【南東北ヘロヘロ遠征】その2：安達太良山編 〜ほんとの青い空に出会えたものの最後はヘロヘロ
福島県
awaya-daizen
体力度について
- GPS
- 06:20
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 881m
- 下り
- 865m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:21
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
崩落箇所あり |
| その他周辺情報 | 二本松城は素晴らしい城跡でした |
写真
あだたら高原スキー場の駐車場。でっかい駐車場ですが、5時台はこのように駐まっているクルマはまばら。下山してきたときには満車でしたが
1
こちらは船明神山越しの磐梯山方面
昨日ゲレンデ下りで苦戦したのもあって、ロープウェイで下りたいのはヤマヤマだったのですが…歩き通したという達成感を得たいので、自力で下ります
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
|
|---|
感想
えーと、東北山行遠征の続きです。
2日目は安達太良山へ向かいます。
奥岳登山口のある、あだたら高原スキー場の駐車場へとたどり着いたは5時過ぎでした。
時間が早いだけあって、車両はまばら。余裕で駐車できました。
ですが、下山してくるとだだっ広い駐車スペースがほぼ埋まってましたので、ちょっと驚きましたね。
出足の遅いアタイが珍しく早くに登山口に着いたというのに、用意に手間取ったり、いったん歩き出したもののクルマに忘れ物をしたので取りに戻ったりで、結局スタートは6時近くになってました…ナニヤッテンダヨ、オレ(´・ω・`)
ともあれ、スタートです。
のっけからのゲレンデ歩きは前日の磐梯山で懲りましたので（まだロープウェイの運行していない時間）、いわゆる反時計回りの周回ルートをとることにして、まずはくろがね小屋を目指します。
道は、ほぼ車道といえそうなフラットで幅が広い林道（馬車道？）。歩きやすいのでグングンと距離を稼ぎます。
林道をショートカットできそうな旧道と書かれたトレイルもありましたが、ぬかるんでいるっぽい感じだったので、ひたすら林道を進みます。
1時間ちょっとで勢至平分岐を通過すると、周囲の木立の背が低くなり、やがて前方にくろがね小屋が見えて来ました。
くろがね小屋に到着したのはスタートから1時間半ほどでした。
その先は本格的なトレイルとなります。道幅は狭くなり、路面はガレた感じ。傾斜はキツくなり、へたれハイカーのアタイはたちまち息があがりましたが、15分ほど登り込んでいくと、森林限界を超えたのか開放感のある空間となります。
くろがね小屋から20分ちょっとで峰の辻の分岐の到着。
ここまで来ると、安達太良山のピークが間近になります。
分岐から安達太良の頂稜に向かう道が延びていますが、アタシはもったいぶって（？）、ちょっと遠回りして矢筈森方面に進みます。
いかにも火山って感じのガレた道を15分ほど詰めて行くと、矢筈森分岐に到着。
そこから西側に目を向けますと、沼ノ平の巨大な火口を見下ろせたのですが…なかなかダイナミックな景観に息を飲みましたね( ゜д゜)
予定では矢筈森に立ち寄った後は安達太良山のピークに向かうつもりでしたが、巨大な火口を眺めて歩いているうちに、もうちょっと足を伸ばしたくなり、船明神山方面に寄り道。小高低差はあまりなかったので、矢筈森分岐�△�ら30分強でピストンできました。
で、ついに安達太良山の山頂に向かいます。
山頂は別名乳首といって、突き出た岩峰になっています(^^;)
その岩をよじ登りまして、山頂に立ちます。
アタシには珍しくこの日も晴天。これがほんとの青い空なのかぁ……と、感無量でしたね。
眺望も良好で、全周にわたってのパノラマを堪能します。
東北南部の山並みは馴染みがないのですが…吾妻山（いずれ行きたい）や磐梯山はやっぱり存在感がありますね。そのほか那須や奥日光、尾瀬など北関東の峰々は見えていた感じです。
ピークの岩峰から下りた辺りのスペースが広く居心地がいいので、そこで休憩しつつ食事を取ります。
そして、10時ちょい前に薬師岳方面に向けて下山を開始。
すると、かなり多くハイカーとすれ違うようになりました。ここまであまりハイカーはいなかったのに…と思ったのですが、どうやらロープウェイを利用した人たちが、山頂に到着する時間になったもようです。
トレイルは山頂近くがガレ路面で、やがて窪地なのか岩が多い土道となります。標高が下がってくると周囲が樹林帯となり、幅も狭くなって、すれ違うのに難儀する場面もありました。
傾斜がけっこうあるのに加え、路面がちょっと濡れていてグリップがよろしくなく、足運びに気を遣いましたね。
それでも下山マシーンと化してひたすら下りまして、なんとかCTどおりにロープウェイ駅への分岐にたどり着きました。けっこうヘロヘロ(T_T)
で、昨日の磐梯山でのゲレンデ下りに苦戦した記憶から、もうロープウェイで下りてしまおうかとも思ったのですが…なんか人が多い感じもあったし、なにより“歩き通した”という達成感を得たいがために、自分の足で下る選択をしました。
しかし、薬師岳を通過してのち、本格的な下りとなるとたちまち後悔(T_T)
ここまで通って来た道と比べて、明らかに利用する人が少ないもようで（現にすれ違ったハイカーはほんの数組）、そのためなのか、ちょっと荒れている感じ。
それでも薬師岳から五葉松平の標識付近までは傾斜はややゆるやかだったのですが、再びゲレンデ下りになると、コレがキビシカッタ。
路面は土が剥き出しになっていたのですが、これが水分を含んでいるためかすげ〜スリッピー( ゜д゜) 加えて、ゲレンデですから当然傾斜角もキビシイ。なんかバランスをとるのが大変で、へっぴり腰でヨレヨレとしか進めなかったため、再び林道に合流した時には心底ホッとしましたよ(￣。￣;)
ともあれ、その後は林道をヨレヨレと下りまして、ゴールしたころにはすっかりヘロヘロになっていた次第です。
…思えば1990年代のスキー大ブーム時代には、こんなアタシでも頻繁にスキー場に通ったものでした。しかし、腕前はいっこうに上達せず（その当時からへたれですからね）、ブームが去ったこともあって結局スキーには行かなくなりました。それが二十数年を経て、へたれハイカーの今になってもゲレンデで苦しむことになるとは…おとなしくロープウェイに乗ればよかったですorz
ってなわけでございまして、初めての東北での山行は無事に終了しました。
標高の割に磐梯山はタフだったし、安達太良山ともどもゲレンデ歩きには苦戦しましたが…アタシには珍しく両日とも好天に恵まれて、素晴らしい眺望が得られましたので、気持ちいい山行となりました。
また、山行に加えて、二本松城跡や亀ヶ谷城跡の散策もできましたし（こちらではレポートしませんが）、充実した2日間となりました…ま、結局はヘロヘロだったわけですけど(^^;)
遅筆につき詳細レポートはいずれブログにて
http://awaya-daizen.cocolog-nifty.com/
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