日光表連山縦走の総仕上げ【大真名子山〜小真名子山】


- GPS
- 08:09
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,237m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小真名子山から富士見峠にかけての下りが、ザレていてシンドカッタ |
写真
感想
えーと、大真名子山と小真名子山へと行ってきました。
本年春に「女峰山」、梅雨明けに「太郎山」と登りました。
以前男体山には登ったことがありましたので、コレで日光三山は踏破したわけですが…日光表連山と考えると、まだ登っていない山がありました。
そちらが「大真名子山」と「小真名子山」。太郎山に登った時にも、その山頂からよ〜く見えていましたね。
日光表連山は、そのうちの日光三山の男体山が「お父さん」、女峰山が「お母さん」、「太郎山」が子どもとのこと。じゃあ、大真名子山と小真名子山はどういう立場なのか? ということが気になるわけで…調べると、どうやらこの2座も子どもで、太郎山が長男、大真名子山が次男、小真名子山が三男なのだそうです。
で、あればこの次男三男にも当然登らないわけにはいきませんね(*^_^*)
急事態宣言も解除されたことだし、日光表連山の総仕上げとして出かけてきました。
ところで、緊急事態宣言が解除されればETC休日割引も復活するものと思っていたのですが(現に3月はそうでした)、なんと10月末まで適応が除外されるとのこと。
ビンボーヒマなしなへたれサラリーマンにはコレは痛い(T_T)
であれば、アタシの今回の山行も延長しようかとも思ったのですが、適応除外が延長したことに気が付いたのが山行前日の夜でして…今さら燃え上がったマインドを沈めることはできせん。万やむを得ず、アタクシは東北自動車道を北上したのでした。
そんなこんなで、梵字飯場跡駐車場に到着したのは朝の7:30過ぎでした。
この時点で駐車スペースは満車状態…もっと詰めて駐めてくれれば、あと4〜5台は駐車できたと思うのですが、まぁ出足が遅いアタシが悪いorz
かろうじて他車のジャマにならない不便なスペースにマイカーをもぐり込ませた次第。
駐車場からしばらくは舗装された林道歩きです。
ここをフォールディングバイクで移動する方を見かけましたが、往路はけっこうな登り坂で、自転車だとシンドイんじゃないかな〜、少なくともへたれのアタイには無理です(^^;)
舗装路を進んで1時間ほどで志津乗越に到着。
ここからが大真名子山に向けてのトレイル歩きとなります。
最初はクマザサを縫うように進みますが、八海山神像を過ぎた辺りからは、針葉樹林の中を進みます。
この道がかなりの急傾斜で…へたれハイカーのアタイは、あっつー間に息も絶え絶えになります。
志津乗越から1時間ほどで、短い鎖場を過ぎるとようやく傾斜が緩みます。
しかし、その先待ち受けているのが日光三険のひとつ「千鳥返し」でした。
どんだけ険しい箇所なのか? とオドオドと進みましたが、ハシゴや鎖が設置されているので、へたれハイカーのアタイでもわりかしスムーズにクリアできました(^^;)
千鳥返しを過ぎると周囲を見渡せるようになり、さらに少し進むと大真名子山の山頂に到着します。
山頂からの眺めは、東から南側にかけては雲がかかっていましたが、それでも良好な展望でした。
特に太郎山方面の眺めはよかったですねぇ。
さらには、お次の目的地である小真名子山もよく見えまして…案外と遠くて、アップダウンもキツそうな感じに、ちょっとションボリします。
で、案の定小真名子山へと向かう道は、崩壊箇所を高巻きするトコや、結構な急勾配の下りがって難儀しました(^^;)
それでも40分ほどで鞍部である鷹の巣に到着。
しばし休憩して息を整えたものの、そこからの上りがさらにキビシカッタ。
まさに見上げるような急勾配で、志津乗越から大真名子山への上りの際より急だったように思われます。
もちろん整えたハズの息はまたも絶え絶えorz
そんなこんなで登り込むこと20分ほどで、傾斜が緩んだかと思うと、小真名子山の山頂に到着しました。
こちらの山頂は眺望ナシ。
しかし、山頂の直ぐ先に電波反射板の塔が建っており、そこの周囲が開けていました。
西側の眺望がよく、太郎山やさらに燧ヶ岳なども眺められました。
こちらで食事休憩。
天気がよく、風もなく、10月というのに気温も高い感じで、なかなか居心地がよかったですねぇ。
食事後は下山にかかります。
まずは富士見峠までの下り。
へたれハイカーのアタシは下りは苦手なので、普段であれば下山の前にはグズグズとするところなんですが、この日は、ここまで多少シンドイ箇所はあったものの、それでもCTはかなり巻いていたので、少々気持ちに余裕がありました。
ところが、いざ下山しようと行く手を眺めますと…もの凄い急降下が待ち受けているではないですか。しかもガレガレ…(||゜Д゜)ヒィィィ
目を覆いたくなるような眺めに、それまでの余裕など木っ端みじんに砕け散りまして、しばしボーゼンとなるアタクシ。
しかし、このまま小真名子山に留まっていても、生活はできません。コンビニはないし、電波が届かないのでテレワークも無理…アタクシは歯を食いしばって下ることにします。
で、下り始めてみれば、傾斜がキツいのはもちろん、路面がガレているうえに締まっていないので滑りやすい。一部ロープが渡されている箇所はありましたが、基本は掴まるような箇所もありません。
いつまで経っても“技術ナシ”なへたれハイカーですから、これは本当にツラカッタ(゚´Д`゚)
日光三険のといわれた千鳥返しなど、ココに比べれば楽なもんです。
ともあれ、涙目のへっぴり腰で、ヨレヨレを下りまして、なんとか無事にガレ場をクリアした際には、心の底からホッとしましたよ。
そして、富士見峠から先は林道歩きになります。
ここもシンドイといえばシンドカッタ。
距離は上高地〜横尾間に匹敵し、路面は荒れて歩きづらい箇所もありましたので、よく整地された上高地〜横尾間よりも大変でした。
それでも無の境地になってひたすら歩いたので、CTで3時間半ほどのところ、3時間弱で駐車場に着きました。
この日のログを見返すと、全行程20km超のうちトレイルは1/5ほどだったんですねぇ…トレイル以外の道って、案外とカラダとココロにコタエますからねぇ、そりゃあヘロヘロになるわけですな。
これで一応は日光表連山の総仕上げは終了したしたわけですが…帝釈山のピークがまだ未踏なのですよね。
コレが気になるのものの、今回のような林道歩きはもうこりごりで…どうしようか悩み所ですね。
遅筆につき詳細レポートはいずれブログにて。
http://awaya-daizen.cocolog-nifty.com/
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