ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8812501
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

栂海新道 (白馬岳から日本海)

2025年10月10日(金) 〜 2025年10月13日(月)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
34:11
距離
54.5km
登り
3,610m
下り
5,412m

コースタイム

1日目
山行
6:33
休憩
0:49
合計
7:22
距離 10.6km 登り 1,315m 下り 417m
8:43
8:47
60
10:52
30
11:22
11:34
115
13:29
13:36
45
14:21
14:33
48
15:21
15:35
25
2日目
山行
8:30
休憩
0:15
合計
8:45
距離 12.4km 登り 692m 下り 1,267m
7:10
7:18
22
7:40
33
8:13
99
10:45
10:51
147
13:18
13:19
25
13:44
101
15:25
8
15:33
3日目
山行
7:44
休憩
0:44
合計
8:28
距離 13.1km 登り 699m 下り 1,292m
6:10
60
7:10
7:17
29
7:46
7:47
22
8:09
58
9:07
9:08
78
10:26
10:32
32
11:04
11:10
73
12:23
12:24
37
13:01
13:18
69
14:27
14:32
6
14:38
4日目
山行
8:42
休憩
0:35
合計
9:17
距離 18.3km 登り 904m 下り 2,436m
5:00
91
6:31
38
7:09
72
8:21
8:24
60
9:24
9:25
45
10:10
10:11
37
10:48
39
11:27
11:28
14
11:42
11:48
50
12:50
13:10
5
13:15
62
親不知 栂海新道登山口
14:17
親不知駅
天候 10/10(金): 晴れ☀️→曇り☁️。西風強。山頂5℃
10/11(土): 稜線(白馬岳~雪倉岳)は暴風雨☔️
   雪倉岳から北、標高2200m下回ると、
   雲層の下に出て、木々も増え、風止む
10/12(日): 朝日岳はガス🌫️&強風
   雲の下に出ると薄曇り🌥️/薄晴れ⛅️
   17時頃から雨☔️
10/13(月): 雨☔️、時々止む
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■行き
🚌夜行バス アルピコ 新宿23:05→栂池高原5:54
🚡栂池ゴンドラ 8:04 ↗︎ 8:24
 ※ 平日の運行開始は7時ではなく8時 (7:45販売始)
🚡栂池ロープウェイ 8:30 ↗︎ 自然園8:35

■帰り
🚃えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン
 親不知15:16→糸魚川15:27
🚄北陸新幹線 糸魚川15:38→上野17:48
■Day1: 10/10(金)■
稜線に雲かかってるように見えたが、実際は少し下にあって良好。
2025年10月10日 08:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
10/10 8:20
■Day1: 10/10(金)■
稜線に雲かかってるように見えたが、実際は少し下にあって良好。
この日の目標・白馬岳
2025年10月10日 08:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 8:53
この日の目標・白馬岳
天狗原の手前。紅葉きれい
2025年10月10日 09:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 9:42
天狗原の手前。紅葉きれい
2025年10月10日 09:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 9:42
天狗原に上がった
2025年10月10日 09:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 9:48
天狗原に上がった
天狗原から白馬乗鞍岳へは岩だらけ
2025年10月10日 10:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 10:14
天狗原から白馬乗鞍岳へは岩だらけ
途中、天狗原を見下ろす。
奥は雲いっぱい。
2025年10月10日 10:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 10:16
途中、天狗原を見下ろす。
奥は雲いっぱい。
2025年10月10日 10:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/10 10:19
雲は少し下の高さにあるようで、上空は快晴
2025年10月10日 10:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
10/10 10:43
雲は少し下の高さにあるようで、上空は快晴
白馬乗鞍岳を越え、白馬大池へ
2025年10月10日 10:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/10 10:56
白馬乗鞍岳を越え、白馬大池へ
2025年10月10日 11:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 11:13
白馬大池山荘の周りも紅葉きれい
(この先は、樹木がなくなる)
2025年10月10日 11:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 11:19
白馬大池山荘の周りも紅葉きれい
(この先は、樹木がなくなる)
2025年10月10日 11:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 11:19
いよいよ主稜線を南下開始。
真上に高層雲が広がり始め、下からも雲が寄せ来るが、稜線はまだ無傷。
2025年10月10日 12:29撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 12:29
いよいよ主稜線を南下開始。
真上に高層雲が広がり始め、下からも雲が寄せ来るが、稜線はまだ無傷。
眺めても、歩いても、美しい縦走路。
2025年10月10日 12:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 12:33
眺めても、歩いても、美しい縦走路。
小蓮華山を通過。
右は雪倉・朝日岳へ向かう稜線
2025年10月10日 13:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 13:35
小蓮華山を通過。
右は雪倉・朝日岳へ向かう稜線
2025年10月10日 13:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 13:50
吹きさらしの稜線をジグザグに詰めていく
2025年10月10日 14:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 14:00
吹きさらしの稜線をジグザグに詰めていく
山頂に近づくと、奥に剱岳。
2025年10月10日 15:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 15:09
山頂に近づくと、奥に剱岳。
まもなく山頂
2025年10月10日 15:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 15:13
まもなく山頂
《南南東↘》山頂から、白馬大雪渓と、ふもとの白馬村を見下ろす。
15時前から下の雲が減って、下が見えるようになった。嵐の前の静けさ的な?
2025年10月10日 15:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 15:25
《南南東↘》山頂から、白馬大雪渓と、ふもとの白馬村を見下ろす。
15時前から下の雲が減って、下が見えるようになった。嵐の前の静けさ的な?
《南↓》南に続く北アルプス稜線。
上空は低い雲に抑えられてるが、後立山連峰や槍・穂高〜乗鞍のピークがきっちり見えている。
(中央一番奥: 槍/穂高)
2025年10月10日 15:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 15:30
《南↓》南に続く北アルプス稜線。
上空は低い雲に抑えられてるが、後立山連峰や槍・穂高〜乗鞍のピークがきっちり見えている。
(中央一番奥: 槍/穂高)
《南西↙》劔・立山
2025年10月10日 15:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 15:30
《南西↙》劔・立山
《西南西←》すぐ目の前に旭岳。(あわよくば登るつもりだったが、もう体力も時間も余裕なくて断念。15時半でこんなに薄暗くなるとは...)
左後方は毛勝三山。
2025年10月10日 15:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/10 15:35
《西南西←》すぐ目の前に旭岳。(あわよくば登るつもりだったが、もう体力も時間も余裕なくて断念。15時半でこんなに薄暗くなるとは...)
左後方は毛勝三山。
■Day2: 10/11(土)■
風雨の中のテント撤収に手間取り、7時行動開始。
天気悪くてライチョウファミリー元気。(白馬山荘前)
2025年10月11日 07:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 7:08
■Day2: 10/11(土)■
風雨の中のテント撤収に手間取り、7時行動開始。
天気悪くてライチョウファミリー元気。(白馬山荘前)
ライチョウ(2)。
路上の岩陰に隠れてて、危うく踏みかけたw
2025年10月11日 08:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
10/11 8:08
ライチョウ(2)。
路上の岩陰に隠れてて、危うく踏みかけたw
逃げるでもなく。(右端にもう一羽いたの、今気付いた)
2025年10月11日 08:10撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
10/11 8:10
逃げるでもなく。(右端にもう一羽いたの、今気付いた)
三国境から朝日岳方面へ。
隠れる所のない稜線で暴風雨。
ポール使って四足歩行しないとまっすぐ歩けない強風 (耐風姿勢取る程ではない)
2025年10月11日 08:21撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 8:21
三国境から朝日岳方面へ。
隠れる所のない稜線で暴風雨。
ポール使って四足歩行しないとまっすぐ歩けない強風 (耐風姿勢取る程ではない)
ライチョウ(3)。道に沿って前へトコトコ逃げるので、追いかけてるみたいになってごめん
2025年10月11日 08:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 8:36
ライチョウ(3)。道に沿って前へトコトコ逃げるので、追いかけてるみたいになってごめん
鉢ヶ岳は東を巻くので、一時的に風が静まりホッとする。
右下の方は遠くが見えたので、天気悪いのは稜線上だけらしい
2025年10月11日 09:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
10/11 9:07
鉢ヶ岳は東を巻くので、一時的に風が静まりホッとする。
右下の方は遠くが見えたので、天気悪いのは稜線上だけらしい
雪倉岳の避難小屋。ここから再び猛烈な風。
2025年10月11日 09:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 9:50
雪倉岳の避難小屋。ここから再び猛烈な風。
強烈な風雨の中、雪倉岳に登頂。
2025年10月11日 10:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 10:49
強烈な風雨の中、雪倉岳に登頂。
標高2000位まで下ると、木々も出てきて、風は止む。
紅葉登場。
2025年10月11日 12:51撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 12:51
標高2000位まで下ると、木々も出てきて、風は止む。
紅葉登場。
雲の下に出て、遠くが見えるように。
奥に富山湾が。
2025年10月11日 13:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 13:00
雲の下に出て、遠くが見えるように。
奥に富山湾が。
2025年10月11日 13:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 13:04
湿原みたい。木道も整備。
2025年10月11日 13:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 13:19
湿原みたい。木道も整備。
2025年10月11日 13:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 13:31
2025年10月11日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/11 14:11
■Day3: 10/12(日)■
朝日小屋前にテント泊。
雨は止んだが、風強く、ガスの中。
2025年10月12日 06:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 6:09
■Day3: 10/12(日)■
朝日小屋前にテント泊。
雨は止んだが、風強く、ガスの中。
朝日岳。
雨はないが、霧が吹き抜ける。
昨日みたいな暴風。
2025年10月12日 07:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 7:07
朝日岳。
雨はないが、霧が吹き抜ける。
昨日みたいな暴風。
足元の草紅葉はそれなりに赤みがあってきれいだが、眺望的には何の面白みもなく、淡々と下る
2025年10月12日 07:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 7:26
足元の草紅葉はそれなりに赤みがあってきれいだが、眺望的には何の面白みもなく、淡々と下る
昨日と違って、雨が降らないだけ前が見やすくて助かる
2025年10月12日 08:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
10/12 8:32
昨日と違って、雨が降らないだけ前が見やすくて助かる
雲層の下に出たのか、ガスが一気に晴れた
ホントは奥に日本海が見えてるらしい
2025年10月12日 08:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 8:48
雲層の下に出たのか、ガスが一気に晴れた
ホントは奥に日本海が見えてるらしい
ようやく爽快に歩けるように
2025年10月12日 09:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 9:06
ようやく爽快に歩けるように
黒岩山までは、稜線という雰囲気ではない
2025年10月12日 09:18撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 9:18
黒岩山までは、稜線という雰囲気ではない
2025年10月12日 09:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 9:46
2025年10月12日 10:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 10:06
(人家はないけど) 山里みたいなエリアをせっせと歩いていく
2025年10月12日 10:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 10:11
(人家はないけど) 山里みたいなエリアをせっせと歩いていく
2025年10月12日 10:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 10:49
黒岩山。ここからまた ”山歩き” に戻ります
2025年10月12日 11:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 11:07
黒岩山。ここからまた ”山歩き” に戻ります
左の稜線歩いて行って、向かいの写真中央のピークが犬ヶ岳。
2025年10月12日 11:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 11:09
左の稜線歩いて行って、向かいの写真中央のピークが犬ヶ岳。
2025年10月12日 11:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 11:09
2025年10月12日 11:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 11:32
アップダウンのある縦走
2025年10月12日 11:58撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 11:58
アップダウンのある縦走
犬ヶ岳手前の斜面、陽の光が当たって紅葉がきれいだった
2025年10月12日 14:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/12 14:15
犬ヶ岳手前の斜面、陽の光が当たって紅葉がきれいだった
犬ヶ岳。晴れた〜 うれしい!
(4日間で、晴れた山頂は白馬乗鞍とここだけ)
2025年10月12日 14:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/12 14:30
犬ヶ岳。晴れた〜 うれしい!
(4日間で、晴れた山頂は白馬乗鞍とここだけ)
栂海山荘。
2025年10月12日 14:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/12 14:38
栂海山荘。
■Day4: 10/13(月)■ 予報通り小雨。長丁場を覚悟し朝5時真っ暗な中出発。6時前に明るくなった。
下駒ヶ岳。
2025年10月13日 07:10撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/13 7:10
■Day4: 10/13(月)■ 予報通り小雨。長丁場を覚悟し朝5時真っ暗な中出発。6時前に明るくなった。
下駒ヶ岳。
白鳥山に到達。
2025年10月13日 08:21撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/13 8:21
白鳥山に到達。
ゆるやかな下りになるが、雨水で道の真ん中が川状態。
2025年10月13日 08:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/13 8:32
ゆるやかな下りになるが、雨水で道の真ん中が川状態。
1時間半、粛々と下って、坂田峠に到達。(標高700m)
2025年10月13日 10:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
10/13 10:08
1時間半、粛々と下って、坂田峠に到達。(標高700m)
この先は、600m台の低山縦走。
アップダウンもあまり無く、スタスタ歩ける
2025年10月13日 10:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/13 10:39
この先は、600m台の低山縦走。
アップダウンもあまり無く、スタスタ歩ける
尾高山。
2025年10月13日 10:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/13 10:48
尾高山。
二本松峠
2025年10月13日 11:29撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/13 11:29
二本松峠
栂海新道登山口。雨がしっかり降り始めた
2025年10月13日 12:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/13 12:38
栂海新道登山口。雨がしっかり降り始めた
車道から親不知の海岸に下れるようになっている
2025年10月13日 12:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
10/13 12:48
車道から親不知の海岸に下れるようになっている
日本海にタッチ! ゴールイン
2025年10月13日 12:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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10/13 12:52
日本海にタッチ! ゴールイン
撮影機器:

感想

遅ればせながら。
三連休に1日お休みをくっつけて、白馬岳から日本海(海抜0m)まで歩きました。栂海新道。
長い道のりなので身軽に行きたかったんですが、朝日小屋の予約が取れず、修行を兼ねてテン泊で行ってみました。(テン泊は予約不要)
結果、キツい修練の山行となりました。

🏕 Day1:栂池から白馬岳へ
初日は縦走始点の白馬岳へ。
栂池自然園は紅葉でお客さんいっぱい。その上の登山路も、天狗原/白馬乗鞍岳/白馬大池まで紅葉きれいでした。(その先は落葉樹がない)

お天気は下り坂でしたが、夕方までよくもってくれました。15時過ぎ登頂。向かいに剱・立山の稜線くっきり見えてたし、遠く槍・穂高も見えました。

頂上宿舎でテン泊。小屋営業は9月末で終わってましたが、テン泊はOK。宿代約1万円浮いた。テン泊万歳。ただ、どこがテン場か分からず、暗くなり雨も降り始める中で右往左往。慣れない強風下の設営に1時間。
疲れ果てて炊飯は断念し、インスタントのパスタと味噌汁で夕食。テン泊は早着が鉄則と痛感しました。

🌧 Day2:白馬岳〜朝日小屋|暴風雨と雷鳥とびしょ濡れ装備
予報通りの雨と強風。いよいよ日本海向けて縦走開始。

白馬岳に再び上がった頃はまだひどくなかったのですが、三国境から朝日岳へ向かう稜線に入ると風雨が強烈に。吹きっさらしの稜線で、ポール使って四足歩行しないとよれてしまう暴風雨。ザックカバーは気付かぬ間に吹き飛ばされロスト。

そんな中、雷鳥だけは”我が世の春”を謳歌してて何度も遭遇。唯一の癒しに。足元の岩陰から飛び出てきて踏みそうになったり、進路の前へ前へとトコトコ逃げていくので割と邪魔😓。ヒトに対しては緊張感足りない連中だ (都会のハト並み)

全身、靴の中までびしょ濡れ。ザックの中まで水が侵入。防水だったはずの袋も浸水し、シュラフや着替えまで湿ってました。

朝日小屋に到着するも、再び雨風の中でテント設営。
中に逃げ込むも、ザックも荷物もマットも濡れてるし、雨具も中で脱ぐからますます水だらけに。着替えも湿ってるしなー
テントの中全てが水気含んでて気が滅入る。
浸水したのかヘッドランプが点かず、慌てて日没前に夕食。またもや炊飯する余裕はなく袋ラーメンと味噌汁のみ。
濡れてくしゅんとなったシュラフに入り、体を丸めて寒々と眠りました。

🍁 Day3:朝日岳〜栂海新道|紅葉ロード。
ひどい霧の中でしたが雨は止みました。ヘッデン不調で早出できず6時出発。
朝日岳はガスの中で眺望なし。ここからは栂海新道へ。
最初は昨日同様、強風とガスの斜面を黙々と下ってましたが、やがて雲の下に出て視界が広がりました。下の方は晴れてました。その後は、池や草原、変化に富んだ、おだやかなアップダウンの道。紅葉ロード。
眺めがよい黒岩山に至ると、雰囲気が変わり、再び山道に。
雲はかかるけど、霧の中というわけではなくそれなりに爽快。
けれど、アップダウンがきつくなり、おまけに水場で2.2L補給し荷物が激重になり、鈍重な足取りに。白鳥小屋まで行くのは断念。14時半頃栂海山荘に到着。
自分の体力では、テン泊ではCTの120%で計画すべきと学びました。
この日ようやく、炊飯してまともな食事にありつけました。

🌊 Day4:栂海山荘〜親不知|雨の中、日本海へ
最終日も雨。5時出発、真っ暗な中の細尾根も問題なく通過。
白鳥山まではアップダウンが続くも、順調に3.5時間で到着。
その後、ぬかるみや川状態の道に辟易しつつも、順当に下れて、1時間半弱で坂田峠に下山。あとは標高650m以下の、穏やかな低山縦走を経て、お昼過ぎに日本海へ到達!

不本意ながら、いろいろな経験値積めました。
3千m級でのテン泊、強風&雨中の設営/撤収、4日に渡る寝食抱えて暴風雨の中の縦走、テントで床も壁もシュラフも着替えも全部水に濡れた状態だとどうなるか、ヘッデンが使えなくなった場合の行動の制約、濡れると火打式ライターも点かなくなる、etc. みぞれ交じりの雨じゃなくて幸いでした。
紅葉はきれいだったし、テン泊で2万円位節約できたけど、小屋使ってもう少し楽に行きたかったです!

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コメント

ikerinaさん、ご無沙汰してます。ハードな山行お疲れ様でした。たどったルートもすごいですが、さらに悪天候の中テン泊装備で完歩、ikerinaさんのメンタルは鋼鉄ですね笑。ずぶ濡れでのテン泊、想像しただけで心が折れます笑笑。荷物はすべて濡れたとのことですが、帰りの着替えとか大丈夫だったのか気になりました。苦行を乗り越えたikerinaさん、今後のさらなるアグレッシブな山行レコを楽しみにしてます♪
2025/10/27 6:58
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