朳差岳 （乗合タクシー利用）
新潟県
24c
体力度について
- GPS
- 09:02
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 1,652m
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- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:02
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
自宅8：37発→奥胎内ヒュッテ15：18着（411.6�辧� 2025/9/28 乗合タクシー 奥胎内ヒュッテ前5：10発→足の松尾根取付き5：21着 −杁差岳登山後− 足の松尾根取付き14：35発→奥胎内ヒュッテ前14：45着 奥胎内ヒュッテで日帰り温泉利用 奥胎内ヒュッテ下の登山者用駐車場15：32発→新潟の自宅18：57着（194.2�辧� 総走行距離：605.8�� |
| コース状況／ 危険箇所等 |
▼足の松尾根 盤根錯綜・・・両サイド切れ落ちているところがあり、お助けロープが数カ所有る。下りで有効。岩尾根の斜面にスズメバチの巣が有り、大きなスズメバチを見かけた。要注意。 ▼大石山から杁差岳 大石山から一旦大きく下り鉾立峰を登り返し、再び杁差岳へ登る。鉾立峰のアップダウンが厳しい。苦行修行の道のり。 |
| その他周辺情報 | ▼奥胎内ヒュッテ https://www.okutainai.com/ 一泊夕食おにぎり付＠17050 テレビもない静かな宿だが、建物・部屋共に綺麗で夕食が絶品（洋食コース料理）。 ヒュッテのすぐ前から乗合タクシーが出る。 ▼乗合タクシー 料金は無料だが協力金箱が有り、各自任意の金額を拠出する。 私は行きでは７００円、帰りでは1,000円提供した。 行きは5：30定時だが6名集まり次第出発する。5：10発になった。 帰りも集まり次第出発するようで、定時14：50だが3名集まった段階で14：35発となった。その前にも一度往復したらしい。 乗合タクシーの運営は今日で今年度の運営を終了とのこと。 乗合タクシーは胎内市の運営らしく胎内市が林道整備も含めて一所懸命対応してくれていて非常に有り難い。 |
写真
西ノ峰からは杁差岳が綺麗に見えていた。ここからはそれ程アップダウンがあるようには見えないが実際に行ってみると厳しいアップダウンだった。
8
杁差岳山頂に登頂。
山頂でコンビニおにぎりを食べ小休止した後下山を開始する。小屋の前をスルー。ヤマレコアプリでは小屋のことを何かちがう呼び方をしていたが忘れてしまった。
6
下りもアップダウンがあるのが判っていて楽ではないので余計な写真は余り撮らないようにした。ハクサンイチゲが少しだけ残っていて嬉しかった。
8
鉾立峰はそれほどきついアップダウンに見えない。
この前後は危険な岩の尾根ルート。まあ慎重に通れば問題ないが、この先の岩の登り返しは疲れた身体に辛かった。その岩の山の地面にスズメバチが居たので地下に巣を作っているのだろう。
7
装備
| MYアイテム |
24c
重量：-kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
トレッキンググローブ
レイングローブ
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ポカリスエット500ミリリットル
水プラティパス1000ミリリットル×2
コンパス
計画書
ヘッドランプ
バッテリー予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
ストック
カメラ
GPX（ガーミンeTrex30xJ）
ココヘリ
虫除けネット
アミノバイタル（ジェル）×2
手拭い
コンパクト三脚
芍薬甘草湯×2
五苓散×2
塩タブレット
アミノバイタル（顆粒）×2
|
感想
甲信越百名山の一座（二百名山でもある）杁差岳に日帰りで登ってきました。
飯豊連峰の端の山でも有ります。
※杁とは農具のようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%81%B6%E3%82%8A
〇朳差岳(えぶりさしだけ)標高1636m
日本二百名山 新潟100名山 甲信越百名山 日本の山岳標高1003山 新潟県の山(分県登山ガイド) 日本の山1000 東北百名山（1990） 越後百山
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=140
▼乗合タクシーを利用
奥胎内ヒュッテ前のゲートから乗合タクシーが運行されていてそれを利用しました。
運営は胎内市のようです。
一応運行時間は決っていますが、人数が集まり次第出発します。
朝は5：30が定時ですが、6人集まったところで5：10頃出発、10分くらいで登山口に着きます。
帰りも定時は14：50、15：10、15：50ですが、14：50前に下山しても送迎してくれるようです。私が下山したときにタクシーはなく先行者を送っていったようで14：30頃に戻ってきて、我々3人を14：35発で送ってくれました。14：45にゲートに着きました。
料金は無料ですが、協力金BOXがあり、私は行きに700円、帰りに1,000円を入れました。
尚今年のこのタクシーの運行は本日9月28日で終了とのことです。
林道を歩くと約1時間かかります。
▼いきなりの急登
登山口からいきなり急登が始まります。姫子ノ峰までが最初の苦しい急登でした。
帰り（下り）でも登り以上に時間が掛る危険な道が続きます。
展望は姫子ノ峰で正面や右方向に広がります。
▼予想以上に苦行・修行の山
大石山まで登ればあとは稜線歩きだろうと思っていたのが大きな間違いで、鉾立峰が大きな難関でした。右手に杁差岳が見えているので、斜面の何処かでトラバースするのだろうと思っていましたが、全くの大間違い。ピークを越えてまた下って杁差岳へ登ります。
疲れた脚に帰りの鉾立峰のアップダウンが難行・苦行でした。
杁差岳から下って鉾立峰への登りに掛った途端に左脚内転筋が痙攣、芍薬甘草湯を服薬して痙攣を抑えながらヘロヘロで鉾立峰を乗越えました。
大石山へやっと登り返し、やれやれと一安心。後は下りだけだと思いましたが、躓きやすい木の根やザレた斜面など急坂なので気の抜けない道が続きました。
健脚の方々は頼母木山まで登っていましたが、今の私には到底無理でした。時間的にも無理で、コースレート0.6位でこのルートを歩けないと日帰りでは間に合わないので彼女彼たちはスーパー健脚です。
朝の乗合タクシーでご一緒だった女性は頼母木山まで登ってきて私より1時間近く早く下山していました。山頂で写真を撮ってくれた方も頼母木山迄行かれたようで、HOKAのトレランシューズで軽々と急登を上り下りされていました。皆凄いなぁ。
▼埼玉の52歳の方と・・・
登りでも次々と抜かれました。大石山山頂で休憩中に登ってこられた埼玉から来られた方、よく考えたら前泊した奥胎内ヒュッテで夕食が隣の方でした。
大石山山頂で出会い、杁差岳からの下りでは先行されていましたが、最後の下りでは姫子ノ峰手前で一緒になり、少し会話をすることが出来て辛い山行の中で涼風になりました。
ありがとうございました。
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エブリ差岳登頂おめでとうございます。
やはり飯豊山界は良い所ですね！
もう直ぐ10月とゆうのにハクサンイチゲが咲いているのには驚きました。
コメントを有り難うございました。思っていた以上にアップダウンがキツい山でした。
年々衰えていく自分自身の体調も有るかと思います。
飯豊連峰の端っこの山ですが、尾根に乗ってしまえば玄人好みの良い山々です。
高山植物はトリカブト位かなと思っていましたがハクサンフウロも残っていて厳しい山行の癒やしになってくれました。
※beech477さんが杁差岳に登られたルートはもっとエグいですね。足ノ松尾根以上キツい山行は足が悲鳴を上げるでしょう。改めてその山行の凄さを実感しました。
天気は最高で良かったですね。
それにしても還暦を過ぎて、この標高差で厳しいアップダウンを踏破できるのはさすがです。私はもう9時間を歩き通す自信はありません。他の登山者の方を凄いとコメントされておられますが、24cさんもかなり凄い方です。日頃、どんなトレーニングをされているのですか？
いつか朳差岳は行ってみたいと思っていましたが、私の所からだとかなり遠いので、順番的に行ける頃には既に登る体力はないでしょう。
丁寧なレコを見させていただいて、勝手に一緒に登ったつもりにさせていただきました。
ありがとうございました。
杁差岳は涼しくなりかけのこの時期を選んで登ってきたのですが、それでもヘロヘロになってしまいました。真夏ならばとても登れない急登でした。
ドンドン後続登山者に追い抜かれるのですが、追い抜かれるのに慣れっこになりました。
早いですねと声を掛けてくれたのが、頼母木小屋泊予定のご夫婦が山頂から下山して鉾立峰からの下山途中ですれ違ったときだけでした。「いやぁ遅いですよ。ヘロヘロです」と答えました。ご夫婦は重い小屋泊装備をデポされて杁差岳へはアタックザックで来られていました。
頼母木小屋泊は有のルートかも知れません。小屋の水場に水があればの話ですが・・・。
なかなかタフな山でした。
朳差岳に登られたんですね！
私が入っている奈良の山岳会は、新潟の会とのお付き合いが長く、2年毎に交歓登山をします。
先月、新潟の方が奈良に来てくれた時に、
手ぬぐいをおみやげにいただきましたが、そのデザインが朳差岳とハクサンイチゲでした。
デザインを聞くと、景色と花が良い山だとおっしゃっていました。自分なら奈良のどの山をどのようにデザインするか考えたときに、この朳差岳が愛された山なのだと感じました。
それが9月半ばのこと、それからすぐにこの記録を拝見してびっくりしました。
不思議な山の名前、漢字を聞いて満足していましたが、農具だったんですね。
私がチャレンジするには遠いお山ですが、24cさんのこの記録でちょっぴり味わわせていただきました😊
杁差岳の手拭いがあるとは知りませんでした。登山口が幾つかあるので入手できる場所が何処かに有るのでしょうかね。この時期でも残っていたくらいですから白山一華はこの山に群生しているはずで、杁差岳を代表する高山植物であることが容易に推察できます。
新潟の山岳会・・・伝がなく入会していませんが興味ありますね。
ありがとうございました。
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