記録ID: 8953187
全員に公開
ハイキング
東海
岩岳山・竜馬ヶ岳・高塚山(↗入手山↘荷小屋峠)
2025年11月16日(日) [日帰り]

体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 13:30
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,958m
- 下り
- 1,939m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:21
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 13:50
距離 22.5km
登り 1,958m
下り 1,939m
| 天候 | ヨコハマシカカタン🌞 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
静岡県道64号島田川根線との交差点である身成交差点に24H営業の瀬文があります。 そのまま北上し道の駅川根温泉🚻を通過、下泉橋で大井川右岸へ。普段だったら下長尾地区から酷道362号を西進と言いたいところだが… ⛔なので看板に従って農道みたいな抜け道で…舗装されているだけ儲けもん、みたいなレベルですが、ワープして久保尾辻の酷道362号に復帰。 あとは、旧春野町川上地区から(看板があったような無かったような…)岩岳山林道で岩岳山登山者駐車場へ。 全体的に下長尾地区からは飽きるほどのクネクネ道です。思わず、クネクネ曲がらず真っすぐ生きてみろっ!て思った😮💨 帰りは、川上地区まで岩岳山林道を降りて右折。杉川沿いのヘロヘロ一車線幅と拡幅二車線が混在する酷道362号を西進して春野町中心部に出る。 その先の若身橋交差点を左折し静岡県道58号袋井春野線に乗り換え。周智トンネルで山越えをして森町城下交差点まで走り右折。そこから中遠広域農道で新東名遠州森町PAに出た。 帰路のほうが距離は伸びれど、走りやすい道ですよ。どちらを選ぶかはお任せです。帰路のほうがコンビニ、マックスバリューとか🚻ありました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
静岡の百山にして(インパクト弱っ)、春先のアカヤシオの季節には大人気?の名峰たち。 そんな京丸川源頭部に聳える岩岳山・竜馬ヶ岳・高塚山ですので、YA○AP、ヤマレコ、インスタ共に詳細なレポがゴロゴロ出て来ます。 ニワカ山師🔰がチョビチョビ、拙いコメントしても役に立ちません。そこへ控えておれ📿🧑🦲 と、言っておきながらレポはゴロゴロ出てきません。本当に岩岳山と竜馬ヶ岳は春先を過ぎると激減。まぁ、この山域は夏はヒル山地獄で近づき難く、アクセスも良好とは言えず、行きも帰りもドMな林道歩きが待っている。 故に魅力🍆…。玄人か深南部病に罹ってしまったヒトしか来ません。 日本三百名山の一座である高塚山でさえ、大井川沿いの本川根町から季節営業の予約タクシー、もしくは南赤石林道を徒歩によるアクセスが可能な山犬段小屋からのレポがほとんど。マトモに遠州側から登る登山道はありません。 ましてや、竜馬ヶ岳から先のレポなんて、YA◯APは年間数度、ヤマレコでは…時々。 その時々に現れるレポに登場の猛者の皆様は、実力ハンパないです。どんな険路も高速で駆け抜けるので、コースの様子を伺える📸が少ないのも悩ましい。 特に直近の9月でレポの上がった御三方のツアーは🚗2台をスタートとゴールにそれぞれデポしてアラウンド京丸川で静岡の百山の三山を高速ひとまとめ…恐ろしい😱、👻モノだッ。 どちらにせよ旧春野町が設置した看板通り、🔰は踏み込まない方が良いです。ほとんど人に会わないのでなんかあっても誰かに助けてもらえるとは思わないほうが良い。🐻の餌になるよ…。 そんな、やり遂げられるか、潔く撤退を判断できる人のみ逝ってみて下さい。 …はぁ?何じゃそりゃっ💢、こんなくだらない💩レポなんて飛ばしちまえっ!!なんて思われたアナタ。 うっかりポチッてしまった己の宿命を呪い、潔く諦めて最後までお付き合いを😆。特に最近月イチ山行が隔月山行になってしまったので、タマッテタマッテ…ムラムラ状態。 バカの一つ覚えで、今回も💩プロローグ含めて📸120枚並べます。お覚悟を…。 以上、とても詳細で丁寧なコース状況でした(笑)。 |
| その他周辺情報 | 岩嶽山神社や、祀られている利保坊大権現の由縁はこちらをどうぞ。kotohiroは看板の文章を写すの諦めましたが、こちらでは全文読むことが出来ます。(勝手リンクゴメンナサイ) https://yossy.main.jp/post-15676-15676.html 廃村の小俣(おまた)京丸集落についてはこちらをどうぞ (勝手リンクゴメンナサイ) http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/22.Shizuoka/Haruno_Omata.html 帰りの〆風呂の島田市伊太和里の湯はこちら (勝手ニリンクハリマス) https://www.itawarinoyu.jp/ |
写真
(プロローグ)9月の末、希望も“のぞみ”もない静岡の地から”ひかり“513号に乗り名古屋で“のぞみ”37号に乗り換え。”のぞみ“での長距離移動は初めて(姫路→京都までの区間で乗った事が一度ある以外に、これまでのぞみに乗ったことがない静岡県民kotohiro😅)。更に西進する。
で、山陽本線の岩国行に乗り換え。これがカープが優勝するとカープ坊やが行先表示に出現する227系0番台RedWing。初めての土地で全てが新鮮である。で、今回は残念ながら観光ではなく出張です。終点の岩国まで更に長々1時間乗車して、ようやく目的地に到着。我が家前のバス停から5時間40分の長旅でした。山口県も初上陸。
二泊三日の出張を終え、広島から名古屋まで“のぞみ”54号に乗車。帰りに食べた駅弁あなごめしは、ふっくらして美味しかったぁ〜。で、残念ながらNH系ドキュメント72時間で放映されたホームの立ち食いきしめん「住よし」には寄る時間が無く、涙ながらに”のぞみ“の停車しない静岡の救世主“ひかり“522号に乗り換え。幸せの赤い幕こそ静岡県民の慣れ親しんだ“ひかり”の証!!!…なんだ!?この鉄オタネタは。
(どうでも良いネタ)ある日のこと、奉公先から帰宅し、我が家の駐車場に停車した途端にODYSSEYの走行距離が10万kmに達した。苦節7年目にてようやくの達成である。これまでの🚗と比べてコロナ禍だったり、ムスメ🐱ムスコ🐵が大きくなり部活だの⚽?スポ少だので、旅行に行かなかったりで、中々走行距離が伸びなかったが、それも子供たちの成長の反映か…。
(プロローグ2)そんな話をしておきながら、今年2回目の舞浜難民シリーズが始まる。相変わらず世界一💰儲けの得意なネズミ夫婦は、イライラしている舞浜嫌いのkotohiroを少しでも懐柔するように開園時間を30分繰り上げるという。そんな子供騙しのサービスより、お主たちの魔法で俺の月給を上げてくれ。日々貧窮問答歌で夢も見れねぇ😭
今回は🐱の誕生日リクエストに🐱メロメロのkotohiroがあっさり陥落して、木曜日に舞浜行を決定。だが、既に8月のネズミィ〜シ〜詣でによりkotohiroの隠し💰山は山体崩壊済み。今回は奥様🐮の隠し💰山が深層崩壊である。
しかし1年で2回も舞浜詣でをして、しかもランドとシーの両方に足跡を残すとは。両方コンプは11年前に、二泊三日で🐮🐱と来た以来である。喜ぶ🐮🐱🐵…父はお主たちに多大な貢献をしているぞ。スモークチキンをむさぼり食う🐱🐵。🐵は白目を剥きながら大好きなハイエナ並みのかぶりつき方である。🐮がモバイルオーダーでストレス無く手配してくれるので感謝感謝!!!
🐮🐱🐵ともに大満足して舞浜ベイを離れる。今日もさっさと睡魔に堕ちる🐮🐱🐵を尻目にひとり虚しく🚗を西に向けて走らせる。帰りは湾岸線、保土ヶ谷バイパス経由で横浜町田ICから東名に。なんとか日付が変わる前に清水に到着。ようやく長い1日が終わった。
サテ、🦑レタ(プロローグ)ハ10枚デオシマイ。オマタセシマシタ。ヨウヤク本編ノハジマリデス。
用心棒のNコロ君が闇夜を切り裂き疾走するこの道は、淋道ではなく天下の酷道362号線。路肩崩壊で大井川と天竜川の水系を分かつ南アルプス主稜末端を乗り越す区間が⛔。迂回路は完全な農道だったが、この深夜に浜松ナンバーの新型CROWNが対向車として現れた時には何の冗談か!?と思って、笑ってしまった…実は👻?
用心棒のNコロ君が闇夜を切り裂き疾走するこの道は、淋道ではなく天下の酷道362号線。路肩崩壊で大井川と天竜川の水系を分かつ南アルプス主稜末端を乗り越す区間が⛔。迂回路は完全な農道だったが、この深夜に浜松ナンバーの新型CROWNが対向車として現れた時には何の冗談か!?と思って、笑ってしまった…実は👻?
その峠である久保尾辻を越える。道は天竜川水系の気田川流域に下っていく。更に支流の杉川最奥集落の旧春野町川上地区の外れから岩岳山林道に右折する。それにしても路肩崩壊だの法面補強だの、片側交互通行だの、時間帯⛔だのと、あっちこっち傷だらけでボロボロな酷道362号は険道にでも降格しろっ😅
駐車場から暫し進んで、簡易水道の施設横にある入手山登山口(714m地点分岐。標識は無い)から入山。本日晴朗ナレドモ風ヨワシ。イワタケヤマ、リュウマガタケ、タカツカヤマノボレ一一一六。
ナイトハイクなので展望も💩も無い。黙々と歩くが🐻さんは怖いので、品薄🐻ヨセスプレーと🐻❄?鈴×2装着で夜露死苦爆音小僧特攻の拓。これは突然登山道の真ん中に現れる簡易水道関係の設備。
このあたりから岩岳山までのコースの核心部であるアスレチックが始まる。とはいえ、めちゃくちゃ細尾根、岩壁というわけではない。尾根真ん中に居座る巨岩達を、おおよそ尾根の右手から躱していく。闇夜なので高度感がなく、淡々と進んでいく感じ。
入手山(標高1212m)到着🎉。軽く休憩する。…春の訪れも遅い四月下旬の岩岳山は、葉に先立って咲くアカヤシオの桃色に染まる。過疎の波を受け人恋しい里も、この時期だけは車の駐車場すらなくなるほど賑わい、山路をたどる人々の声が暫しの明るさを振りまくのである。(「静岡の百山」岩岳山より)。
勿論、今日は季節外れなので花も彩りもなく、オマケにこんな闇夜では行き交う人もいない。いたら😱
勿論、今日は季節外れなので花も彩りもなく、オマケにこんな闇夜では行き交う人もいない。いたら😱
1184m峰から遥か彼方に浜松市中心部の灯りが見える。ただでさえ人煙稀な漆黒の暗闇に包まれた北遠の地から、幾重にも織りなす中山間地の向こうに灯りを認めると、ホッとしてしまう一瞬。
岩岳山への登りが始まる。「遠州の山と峠」(山岡元弘著)では、この先に左手杉川側から登り上げる「樫の沢左岸尾根・JAC」の古いプレートがある、とされていたが、よく分からなかった。
一頻り登り上げた先に立つ⛔標識。…平成十四年に林道崩落の為乗り入れが禁止された小俣林道は、十六年も乗り入れ禁止が継続されており、岩岳山の南に直接登る道も立ち入り禁止となっています。「遠州の山と峠」(山岡元弘著 岩岳山 入手山より)。昔は周遊出来るように、春野町により遊歩道が整備されていたらしい。
急に夜も明けて黎明の空に京丸山(標高1469m)が現れる。平家の落武者が住み着いたとか、伝説の京丸ボタンの息づく無住の集落京丸を抱えた北遠の名峰よ、お久しぶり。昨年の3月にマイナールートの東南尾根から登らせて頂きましたね。その時断念した高塚山へのバリエーションルートである営林署の高ヤブ歩道が、間近に見られるのを今日は楽しみにしていました。
岩岳山(標高1369.3m)到着🎉🎉。静岡の百山のタイトルを持つ一座ではあるが、展望は少な目。ベンチは苔むしているものの、しっかりしたものが設置してあるので暫し朝ご飯とする。
東の空からお天道様の御成ぃ〜。このところ単独行だろうがkotohiroとの山行だろうが、情け容赦無くガスか雨に祟られていた用心棒の、山頂ガス漢伝説が遂に払拭される時が来た!!!(と、思いたい)
その瞬間はやってきた。山が、燃えている…。今日はこれが全てではないか!?と、思える一瞬一刹那。
下界で汚れたココロが浄化されていく。これから向かう手前のピークが岩岳山の北峰である岩嶽神社峰(標高1361m)。その影に目指す高塚山(標高1621.1m))。その右側に経由地である竜馬ヶ岳(標高1500.9m)。撮影:celcy
下界で汚れたココロが浄化されていく。これから向かう手前のピークが岩岳山の北峰である岩嶽神社峰(標高1361m)。その影に目指す高塚山(標高1621.1m))。その右側に経由地である竜馬ヶ岳(標高1500.9m)。撮影:celcy
モルゲンの時間も終わったので出発。岩岳山の山頂部は岩嶽神社峰まで細かい岩峰が4〜5個ほどあるが、特に痩せているのはこの辺り。何重にも重ねた丸木橋を渡る。その先は足一足分程度の幅で急傾斜をトラバース。堕ちない様にご注意を。
…天竜川の支流気田川、その上流から分かれる石切川の上流京丸川のつきるところ、海抜千三百六十九メートルの岩嶽山の西斜面、険阻な牡丹谷に六十年に一度咲くという、かさを広げたほどの真白なぼたんの花、それが伝説の京丸ぼたんである(「静岡の百山」岩岳山より 【フィールドワーク静岡の地歴】の転載)。因みに用心棒の足元の急傾斜は、その牡丹谷の源頭部である。
前のコマの「ここから先は通行注意」標識が、帰りに辿る荷小屋峠への分岐。少し進んで岩嶽神社峰手前に小さな祠が一つ。これは普賢神社。山行の無事と、途中でガスが湧いてこないことを祈る用心棒。果たして御利益は如何に?
人家より遠く離れた山頂に、不釣り合いなほどしっかりとした金属製の鳥居(2つ目)が現れると岩嶽神社峰(1361m)。三つの祠が立ち並ぶ。 岩嶽神社の由来は左手に看板がある。祀られているのは利保坊で、京丸本家十五代当主忠吉の弟、安右衛門(やすうえもん)だそうな。後は長いので、リンク欄をご参照下さい。
目の悪い人、お産の重い人、色々な悩みのある人は一生懸命お願いすれば、きっとかなえて下さるとか。用心棒とkotohiroは、ここからの健脚コースを無事帰って来れるように祈る🙏🙇📿
さあ、次の通過点である竜馬ヶ岳へ進もう。樹林越しに京丸山と高塚山を結ぶ尾根、そして高塚山。その手前に朝日に輝くのが竜馬ヶ岳。高塚山が遥か彼方だなァ。これってホントに日帰り行程!?
尾根が北東に90度曲がると、今までより一層緩やかな尾根の広がる竜馬ヶ原に出る。…(《龍馬岳は土地で呼ぶ牛馬ヶ原である。往昔は馬の運勢を佳くすると云って萱野を焼く慣わしがあったものだ。併乍らもうその事は三年も前から廃止せられてゐたが牛馬ヶ原は今もなほ萱野となっていた。》「静岡の百山」岩岳山より 【日本南アルプス】平賀文雄著より引用)撮影:celcy
経由地竜馬ヶ岳(1500.9m)登頂🎉🎉🎉。日本三百名山で静岡の百山でもある高塚山と、同じく静岡の百山に挟まれた地味な山ではあるが、ここまでが一般的なコースである。ここから先は、熟練者の領域。え゙っ…誰が熟練者だって!?そりゃ、ニワカ山師🔰でないことは確かだな。フッ…。
浮石だらけの細尾根に急降下。踏み固められていない斜面に、薄い踏み跡が交錯している。木の根はあまり当てにならない。朽ちていてよく折れる。用心棒もGarmin watchで、頻繁にコースを見定める。
更に尾根は痩せてくる。竜馬ヶ岳と高塚山を結ぶ吊尾根は、色々な書物に猛烈なスズタケに覆われて、健脚者でも苦労させられる…とあるが、この季節は歩きやすいようだ。それとも枯れた!?
『高塚山―南北朝の頃、後醍醐天皇が戦乱を避け京丸に入り、更に北進して信濃国に赴かれたが、遂に崩御された。その時、お供をしていた藤原氏の臣下たちが御首級を奉じて京丸に戻り、高塚山に手厚く葬った』―という言い伝えもある(「静岡の百山」高塚山より)。あまりにも荒唐無稽過ぎる伝説だが、信じたくなるのもこの山域故か。(本当に高塚山陵墓伝説があるそうです)
吊尾根の1314m峰手前より、京丸川最上流域を望む。丁度昨年周遊した際に下山した京丸山一般ルートの南尾根、更に登りで使用したマイナールートの南東尾根が望める。ここからの京丸山の凛々しい姿は👍
間もなく最低鞍部だが、この辺りから杉川側に向けて進むと、京丸山塊唯一の避難小屋である「なめくじ小屋」に達することができるらしい。いずれにせよこのあたりを縦横無尽に闊歩する仙人達の為の小屋だ。そこに辿り着くだけでバリエーションルート。
崩壊地を離れ、高塚山から京丸山に続く稜線への登り上げが続く。所々ピンクテープがあるが踏み跡は薄く、幅広い尾根を適当に直登する。実際はらくルート通りに歩けば、微かな踏み跡が拾える
ここはガスに巻かれたら緊張するだろうな。コース外さずに歩くのは難しいと思う。吊尾根も、高塚山の山体にぶつかってからは広大な斜面と化して、濃霧の時には読図術がないと間違いやすい。無いと👻💀👻
1年越しの宿題が片付いた時、既に脚は棒になり、腐臭を全身から漂わせたニワカ山師🔰は、静寂な頂に突っ伏した。決して、山頂をペロペロ味わうわけではなく、できるわけのない頭頂を失敗して、虚しく転がっている訳でもない。
遠州灘からの暖かい海の空気と、深南部から吹き下ろす冷たい山の空気が高塚山の上空でせめぎ合い、雲が湧いては絡み合い、そして離れていく。全く飽きさせない。実はこの山頂は携帯が下界とつながっており、家族LINEに登頂の報告をして、この写真をアップしたら、いつもはツンデレラのムスメ🐱が綺麗✨!!って返事をしてくれた。他の家族👴👵🐮は既読スルーだったけどねッ👹
八ヶ岳での反省を踏まえて、しっかりバーナーでお湯を沸かして今日の昼餉は日◯カップヌードルたまごまみれ味。トマトスープまで美味しく飲み干す。やっぱり温かいのは他には代えられない。満足満足。
残念だが、Nコロ君まで帰らないといけないので、山頂を辞することにする。遥かなる地に聳える日本三百名山の高塚山。タクシー送迎で南赤石林道上部の山犬段からアクセスも可能だが、困難な竜馬ヶ岳から登頂出来たことに大満足してお別れである。
1314m峰。「静岡の百山」高塚山の執筆者は京丸集落から京丸川を遡行し支尾根からこの峰へよじ登り、更に高塚山、竜馬ヶ岳と岩岳山を走破したらしい。さすがだな…とてもマネ出来ねぇ😅
幸せの黄色テープまで戻る。今日の帰路には荷小屋峠からの下りは沢の横断に怪しい箇所があったり、最後に4kmの林道散歩!?が待っていたりと、ついつい残り少ない脚を温存したく思い切れない。牛歩の歩みで進む。
芍薬甘草湯2袋目、チオビタゴールド2本目を補充し、もはや💊はロキソニンを残すのみ。竜馬ヶ岳を辞して天国のような竜馬ヶ原を岩嶽神社峰に進む。ここまで来るとヒンヤリとした山の空気というより、汗ばむような里の空気に変わる。
…大変申し訳ございません。うっかり口が滑りアホなんて言ってしまいました。岩嶽神社峰様への暴言冒涜をお許しください。何卒、麓まで無事に下ろして下さい。お願いです。お願いします。払い給え゙ぇ〜清めたまへ〜。撮影:celcy
で、お札の自販機(手動)で、ありがたい岩嶽山利保坊大権現守護のお札を購う。これは己の二本脚でここまで来ないと手に入れられないものであるので、ついつい買ってしまった。帰宅後に我が家の納戸に奉納させて頂いております。
岩嶽神社峰で最後の🍙食べようとしたら疲労で受け付けずリバース寸前。おやおや、ここまで追い詰められたのは記憶にないぞ🤮。仕方ないので今日は消費が進まなかったビタinゼリーでエネチャージ。荷小屋峠分岐からはザレザレの急斜面を急降下。踏み跡は明瞭也。
これは九頭竜神社の祠。由縁は知らないが、岩岳山は祠のデパートであることは理解した。岩嶽山神社へは、京丸や小俣(おまた)京丸から京丸峠と荷小屋峠経由のこの道が参道なのだろう。多分この辺では一番標高が高く見えたからなのかな。
荷小屋峠着。さようなら高塚山👋、望めるのはここが最後であろう。深南部の入口とはいえ、遥かなる北遠の奥地に聳える名峰の名に違わない素敵な山だったよ。苦労して辿り着くだけの価値がある、本当に素晴らしい山でした。
この沢の横断は相当悪い。グズグズの足元からガラガラ崩れていく。用心棒が嫌がるくらいの地面の緩さ😱。横断が出来なくなるのも時間の問題?kotohiroは遠慮なくガラガラ石を落としながら、何とか渡渉。
ずっと斜面をトラバースしてきたが、3本目の沢は沢沿いの九十九折となる。一気に高度を下げるのか!?と期待したら、その先に待っていたのは、まさかの登り返し。実は崩壊地の迂回路だった。放置されているように見えて最低限の手入れがされている模様。春野町が周回コースとして整備した頃の道標が所々に現れる。
そのまさかの登り返しを終え、少し進むと尾根を乗っ越す。尾根上を真っすぐ小俣川に向かって下降するコースは、看板の通り⛔?。再び右手にトラバースを続けながら、少しずつ高度を下げる。
4つ目に横断した沢はどんどん下手に下ってしまっている。崩壊地に生えるススキをかき分けると踏み跡は意外と残っている。進まねば下界に降りられない。進むのみ。(用心棒より一段上のススキの中に下山道が隠れています。)
朽ちた丸木の桟道や🐯ロープがススキに隠れている。よく掻き分けながら進み、ようやく安定した踏み跡が戻ってきた。ここも来年残っているのだろうか?なにせ、この辺はただでさえレポが春先のアカヤシオの季節しか上がらないのだ。荷小屋峠経由のレポは更に少ない。
これが山間に突然現れるヤシオの里と呼ばれている広場。🚻はあるものの、入るのは勇気が要りそう。昔はここまで🚗で入れたのかな!?ところでここから先の小俣林道は落石はあるものの、大崩壊地や橋梁の破損などは見当たらず、ちょっと整備すればここまでは🚗で走行できそうだった。
ヤシオの里からNコロ君の待つ岩岳山登山口駐車場までの長い林道歩きが始まる。丁度、対岸には伝説の廃村小俣京丸集落があるはずだが、植林地に阻まれてよく見えない。しかし、何かあるのでは?という気持ちを諦めさせるように大崩壊地が姿を現す。集落は、あの土砂崩れに押し潰されてしまっているのではないか。
そして広大な伐採地に出た。丁度林道歩きの中間点なので休むことにする。辿って来た小俣川流域が一望に開ける。奥の右手側に岩岳山。遥か彼方に荷小屋峠。そして、伐採地の縁から覗き込むと…
因みに「百名山以外の名山50 京丸山」(深田久弥著)によると、深田氏は秋葉山登頂後に気田地区から小俣川を遡り、この小俣京丸集落から京丸峠を越えて京丸入りした。その日は藤原氏宅に一泊して、翌日京丸山に登られ北面から気田川沿いの門桁集落に下山した。
やり遂げた!俺達はやり遂げたぞぅ〜!!🎊🎊🎊
Nコロ君は静かに主たちの帰りを待っていた。最後まで心配だったのはNコロ君がパンクとかになっちゃっていて帰宅難民にならないか…まさか最後にそういうオチ!?とか心配していたが、全く問題なかった。
Nコロ君は静かに主たちの帰りを待っていた。最後まで心配だったのはNコロ君がパンクとかになっちゃっていて帰宅難民にならないか…まさか最後にそういうオチ!?とか心配していたが、全く問題なかった。
今日は我が家を午前0時出発で仮眠なしの強行軍だった為、🚻を求めて旧春野町中心部のマックスバリューに寄る。暫し籠🏯。その後、酷道362号から静岡県道58号袋井春野線で遠州森町に出て、新東名の遠州森町PAで晩御飯。芍薬甘草湯やチオビタゴールドで胃が荒れていたので、胃に優しい大人しいメニューの食事となった。…用心棒はガイド代に献上した天丼とかけ蕎麦をガッツリ食す。
装備
| 個人装備 |
コーラ500ml×2本 ビタinゼリー×2本 チオビタゴールド×2本 🍙×3個 ハイドレーションに水1L(内700mLほど消費)。THERMOSに白湯700mL(帰宅時までに飲み干す) カップヌードル×1 カロリーメイト×二箱は手つかず。
|
|---|
感想
6月、8月、10月と不思議なくらいお山にはご縁がなく、いつの間にかの隔月山行。7月御嶽山で満足後に、9月は美濃戸口から赤岳経由の県界尾根で清里へ、八ヶ岳横断ウルトラクイズ…。
その時は、秋雨前線のためどこを登ってどうやって下山したのか分からないくらいのガスガス雨天候で、未だに八ヶ岳最高峰の赤岳を登ったという実感がない。
しかもせっかく上級者コースの県界尾根なのに、ガスガスの中、必死が過ぎて平衡感覚を失い崖を下りたのか、平らな地面を這って下りたのか分からないくらいの後味。
せめて、今回は展望のある紅葉狩り山行にしたいものだ、と用心棒と示し合わせていたが、流石山頂ガスガス漢の用心棒。週末日曜日は必ず雨雲を目指す山塊に沸き起こす。
ということで、今回に辿り着くまで何回順延したんでしょ。貴重なワンチャンスをモノにできて本当に良かった。
人煙稀な秘境の地、南アルプス深南部の末端に位置する京丸山塊は、昨年の京丸山でどハマりしたものの、ニワカ山師🔰を相手にしてくれるほど生優しくない。やはり用心棒なしでは今回の山行もなし得なかったでしょう。
また、なんかしらで訪れたい魅惑の山行でした。
さて、今年は12月にもう一回お山に行けるのかな!?
何卒お願いします。八百万の神様🙇
🐮ハァ!?
オシマイ!!!
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:26人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
celcy















いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する