記録ID: 5493432
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積雪期ピークハント/縦走
剱・立山
ひとりぽっちの毛勝三山縦走 毛勝山 釜谷山 猫又山
2023年05月10日(水) 〜
2023年05月11日(木)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,399m
- 下り
- 2,380m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 10:38
9:55
7分
13号堰堤
13:43
13:54
26分
ボーサマ谷・直登ルンゼ出合
14:20
14:25
104分
南峰ルンゼ出合
17:35
天候 | 1日目 はれ 2日目 はれ一時くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<片貝第四発電所〜阿部木谷入口> 林道歩きです。ゆきはありませんでした。 <阿部木谷入口〜13号堰堤> 左岸をゆきます。ゆきが切れているところもあります。 <13号堰堤〜毛勝谷・大明神沢出合> 板菱付近はボトルネックな地形なうえに雪渓崩壊しているので注意しました。右岸よりに避けました。 <毛勝谷・大明神沢出合〜毛勝山南峰> まだゆきは豊富でした。あちこちに落石ありました。徐々に傾斜は増してゆきます。 <三山間の稜線> ゆきはほぼ切れ間なくつながっていました。猫又山直下は夏道を使いました。 <猫又谷> 上部はまだしっかり積雪していました。標高1300mくらいから下は雪渓の崩壊が進み、沢は激流であぶないと感じました。左岸をできるだけ左寄りに避けてくだり、一部やぶこぎしました。基本直線の谷筋なので迷うことはありませんでした。2つ目の堰堤をこえて左上部を鋭角に折り返すと廃林道にのりあげます。 |
写真
装備
個人装備 |
ドライレイヤー
長袖シャツ
フリース
パンツ
くつ下
手袋(予備2)
ハードシェル
雨具(下)
ニット帽
バラクラバ
サングラス
くつ
ゲイター
クランポン
アックス
ストック
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
食材2日分
調味料
ごみ袋
ハイドレーション
給水用ソフトボトル
バーナー
ガスカートリッジ
ライター
コッヘル
地図
高度計
コンパス
ヘッドランプ (予備1)
乾電池
日焼けどめ
トイレットペーパー
携帯電話
速乾性タオル
ナイフ
カメラ
三脚
ツェルト
テント
テントマット
シャベル
細引き
ランタン
シュラフ
シュラフカバー
ラジオ
ヘルメット
鈴
|
---|
感想
かねてより歩いてみたいとあこがれていたけど、自分にそのちからはあるのかと逡巡していた。つぶさに事前学習して、気持ちをしっかり持てたところで決行した。
帰還できるのかといういつもながらの猛烈な不安とか、大自然の中にひとり放りこまれた孤独感とか、神秘的な景色をまのあたりにして感じる尊さとか。かんたんではない山行な分、それだけいろんな感情がいつも以上に綯い交ぜになった。
たまさか条件がよかったから行けたのかもしれない。この選択が正解だったのかと帰宅してからも考えているけど、ひとつだけたしかなのは、険しい道のりのその先にある、のぼったひとにだけ感じることのできる美しさがそこにはあって、それが想像以上だったということ。かけねなしにそう思う。
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コメント
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読んでいて、ものすごく気になってしまったのですが、お一人で行っているんですよね?ご自身の歩いているところの写真がいっぱいあるんですが、セルフタイマーで撮っているんでしょうか?写真を撮るだけで大変だなぁと思ってしまいました。
いつもひとりなのでタイマーです。テント泊のときは、でかザックをおろして、三脚にセットして撮り、また重たいザックを背負うというくりかえしなので、とくにたいへんです。
風景だけだと、ほかのひととかわりばえのない写真になってしまうので、自分も入れて撮っています。思い出にもなりますし、アルバムをつくるのもたのしいです。まあ、自己満足でやっています。
持ち歩くのはかさばりますが、じぶんの気に入った構図で撮れますし、写真がぶれる失敗もないので、三脚は欠かせないツールです。
カエルさんも気が向けばおためしください。コメントありがとうございました。
実行に移し、不安と成功の喜び
この山のレベルだと後から湧き出る感情が凄そうですね。
ソロだけで感じる特別な思いだとおもいます。
私もいつかチャレンジしたい!
さいわい今まで、毎回事故なく帰還することができていますが、いつ不測の事態におちいるのかと思うと、いつも不安ばかりです。熟練した方でも命をおとすのですから、ましてやじぶんのような未熟なにんげんがつつがなくのぼることができるのは、奇跡なのでしょう。
もちろん思いあがりは禁物ですし、だからと言って尻ごみしてばかりだとなにもできません。案ずるより産むがやすしとは言いますが、実行するか否か、そのあたりのバランスがむずかしいなといつも感じています。
今回のような登山だとリスクもあがるし、そのぶん備えもたいへんですが、それをのりこえた先に得られるうつくしい景色を目にしたときの感慨深さや、くじけそうになってもやりきることができた充実感などは、なによりも貴くてかけがえないものになります。だから登山は奥深く、魅力的なのだとおもいます。
自信にあふれるより、こわいと感じるくらいでちょうどいい、と以前教えていただいたことがあります。これからも奢ることなく、びくびくしながらのぼりつづけたいとおもいます。
コメントありがとうございました。
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