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Yamareco

記録ID: 8719384
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

赤岳でカレー&ブロッケン 県界尾根↑真教寺尾根↓

2025年09月22日(月) 〜 2025年09月23日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:56
距離
12.8km
登り
1,461m
下り
1,469m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:04
休憩
1:17
合計
7:21
距離 6.5km 登り 1,228m 下り 175m
7:30
6
スタート地点
9:24
9:29
2
10:46
151
13:17
14:24
27
2日目
山行
4:32
休憩
0:36
合計
5:08
距離 6.4km 登り 233m 下り 1,294m
6:17
35
6:52
7:06
14
7:20
7
7:27
7:28
3
7:31
7:32
7
7:39
7:47
118
9:45
9:46
12
9:58
10:07
45
10:52
10:53
15
11:08
11:09
15
11:25
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口のそばにサンメドウズ清里スキー場の関係者駐車場がありますが一般登山者に解放されているのか不明です。駐車してもゲートを閉め施錠されたら閉じ込められて出ることができなくなるかもしれません。実際に下山したら施錠はされていませんでしたがゲートは閉まっていました。
登山口に路駐できるのは2台くらいではないでしょうか。
コース状況/
危険箇所等
岩場は濡れていないだろうと思っていましたが県界尾根で1か所濡れていました。
晴れが続いている時に登るのが安全だと思います。
岩場の斜度は真教寺尾根より県界尾根の方が急です。
真教寺尾根から登って県界尾根を下る人の方が多いようですが岩場に不慣れな方は先に県界尾根を登った方が安全寄りではないでしょうか。
そもそも不慣れな人は尾根コースには入らない方が良いと思いますが。

県界尾根で岩場が1か所濡れていると書きましたが、ここがルートロスのトラップポイントにもなっていました。
私たちが登っている最中にこのトラップポイントでルートロスしてしまった男性に少し下の場所で出会いました。少し離れたところから私たちが歩いているところが正規ルートかと尋ねてきたのです。
何故ルートロスをしてしまったのでしょうか?
問題の場所には鎖があるのですが鎖は途中からカーブして設置されています。
カーブしている鎖を辿って下りれば問題はないのですが、実はカーブしているあたりからロープが下に垂れています。
多分ですがこのロープは本来は下に下りてはいけないと横に張られていたのが片方取れて垂れ下がったのだと思われます。
このロープに目が行ってしまい垂れているロープ沿いに下るのがルートだと勘違いしてしまったのではないでしょうか。
彼がいたところから正規ルートまでなんとなく踏み跡のようなものがうっすらついていましたからルートロスしているのは彼だけでないようです。
しかしこの下りる為でないロープに頼って下りていたとしたら恐ろしいことです。
真教寺尾根下山中に出会った県界尾根を下るという最初の3パーティにはこのことを伝えました。4パーティ目以降には説明の時間も取られるので自己責任でどうぞということで伝えることはやめました。

鎖に頼らず登り下りすることも出来る場所もあるかと思いますが、岩がもろいので確認しながらの登り下りが必要です。下にいる人も上からの落石に気をつける必要があります。
その他周辺情報 下山してからの食事と温泉は予め決めておきました。

八ヶ岳倶楽部 
https://yatsugatake-club.com/

甲斐大泉温泉 パノラマの湯
https://www.panoramanoyu-izumisou.com/panoramanoyu
一番最初の花はゲンノショウコ(フウロソウ科)でした。
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一番最初の花はゲンノショウコ(フウロソウ科)でした。
トリカブト。
県界尾根コースの始めの頃は晴れていて赤岳が見えました。しかし見えたのは最初だけで後はガスガス。
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県界尾根コースの始めの頃は晴れていて赤岳が見えました。しかし見えたのは最初だけで後はガスガス。
ダイモンジソウ(ユキノシタ科)。
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ダイモンジソウ(ユキノシタ科)。
ハナイカリ(リンドウ科)。
とてもリンドウの仲間だとは思えません。
県界尾根と真教寺尾根の両方とも同じ標高のあたりに咲いていました。
ハナイカリ(リンドウ科)。
とてもリンドウの仲間だとは思えません。
県界尾根と真教寺尾根の両方とも同じ標高のあたりに咲いていました。
アキノキリンソウ(キク科)。
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アキノキリンソウ(キク科)。
カベンタケ or カベンタケモドキ。
素人には判別できない両者ですが、カベンタケは食用にカベンタケモドキは食不適となっているようです。
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カベンタケ or カベンタケモドキ。
素人には判別できない両者ですが、カベンタケは食用にカベンタケモドキは食不適となっているようです。
ピンク系のシラタマノキ(ツツジ科)。
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ピンク系のシラタマノキ(ツツジ科)。
岩場のスタート。
ここまでの道のりが結構長かったです。
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岩場のスタート。
ここまでの道のりが結構長かったです。
鎖場開始。
まさかヘルメットを着用していないとは。
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鎖場開始。
まさかヘルメットを着用していないとは。
鎖場。
周回しましたがここだけ岩が濡れていてやばいと思いました。乾いている時に通りたい場所。ここでルートロスした方がいました。
鎖場。
周回しましたがここだけ岩が濡れていてやばいと思いました。乾いている時に通りたい場所。ここでルートロスした方がいました。
ながーい梯子。
イワヒゲ(ツツジ科)。
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イワヒゲ(ツツジ科)。
まさかの狂い咲きイワカガミ(イワウメ科)。
もう9月下旬ですよ。
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まさかの狂い咲きイワカガミ(イワウメ科)。
もう9月下旬ですよ。
ツガザクラ(ツツジ科)。
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ツガザクラ(ツツジ科)。
ヤツガタケキスミレも狂い咲き。
この辺りだけ春なのでしょうか?
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ヤツガタケキスミレも狂い咲き。
この辺りだけ春なのでしょうか?
ながーい鎖場。
コケモモ(ツツジ科)。
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コケモモ(ツツジ科)。
コメバツガザクラ(ツツジ科)の実。
コメバツガザクラ(ツツジ科)の実。
赤岳天望荘を眼下にもう少しで赤岳頂上山荘。
もう少しでカレーにありつけます。腹ペコペコ。
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赤岳天望荘を眼下にもう少しで赤岳頂上山荘。
もう少しでカレーにありつけます。腹ペコペコ。
カレー&カレー!
これを食べる為に直接赤岳天望荘には行かないで腹を空かせて赤岳に登りました。
右の赤い方は以前にはマサラカレーと呼ばれていたらしい辛いカレーですが、今は単に辛いカレーと言うらしいです。
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カレー&カレー!
これを食べる為に直接赤岳天望荘には行かないで腹を空かせて赤岳に登りました。
右の赤い方は以前にはマサラカレーと呼ばれていたらしい辛いカレーですが、今は単に辛いカレーと言うらしいです。
初日の赤岳はガスの中。
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初日の赤岳はガスの中。
トウヤクリンドウは閉じたまま。
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トウヤクリンドウは閉じたまま。
ミヤマキンバイ?の狂い咲き?
ミヤマキンバイ?の狂い咲き?
ウラシマツツジの紅葉。もう秋ですね。
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ウラシマツツジの紅葉。もう秋ですね。
赤岳天望荘に到着。
翌日はまた赤岳に登り返しです。
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赤岳天望荘に到着。
翌日はまた赤岳に登り返しです。
赤岳天望荘の夕食。
ここのコーヒーは美味しいです。
食後に外に出てみるとガスと強風で残念ながら星空を見ることはできませんでした。
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赤岳天望荘の夕食。
ここのコーヒーは美味しいです。
食後に外に出てみるとガスと強風で残念ながら星空を見ることはできませんでした。
早起きして外に出てみるとガスって朝もダメかと思っていましたが、朝ご飯を食べている最中にガスがはれて空が赤くなってきていました。
コーヒーを持って外に飛び出しました。2度目になりますがここのコーヒーは美味しいです。
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早起きして外に出てみるとガスって朝もダメかと思っていましたが、朝ご飯を食べている最中にガスがはれて空が赤くなってきていました。
コーヒーを持って外に飛び出しました。2度目になりますがここのコーヒーは美味しいです。
日の出前。
赤い空に浮ぶ富士山。
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赤い空に浮ぶ富士山。
朝焼けの赤岳。
これを見る為に赤岳頂上山荘ではなく赤岳天望荘に宿泊したようなもの。もう少し早い時間に写真を撮りたかったです。本当に撮りたいのは夜なのですがガスってたのでしょうがないです。
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朝焼けの赤岳。
これを見る為に赤岳頂上山荘ではなく赤岳天望荘に宿泊したようなもの。もう少し早い時間に写真を撮りたかったです。本当に撮りたいのは夜なのですがガスってたのでしょうがないです。
もうすぐ日の出。
もこもこの雲海がきれいです。
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もうすぐ日の出。
もこもこの雲海がきれいです。
チラッ。
日の出。
夜中から歩き始めれば日帰りでも見ることができるかもしれませんが、やはり宿泊してならではの景色です。
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日の出。
夜中から歩き始めれば日帰りでも見ることができるかもしれませんが、やはり宿泊してならではの景色です。
2日目の登山開始。
赤岳天望荘から赤岳頂上山荘への登り返しで振り返るとガスが山を包み込もうとしています。
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2日目の登山開始。
赤岳天望荘から赤岳頂上山荘への登り返しで振り返るとガスが山を包み込もうとしています。
ブロッケン現象。
天気が今一だったですが良くなるはずと赤岳頂上山荘前で粘ったかいがありました。
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ブロッケン現象。
天気が今一だったですが良くなるはずと赤岳頂上山荘前で粘ったかいがありました。
少しアップ。
さらにアップ。
手を振ると分身も手を振ってくれます。
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さらにアップ。
手を振ると分身も手を振ってくれます。
赤岳頂上で富士山をバックに記念撮影。写真では富士山は小さすぎですね。
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赤岳頂上で富士山をバックに記念撮影。写真では富士山は小さすぎですね。
南方面には南アルプス・中央アルプス・御嶽山まで見えました。
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南方面には南アルプス・中央アルプス・御嶽山まで見えました。
なごりおしいですが下山開始です。
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なごりおしいですが下山開始です。
少し下ったところで赤岳を見返してみました。
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少し下ったところで赤岳を見返してみました。
イワヒバリちゃんが出迎えてくれました。
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イワヒバリちゃんが出迎えてくれました。
ミネウスユキソウ(キク科)。
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ミネウスユキソウ(キク科)。
真教寺尾根は富士山を眺めながらの下山となりました。途中でガスったけれども。
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真教寺尾根は富士山を眺めながらの下山となりました。途中でガスったけれども。
ヤマハココ(キク科)。
ヤマハココ(キク科)。
針葉樹林帯に入ると苔むしています。
針葉樹林帯に入ると苔むしています。
スギゴケ。
緑のカーテン。
下山メシは八ヶ岳倶楽部で。
有名どころなので混雑していました。散策するのは紅葉シーズンが良いでしょうね。
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下山メシは八ヶ岳倶楽部で。
有名どころなので混雑していました。散策するのは紅葉シーズンが良いでしょうね。
下山後の温泉は甲斐大泉温泉 パノラマの湯。
露天風呂はぬるめで長湯して寝てしまいそうでした。
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下山後の温泉は甲斐大泉温泉 パノラマの湯。
露天風呂はぬるめで長湯して寝てしまいそうでした。

感想

8月に小屋も予約して計画していましたが、岩が濡れてそうなので危険と判断しキャンセルしていました。9月に入り連れ合いの連休に合わせて休暇を取りようやく登ってくることができました。ピーカンとはいきませんでしたが美しい日の出やガスがあるからこそのブロッケン現象を見ることができました。


真教寺尾根や県界尾根はメジャーなルートではないと思っていたのですが平日の県界尾根で17パーティ、真教寺尾根では10パーティとすれ違いました。想定外の人の多さでした。
登山ウェアでないカップル(女性が荷物を持っていない)とか、2家族のパーティで2人の子供(中高生?)が学校のジャージ姿だったりと場違いな恰好の人達もいました。もちろんヘルメットなしです。こんな人達までもが押し寄せる何かがあったのでしょうか? YAMAPとかYouTube?


反省点いくつか
・連れ合いの登山靴を持っていったつもりが私の登山靴でした。
 山に登るのをやめて帰ろう言いましたが折角来たのだから私の靴を履いて登ると。
 岩場が心配でしたが中敷きを2枚重ねにしてなんとか対応できました。
・登山開始して車に忘れ物をしたことに気づきました。
 ザックを背負ったまま走って取りに帰りました。
 ザックは置いていけばよかったし走る必要もありませんでした。
 すでに心拍数爆上げの状態からのヘロヘロ登山になってしまいました。
・赤岳頂上山荘手前で連れ合いがヘルメットを被るのを忘れていたと自己申告。
 危険なところをノーヘルだったとは...


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