507 丹波天平・三条の湯・雲取山



- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,199m
- 下り
- 2,188m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:49
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:21
天候 | 1月1日:快晴、1月2日:快晴のち高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
1月2日:鴨沢13:46発奥多摩駅行き(境橋から立客・1台のみ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に良好。水無尾根は途中倒木により迂回路有り。迂回路は従来よりも登りで20分余計にかかります。 |
その他周辺情報 | 河辺駅前の梅の湯は1月2日営業していました。 奥多摩駅前の商店街は全滅です。(もえぎの湯は確認しませんでした。) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
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共同装備 |
補助ロープ10m
|
感想
例年、12月31日〜1月1日に企画している三条の湯・雲取山ツアー。今年は、年末に別山行を入れた関係で、元日スタートとした。
今までは単独候であったが、今回は山の仲間5人とともに山に入る。
晴天の元旦の奥多摩は人もまばら。いつも大混雑する奥多摩駅8:35発丹波行きバスも今日は増発無しの1台だけで全員着席。接続のホリデー快速おくたま1号もガラガラだったようだ。
バスを親川で降り、正調の鳴き声の雄鶏君のいる庭先をお邪魔して、保之瀬天平へと向かう。
急坂を登って、丹波方面の水平道を分けるがすぐ先で崩落しており、もう使えなさそう。
緩めの道の道中、何軒か廃屋もしくは使っているのかなという家を通り過ぎて、今は廃道となった後山川右岸道と分かれて保之瀬天平へと急登する。
登り切った天平は時々急坂があるものの、全体になだらかな雑木林が広がる。
丹波天平の分岐にはアンテナが立っていた。分岐からサヲラ峠方向を見て左手前方の高み三角点が鎮座している。ちょっと寄り道してご挨拶をしていると、ペースメーカーを失った同行のテツ氏が獲物を追う猟犬のごとくスピードアップ・・・こりゅついて行けんと途中で諦め、のんびり後に続く。
サヲラ峠では富士山が少し顔をのぞかせていたが、雲がかかっていた。冬型が強いのであろう。
サヲラ峠からは、三条の湯への通常ルートを使用し、予定よりも早く小屋に到着。
今日は、大部屋の三ッ岩を使用。小屋入り口のストーブが暖かい。
まずは、温泉で体を温め、お待ち兼ねのビールタイム。これまたストーブの暖かい食堂で乾杯。鹿肉の燻製がストーブの上でぶら下げられており、ツマミに購入していただく。鹿なのか他の肉なのか良く分からないというのが、正直な感想であった。
15:30過ぎ、本日2回目の餅つきが始まる。
宿泊客や小屋を通りかかった登山者12〜13名と小屋の皆さんとで楽しくお餅つき。
大根もち、キナコもち、イチゴ餡餅で頂く。
つきたてのお餅はやはり美味しい!
17:30過ぎ夕食。今日は猪肉のボルシチに猪のチャーシューが出た。ラッキーである。ボルシチはあるだけ食べてよしということで、おかわりが飛ぶように売れて行く。
21時の消灯までに、小宴。布団に入る前に入浴して体を温める。
疲れもあって、すぐに寝てしまった。
※例年お餅つきは1月1日12時頃と16時頃
※例年12月31日の夕食には年越しそばが付く。(とてもおいしいよ!)
※例年1月1日の朝ごはんはミニおせち、お雑煮、お屠蘇、ごはんである。(お雑煮で足りない人はごはんをもらうシステムです。)
翌2日。明かりのつく1時間くらい前にストーブの火力が上げられ、部屋は暖かい。
昨日は、1人布団1枚でもあまるくらいの泊り客だったようだ。
この小屋は空いていて居心地が良い。
5:30過ぎに朝食。お屠蘇と御雑煮とミニおせち、ご飯のメニュー。
ストーブでチンチンに沸いているお湯も無料で分けていただき、6:10に出発。
例年結構凍結している、小屋を出てすぐ渡る沢とその先の道は、殆ど凍結していなかった。
三ッ岩山が見える細い尾根を越すとすぐに、迂回路が現れる。従来は南斜面を緩やかに登っていたが、一度尾根に上ってまた下るコースに改められていた。倒木等があるようだ。小屋の人や実際に通った人によれば、慣れた人なら通行は可能であるとのこと。
今回は、新線区間を増やしたいので、あえて尾根に登る迂回コースを通ってみる。
結構な急坂であるが、最高点では木の間越しに富士山が見える。
旧道が南斜面から回りこむ地点まで一旦下って合流。
例年だとここで再度軽アイゼンをつけて凍結に備えるが、全く凍っていない。
少し先の水場の辺りから凍結箇所が現れ始める。ここの辺りで軽アイゼンをつけるのが正解のようだ。
三条ダルミで休憩を取る、ここは携帯の電波が入る。
富士山も見えて展望も良好。
そして、ここから標高差200mの急坂。
登りなのでノーアイゼンでもいけるが、くだりはきつそう。
雲取山の頂上には雪がついているものの、大した量ではない。
晴天のもと、大展望が広がるが、南アルプスの頭には雲がかかっていしまっている。
石尾根も殆ど凍結区間はなく、順調に下る。
はじめアイゼンをつけたが、奥多摩小屋で外す。
ここは、この3月末で閉鎖が決まっている。
小屋は仕方ないとして、トイレとテント場はなんとか維持できないのだろうか。
七ツ石のピークは巻いて、七ツ石小屋でトイレ休憩。
この小屋も居心地が良い所だが今日は少し休んだだけですぐに出発。
そのまま鴨沢へ急行運転。
鴨沢13:46のバスに間に合った。
(七ツ石小屋への巻き道に若干悪い箇所有り。)
今日は奥多摩駅前のお店はみんなシャッター。
仕上げの宴会ができない。
という訳で、梅の湯のある河辺まで出て、駅前で新年会を開催し、今年1年の山行の無事を祈願しました。
(梅の湯閉業中。宴会は駅前居酒屋で開催!)
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