甲斐駒ヶ岳 歌宿から(ほぼ夏道)


- GPS
- 06:25
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,771m
- 下り
- 1,765m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:25
天候 | 9時過ぎまでガス霧氷、その後快晴 https://tenki.jp/past/2022/05/28/chart/ 高気圧が発達する最中で右斜め縞の西高型、北風。北ア中アは回復に遅れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・南アルプス林道バス 5-6月の土日の始発は仙流荘6時5分 http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html 〜6/14まで歌宿が終点 往復運賃2140円(手回り品含む) 北沢峠の約6km手前 帰りは歌宿発13:25、15:15、16:15の3便 6/15からは北沢峠までバス延長 北沢峠のトイレは未だ施錠してあり使用不可(長衛荘の方はテン場なので使えるはず) 山梨県側、広河原〜北沢峠は今年も不通。広河原へは6/24から http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
歌宿〜大平山荘 5kmほどで標高差300弱。雪はなく新緑の舗装路。撮影や花探しに歩く人が多い様子です。 大平山荘先の右手に北沢峠への登山道入口があり、林道を少しショートカットできます。こちらも雪はなし。 北沢峠〜双児山〜駒津峰 残雪は短い2箇所のみ。双児山の登りに僅か名残(簡単に避けれる)と、北沢峠から登って双児山を越えた先の下り(数十m程度)。樹林帯内の尾根上で傾斜は緩く若干踏み抜き。ストックなしでも大丈夫でした。 駒津峰〜甲斐駒 直登コース … 登りに利用。岩尾根で日当たり良く残雪なし。鎖設置はないものの、三点支持で豊富な手がかりを適当に選んで登れます。後半になると手を使わない普通の尾根歩き。岩質はザラザラ花崗岩でフリクションが効きました。 巻きトラバース … 下りに利用。ザレ。赤標識を追うものの濃霧時は見失い注意。2箇所残雪があり、うち1つは摩利支天からのコース合流点付近で、少し登山道を外して雪田の下のザレから巻けます(再来週あたりには消えるかも)。もう1つは直登コースと合流する手前の谷筋で、10mほどダケカンバ林内のトラバースですが傾斜も雪も適度に緩く、問題ないです。 |
その他周辺情報 | しずおか元気旅は県内ローソンの端末で購入可能 https://premium-gift.jp/shizuokagenkitabi/ |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
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写真
装備
個人装備 |
Sportivaライカン2(トレランシューズ)
滑り止め(使わず)
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感想
土日安定の晴れ、梅雨入り前のラストかも。日曜は富士山スキーなので、せっかく新潟から行くし土曜は中央沿線で半日ハイクできる山ないかな、で甲斐駒と編笠山が候補に。林道バス利用の駒にして、まあ雪壁に阻まれたら駒津峰でも良いかなって感じで行ってみた。
バスは昨年4月、運行再開の当日にスキーで乗った時は乗客3人くらいだったので今回どうかと思ったら、わお随分駐車場に停まってる。見るからに甲斐駒仙丈の人もいるけど、多くは林道ウォーキング&花撮影らしい。人気なんですね。歌宿から歩きだすと新緑がピーク。越後ブナとは違ったカラッとした空気で、アブ襲撃もなく快適でなるほど。
7時半に北沢峠。双児山へは地図から激登かと思ったらジグザグの良く整備された道で、小仙丈尾根より楽と思うほど拍子抜けだった。残雪は予想通り、ほぼ名残程度でトレランシューズで問題なし。やっとGWからの運動不足を解消できた。
双児山がちょうど森林限界ラインで北岳と間ノ岳は青空。仙丈と目指す甲斐駒はどんより曇っている。と思ったら一気に晴れてきた。北風で流れ行くガスの薄れる一瞬、浮かび上がる岩峰。そして隠れる。この表情の変化が止まない時って、冬もそうだけどホント釘付けになる。山って生きてるんだなあと。ずっとピーカンよりも感動した。
甲斐駒へは登りは直登コースへ。ゴーロ岩を鎖なしに登っていく感じは沢歩きにも似ていて、久しぶりに岩の感触を確かめつつ楽しめた。10時に頂上着、空はきれいに晴れ渡った。ゼブラ模様の北岳、超かっこいい。仙丈ヶ岳も大きい。甲斐駒は雪無くても周囲の3000m峰が残雪なので、山を眺めるには最高だと思った。林道も新緑期で今がベストシーズンかもしれない。
下りコースは白砂の斜面を下りていく。ここはフォトジェニック。残雪を末端下から巻く所だけ浮石処理で少し時間かかったけど、雪が消えれば何てことは無い。六方石に戻り駒津峰を登り返すと林道バス日帰り組と何度かスライド。それにしても人は少なくて静かな甲斐駒だった。13時半前のバス便に合わせて歌宿下山。御坂を経由して御殿場のビジホに泊まった。
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