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Yamareco

記録ID: 191558
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

一切経山〜家形山〜鎌沼

2010年05月22日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県
 - 拍手
GPS
05:35
距離
11.9km
登り
674m
下り
674m

コースタイム

12:55浄土平→13:25酸ケ平→13:55一切経山(昼食)14:40→15:15五色沼→15:35家形山15:55→物見岩途中で引き返し家形山16:15→16:55一切経山→17:25酸ケ平→17:30鎌沼北岸→17:55姥ケ原→18:30浄土平
天候
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
家形山から烏帽子山方面への分岐はわかりづらい(残雪期ゆえか)。
浄土平〜酸ケ平、一切経山〜五色沼、家形山〜烏帽子山方面、鎌沼西岸・南岸、鎌沼〜浄土平途中まで積雪あり。
浄土平から見た一切経山の噴火口(八幡焼)。
2010年05月22日 13:13撮影 by  E4300, NIKON
5/22 13:13
浄土平から見た一切経山の噴火口(八幡焼)。
まだところどころに残雪が。酸ヶ平への登りは残雪に足を取られそうだった。
2010年05月22日 13:13撮影 by  E4300, NIKON
5/22 13:13
まだところどころに残雪が。酸ヶ平への登りは残雪に足を取られそうだった。
酸ヶ平から一切経山への上り道。
2010年05月22日 13:42撮影 by  E4300, NIKON
5/22 13:42
酸ヶ平から一切経山への上り道。
噴火口脇直登ルート(通行禁止)との合流点から一切経山を望む。(この後結構しんどい登り)
2010年05月22日 13:54撮影 by  E4300, NIKON
5/22 13:54
噴火口脇直登ルート(通行禁止)との合流点から一切経山を望む。(この後結構しんどい登り)
一切経山頂上「空気大感謝塔」。
2010年05月22日 14:10撮影 by  E4300, NIKON
5/22 14:10
一切経山頂上「空気大感謝塔」。
一切経山より、中大巓・西吾妻山(吾妻連峰)
2010年05月22日 14:12撮影 by  E4300, NIKON
5/22 14:12
一切経山より、中大巓・西吾妻山(吾妻連峰)
同、烏帽子山方面(吾妻連峰)
2010年05月22日 14:12撮影 by  E4300, NIKON
5/22 14:12
同、烏帽子山方面(吾妻連峰)
一切経山より五色沼を望む。
2010年05月22日 14:12撮影 by  E4300, NIKON
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5/22 14:12
一切経山より五色沼を望む。
一切経山から吾妻小富士、高山、奥に安達太良山。
2010年05月22日 14:21撮影 by  E4300, NIKON
5/22 14:21
一切経山から吾妻小富士、高山、奥に安達太良山。
磐梯山も見通せた。
2010年05月22日 14:22撮影 by  E4300, NIKON
5/22 14:22
磐梯山も見通せた。
一切経山から五色沼へ下る道。途中から残雪となって道を見失い、左手の原へ迷い込む。
2010年05月22日 17:13撮影 by  E4300, NIKON
5/22 17:13
一切経山から五色沼へ下る道。途中から残雪となって道を見失い、左手の原へ迷い込む。
五色沼の畔にはまだ残雪。
2010年05月22日 15:32撮影 by  E4300, NIKON
5/22 15:32
五色沼の畔にはまだ残雪。
五色沼畔の不思議な枯木(「三脚の木」と勝手に命名!)。
2010年05月22日 15:35撮影 by  E4300, NIKON
5/22 15:35
五色沼畔の不思議な枯木(「三脚の木」と勝手に命名!)。
家形山頂上にて。背後は一切経山。
2010年05月22日 15:53撮影 by  E4300, NIKON
5/22 15:53
家形山頂上にて。背後は一切経山。
家形山から福島市街と信夫山を望む。
2010年05月22日 15:55撮影 by  E4300, NIKON
5/22 15:55
家形山から福島市街と信夫山を望む。
家形山から見た五色沼と一切経山。
2010年05月22日 15:55撮影 by  E4300, NIKON
5/22 15:55
家形山から見た五色沼と一切経山。
酸ヶ平へ下る途中から見た東吾妻山。
2010年05月22日 13:55撮影 by  E4300, NIKON
5/22 13:55
酸ヶ平へ下る途中から見た東吾妻山。
同じく、鎌沼。
2010年05月22日 13:55撮影 by  E4300, NIKON
5/22 13:55
同じく、鎌沼。
鎌沼の北岸。西岸には雪が残り道も埋もれている。
2010年05月22日 17:45撮影 by  E4300, NIKON
5/22 17:45
鎌沼の北岸。西岸には雪が残り道も埋もれている。
鎌沼に映る一切経山(西岸から)。
2010年05月22日 17:56撮影 by  E4300, NIKON
5/22 17:56
鎌沼に映る一切経山(西岸から)。
鎌沼に映る前大巓(左)と名無しの峰。
2010年05月22日 18:00撮影 by  E4300, NIKON
5/22 18:00
鎌沼に映る前大巓(左)と名無しの峰。
姥ヶ原と東吾妻山
2010年05月22日 18:06撮影 by  E4300, NIKON
5/22 18:06
姥ヶ原と東吾妻山
姥ヶ原
2010年05月22日 18:12撮影 by  E4300, NIKON
5/22 18:12
姥ヶ原
鎌沼南岸から浄土平への下山路は雪が残る。日が暮れだした。
2010年05月22日 18:26撮影 by  E4300, NIKON
5/22 18:26
鎌沼南岸から浄土平への下山路は雪が残る。日が暮れだした。
一切経山への噴火口直登ルートは通行禁止。
2010年05月22日 18:46撮影 by  E4300, NIKON
5/22 18:46
一切経山への噴火口直登ルートは通行禁止。
浄土平から見た福島市街の夜景。
2010年05月22日 19:47撮影 by  E4300, NIKON
5/22 19:47
浄土平から見た福島市街の夜景。
噴火口と金星。
2010年05月22日 19:48撮影 by  E4300, NIKON
5/22 19:48
噴火口と金星。
撮影機器:

感想

(2012年5月記)
福島に来て初登山。霊山など低山は登っていたが、1,500m以上級は初。いつも自宅から見えている一切経山・東吾妻山、安達太良山に早く登りたいと思っていた。

浄土平に着いたのは13:00前。ビジターセンター脇から登山道へ。八幡焼(噴火口)からの噴煙は少し多めだ。その横を通る直登ルートは現在通行禁止。酸ケ平経由の道を行くが、ほどなく残雪にぶち当たる。浄土平駐車場の係員が、上はまだ相当雪が残っていて、服装的にそれではつらいかもと話していたが、"行ける所まで"と登り出す。雪上は凍ってなかったもののアイゼンがあれば良かったかも・・・歩きづらい。

かなり上るとそこが酸ケ平。それまでの登りが嘘のように平らな空間が広がる。その様子は、まさに山中の高原だ。避難小屋の横からガレた登り道を行く。道の途中から見た酸ケ平や鎌沼、その先の東吾妻山の光景が美しい。直登ルートとの合流点からもうひと踏ん張り。

「空気大感謝塔」のケルンがある、一切経山山頂に到着。眺めは想像以上の素晴らしさだった。眼下に福島の街、信夫山、自宅辺りもわかった。逆にいつもこの山頂を見ていたのだ。目を転ずると、すぐ北側に五色沼。周囲はまだ雪で覆われているが、見事なロイヤルブルーをしていて美しいことこの上ない。さらに家形山、烏帽子山、その奥に東大嶺、中台嶺、西吾妻山と、吾妻連峰の山並みがずっと続く。中大嶺や西吾妻山はまだ残雪が多いのがわかる。西吾妻山の手前には中吾妻山。そして東から南を見ると吾妻小富士、噴火口からの噴煙、安達太良山塊、さらに磐梯山も見渡せる。山頂で一緒になった仙台からの夫婦、息子夫婦と昼食をとる。

そこから家形山に向かうが、五色沼に下る道は岩場を下って林に入ると雪が残り、足跡があったものの途中で2方向の跡があり、左にコースを取ったところ道に迷った。しかも結構急坂の残雪の道。結果的に西側の原の方に出てしまった。そこから本道に出るため最後は多少藪漕ぎ。これで時間を20分ほどロス。五色沼の畔から見る沼と一切経山は格別である。雪のため畔のぎりぎりまでは下りられなかった。

五色沼からはまた急な上りになる。一切経山から眺めていた感じより岩場はかなり急で、登りきると家形山山頂。予想以上に時間がかかった。この山頂からの眺めも素晴らしい。一切経山から見る五色沼も良いが、ここからの眺めは一切経山を屏風のように背景として、収まりの良い絵画のような趣がある。そして西には西吾妻山まで吾妻連峰の尾根が緩やかに続く。そして、福島の街がより近くに窺える。

16時前、家形山から物見岩まで進もうとしたが、残雪のため道がよくわからなくなり、少し引き返して藪の中に道を見つけて進むも、途中の上りから雪が残っていたため、時間と単独行であることを考えて戻る。五色沼まで下り一切経山まではまた上りとなるが、雪道の登りはてこずった。アイゼンがほしいところ。酸ケ平に着く頃には17時半前になっていた。3人の若者がこの時間から軽装で一切経山に向かって登っていったが、大丈夫だったろうか。

酸ケ平から鎌沼はすぐだった。この高原は美しい。北側から見ると、正面に東吾妻山。沼の水は一切経山からの雪解け水を豊富に受け入れている。その水を汲んで飲んだがうまかった。沼一周ルートを取るが、西斜面には雪が畔まで残ってルートが埋もれていたため、目印を頼りに雪の斜面を登る。沼の南側(姥ケ原)に来ると、この辺りで一番の風景が見える。鎌沼の向こうに前大嶺・一切経山が聳え、その姿が水に映っている。夕方、他に誰もいなかったこともあり、美しさを独占という感じだった。

そこからの下り道は所々急坂に雪が残り、それほど簡単な道でもなかった。雪解け水のたまった部分もかなりあり、スリップしそうになった。浄土平着は18:30で、ほとんど日没だった。ついでだったので湿原も散策した。日が落ちた後の浄土平から望む噴火口と一切経山は、何ともいえず凄みがあった。

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利用交通機関: 車・バイク
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2/5
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3/5

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