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Yamareco

記録ID: 946912
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ライチョウ現る鷲羽岳への道、虹かかる笠ヶ岳への道

2016年08月20日(土) 〜 2016年08月22日(月)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
Jinbei その他1人
GPS
57:08
距離
48.4km
登り
3,851m
下り
3,848m

コースタイム

1日目
山行
10:48
休憩
1:32
合計
12:20
距離 21.6km 登り 2,363m 下り 866m
0:32
21
深山荘登山者用無料駐車場
1:28
17
1:45
12
1:57
1:58
12
2:10
2:11
20
2:31
58
3:29
17
3:46
23
4:09
4:10
31
4:41
44
5:25
5:27
15
5:42
5:44
48
6:32
6:40
16
6:56
7:01
13
7:14
7:17
30
7:47
5
7:52
8:13
17
9:53
9:54
30
10:24
11:05
61
12:06
46
12:52
2日目
山行
8:04
休憩
0:33
合計
8:37
距離 14.6km 登り 1,168m 下り 886m
3:46
48
4:34
96
6:14
6:15
14
6:29
3
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6:33
30
7:15
7:16
12
7:28
7:30
6
7:36
7:37
2
7:39
7:43
52
8:35
36
9:11
73
10:24
5
11:06
31
11:37
11:56
13
12:09
12:13
10
3日目
山行
5:09
休憩
0:16
合計
5:25
距離 12.0km 登り 302m 下り 2,065m
4:15
30
4:45
4:46
42
5:28
5:29
1
6:18
6:24
119
8:23
8:29
14
8:43
14
8:57
13
9:18
14
9:40
深山荘登山者用無料駐車場
天候 8月20日:晴れのち雨(昼頃からガス)
8月21日:晴れのち雨(昼頃からガス)
8月22日:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●深山荘登山者用無料駐車場
 23時半頃到着。一番奥に2台だけ空きがあり駐車。その後入口を見たら駐車場係が満車として入らないように案内していました。いつも前夜0時前でも満車ですが、昨年に続き今年も奇跡的に駐車できました。これでコースタイムが片道30分くらいは短縮できます。
コース状況/
危険箇所等
●各区間の状況は省略します(基本的によく整備されています。特に小池新道は歩きやすいです)。弓折岳から笠ヶ岳への稜線の一部は片側切れているところがあるので要注意です。

●登山ポスト
新穂高登山指導センターにあり(記入用紙もあります)。下山届も提出できます。

●三俣山荘
http://kumonodaira.net/mitsumata/
★夏休み直後でかつ日曜が雨予報のせいか、一人一枚の布団確保できました。展望レストランでのマロンケーキは最高です。サイフォンコーヒーも美味しかった〜!

●笠ヶ岳山荘
http://kasagatake.com/
★日曜であること、明日台風が本州上陸予報であることから、ここでも宿泊者が少なく、一人一枚の布団確保、部屋割りも余裕がありました。食事も美味しく、デザートについたフルーツポンチ?の甘味が身に沁みます。
その他周辺情報 ●下山後の温泉:ひがくの湯
http://www.okuhida.or.jp/gourmet/detail?id=1704
露天風呂だけのこじんまりとした温泉ですが、食事メニューも充実していてお勧めです。

●下山後の甘味:赤かぶの里
http://www.akakabu.com/
ソフトクリームが美味しいですよ。
深山荘の吊橋のイルミネーション。奇跡的に登山口に一番近い駐車場に停めることができました。
深山荘の吊橋のイルミネーション。奇跡的に登山口に一番近い駐車場に停めることができました。
いつもの新穂高温泉駐車場表示板
いつもの新穂高温泉駐車場表示板
登山指導センターに到着
登山指導センターに到着
大きな液晶案内表示ができてました
大きな液晶案内表示ができてました
登山指導センターのポストに届けを出して
登山指導センターのポストに届けを出して
午前1時過ぎにナイトハイク開始
午前1時過ぎにナイトハイク開始
キツイと噂の笠新道への分岐に到着。帰りはここから出てくる予定。
キツイと噂の笠新道への分岐に到着。帰りはここから出てくる予定。
1時間少々でわさび平小屋へ
1時間少々でわさび平小屋へ
月齢17のお月さまがナイトハイクを照らしてくれます
月齢17のお月さまがナイトハイクを照らしてくれます
鏡平山荘に到着!
鏡平山荘に到着!
鏡池の向こうに槍ヶ岳
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鏡池の向こうに槍ヶ岳
鏡池&大キレット&穂高連峰
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鏡池&大キレット&穂高連峰
槍ヶ岳アップ
抜戸岳の稜線に朝日があたりはじめました
1
抜戸岳の稜線に朝日があたりはじめました
キオンと木道
鏡平山荘の池塘に映る弓折岳から抜戸の稜線
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鏡平山荘の池塘に映る弓折岳から抜戸の稜線
木道、池に映る青空と稜線
木道、池に映る青空と稜線
槍ヶ岳西鎌尾根から朝日がのぼってきました
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槍ヶ岳西鎌尾根から朝日がのぼってきました
ヘビイチゴの実
弓折乗越に到着!
弓折乗越に到着!
槍ヶ岳と弓折乗越標識
槍ヶ岳と弓折乗越標識
鏡平山荘がもうあんなに小さく見えます
鏡平山荘がもうあんなに小さく見えます
振り返ると緑鮮やかな稜線。その先には明日めざす笠ヶ岳。
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振り返ると緑鮮やかな稜線。その先には明日めざす笠ヶ岳。
白山も見えます
鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳
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鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳
ハクサンフウロ
ウサギギク
ウメバチソウ
ミヤマリンドウ(いたるところで満開です)
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ミヤマリンドウ(いたるところで満開です)
ヨツバシオガマ(まだ咲き残っていました)
ヨツバシオガマ(まだ咲き残っていました)
青空とウサギギク
青空とウサギギク
4回連続(不帰嶮、早月尾根、南アルプス百間平)ライチョウの親子と遭遇!こちらはちびちゃん。だいぶ大きくなってるようです。
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4回連続(不帰嶮、早月尾根、南アルプス百間平)ライチョウの親子と遭遇!こちらはちびちゃん。だいぶ大きくなってるようです。
こちらはライチョウお母さん。周りをしきりに警戒。
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こちらはライチョウお母さん。周りをしきりに警戒。
お母さんにかけよるちびちゃん(お母さん待って〜)
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お母さんにかけよるちびちゃん(お母さん待って〜)
ギャップを登れず悩みます
2
ギャップを登れず悩みます
ギャップをあきらめ回り込んでお母さんのもとへ
2
ギャップをあきらめ回り込んでお母さんのもとへ
青空とライチョウお母さん
2
青空とライチョウお母さん
お母さん黒目大きい
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お母さん黒目大きい
槍ヶ岳の上に傘雲が、、天気が急速に下る前兆
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槍ヶ岳の上に傘雲が、、天気が急速に下る前兆
傘雲がどんどん成長して槍ヶ岳を覆いはじめました
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傘雲がどんどん成長して槍ヶ岳を覆いはじめました
双六小屋と青空の鷲羽岳
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双六小屋と青空の鷲羽岳
双六岳、鷲羽岳
双六小屋&鷲羽岳アップ(この景色大好きです!)
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双六小屋&鷲羽岳アップ(この景色大好きです!)
双六池と青空の笠ヶ岳
2
双六池と青空の笠ヶ岳
双六小屋に到着!
双六小屋に到着!
去年は気づかなかったデザートが新メニューに!
去年は気づかなかったデザートが新メニューに!
さっそくコーラフロートを注文。ほてった体にバニラアイスが浮いた冷たいコーラの清涼感がGoodです。
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さっそくコーラフロートを注文。ほてった体にバニラアイスが浮いた冷たいコーラの清涼感がGoodです。
鷲羽岳にも傘雲発生。天気の崩れが思ったより急速に進んでいるようです。
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鷲羽岳にも傘雲発生。天気の崩れが思ったより急速に進んでいるようです。
乗鞍岳、御岳山
青空と分岐標識
鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳
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鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳
オヤマリンドウ
チングルマと鷲羽岳
チングルマと鷲羽岳
タカネヤハズハハコ
タカネヤハズハハコ
鷲羽岳への稜線
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
キリンソウ畑
ハクサンボウフウ
ハクサンボウフウ
ウサギギク
チングルマ
チングルマ
三俣カール
ミヤマリンドウ
鷲羽岳とチングルマ
鷲羽岳とチングルマ
今日の目的地が見えました
今日の目的地が見えました
三俣山荘に到着!
三俣山荘に到着!
さっそく展望レストランでオムライス(\1,300)をいただきました。
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さっそく展望レストランでオムライス(\1,300)をいただきました。
去年登った黒部五郎岳
去年登った黒部五郎岳
イワツメクサ
振り返ってみる稜線。三俣山荘がもうあんなに小さく
振り返ってみる稜線。三俣山荘がもうあんなに小さく
イワツメクサ畑
鷲羽岳山頂まであと少し
鷲羽岳山頂まであと少し
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
鷲羽岳頂上に到着!
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鷲羽岳頂上に到着!
頂上標識
トウヤクリンドウ
1
トウヤクリンドウ
三俣山荘の展望レストランに戻ってきました
三俣山荘の展望レストランに戻ってきました
三俣山荘に戻ってメニューとにらめっこ
三俣山荘に戻ってメニューとにらめっこ
ケーキセット(\1,200)を注文。写真はマロンケーキとレアチーズケーキ
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ケーキセット(\1,200)を注文。写真はマロンケーキとレアチーズケーキ
三俣山荘の夕食(鹿肉のジビエシチュー)
三俣山荘の夕食(鹿肉のジビエシチュー)
朝3時45分。三俣山荘を出発。
朝3時45分。三俣山荘を出発。
薄明るくなってきました。登山道の先の槍ヶ岳。
薄明るくなってきました。登山道の先の槍ヶ岳。
夜明けのチングルマ
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夜明けのチングルマ
青空と朝日
毎回この瞬間に温かさと安心を感じます
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毎回この瞬間に温かさと安心を感じます
必ず夜明けが来るって当たり前だけど、すごいことだと思う。
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必ず夜明けが来るって当たり前だけど、すごいことだと思う。
ここで三俣山荘のお弁当をいただきます。酢飯がとても口当たりいいです。
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ここで三俣山荘のお弁当をいただきます。酢飯がとても口当たりいいです。
チングルマと朝日
チングルマと朝日
双六岳稜線に沈むお月さま
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双六岳稜線に沈むお月さま
モミジカラマツ
黒部五郎方面からの雲が三俣山荘に向かっています
黒部五郎方面からの雲が三俣山荘に向かっています
青空と分岐標識
じんべ隊長と大キレット&穂高岳
じんべ隊長と大キレット&穂高岳
双六小屋がガスにのまれています
双六小屋がガスにのまれています
双六小屋に到着
双六池と笠ヶ岳。だいぶガスがあがってきました
双六池と笠ヶ岳。だいぶガスがあがってきました
双六小屋と鷲羽岳
双六小屋と鷲羽岳
トリカブト
ウメバチソウ。おしべの朝露が綺麗です。
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ウメバチソウ。おしべの朝露が綺麗です。
ウサギギク
鏡平山荘
ハクサンフウロ
青空と弓折乗越標識
青空と弓折乗越標識
弓折岳に到着!
次にめざすは大ノマ岳
次にめざすは大ノマ岳
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ
ヤマハハコ
シナノオトギリ
稜線の岩
オヤマリンドウ
大ノマ岳頂上に到着!標識ありませんでした・・・。
大ノマ岳頂上に到着!標識ありませんでした・・・。
マツムシソウ
抜戸岳への険しい岩々
抜戸岳への険しい岩々
ミヤマホツツジ
イワヒバリ
2つの大きな岩の間を通過します
2つの大きな岩の間を通過します
細い尾根の箇所がいくつか
細い尾根の箇所がいくつか
笠ヶ岳直下に池塘が見えます
笠ヶ岳直下に池塘が見えます
見えました、岩場の上に笠ヶ岳山荘
見えました、岩場の上に笠ヶ岳山荘
あと少し、がんばります
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あと少し、がんばります
笠ヶ岳山荘に到着!
笠ヶ岳山荘に到着!
笠ヶ岳山荘看板
笠ヶ岳頂上への道
笠ヶ岳頂上への道
笠ヶ岳頂上に到着!
2
笠ヶ岳頂上に到着!
頂上にアゲハチョウ
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頂上にアゲハチョウ
笠ヶ岳山荘に戻ってランチメニューとにらめっこ。名物のラーメンは昨日売り切れたそうです。小屋に到着したときは、カレーライスと親子丼があったのですが、いつのまにか売り切れていました。
笠ヶ岳山荘に戻ってランチメニューとにらめっこ。名物のラーメンは昨日売り切れたそうです。小屋に到着したときは、カレーライスと親子丼があったのですが、いつのまにか売り切れていました。
おでん(\500)を注文
おでん(\500)を注文
うどん(\700)を注文
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うどん(\700)を注文
笠ヶ岳山荘の夕食。おそばや唐揚げ、フルーツポンチのデザート。
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笠ヶ岳山荘の夕食。おそばや唐揚げ、フルーツポンチのデザート。
笠ヶ岳山荘の朝食(お弁当を注文しました)。朴葉の酢飯です。ごはんのボリュームがすごい!
笠ヶ岳山荘の朝食(お弁当を注文しました)。朴葉の酢飯です。ごはんのボリュームがすごい!
午前4時過ぎに笠ヶ岳山荘を出発
午前4時過ぎに笠ヶ岳山荘を出発
まだ登山道は暗いです
まだ登山道は暗いです
振り返るとうっすら明るくなって笠ヶ岳が見えます
振り返るとうっすら明るくなって笠ヶ岳が見えます
槍ヶ岳の空が黄金色に染まってきました
2
槍ヶ岳の空が黄金色に染まってきました
もうすぐ夜明け
抜戸岳とオレンジ色に光る空
抜戸岳とオレンジ色に光る空
あ、虹が!しかも二重の虹です
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あ、虹が!しかも二重の虹です
笠ヶ岳と二重の虹
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笠ヶ岳と二重の虹
朝日のあたる笠ヶ岳
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朝日のあたる笠ヶ岳
今からこの笠新道を下ります
今からこの笠新道を下ります
笠ヶ岳への稜線
穂高の稜線から昇る朝日
穂高の稜線から昇る朝日
笠新道の稜線
笠ヶ岳の南側の稜線
笠ヶ岳の南側の稜線
青空と笠ヶ岳
イワショウブ
クロマメノキ
シモツケソウ
ナナカマドの実
アザミと焼岳
穂高の峰々
笠新道登山口までおりてきました
笠新道登山口までおりてきました
小屋への荷揚げのヘリが何度も往復しています
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小屋への荷揚げのヘリが何度も往復しています
いつもの新穂高温泉駐車場表示板
いつもの新穂高温泉駐車場表示板
登山指導センターの背後にはついさっきまで歩いていた笠ヶ岳稜線
登山指導センターの背後にはついさっきまで歩いていた笠ヶ岳稜線
笠ヶ岳稜線アップ
笠ヶ岳稜線アップ
駐車場へ近道は緑のトンネル(本当に近道なのかは?)
駐車場へ近道は緑のトンネル(本当に近道なのかは?)
ひがくの湯でお昼ごはん(飛騨牛コロッケ定食\1,000)
ひがくの湯でお昼ごはん(飛騨牛コロッケ定食\1,000)
下山後の甘味(飛騨高山赤かぶの里 えごまソフト\350)
下山後の甘味(飛騨高山赤かぶの里 えごまソフト\350)

感想

♪ライチョウ現る鷲羽岳への道、虹かかる笠ヶ岳への道♪

 ほんの1週間前に南アルプス南部を歩いたばかりだったが、代休が取れたので、かねてから行きたかった鷲羽岳・笠ヶ岳に、夏休み第2弾として行ってきた。

 まずは新穂高の無料駐車場に車を停められるかという難題。夏休みは終盤とはいえ、金曜の夜だから無理だろうと思っていたら、なんと数台だけ空いていてラッキーな出だし。今夜はナイトハイクで三俣山荘を目指す。

★Day1(新穂高登山指導センター〜三俣山荘)
 毎度のことながら途中睡魔に襲われつつも、良いころ合いで鏡平に到着。残念ながら風があったため、鏡池に映る「鏡槍」は見られなかったが、槍穂の景色を眺めて次のポイント双六小屋へ。この双六小屋へ近づいていく景色は大好き!大きな鷲羽岳をバックに赤い屋根の双六小屋が絵になる。
 双六小屋でコーラフロートなるお洒落な?ドリンクをいただいて、次は本日の宿泊地三俣山荘へ。三俣山荘へは巻道を使ったが、この道本来はお花が多いはずなのに今年はもうお花は終わりかけ。チングルマもすべて穂になっていた。秋は早くやってくるのかな〜?
 三俣山荘に到着後、受付をすませ、おなかが空いたので山荘のランチメニュー「オムライス」をいただき、いざ鷲羽岳へ!何だかガスが多くなってきたけど、足早に登って下ったおかげで雨には降られず、山頂でもガスガスということもなかった。しばらくすると案の定雨が降ってきてあたりもガスガス。
 山荘の夕食はこだわりの鹿肉ジビエシチュー。よく煮込まれた鹿肉は柔らかくて美味しかったですよ。
 受付時に今夜は2枚の布団に3人と言われていたが、結局一人一枚の布団が確保されホッとして布団にもぐりこむ。

★Day2
今日も暗いうちから山荘を出発。本日の行程も決して楽ではないので、双六岳には登らずに再度巻道利用で笠ヶ岳を目指す。
 巻道の途中でご来光タイム。今日も美しいご来光を眺めながら山荘の朝食弁当をいただく。下界にいては味わえないとっても贅沢な時間だ。
 今朝も昨日と同様に朝から槍ヶ岳にガスがかかり始めている。ということはまた夕立になる可能性大なので、笠ヶ岳まで急がなければ。
 今日は双六小屋をスルーして弓折乗越へ。さあここから笠ヶ岳へ向かう。笠新道登りがキツイことは噂に聞いていたが、この稜線歩きもそんなに楽ではない。先週の南アルプス聖岳を彷彿とさせるアップダウン。おまけに笠ヶ岳方面がガスに覆われ、目指すピークが見えない。次々と現れるニセピークに落胆しながら、笠新道分岐までたどり着いた時にはようやくホッとできた。
 最後の笠ヶ岳山荘への登り、「ガンバ」「もうひといき」などのペンキマークに励まされながら無事到着。受付をすると「本日はガラ空き」とのこと。良かった〜布団一人に一枚確実だね。
 指定された場所に荷物を置いて、ガスの中空身で笠ヶ岳山頂へ。今まで他の山から見てきた笠ヶ岳のイメージとはずいぶん違って、笠ヶ岳の山頂って意外と狭いんだ〜。さて、雨が降ってきそうだからさっさと山荘へ戻ろう。
 山荘のランチメニューは何故かほとんど売切れになっていて、残っていた「うどん」と「おでん」をいただきまったりとくつろぐ。今日も昨日と同じく午後3時頃から雨が降ってきた。台風も接近しているようだし、明日はもしかしたら雨の中下山になるのかな?

★Day3
 本日もまた暗い中出発。幸いなことに雨は降っておらず天気もよさそうだ。笠新道分岐までの間にご来光タイムを迎え、毎日こんな美しいご来光を眺めることができて幸せだな〜と思っていたら、さらに追加ご褒美のように笠ヶ岳方面に二重の虹が出ているではないか!なんてきれいなんだろう!
 さて、ここからいよいよ笠新道を下る。登りがキツイということは、下りも相当な激下りが予想される。まずは杓子平まで頑張るぞ。
 杓子平までは順調、そんなにキツイとは思わなかった。ここから樹林帯に入っていくがここからが真骨頂なのか?
 確かに樹林帯の中の岩や木の根が滑りやすく歩きにくい感じではあるが、そう、どこかに似ていると思ったら「早月尾根」に似ているかも。
 結局コースタイムより早く林道まで抜けることができた。でも登りはホント難儀なことになるんだろうな〜。
 ここから新穂高までは快調に歩き、予定していたより早く指導センターに到着。下山届を提出して駐車場に戻る。

★★雑感★★
 この8月、南アルプス4日間&来たアルプス3日間歩いて、いずれも早出早着を心掛けた結果大きな天気の崩れもなく、山歩きを満喫できた。
 山の様子はもう秋の気配。次回の山歩きはもう秋の山に変わっているのかな〜。
 

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体力レベル
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体力レベル
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