なメニューですね。ステーキは残念でしたが、美味しくて満足。
寝る前に星空を。満月近くの月が明るすぎて、撮影は僕には難易度高めでした…。なんとか、アイスキャンディーとオリオン座を収めました。
16
寝る前に星空を。満月近くの月が明るすぎて、撮影は僕には難易度高めでした…。なんとか、アイスキャンディーとオリオン座を収めました。
2日目。朝食も美味しくいただいてエネルギー注入。
14
2日目。朝食も美味しくいただいてエネルギー注入。
小屋の窓から見上げた横岳の稜線。しっかり晴れていますが、昼からは悪くなる予報です。風はどんなものでしょう?
6
小屋の窓から見上げた横岳の稜線。しっかり晴れていますが、昼からは悪くなる予報です。風はどんなものでしょう?
アイゼン付けていたら、小屋の入口の柱にアヒルを発見して、記念撮影。
12
アイゼン付けていたら、小屋の入口の柱にアヒルを発見して、記念撮影。
7時に硫黄岳に向けて出発。
5
7時に硫黄岳に向けて出発。
序盤は凍てつく森を抜けて行きます。
7
序盤は凍てつく森を抜けて行きます。
ジョウゴ沢を越えて少し登って行くと、ちょっとだけ阿弥陀岳が登場。ちょうど山頂に陽が当たり始めたところでした。
8
ジョウゴ沢を越えて少し登って行くと、ちょっとだけ阿弥陀岳が登場。ちょうど山頂に陽が当たり始めたところでした。
木々の間から見える三角のピークは峰の松目だと思います。
7
木々の間から見える三角のピークは峰の松目だと思います。
まだまだ続く樹林帯。なかなかの急登で息が上がります。トレース辿ったら一箇所とんでもない急斜度があったけど、軌跡をみると登山道を外れて直登していたみたい。
7
まだまだ続く樹林帯。なかなかの急登で息が上がります。トレース辿ったら一箇所とんでもない急斜度があったけど、軌跡をみると登山道を外れて直登していたみたい。
針葉樹から林相が変わって来ました。眺望はそろそろかな?
5
針葉樹から林相が変わって来ました。眺望はそろそろかな?
そして、景色が開けました。今日も空が青くてテンション上がります。
5
そして、景色が開けました。今日も空が青くてテンション上がります。
一気に広がる眺望。赤岳から横岳の稜線が目の前に続いています。
6
一気に広がる眺望。赤岳から横岳の稜線が目の前に続いています。
阿弥陀岳。背後には甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳も。
10
阿弥陀岳。背後には甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳も。
あのピークの向こうが硫黄岳。小さな雪庇を乗り越えて赤岩の頭へ。
5
あのピークの向こうが硫黄岳。小さな雪庇を乗り越えて赤岩の頭へ。
稜線に出るとさすがに強い風が吹いていました。厳しくも美しい世界。
8
稜線に出るとさすがに強い風が吹いていました。厳しくも美しい世界。
赤岩の頭には少しだけ寄り道になります。風でシュカブラも出来ていました。
9
赤岩の頭には少しだけ寄り道になります。風でシュカブラも出来ていました。
北八ヶ岳を一望できます。これから向かう天狗岳、そして蓼科山が目立ちます。
12
北八ヶ岳を一望できます。これから向かう天狗岳、そして蓼科山が目立ちます。
東天狗岳から西天狗岳の吊尾根と蓼科山。
11
東天狗岳から西天狗岳の吊尾根と蓼科山。
遠くの方は霞んでしまってクリアではなく、薄っすらとしか見えません。霧ヶ峰の向こうに穂高連峰や常念岳、表銀座の山々。
6
遠くの方は霞んでしまってクリアではなく、薄っすらとしか見えません。霧ヶ峰の向こうに穂高連峰や常念岳、表銀座の山々。
こちらは後立山連峰。美ヶ原の後ろに鹿島槍、五竜岳、白馬岳と続いています。
7
こちらは後立山連峰。美ヶ原の後ろに鹿島槍、五竜岳、白馬岳と続いています。
スキー場の目立つ入笠山の背後は中央アルプス。御嶽山も何とか見ることが出来ます。
6
スキー場の目立つ入笠山の背後は中央アルプス。御嶽山も何とか見ることが出来ます。
木曽駒ヶ岳から空木岳の稜線。
8
木曽駒ヶ岳から空木岳の稜線。
赤岳、阿弥陀岳は逆光だけど、これぞ南八ヶ岳の風景ですね。
13
赤岳、阿弥陀岳は逆光だけど、これぞ南八ヶ岳の風景ですね。
横岳の稜線は爆風が吹いているのがわかります…。硫黄岳から天狗岳はどうなっているか、少し不安になります。
6
横岳の稜線は爆風が吹いているのがわかります…。硫黄岳から天狗岳はどうなっているか、少し不安になります。
それでは、硫黄岳のピークに向かいましょう。
8
それでは、硫黄岳のピークに向かいましょう。
シュカブラの雪面に映る自分の影も良き。
10
シュカブラの雪面に映る自分の影も良き。
空に登って行く感じ。
9
空に登って行く感じ。
振り返るとこのパノラマ。堪りません。
10
振り返るとこのパノラマ。堪りません。
一歩一歩、確実に前へ。
9
一歩一歩、確実に前へ。
まだ風は強くなく、ピークに近づく高揚感でいっぱい。楽しすぎる。しかし、それもここまでと気づくのは数分後。
12
まだ風は強くなく、ピークに近づく高揚感でいっぱい。楽しすぎる。しかし、それもここまでと気づくのは数分後。
小さな岩場を越えると、硫黄岳の広々としたピークに飛び出しました。
9
小さな岩場を越えると、硫黄岳の広々としたピークに飛び出しました。
同時に爆風が駆け抜けて行きます。場所によってこんなにも違うものなのか…。
7
同時に爆風が駆け抜けて行きます。場所によってこんなにも違うものなのか…。
赤岳鉱泉から2時間で硫黄岳山頂に登頂。しかし、達成感に浸る気持ちにはなれない爆風(苦笑。ひと通り写真を撮って、先に行くことに。
14
赤岳鉱泉から2時間で硫黄岳山頂に登頂。しかし、達成感に浸る気持ちにはなれない爆風(苦笑。ひと通り写真を撮って、先に行くことに。
硫黄岳と言えば、この爆裂火口。安全な距離ではあるけど、強風に煽られて落ちないように気を付けましょう。
16
硫黄岳と言えば、この爆裂火口。安全な距離ではあるけど、強風に煽られて落ちないように気を付けましょう。
風が駆け抜ける雪面の向こうに赤岳と阿弥陀岳。
15
風が駆け抜ける雪面の向こうに赤岳と阿弥陀岳。
阿弥陀岳
少し風の不安はあるけど、計画通りに天狗岳への縦走開始。
10
少し風の不安はあるけど、計画通りに天狗岳への縦走開始。
この下りはやばかった…。突風が来ると体が持って行かれます。写真を撮る余裕はなく、なんとか一枚だけ。
15
この下りはやばかった…。突風が来ると体が持って行かれます。写真を撮る余裕はなく、なんとか一枚だけ。
20分ぐらい足早に下ると樹林帯に入って、ほっと一息。
6
20分ぐらい足早に下ると樹林帯に入って、ほっと一息。
夏沢峠まで下って小休憩。厳冬期の稜線はやはり厳しい。この先も試練は続きます。
5
夏沢峠まで下って小休憩。厳冬期の稜線はやはり厳しい。この先も試練は続きます。
箕冠山に向かって緩やかな登り。この区間は樹林帯なので風の心配はありません。雪は深く、木にもたくさん積もっていて、時々どさっと落ちてきて冷たい。
6
箕冠山に向かって緩やかな登り。この区間は樹林帯なので風の心配はありません。雪は深く、木にもたくさん積もっていて、時々どさっと落ちてきて冷たい。
箕冠山を通過。この先、少し行くと根石岳の爆風が予測される区間です。
5
箕冠山を通過。この先、少し行くと根石岳の爆風が予測される区間です。
根石岳に向かうルート上は雪がなく、風が強すぎて吹き飛んでしまっているのが容易に想像できます。そう考えると、根石岳山荘はすごいところに建っていますね。
10
根石岳に向かうルート上は雪がなく、風が強すぎて吹き飛んでしまっているのが容易に想像できます。そう考えると、根石岳山荘はすごいところに建っていますね。
ここの風は、怖さすら感じました…。気を入れて踏ん張って歩いていても、突風に当たると3,4数歩は体が持って行かれました。風が弱まる隙を狙って、登山道に並ぶ次の木の杭を頼りに進みました。
8
ここの風は、怖さすら感じました…。気を入れて踏ん張って歩いていても、突風に当たると3,4数歩は体が持って行かれました。風が弱まる隙を狙って、登山道に並ぶ次の木の杭を頼りに進みました。
数分だけど、すごく長い時間に感じながら根石岳の小さなピークに到達。少し下って、天狗岳へ最後の登り。ここの風も同じく凄まじかった。山頂直下は痩せ尾根気味のところもあって、細心の注意で通過。
9
数分だけど、すごく長い時間に感じながら根石岳の小さなピークに到達。少し下って、天狗岳へ最後の登り。ここの風も同じく凄まじかった。山頂直下は痩せ尾根気味のところもあって、細心の注意で通過。
爆風の中を30分掛かって、東天狗岳に登頂。いつも間にか空は雲に覆われて、寒々とした風景に。緊張感からは開放されたけど、達成感とかはなく、とにかく早く降りたい気持ちでいっぱい…
7
爆風の中を30分掛かって、東天狗岳に登頂。いつも間にか空は雲に覆われて、寒々とした風景に。緊張感からは開放されたけど、達成感とかはなく、とにかく早く降りたい気持ちでいっぱい…
いちおう、頑張って写真だけは撮りました。歩きて来た稜線と硫黄岳を振り返って。
8
いちおう、頑張って写真だけは撮りました。歩きて来た稜線と硫黄岳を振り返って。
西天狗岳はもちろんスルー。
6
西天狗岳はもちろんスルー。
天狗岳から中山峠へ。ここも気の抜けない下りが続きます。途中、風でトレースが消えていてルートロストをしてしまい、精神的にもかなり疲れました…
9
天狗岳から中山峠へ。ここも気の抜けない下りが続きます。途中、風でトレースが消えていてルートロストをしてしまい、精神的にもかなり疲れました…
西天狗岳から1時間の下りで黒百合ヒュッテに到着。これで完全に安全地帯まで降りて来ました、ただ、小屋前でも風はまだ強いので、ゆっくり休憩という気分にはならず。
6
西天狗岳から1時間の下りで黒百合ヒュッテに到着。これで完全に安全地帯まで降りて来ました、ただ、小屋前でも風はまだ強いので、ゆっくり休憩という気分にはならず。
渋の湯にタクシーを予約して下山開始。トレースしっかり、フカフカの雪質で高速道路の気分でずんずん下ります。
7
渋の湯にタクシーを予約して下山開始。トレースしっかり、フカフカの雪質で高速道路の気分でずんずん下ります。
順調すぎで、黒百合ヒュッテから1時間ちょっとで下山完了しちゃいました。
8
順調すぎで、黒百合ヒュッテから1時間ちょっとで下山完了しちゃいました。
渋の湯は休業日でしたが、玄関の前にカモシカ。野生ですよね? タクシーは予約時間よりも20分ぐらい早く来てくれて、あまりほとんど待たずに茅野駅へ。
20
渋の湯は休業日でしたが、玄関の前にカモシカ。野生ですよね? タクシーは予約時間よりも20分ぐらい早く来てくれて、あまりほとんど待たずに茅野駅へ。

感想

厳冬期の八ヶ岳縦走チャレンジ。赤岳鉱泉に泊まって、硫黄岳から天狗岳の稜線を歩いて来ました。

1日目は美濃戸口から南沢で南八ヶ岳の懐に。八ヶ岳らしい樹林帯を抜けて視界が開けると、真っ白な横岳西壁や赤岳が次々と現れ、気分が盛り上がります。青空に映える白い雪の世界を堪能できました。

2日目は赤岳鉱泉から硫黄岳、そこから北上してて天狗岳に抜けます。八ヶ岳の峰々を一望できて最高の一言。ただ、後半の硫黄岳からさきは、風がとにかくやばかった。厳冬期の2500m級は初めてですが、舐めていたわけではないけど、想像以上に過酷でした。突風に煽られながら、緊張感のある縦走となりました。天狗岳に到着した時は、達成感とかどうでも良くて、早く降りたいとの気持ちが強すぎましたし。

とはいっても、無事に下山して、レポートをこう書いていると、あの中を歩き抜いたことが、やっぱり楽しい思い出となって来るから、山は不思議なもの。これかも安全には気をつけて、また冬山に行きたいかな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:402人

コメント

自分には考えつかなかった良いコースですね。
自分も行きたいと思いました。
自分はヘタレなので、西天狗岳は自分もパスするパターンです。
2025/3/1 1:55
ara56さん
コメントありがとうございます。
硫黄岳から天狗岳の縦走は意外に記録がないんですよね。
風次第ですが、いいコースだと思います。
休日なら入山も下山もバスを使うことができますし。
ぜひ歩いてみてください。
2025/3/1 9:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら