記録ID: 1278122
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
燕岳〜表銀座〜槍ヶ岳〜大キレット〜涸沢〜上高地
2017年09月29日(金) 〜
2017年10月01日(日)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 27:01
- 距離
- 44.6km
- 登り
- 3,981m
- 下り
- 3,906m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:41
距離 16.5km
登り 2,200m
下り 978m
15:58
2日目
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:10
距離 7.6km
登り 1,039m
下り 753m
3日目
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 9:51
距離 20.5km
登り 746m
下り 2,206m
15:51
ゴール地点
天候 | 29日:晴れ 午前中は槍ヶ岳山頂方面は曇り 30日:晴れ 1日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路:中房温泉まで→タクシーの乗合い ※この時期、平日の1便のバスが遅いので、ダメ元で早めに駐車場に着いたところ、運良くタクシーの乗合が出来た。結果、バスより1時間半位スタートを早めることができた。 復路:上高地BT〜新島々をバス。新島々〜松本〜穂高を電車。 ※上高地BTに3時半過ぎに着いたが、4時のバスは満席。その次の4時45分発の100番台でギリギリ乗れた感じです。結局、駐車場に着いたのが8時前でかなり時間がかかってしまった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【中房温泉→燕岳】合戦尾根は急登とのことですが、登山客も多く、よく整備されており、休憩スペースも沢山あるので、歩きやすく、それほど急登を意識しなかった。 【燕岳→大天井岳】景色が良く、歩きやすい稜線。 合戦尾根より、登山客も減り静かに楽しめる。 大きなアップダウンも比較的少ない。 【大天井岳→西岳】金曜とはいえ平日だからか、ほとんど人に会わなくなる。ここも東西の景色が良く、歩きやすい稜線。槍ヶ岳も近づいて次第にテンションも上がる。アップダウンもあまり多くない。 【西岳→槍ヶ岳】出だしから一気に下る。また梯子などもあり。水俣乗越から高度を上げるが、高度感のある梯子や、痩せ尾根などもある。表銀座からは大きく様相が変わるため、注意が必要。ただし、次第に迫る槍ヶ岳に期待感は高まるコース。 槍ヶ岳は時間帯もあるのか、混んでいなかった。 【槍ヶ岳→南岳】槍ヶ岳から南岳側はこれまでと大きく異なり岩稜が主となるコース。この区間は特に歩き難いとかも感じない。西側に笠ヶ岳のどしっとした山容を常に見ることができる。 【南岳→北穂高】大キレット。最初の下りは落石も考え、やや慎重に。その後、長谷川ピークまではそれほど難しさはない。長谷川ピーク自体はやはり高度感があり、荷物が重いと気をつかう。残念ながらHピークの表示を見落とした。飛騨泣きも高度感があるが、その手前の垂直に登る箇所で、やや手の力を使った。その後の北穂高までの登りは斜度が有るので、テン泊装備だと頭がザックに当たって真上が見上げられず、ちょっと辛い。ただ、北穂高から下る方が荷物が重いとコース的には辛そうです。 【北穂高→涸沢岳】最低コルまでは何ヶ所か注意を要する下りがあるが、足元、コースを慎重に確認し、強引に行かなければ問題ない。最低コルから登りの最初の梯子から垂直(オーバーハング気味に感じた)に登る岩場が結構緊張感があった。その後も崩れやすい足元や、片側が切れ落ちていたりと結構高度感はある。個人的には大キレットと同程度の難易度に感じた。またここも涸沢岳からの下りの方がより難しいのではと感じた。 【涸沢岳→涸沢】穂高岳山荘からザイテングラート経由で下山。運良くこの時期に歩けたので、とにかく紅葉が素晴らしかった。コース的には鎖や傾斜もあるので、気を抜くと危ないが、それほど難しさは感じなかった。 【涸沢→上高地】日曜の午後でこんなに渋滞するほど人が登ってくるとは…。高尾山以上の混雑かと。個人的にはこの混雑に疲れるのが嫌なのと、バスが心配でかなり飛ばして歩いたので、逆に一番汗をかいて疲れた気がする。紅葉は素晴らしいが涸沢までのコースはこの時期ちょっと考えもの。ちなみに本谷橋からコースは水平に感じ、かなり長いのでアプローチで往復利用するには個人的にはちょっと飽きそう。 |
その他周辺情報 | 下山後、穂高駅周辺の「しゃくなげの湯」へ |
予約できる山小屋 |
|
写真
北穂への登り。
ここは下りの方が難易度が高いと感じました。
と言っても高度感と緊張感は大きいです。
前日、大キレットを歩いてきた方もこのコースではテン泊装備だとここの下りが厳しいと言っていました。
ここは下りの方が難易度が高いと感じました。
と言っても高度感と緊張感は大きいです。
前日、大キレットを歩いてきた方もこのコースではテン泊装備だとここの下りが厳しいと言っていました。
この梯子を登った部分、写真の梯子左上が、今回1番きつく感じました。荷物も重く完全に手も使い、足はアンカーにかけて、ややオーバーハングしているようにも感じられました。写真撮るの忘れました。
感想
今シーズン最高の天気に恵まれた3日間。コースも表銀座の気持ち良い稜線歩きから始まり、槍ヶ岳を経由して大キレット、最後に涸沢カールで紅葉を堪能と、まさにいいとこ取りの山行だった。欲を言えば、2日目に大キレットを越えていれば奥穂も登ってと行けたかもだけど、今の実力、2回目の北アルプスであることを考えると十分すぎるくらいの出来映え。今回の北アルプスの山行で、行きたいところがまたぐっと増えてしまった…
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳(合戦尾根) 大天井岳(表銀座) 西岳(喜作新道) 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関:
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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