ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1259908
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

台風が来る前に表銀座縦走(合戦尾根-大天井岳-西岳-槍ヶ岳-上高地)

2017年09月15日(金) 〜 2017年09月16日(土)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
Jinbei その他1人
GPS
37:29
距離
42.0km
登り
3,252m
下り
3,131m

コースタイム

1日目
山行
9:04
休憩
3:51
合計
12:55
距離 16.7km 登り 2,260m 下り 971m
2:45
34
中房温泉登山口
3:19
3:27
21
3:48
3:57
31
4:28
4:43
19
5:02
5:17
28
5:45
6:01
12
6:13
6:20
40
7:00
7:40
26
8:06
106
10:35
10:50
10
11:00
11:40
32
12:12
12:15
135
14:30
15:00
9
15:09
15:37
3
2日目
山行
8:53
休憩
2:05
合計
10:58
距離 25.3km 登り 993m 下り 2,172m
5:00
47
5:47
5:53
82
7:15
7:30
60
8:30
8:56
7
9:03
9:35
67
10:42
10:47
33
11:20
25
11:58
12:12
68
13:20
13:25
48
14:13
14:35
44
15:19
39
15:58
上高地バスターミナル
天候 9月15日(金):晴れのち薄曇り
9月16日(土):曇り時々日差し有のち雨
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
●中房温泉駐車場に深夜2時過ぎ到着(平日にもかかわらず既にほぼ満車)
 (土曜日20:30頃戻ってきた時には、台風の影響により?3連休にも関わらずほぼ 空車でした。)
●トイレ:第一駐車場に簡易トイレ2基。中房温泉登山口にも有。
●登山ポスト:中房温泉登山口に有(記入用紙も有)
●バス&電車:上高地〜新島々(バス)、新島々〜松本(電車)
http://www.kamikochi.or.jp/access/bus-timetable_3/
週末等は松本市内で渋滞する可能性があるので、松本までの直通便であっても、急ぐ場合は新島々で電車に乗り換えた方が良さそうです
●JR大糸線(松本〜穂高)
http://ekikara.jp/newdata/line/1301471.htm
●タクシー:アルプス第一交通
 穂高駅〜中房温泉駐車場¥7400
 (ほかにも南安タクシーさんがあります)
コース状況/
危険箇所等
●中房温泉-燕山荘-大天井岳ルート上には特に危険箇所なし。
●大天井岳-西岳間は一部梯子や崖になっている箇所あり。
●東鎌尾根(西岳-槍ヶ岳)は、槍に近づくにつれ、細尾根、梯子が多くなり転落のおそれのある個所があるので注意。西鎌尾根よりも梯子や鎖多いです。また水俣乗越周辺のハシゴなども要注意。
●槍ヶ岳穂先は、人渋滞がなければ15-20分程度の短さですが、転落や落石の危険があるので集中力が必要です。
●槍ヶ岳-大曲間はひたすらつづら折りの登山道を下ります。よく整備されて歩きやすいです。
●大曲ー上高地間は斜度も緩やかな幅の広いハイキング道ですが、長いです・・・。
その他周辺情報 ●下山後の温泉
 今回は駐車場に戻ってくる時間が遅かったため利用できませんでしたが、中房周辺には日帰り入浴できるところが何カ所かあります。「山のたこ平」さんは比較的遅い時間まで営業しているようです。
http://yamanotakohei.com/spa/index.html
予約できる山小屋
中房温泉登山口
横尾山荘
中房温泉の第1駐車場に停めます。平日なのにほぼ満車で燕山荘の人気が伺えます。
中房温泉の第1駐車場に停めます。平日なのにほぼ満車で燕山荘の人気が伺えます。
長い行程なので中房温泉を2時半過ぎにスタート。気温は12℃、少し肌寒いです。
長い行程なので中房温泉を2時半過ぎにスタート。気温は12℃、少し肌寒いです。
登山口に登山ポストあります。
登山口に登山ポストあります。
登山口にお手洗いがあるのは嬉しいですね。
登山口にお手洗いがあるのは嬉しいですね。
ナイトハイクに嬉しい月夜。
ナイトハイクに嬉しい月夜。
シラタマノキ
薄明が始まりました。明けの明星が綺麗です。
1
薄明が始まりました。明けの明星が綺麗です。
ご来光。暗い森から暖かなオレンジ色に変わる瞬間です。
ご来光。暗い森から暖かなオレンジ色に変わる瞬間です。
合戦小屋に到着!気温は5℃、寒いです。
合戦小屋に到着!気温は5℃、寒いです。
合戦小屋の混雑もスイカもありません(営業時間前だし・・・)。
合戦小屋の混雑もスイカもありません(営業時間前だし・・・)。
案の定この寒さで霜がおり、テーブルは凍り付いています。
案の定この寒さで霜がおり、テーブルは凍り付いています。
ナナカマドの紅葉(実は赤くなっているのに葉は今一つ・・・。この秋の紅葉ははずれかな〜?)
1
ナナカマドの紅葉(実は赤くなっているのに葉は今一つ・・・。この秋の紅葉ははずれかな〜?)
リンドウ
ウメバチソウ
稜線の先に槍ヶ岳が見えました!俄然やる気がみなぎってきます!
稜線の先に槍ヶ岳が見えました!俄然やる気がみなぎってきます!
今日の通過目標、大天井岳。
今日の通過目標、大天井岳。
頂上直下の大天荘も見えます。前回食べられなかった名物カレーを今回は食べるぞ!実はこれが今回の大きな目標だったりする。
頂上直下の大天荘も見えます。前回食べられなかった名物カレーを今回は食べるぞ!実はこれが今回の大きな目標だったりする。
真っ白ななヤマハハコ
真っ白ななヤマハハコ
いつも撮ってしまう雷鳥看板。ゴミは持ち帰りましょう。
いつも撮ってしまう雷鳥看板。ゴミは持ち帰りましょう。
燕山荘が見えてきました。
燕山荘が見えてきました。
緑の先の槍ヶ岳。前回7月に見た時より当然ですが秋色に変わっています。
緑の先の槍ヶ岳。前回7月に見た時より当然ですが秋色に変わっています。
ナナカマドの紅葉。今年は赤くなる前にまだらの茶色になっているものが多く外れ年になるように感じます。
1
ナナカマドの紅葉。今年は赤くなる前にまだらの茶色になっているものが多く外れ年になるように感じます。
ハクサンボウフウ
ハクサンボウフウ
あっ。目の前にオコジョ!この辺りで見るのは初めて。
3
あっ。目の前にオコジョ!この辺りで見るのは初めて。
警戒心がとても強いのでなかなかいつも撮れませんが、今回はばっちり。
1
警戒心がとても強いのでなかなかいつも撮れませんが、今回はばっちり。
燕岳から北燕岳の稜線
燕岳から北燕岳の稜線
ミヤマホツツジ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
7月に縦走した剣ズリから餓鬼岳。もう懐かしい感じがします。あの時は暑かった〜。
7月に縦走した剣ズリから餓鬼岳。もう懐かしい感じがします。あの時は暑かった〜。
山荘が近くになってきました。
山荘が近くになってきました。
トリカブト
ヤマハハコ
燕山荘に着きました!気温は5℃、強風、とても寒いです。多くの人が下山していきます。
燕山荘に着きました!気温は5℃、強風、とても寒いです。多くの人が下山していきます。
寒いのでテラスでホットココアでまったり。
寒いのでテラスでホットココアでまったり。
八ヶ岳が目の前に見えます。
八ヶ岳が目の前に見えます。
燕山荘から見る燕岳稜線
1
燕山荘から見る燕岳稜線
表銀座のゴール、槍ヶ岳。とおーい。
表銀座のゴール、槍ヶ岳。とおーい。
なだらかな稜線が心地良いです。
なだらかな稜線が心地良いです。
ウラシマツツジの紅葉。これも黒味がかって真っ赤という感じではありません。
ウラシマツツジの紅葉。これも黒味がかって真っ赤という感じではありません。
稜線の先の槍ヶ岳
1
稜線の先の槍ヶ岳
槍ヶ岳と蛙岩
大天井岳への稜線
大天井岳への稜線
振り返ると烏帽子岳も見えます。
振り返ると烏帽子岳も見えます。
立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)
立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)
コケモモ
アップダウンの比較的少ない稜線です。
2
アップダウンの比較的少ない稜線です。
表銀座から見る裏銀座
1
表銀座から見る裏銀座
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ
ゴゼンタチバナの実
ゴゼンタチバナの実
大天井岳まで3.5km。ずっと槍ヶ岳を見ながら歩くことができるのは嬉しいです。
1
大天井岳まで3.5km。ずっと槍ヶ岳を見ながら歩くことができるのは嬉しいです。
稜線の先に立ちはだかる大天井岳
1
稜線の先に立ちはだかる大天井岳
ウメバチソウ
ナナカマドの実
トウヤクリンドウ。しばらく山に行けなかった間に、この子も終わりがけです。
トウヤクリンドウ。しばらく山に行けなかった間に、この子も終わりがけです。
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
振り返ると随分燕山荘が遠くなりました。
1
振り返ると随分燕山荘が遠くなりました。
燕岳(絵になりますね)。
燕岳(絵になりますね)。
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ
先月縦走した水晶岳、赤牛岳
先月縦走した水晶岳、赤牛岳
イワツメクサ
ウラシマツツジの紅葉
ウラシマツツジの紅葉
目の前の大天井岳
2
目の前の大天井岳
まだコマクサ咲いてました。
まだコマクサ咲いてました。
鎖場から梯子
燕岳への稜線。
イワツメクサ
鹿島槍ヶ岳
燕岳、爺ヶ岳、鹿島槍、白馬岳
燕岳、爺ヶ岳、鹿島槍、白馬岳
立山・剱岳
針ノ木岳
大天荘が見えました!
大天荘が見えました!
先に頂上寄ってきます。
先に頂上寄ってきます。
青空とケルン
雲海とケルン
大天井岳頂上に到着!4年越しで青空の山頂に立てました。
大天井岳頂上に到着!4年越しで青空の山頂に立てました。
喜作新道の先には槍ヶ岳
1
喜作新道の先には槍ヶ岳
奥穂、前穂、涸沢カール
1
奥穂、前穂、涸沢カール
大天井岳頂上から見る槍穂方面のパノラマ
1
大天井岳頂上から見る槍穂方面のパノラマ
常念岳への稜線
大天井岳頂上付近でライチョウ家族に遭遇!
1
大天井岳頂上付近でライチョウ家族に遭遇!
5羽の家族構成
お母さんが子供たちを見守り、クゥクゥ呼びかけます。
お母さんが子供たちを見守り、クゥクゥ呼びかけます。
子供たちが散らばり過ぎててんてこまい。
1
子供たちが散らばり過ぎててんてこまい。
こちらは男の子。目の上は赤い色。
1
こちらは男の子。目の上は赤い色。
まだこちらは赤色が薄い感じ。
1
まだこちらは赤色が薄い感じ。
体はかなり大人になってきましたが、鳴き声はまだヒヨコ声でピヨピヨです。体がまだ大人より小さいせいか足が太く感じます。
1
体はかなり大人になってきましたが、鳴き声はまだヒヨコ声でピヨピヨです。体がまだ大人より小さいせいか足が太く感じます。
岩のギャップを飛び越えるために覚悟を決めてます。
1
岩のギャップを飛び越えるために覚悟を決めてます。
お母さんは高台に移動して子供たち全員を探します。ホシガラスが横切った瞬間、家族全員身をすくめます。
2
お母さんは高台に移動して子供たち全員を探します。ホシガラスが横切った瞬間、家族全員身をすくめます。
おかまいなしに散り散りに走りまくります
おかまいなしに散り散りに走りまくります
ライチョウのお尻
1
ライチョウのお尻
4年ぶりに大天荘へ到着!
4年ぶりに大天荘へ到着!
山荘内で台風進路を確認。直撃コース。17日日曜日の朝に鹿児島付近に接近なのでなんとか逃げ切れるかな?
山荘内で台風進路を確認。直撃コース。17日日曜日の朝に鹿児島付近に接近なのでなんとか逃げ切れるかな?
4年前に食べることができなかった名物「インディアンランチ」。今回はほうれん草カレー1300円。めっちゃ美味しい〜!
1
4年前に食べることができなかった名物「インディアンランチ」。今回はほうれん草カレー1300円。めっちゃ美味しい〜!
槍ヶ岳はあちら。
槍ヶ岳はあちら。
前穂、奥穂、大キレット、槍の稜線
前穂、奥穂、大キレット、槍の稜線
青空と槍ヶ岳
トラバースの登山道の先に槍ヶ岳
トラバースの登山道の先に槍ヶ岳
前穂、奥穂、涸沢カール
前穂、奥穂、涸沢カール
大キレット
喜作新道の先に槍ヶ岳
喜作新道の先に槍ヶ岳
オヤマソバの紅葉。きれいに色づいていました。
オヤマソバの紅葉。きれいに色づいていました。
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
梯子でのアップダウン
梯子でのアップダウン
横ばいのような場所も。
横ばいのような場所も。
大天井ヒュッテに到着!静かです。
大天井ヒュッテに到着!静かです。
リンドウ
ナナカマドの紅葉
ナナカマドの紅葉
今日の目的地、西岳まで何と!まだ2時間半も?遠いなあ、びっくり。
今日の目的地、西岳まで何と!まだ2時間半も?遠いなあ、びっくり。
槍ヶ岳に向けて足を進めるのみ!
槍ヶ岳に向けて足を進めるのみ!
西岳への稜線
北鎌、槍の稜線
振り返ると大天井岳
1
振り返ると大天井岳
振り返った大天井岳への稜線
振り返った大天井岳への稜線
ハクサンフウロ
高瀬ダム
ハクサンフウロの紅葉
ハクサンフウロの紅葉
痩せ尾根
崩落形状の稜線をトラバースします。
崩落形状の稜線をトラバースします。
今日の宿泊地、ヒュッテ西岳がやっと見えました!
今日の宿泊地、ヒュッテ西岳がやっと見えました!
ヒュッテ西岳に到着!
ヒュッテ西岳に到着!
ヤマハハコ
ヒュッテ西岳から見る槍ヶ岳。明日行くから待っててね〜。
ヒュッテ西岳から見る槍ヶ岳。明日行くから待っててね〜。
西岳頂上に向かいます。
西岳頂上に向かいます。
ヒュッテから10分程度で西岳頂上に到着!
ヒュッテから10分程度で西岳頂上に到着!
西岳標識と槍ヶ岳
西岳標識と槍ヶ岳
頂上から見るヒュッテ
頂上から見るヒュッテ
常念小屋も見えます
常念小屋も見えます
ヒュッテで槍を目の前に冷えたトマトとコーラをいただきます。このトマトが美味しいんだ!
1
ヒュッテで槍を目の前に冷えたトマトとコーラをいただきます。このトマトが美味しいんだ!
ヒュッテ西岳の夕食(魚あり肉ありバランスのとれた食事です)
1
ヒュッテ西岳の夕食(魚あり肉ありバランスのとれた食事です)
ヒュッテ西岳受付
ヒュッテ西岳受付
二日目スタート!長い一日になりそうです。気温は8℃。昨日の稜線より暖かいです。
二日目スタート!長い一日になりそうです。気温は8℃。昨日の稜線より暖かいです。
東の空が赤くなり始めました。
東の空が赤くなり始めました。
槍ヶ岳に向かってGo!
槍ヶ岳に向かってGo!
まずはハイマツのトラバース道を進みます。
まずはハイマツのトラバース道を進みます。
ミソガワソウ
ハクサンボウフウ
ハクサンボウフウ
トリカブト
梯子を下ります。
梯子を下ります。
うっすら明るくなってきました。
うっすら明るくなってきました。
垂直梯子での下りを何度か通過します。
垂直梯子での下りを何度か通過します。
暗闇の鎖場
長い垂直降下の梯子
長い垂直降下の梯子
槍ヶ岳がオレンジ色に染まってきました
槍ヶ岳がオレンジ色に染まってきました
東鎌尾根に下りているので東の空は見えませんが焼けてるようにも見えます。
東鎌尾根に下りているので東の空は見えませんが焼けてるようにも見えます。
崩落岩壁を横目に通過します。
崩落岩壁を横目に通過します。
階段や梯子は多いです。
階段や梯子は多いです。
槍ヶ岳からオレンジ色が消えたので東の空も曇ったようです。
槍ヶ岳からオレンジ色が消えたので東の空も曇ったようです。
転落の可能性のある個所は多いです。
転落の可能性のある個所は多いです。
ナナカマドの紅葉
ナナカマドの紅葉
最下部、水俣乗越に到着。
最下部、水俣乗越に到着。
シラタマノキ
アカモノ
ヘビイチゴ
少しずつ槍に近づいてきました。
少しずつ槍に近づいてきました。
梯子や階段を繰り返して進みます。
梯子や階段を繰り返して進みます。
痩せ尾根多いです。左右は転落の恐れがあります。
痩せ尾根多いです。左右は転落の恐れがあります。
梯子を繰り返します。
梯子を繰り返します。
梯子と槍
東鎌尾根の先の槍ヶ岳
東鎌尾根の先の槍ヶ岳
長くて細い梯子
梯子が多いです。
梯子が多いです。
奥穂高を中心に渦状の雲が発生!どんどん雲が厚く広がってきます。時間との勝負になりそうです。
1
奥穂高を中心に渦状の雲が発生!どんどん雲が厚く広がってきます。時間との勝負になりそうです。
岩場の先の槍ヶ岳
岩場の先の槍ヶ岳
振り返ると常念岳、その前には2時間前に出発した西岳ヒュッテ。
振り返ると常念岳、その前には2時間前に出発した西岳ヒュッテ。
遥か遠くに燕山荘
遥か遠くに燕山荘
槍ヶ岳まで1.2km
槍の穂先が雲に飲まれ始めました。
槍の穂先が雲に飲まれ始めました。
北鎌尾根稜線
奥穂高岳を中心に台風の渦の衛星写真のよう。
奥穂高岳を中心に台風の渦の衛星写真のよう。
ヒュッテ大槍が見えました!
ヒュッテ大槍が見えました!
ヒュッテ大槍に到着!気温は5℃、温度が急降下、そして強風が吹き始めました。天気急変の兆候。
ヒュッテ大槍に到着!気温は5℃、温度が急降下、そして強風が吹き始めました。天気急変の兆候。
あまりの寒さに食べ物で体力回復を試みます。
あまりの寒さに食べ物で体力回復を試みます。
ヒュッテを出ると一面ガス、そしてさらなる強風。
ヒュッテを出ると一面ガス、そしてさらなる強風。
稜線が完全にガスに飲み込まれました。槍まであと少しのところで逃げ切れなかったのかな。
稜線が完全にガスに飲み込まれました。槍まであと少しのところで逃げ切れなかったのかな。
時折、ガスの切れ目から穂先が見えます。降りだすまで時間の問題。これ以上温度が下がると降るとしたら雪の危険性が出てきます。
時折、ガスの切れ目から穂先が見えます。降りだすまで時間の問題。これ以上温度が下がると降るとしたら雪の危険性が出てきます。
槍への岩場をトラバース
槍への岩場をトラバース
岩場の先の槍穂先
岩場の先の槍穂先
イワベンケイの紅葉
イワベンケイの紅葉
垂直梯子で槍に接近します。
垂直梯子で槍に接近します。
槍穂先の真下に着きました。
槍穂先の真下に着きました。
山荘と穂先の頂上への分岐
山荘と穂先の頂上への分岐
まずは穂先を目指します。
まずは穂先を目指します。
4年ぶりに槍ヶ岳穂先へアタック。
4年ぶりに槍ヶ岳穂先へアタック。
まずはザレ場を進みます。
まずはザレ場を進みます。
背後には槍ヶ岳山荘
背後には槍ヶ岳山荘
鎖場を登ります。
鎖場を登ります。
落差の大きな岩場をよじ登ります。
落差の大きな岩場をよじ登ります。
こんなとこにもトウヤクリンドウ
こんなとこにもトウヤクリンドウ
岩に打ち込んだ杭を頼りに岩壁を上がります。
岩に打ち込んだ杭を頼りに岩壁を上がります。
あっという間にラストの直登梯子
あっという間にラストの直登梯子
この先には槍の穂先
この先には槍の穂先
4年ぶり2度目の槍ヶ岳の穂先に到着!
4年ぶり2度目の槍ヶ岳の穂先に到着!
西鎌尾根、鷲羽方面のガスが切れました。
2
西鎌尾根、鷲羽方面のガスが切れました。
穂先の垂直梯子で下山します。
1
穂先の垂直梯子で下山します。
上から見た梯子
梯子は二段あり、まだ梯子は続きます。
梯子は二段あり、まだ梯子は続きます。
下山ルート、4年前より縦ばいが減り、横ばいが増えてるように感じます。
下山ルート、4年前より縦ばいが減り、横ばいが増えてるように感じます。
槍ヶ岳山荘まであと少し。
槍ヶ岳山荘まであと少し。
穂先から降りてすぐガスに飲まれました。天気のせいか3連休なのに少な目です。
穂先から降りてすぐガスに飲まれました。天気のせいか3連休なのに少な目です。
槍ヶ岳山荘看板
槍ヶ岳山荘受付、売店
槍ヶ岳山荘受付、売店
あまりの寒さに温かい食べ物を、、あ。10時半から。
あまりの寒さに温かい食べ物を、、あ。10時半から。
乾麺なら大丈夫!
乾麺なら大丈夫!
どん兵衛とホットココア。あたたまるぅ。ふぅ。
どん兵衛とホットココア。あたたまるぅ。ふぅ。
刻一刻と天気が危機的状況になることを実感。下山急ぎます!
刻一刻と天気が危機的状況になることを実感。下山急ぎます!
イワギキョウ
殺生ヒュッテが見えました。
殺生ヒュッテが見えました。
振り返ると槍ヶ岳。今回もありがとう。24時間テレビコースで下ります。
振り返ると槍ヶ岳。今回もありがとう。24時間テレビコースで下ります。
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
イワギキョウの群生
イワギキョウの群生
チングルマの穂
歩いてきた東鎌尾根稜線を下から見上げます。
歩いてきた東鎌尾根稜線を下から見上げます。
トリカブト
槍沢の緑
ハクサンフウロ
グンナイフウロ
ハクサンフウロ
ミソガワソウ
クロトウヒレン
サラシナショウマ
サラシナショウマ
シナノオトギリ
ヨツバシオガマ
エゾシオガマ
グンナイフウロ
キンポウゲ
モミジカラマツ
サラシナショウマ
サラシナショウマ
雪渓の残雪。雪が近くに残っていると花の数が断然違います。写真には撮れませんでしたが、まだシナノキンバイも咲いていました。
雪渓の残雪。雪が近くに残っていると花の数が断然違います。写真には撮れませんでしたが、まだシナノキンバイも咲いていました。
ウサギギク
ウサギギクにまだ会えるとは思いませんでした。
ウサギギクにまだ会えるとは思いませんでした。
ナナカマドの実。
ナナカマドの実。
まさかのニッコウキスゲ
まさかのニッコウキスゲ
槍沢の上には槍穂の稜線
槍沢の上には槍穂の稜線
サンカヨウの実
槍沢大曲り
サラシナショウマ
サラシナショウマ
渡渉が多いです。台風大雨になると渡渉困難になるのかな?。
渡渉が多いです。台風大雨になると渡渉困難になるのかな?。
登山道に水が流れ込んで沢になっています。
登山道に水が流れ込んで沢になっています。
シラヤマギク
カラマツソウ
槍沢ロッジに到着!
槍沢ロッジに到着!
自販機がオアシスのように見えます。
自販機がオアシスのように見えます。
炭酸を一気飲みしてリフレッシュ!
炭酸を一気飲みしてリフレッシュ!
水場もありがたいです。水の補給をします。
水場もありがたいです。水の補給をします。
センジュガンピ
渓流沿いの爽やかな林道歩き。
渓流沿いの爽やかな林道歩き。
ノコンギク
横尾山荘に到着しました。
横尾山荘に到着しました。
登山客(観光客)に餌付けされてしまったのか?二羽ほどハトが寄ってきます。ねえねえなんかちょうだ〜い。
登山客(観光客)に餌付けされてしまったのか?二羽ほどハトが寄ってきます。ねえねえなんかちょうだ〜い。
涸沢への横尾大橋
涸沢への横尾大橋
キツリフネ
ヤマホタルブクロ
ヤマホタルブクロ
平らな林道が続きます。
平らな林道が続きます。
徳沢ロッジに到着!
徳沢ロッジに到着!
名物のソフトクリームを探します、あった。
名物のソフトクリームを探します、あった。
徳沢のソフトクリーム(400円)。濃厚で美味しかった〜。
徳沢のソフトクリーム(400円)。濃厚で美味しかった〜。
マムシグサの実
雨が降ってきました。
雨が降ってきました。
トモエシオガマ
上高地河童橋
上高地バスターミナル(初めて来ました)。
上高地バスターミナル(初めて来ました)。
松本行きバスのチケットを買います(クレジットカードも使えて便利です)。
松本行きバスのチケットを買います(クレジットカードも使えて便利です)。
16:45のバスが来るまで上高地名物、河童焼きとそばおやきで一休み。
16:45のバスが来るまで上高地名物、河童焼きとそばおやきで一休み。
松本行きバスに乗り、電車乗り継いで駐車場まで戻ります。
松本行きバスに乗り、電車乗り継いで駐車場まで戻ります。

感想

♪台風が来る前に表銀座縦走(合戦尾根-大天井岳-西岳-槍ヶ岳-上高地)♪
 
 3連休前日に代休が取れたので、かねてから歩いてみたかった東鎌尾根から槍ヶ岳に登頂し、ついでに蝶ケ岳にも登って三股登山口に戻ってこようという計画を2泊3日でしたのだが、出発直前の天気予報だと、台風が最終日となる3日目にかなり近づいてくる様子。そんな中、蝶ケ岳の稜線へ出るのはどうかと思い、1泊2日に予定を短縮し上高地へ下山することにした。

★1日目(中房温泉〜ヒュッテ西岳)
 今シーズン2回目となる中房温泉からナイトハイクでスタート。平日の夜にもかかわらず第1駐車場はほぼ満車。この3日間くらい天気が良かったので多くの人が燕岳周辺に出かけているのだろう。しかし恐るべし中房の駐車場・・・。

 今回は燕山荘で根っこが生えないようにと考えていたが、どうもここではまったりとしてしまう。今回もまたココアで温まってからの再スタートとなってしまった。

 ここからは大天井岳と大天荘を目指して歩くが、実は4年前に逆向きでこのコースを歩いた時には天気が悪く、景色を楽しむことのできない山行だったため、今回は晴天の下、槍を見ながら歩けることに感謝。そしてまた、前回かなわなかった大天荘のカレーランチをいただくこともできて既に大満足の気分。

 大天荘から先もなかなか長い道のりだったが、予定より早くヒュッテ西岳に到着。受付を済ませた後、小屋からすぐ近くの西岳に登って誰もいない山頂でまったりと素晴らしい景色を眺めて過ごす。このロケーションすごくいい!
 今日の小屋泊は非常に少なく5名のみ。連休前の平日とはいえこの少なさは台風でキャンセルがたくさん出たかららしい。おかげで広々とスペースを使うことができ久しぶりにぐっすり眠ることができた。

★2日目(ヒュッテ西岳〜槍ヶ岳〜上高地)
 朝起きてみると雨も降っていないし風もほとんどない。ガスも出ていないようで槍ヶ岳のシルエットが見える。もし朝から雨が降っているorガスor強風なら、水俣乗越から最短ルートで下山も考えていただけにラッキーだ。

 日の出前に小屋を出発し槍ヶ岳を目指す。だんだんと槍は近づいてくるのだが、東鎌尾根のアップダウンもなかなかのもの、1か月以上ロングルートを歩いていない身体にはきつかった〜。それでも予定より早くヒュッテ大槍を通過したが、この頃から雲行きが少し怪しくなりはじめ風も出てきた。槍の穂先にもガスがかかり始めている。今から行くからガスガスになるのもう少し待ってて〜!
 何とか槍の穂先に登頂できた時には、多少のガスは出ていたものの周りの景色も良く見え、静かな山頂を満喫できた。寒いのでそれほど長居もできず下山をしようとするとオコジョがちょろちょろと移動していった。
 槍ヶ岳山荘でカップ麺をいただいて身体を温めてから下山開始。蝶ケ岳はまたいつか、ということで上高地を目指す。

 台風が予想よりゆっくり進んでいるのは察しがつくが、今朝の天気予報でも午後3時頃からは雨の予報。さてどこまで雨に降られずに行けるか?下山途中にはまだお花のたくさん咲いている場所もあり、夏のお花も楽しみながら歩き徳澤へ。ここで名物のソフトクリームをいただく。このあたりから雨が降り始めたのでカッパを本格的に着込み上高地までラストスパート。本降りの雨になってくると中房への道が通行止めになり車が回収できなくなる可能性がある。できるだけ早く上高地から中房に戻りたい・・・。
 何とか16時少し前に上高地に到着し、カッパをしまったり荷物整理をしてバスの時間を待ち16:45の松本行きバスで新島々へ。ここで電車に乗り換え、松本からは大糸線で穂高駅へ。穂高駅にはタクシーが停車していたのですぐに中房へ向かってもらうことができた。

 台風接近の隙間を縫うようなあわただしい山行になってしまったが、これで念願の東鎌尾根を歩き槍ヶ岳までの線つなぎをすることができた。そして表銀座と裏銀座が槍ヶ岳でつながった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:708人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
槍ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら