山行記録: 荒川北沢&#65374;北岳&#65374;嶺朋ルート&#65374;広河原

記録ID: 5977875

全員に公開

沢登り

甲斐駒・北岳

荒川北沢～北岳～嶺朋ルート～広河原

2023年09月23日(土) ～ 2023年09月24日(日)

山梨県

ゆばさしその他1人

GPS: 18:43
距離: 15.4km
登り: 2,521m
下り: 1,934m

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コースタイム

1日目

山行: 10:32
休憩: 0:38
合計: 11:10

距離 8.0km 登り 1,868m 下り 341m

6:04

54分

野呂川発電所バス停

6:59

7:06

35分

弘法小屋尾根取り付き点

7:41

7:50

19分

横断道1540m

8:10

8:11

306分

北沢取水堤体

13:18

13:25

82分

ミヨシ沢出合

14:46

14:52

56分

滝沢出合

15:48

15:54

44分

八本歯沢出合

16:38

16:40

36分

2564m標高点

17:16

旧北岳小屋

2日目

山行: 9:03
休憩: 0:31
合計: 9:34

距離 7.4km 登り 679m 下り 1,596m

17:16

64分

旧北岳小屋

5:44

5:57

29分

北岳山荘

6:25

6:31

18分

トラバースルート分岐

6:49

6:55

18分

吊尾根分岐

7:13

53分

北岳

8:06

8:07

15分

吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐

8:22

8:29

91分

八本歯のコル

10:00

88分

ボーコン沢ノ頭

11:28

11:29

75分

2496m地点

12:43

12:44

92分

2219m地点

14:16

14:17

0分

旧広河原山荘

14:17

ゴール地点

天候	くもり
過去天気図（気象庁）	2023年09月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車奈良田駐車場に前夜入り。5時半発の広河原行きバスで発電所手前、橋を渡ったところで降ろしてもらう。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	工事ゲート～出合い林道をすすむ。左岸には上方に新しい道を作っている様子。途中から上下に分かれるが、低い方の工事道を進み、その道の終点にある下降用ロープで沢に降りた。そこで沢装備に替えて、対岸へ渡り出合いの堰堤にかけてある小さなハシゴで、コンクリートのでっぱりをへつりながら、回り込み堰堤の向こう側に移動した。ハシゴは立てかけてあるだけでグラグラしていた。出合い～弘法尾根～北沢荒川出合いは二又で左が本谷で右がお目当ての北沢ですが、一旦弘法尾根に上がっていきます。このまま、北沢に行くとどうなるのか気になりますが、弘法尾根もお初。一度冬に行けるかと思って地図を見て、結構急登だなと思った記憶があります。弘法尾根取り付きは河原右手にあるはず。2018年はハシゴがあったようですが、わずかな踏み跡と崩れかけた斜面があるだけでした。その場所からやや上を見上げるとしっかりした踏み跡と手すりのような、パイプが組んであります。これだね！と言いながらすすみます。傾斜はしっかりありますが、ここは明瞭なので迷うことはないです。とか言いつつ、つづら折れの箇所で行きすぎたりしましたが、無事に1540mあたりの北沢と小さく書かれた手作りな道標に辿りつきました。これを右にすすみ、トラバースしていくと取水口に向かう吊橋がみえます。吊橋の手前に北沢と池山沢の分岐があるはずですが、トラバース道からは確認できませんでした。吊橋を右手に見ながら、少し平坦になった踏み跡を北にすすんでいくと、北沢に出ました。北沢遡行？？～北岳山荘ポンプ小屋北沢に出たところは旧登山道と思われる明瞭な踏み跡があり、右へ左へと歩ける箇所は行ったり来たりします。ルンルンで進んで1570mくらいまで、来ることができました。このあたりの淵に岩魚の影を見つけて、N先輩の釣りタイムです。 Tは獲物を調理する準備をしますが、落ちている枯れ枝はほとんどみな濡れています。なかなか、火が安定せず、せっかく釣れた岩魚ちゃんを焼いてげられません。ひたすら仰ぎ続ける作戦で遠赤外線効果でふんわり焼き上がりました。美味しゅうございました。ここで8時半-11時過ぎまで約3時間弱停滞。まだまだ序盤です。口福チャージしたので頑張って進みます。1700mくらいまでは広い谷間をすすみます。それを過ぎると沢幅は少しずつ狭くなり、右岸に岩壁が迫ってきて、1770m辺りで地形図の破線で記された沢の高さのある滝が奥に見えたりします。踏み跡はたまに現れる程度になってきて、斜面の獣道のような細い踏み跡をすすんだり、流れてきた倒木やら、巨石やら、ときおり、罠のような踏み抜きを突破していきます。1900m付近のミヨシ沢の分岐あたりから開けた渓相になり、2100mあたりの滝沢出合い、三又に至ります。沢床の低い方の右の沢に向かいます。途中の滝は左側の斜面を上がって超えます。2018年の記録だと「左のバンド」を行くとありましたが、崩れていてバンドという感じではなかったです。さらに進んでいくと北岳の稜線がドーンと見えます。2350mあたりの八本歯沢分岐を超え、さらに高度を上げていきます。このあと分岐が3回出てきます。記録を参考に最初の2回は左に行きます。源流が近づいてきて、さすがの水量もなくなってきます。最後の分岐は右に進みガレガレの急登をどんどん行くと2570mあたりでポンプ小屋が見えてきます。シンクが埋め込まれた水場を過ぎて旧北岳小屋跡を探します。はじめ踏み跡をたどって右にいくと崖でした。地形図では水場からまっすぐ上に出るとわかっているのですが、踏み跡探して少しウロウロしました。 2640mの旧北岳小屋跡の石垣の北側に少し入った幕営適地を今夜の寝床としました。沢床はかなりぬめっていて、ラバーだった自分はだいぶ苦労しました。