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Yamareco

記録ID: 8143193
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

【毛勝三山】毛勝谷↑猫又谷↓

2025年05月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
13:37
距離
30.2km
登り
2,503m
下り
2,503m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:29
休憩
1:08
合計
13:37
距離 30.2km 登り 2,503m 下り 2,503m
3:33
33
スタート地点
5:00
7
5:32
59
6:31
6:32
43
7:15
7:16
26
7:42
7:43
108
10:17
10:19
14
10:33
10:59
6
11:12
8
12:08
12:10
48
12:58
12:59
68
14:07
149
17:10
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ゲート手前の駐車場 車中泊もこちらで

直近のレコでは片貝山荘手前まで車が入ってたので、てっきりもう解除されたと思ってたのですが(ガイドの方もそう言ってました)、行ってみると閉鎖されていました。GWに一時的に開放されたのでしょうか?
12km余計に歩かねばならなくなり、計画の変更を余儀なくされました。
その他周辺情報 ◆前泊・下山後の温泉
金太郎温泉カルナの湯 1100円 JAF割で900円
硫化水素泉 やや白濁した硫黄臭のあるいいお湯でした。
内風呂も露天も広く気持ちいい。スーパー銭湯並みにいろんな風呂があります。
サウナがぬるめなのが唯一のマイナスポイント。

◆下山後の食事
海風亭
魚津駅前の海鮮のお店。白エビの刺身、げんげの唐揚げ、ツブ貝の釜飯をいただきましたが、どれも美味しく、特にげんげの唐揚げは絶品。
前日魚津市に入ってまず目についたのが僧ヶ岳。存在感あります。
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前日魚津市に入ってまず目についたのが僧ヶ岳。存在感あります。
そして明日登る毛勝三山と剱岳も見えてきました。否が応でもテンション上がります。
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そして明日登る毛勝三山と剱岳も見えてきました。否が応でもテンション上がります。
ところが解除されてると思ってたゲートは閉鎖。仕方なくブラックスタート。
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ところが解除されてると思ってたゲートは閉鎖。仕方なくブラックスタート。
除雪されてますが、この先は...
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除雪されてますが、この先は...
まだこの通り。この先も荒れてました。
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まだこの通り。この先も荒れてました。
ようやく片貝山荘。
ようやく片貝山荘。
釜谷山と猫又山がちらり。多分今日はあそこまでは行けないだろうな...
釜谷山と猫又山がちらり。多分今日はあそこまでは行けないだろうな...
西北尾根登山口を通過。ここからも登ってみたい。
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西北尾根登山口を通過。ここからも登ってみたい。
しばらく右岸を進み、
しばらく右岸を進み、
ここで左岸へ。雪はずっと繋がっていました。
ここで左岸へ。雪はずっと繋がっていました。
阿部木谷上部はデブリだらけ。正面に見えるのは2249Pみたいです。
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阿部木谷上部はデブリだらけ。正面に見えるのは2249Pみたいです。
大明神沢出合。左の毛勝谷へ。
大明神沢出合。左の毛勝谷へ。
三叉までは楽勝。ここで休憩してると後続者の姿が。速そうです。
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三叉までは楽勝。ここで休憩してると後続者の姿が。速そうです。
ここからがキツい。
ここからがキツい。
デブリを登って行きます。
デブリを登って行きます。
やっと陽がさしてきました。
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やっと陽がさしてきました。
ボーサマのコルまでもう少しですが、なかなか辿り着きません。
ボーサマのコルまでもう少しですが、なかなか辿り着きません。
疲れて振り返ると僧ヶ岳と富山湾。霞んで能登半島も見えます。
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疲れて振り返ると僧ヶ岳と富山湾。霞んで能登半島も見えます。
追いつかれた後続者の方とお話していると左手の斜面で小規模な雪崩発生。緊張します。
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追いつかれた後続者の方とお話していると左手の斜面で小規模な雪崩発生。緊張します。
後続者に先を譲り後からついて行きます。登りっぷりを見てこの人ただもんではないなと思ったら、なんとガイドさんでした。
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後続者に先を譲り後からついて行きます。登りっぷりを見てこの人ただもんではないなと思ったら、なんとガイドさんでした。
ついにコルに到着すると、いきなり剱様のお出迎え。
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ついにコルに到着すると、いきなり剱様のお出迎え。
かっけええ〜
最高の景色です。左から白馬三山、唐松、五竜、鹿島槍、爺ヶ岳。
最高の景色です。左から白馬三山、唐松、五竜、鹿島槍、爺ヶ岳。
昨年歩いた爺ヶ岳から五竜までの稜線を眺めます。
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昨年歩いた爺ヶ岳から五竜までの稜線を眺めます。
毛勝山ロックオン。新雪でまっさらな雪面を歩けて最高。
毛勝山ロックオン。新雪でまっさらな雪面を歩けて最高。
ガイドさんは先を譲ってくれましたが、遅い私のペースに合わせてもらうのは申し訳ないので途中で交代しました。
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ガイドさんは先を譲ってくれましたが、遅い私のペースに合わせてもらうのは申し訳ないので途中で交代しました。
毛勝山のピークに立って栂海新道を俯瞰。今年は行けるかな?初雪山も登ってみたい。
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毛勝山のピークに立って栂海新道を俯瞰。今年は行けるかな?初雪山も登ってみたい。
ピークから釜谷山と猫又山と剱様。この先は諦めていたけど、体力と時間に余裕ありそう。
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ピークから釜谷山と猫又山と剱様。この先は諦めていたけど、体力と時間に余裕ありそう。
山頂標は少し下がったところにありました。ガイドさんに撮っていただきました。とても感じが良くてステキな方でした。
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山頂標は少し下がったところにありました。ガイドさんに撮っていただきました。とても感じが良くてステキな方でした。
さて、三山縦走に足を踏み出します。
さて、三山縦走に足を踏み出します。
こんな最高の景色を見ながら稜線を歩けるなんて幸せこの上なし。
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こんな最高の景色を見ながら稜線を歩けるなんて幸せこの上なし。
霞んでますが、白山もバッチリ。
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霞んでますが、白山もバッチリ。
まずは釜谷山へ。
まずは釜谷山へ。
雪庇に注意。
順調に釜谷山に到着。
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順調に釜谷山に到着。
最近自分へのご褒美としてコーラを持っていくようになりました。
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最近自分へのご褒美としてコーラを持っていくようになりました。
毛勝山を振り返って。
毛勝山を振り返って。
剱岳。この日何枚撮ったんだろう。
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剱岳。この日何枚撮ったんだろう。
たぶん、雷鳥の足跡。この辺に住んでるみたいなんですが、この日は姿を見せず残念。
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たぶん、雷鳥の足跡。この辺に住んでるみたいなんですが、この日は姿を見せず残念。
猫又山に向かいます。
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猫又山に向かいます。
ワタシの心のように真っ白でキレイな雪面です。
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ワタシの心のように真っ白でキレイな雪面です。
この岩は右を捲きました。
この岩は右を捲きました。
毛勝山と釜谷山を振り返って。
毛勝山と釜谷山を振り返って。
猫又山山頂まであと少し。
猫又山山頂まであと少し。
ついに三山コンプ。
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ついに三山コンプ。
剱岳がいっそう近くなりました。
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剱岳がいっそう近くなりました。
右奥に復帰後初めて登った奥大日岳。あの時はボロボロでしたが、今はだいぶ体力つきましたね。
右奥に復帰後初めて登った奥大日岳。あの時はボロボロでしたが、今はだいぶ体力つきましたね。
下山します。
北方稜線と池ノ平山は今年いく予定。
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北方稜線と池ノ平山は今年いく予定。
池ノ平山アップ。
池ノ平山アップ。
これから降りる猫又谷を俯瞰。見える範囲は問題なさそうですが、下部はどうだろう?
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これから降りる猫又谷を俯瞰。見える範囲は問題なさそうですが、下部はどうだろう?
降ってきた猫又谷を振り返ります。
降ってきた猫又谷を振り返ります。
川が出てからが厄介です。右岸を行くか左岸を行くか悩ましい。
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川が出てからが厄介です。右岸を行くか左岸を行くか悩ましい。
だいぶ降ってきました。
だいぶ降ってきました。
あんな大きな岩が落ちてきたらひとたまりもありません。
あんな大きな岩が落ちてきたらひとたまりもありません。
キクザキイチゲがたくさん咲いてましたが、この時悪路に苦戦中。
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キクザキイチゲがたくさん咲いてましたが、この時悪路に苦戦中。
取水施設?今いる左岸は悪いです。右岸が正解でした。というかどちらも不正解なんですが。
取水施設?今いる左岸は悪いです。右岸が正解でした。というかどちらも不正解なんですが。
本来は左岸の一段上にある林道を行くべきでしたがヤマレコの警告を無視して谷筋を進んで痛い目に。ここで靴のまま入水渡渉。
本来は左岸の一段上にある林道を行くべきでしたがヤマレコの警告を無視して谷筋を進んで痛い目に。ここで靴のまま入水渡渉。
ようやく林道に合流。余計な時間と体力をロスしました。
ようやく林道に合流。余計な時間と体力をロスしました。
所々崩れてます。
所々崩れてます。
今年お初のショウジョウバカマ。
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今年お初のショウジョウバカマ。
今年2回目のイワウチワ。この辺は大きな群落です。
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今年2回目のイワウチワ。この辺は大きな群落です。
洞杉を見学。
なるほど中が空洞になってるんですね。
なるほど中が空洞になってるんですね。
デブリをいくつか越えます。
デブリをいくつか越えます。
猿を見物。
今年初のカタクリも見物。こんなにたくさん咲いてるのは初めて見ました。
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今年初のカタクリも見物。こんなにたくさん咲いてるのは初めて見ました。
キクザキイチゲもたくさん。
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キクザキイチゲもたくさん。
ニリンソウもあったりと退屈な長い林道歩きに文字通り花を添えてくれます。
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ニリンソウもあったりと退屈な長い林道歩きに文字通り花を添えてくれます。
長い林道歩きの末、ようやくゴール。過去一歩きました。
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長い林道歩きの末、ようやくゴール。過去一歩きました。

感想

念願の山行シリーズ、今回は毛勝三山。

三山周回のコースを計画したものの、あまり自信がなく、毛勝山ピストンの可能性が高いと思ってました。
さらに追い討ちをかけるようにゲートの閉鎖。
GWのレコではゲートは開いてたので、それならと行く気になったのに。
計画より10km余計に林道を歩かなければいけなくなりました。
このまま帰ることも考えましたが、悩んだ挙句、3:30スタートで毛勝山ピストンに変更しました。
日帰りで3:30スタートなんて初めてです。

しかし毛勝山山頂には順調に到着し、時間的にも体力的にも余裕があったので計画通り三山を周回することができました。
想定外のゲート閉鎖でどうなるかと思いましたが、最高の天気、最高の景色の中三山を縦走できて最高の1日となりました。

この日お会いした大町を拠点にしてるガイドの葛谷さん、本当に素敵な方でした。
ガイド登山はしないけど、こんな方ならお願いしたいものです。
https://mountains-guide.com/

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訪問者数:261人

コメント

kさん、こんばんは。

精力的に歩かれていますね。
今回は毛勝三山周回でしたか!

予定外の事もあったようですが、無事に周回されて素晴らしいです。
何より、写真が素晴らしすぎて眩しすぎます。

それにしても、北方稜線からの剱岳の御姿は何とも神々しいですね。
今年行かれる予定との事で、今からレコが楽しみです。

そう言えば深夜スタートはしないと聞いていたような気がするのですが、やはりやれば出来るお方だったのですね。

何はともあれお疲れ様でした!
2025/5/10 20:50
cさん、こんばんは。

三山周回できるとは正直思ってませんでしたが、自分が思うよりも体力がついてるみたいです。
さらに、この絶景を目にしたら歩くしかないでしょっ、て感じで。

とにかく素晴らしい景色でした。
赤谷山からの北方稜線は諦めてましたけど、火がついたかも。

3:30は深夜じゃなくて、早朝スタートです✌️
2025/5/10 21:16
お疲れ様でした。
駐車場横に止まっていた車の者です。
僕らはボーサマのコルにテント泊して翌日三山縦走して帰ってきました。
二日間とも天気に恵まれ毛勝山からの朝焼けの中360度の展望は最高でした。
下山はヤマレコのトレースが左岸にあったので取水口前から早めに取り付いて正解でした。
とにかく行き先が見えるのだけどなかなか着かないので疲れました。
ゲートが手前にあったのも想定外でした。
2025/5/11 10:36
たしのさん、こわにちは。

同じところで車中泊されてたんですね。
ナンバーを見てずいぶん遠くからいらしてるるんだな〜と思いました。

テント泊でしたか。
絶景の稜線を歩きながらここでテン泊したら最高だろうなと思ってたので、羨ましいです。
でも、テン泊装備でボーサマのコルの急登はさぞかしきつかったでしょう。

わたしはヤマレコのトレース無視して川沿いを行ってしまいましたが、トレースを行くのが正解でした。

お互いいい日に登れてよかったですね。
おつかれ様でした。
2025/5/11 10:49
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