記録ID: 5857341
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
赤岳 日の出は硫黄岳で
2023年08月21日(月) 〜
2023年08月22日(火)



体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 13:50
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,782m
- 下り
- 2,031m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 3:48
- 合計
- 6:48
距離 7.6km
登り 791m
下り 212m
2日目
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:47
距離 17.6km
登り 1,120m
下り 1,877m
13:29
ゴール地点
天候 | 一日目 曇りのち雨 二日目 快晴のちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〇八ヶ岳山荘〜美濃戸山荘 八ヶ岳山荘の上部は別荘地。さっそく舗装路ではない広い道に分かれ、川を超える。ぎりぎり車の通れる凹凸のある道を、ひたすら進むと美濃戸山荘。苔が多くて癒される。あまり標高が上がっている感じはしない。 〇美濃戸山荘〜赤岳鉱泉 山荘出てすぐに道が分かれ、北沢へと進む。道中何回か木製の橋で川を渡る。水量多く、苔や高山植物が多い。楽しい。楽々と標高を上げることができる。本当に鉄分豊富なことがわかる赤土色の川が広がり、樹林と合わせるととても幻想的風景に思える。 〇赤岳鉱泉〜硫黄岳 テントをたたんでの軽装行動のため、2時起き、2時半スタート。ほんの少しコースタイムより早いくらいで、ちょうど日の出にありつけました。日の出は30分前から楽しめるのでもう少し早くてもよいかも。満喫できました!ジョーゴ沢との分岐はロープ、標識ありわかりやすい。その後尾根をジグザグに上り、簡単に標高を稼ぐことができます。苔ときのこの道。赤岩の頭から森林限界に入り、大きい岩も出始めます。硫黄岳山頂は火口を回って主稜線から少しはずれたところにあります。主稜線からみると、硫黄岳からお日さんが出るように見えてよく、硫黄岳山頂から見ると水平線から出てくるようでこれもまた良い。硫黄岳山頂部へは崩れる危険があるため危険と標識が立っています。たしかにでかい穴が左側には数個空いていました。行かれる方は自己責任でお願いします。 〇硫黄岳〜横岳(奥ノ院、三叉峰) 硫黄岳から少し下って硫黄岳山荘にいきつく。そこから登って、奥ノ院につくとパノラマ景色を楽しめる。北、中央、南アルプス全てみれて、特に御嶽山はきれいであった。奥ノ院からはハシゴあり、岩場ありの緊張の続くルートであるが、高度感はそれほどないため難易度は高くはない。赤岳展望荘の直前が特に気の抜けない岩場、斜面が続く。時計周りだと富士山を前方に見ながら登山できる。 〇横岳〜赤岳 地蔵尾根分岐は標識があってわかりやすいが、相当な傾斜の岩場に見えた。赤岳までは露骨なジグザグ登りで、頂上山荘では八ヶ岳の各峰バッチが売っている。ジュース¥500。赤岳頂上は山荘から少し進んだところにある。ここでガスって来る。八ヶ岳は10時頃にはガスりやすいのかもしれない。いずれにせよ、早起きしてよかった。 〇赤岳〜文三郎尾根〜行者小屋 標識に従って山頂からとても長い鎖つきの岩場を降りる。鎖がしっかりしているので難易度はそれほどではないが、かなり長い間緊張を強いられる。横岳〜赤岳までであった人の多くはヘルメットをしていた。阿弥陀岳へ続く分岐からは長い階段が続く。ほとんど安定した階段だが、これもかなり長いので注意を要する。 〇行者小屋〜赤岳鉱泉 登って、降りる。そこまで負荷はない。途中で鞍部を通り、ここから道を西にそれると中山展望台がある。横岳方面、阿弥陀岳方面はよく見える。何人かの慰霊碑があったがよく見えることだろう。 |
その他周辺情報 | 美濃戸山荘は一日目閉まっていた。二日目はスイカやトマト、ジュース(¥300)などいろいろあった。 赤岳鉱泉は有名なステーキにありつくことができた。山であんなもの出されたら、こちらも白米をてんこ盛りにして応戦するしかない...翌日の昼までお腹いっぱいでした(笑) 一日目は雨が降ったため乾燥室が開放され利用しました。レモネードおいしかったです。テント利用者はトイレ料金含まれているため利用できます。(小屋の外にも中にもある。中のはきれいでした。)二日目、テントをデポしたいのですがと伺ったところ、いつもならそのままテントごとおいてくれていい(料金は一泊分)が、ヘリがくるため乾燥室(常時開放)に置いといてと言われました。いずれにしてもありがたい。 硫黄岳山荘はきれいなトイレ(チップ制)あり。周辺で長野放送が撮影していました。 |
写真
感想
三次予備合宿のアフター山行としての位置づけです。
筋肉痛がどうなるかなと思っていましたが、足に優しい登山道に、苔、樹林、きのこ諸々に癒されました。朝早く起きて主稜線にたどり着くと、ご褒美の朝焼けが見れました。その後もずっと晴れ、最高の気分でした。10時ごろにはガスが出てきたので早めの行動がいいですね。
八ヶ岳はアルプスと対峙できるだけの力がある山です。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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