ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8694322
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

折立〜薬師岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高 未知数の3日間縦走

2025年09月15日(月) 〜 2025年09月17日(水)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
25:07
距離
48.5km
登り
3,656m
下り
3,943m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:43
休憩
2:30
合計
8:13
距離 12.3km 登り 1,683m 下り 359m
8:03
42
折立
8:45
8:46
32
9:18
9:19
10
9:29
9:30
25
9:55
9:56
29
10:25
17
10:42
21
11:03
11:19
16
11:35
11:40
28
12:08
12:09
38
12:47
13:19
30
13:49
13:50
19
14:09
14:58
13
15:11
15:53
23
2日目
山行
8:36
休憩
1:04
合計
9:40
距離 18.2km 登り 1,368m 下り 1,513m
5:07
28
5:35
5:36
23
5:59
6:08
17
6:25
7
6:32
6:34
70
7:44
7
7:51
8:07
27
8:34
8
8:42
8:43
27
9:10
73
10:23
10:24
10
10:34
11:05
8
11:13
11:14
84
12:38
12:40
70
14:47
3日目
山行
6:44
休憩
0:29
合計
7:13
距離 18.0km 登り 605m 下り 2,071m
5:17
30
5:47
5:48
19
6:07
6:09
20
6:29
19
6:48
6:49
16
7:05
7:07
26
7:33
7:34
2
7:48
3
7:51
26
8:27
8:28
8
8:36
8:37
29
9:06
9:19
1
9:20
30
9:50
19
10:09
10
10:19
10:20
9
10:29
33
11:02
11:03
16
11:19
11:20
10
11:30
11:31
14
11:45
15
12:00
19
12:30
中崎山荘 奥飛騨の湯
天候 1日目・曇りのち晴れ 2日目・晴れ 3日目・濃霧のち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
折立からスタート
やたらと派手な皮剥ぎが注意喚起を煽る
折立からスタート
やたらと派手な皮剥ぎが注意喚起を煽る
カラフルな積雪深計測ポール
周りは秋の気配
カラフルな積雪深計測ポール
周りは秋の気配
雨上がりの砂地に残された何かの足跡
小さなものなのでかわいいもの?
雨上がりの砂地に残された何かの足跡
小さなものなのでかわいいもの?
結構続く木階段
申し訳ないがチョットつらい
結構続く木階段
申し訳ないがチョットつらい
初日の目標を確認
真ん中の山頂然してるピークは実は山頂ではない
初日の目標を確認
真ん中の山頂然してるピークは実は山頂ではない
太郎平で休憩後に山頂に向かう
雲の流れもいい感じです
太郎平で休憩後に山頂に向かう
雲の流れもいい感じです
巨大な薬師岳のカール
豪快にざっくりと削られた感じ
1
巨大な薬師岳のカール
豪快にざっくりと削られた感じ
薬師岳山荘にチェックインしてから軽装で向かう
あともう少し
1
薬師岳山荘にチェックインしてから軽装で向かう
あともう少し
薬師岳山頂
もちろん薬師如来を祀る祠
ちなみに日本百名山70座目
1
薬師岳山頂
もちろん薬師如来を祀る祠
ちなみに日本百名山70座目
北薬師岳から立山へ続く山々
こちらのルートと迷っていた
2
北薬師岳から立山へ続く山々
こちらのルートと迷っていた
凧揚げ
山頂で唯一うまくいった瞬間
凧揚げ
山頂で唯一うまくいった瞬間
薬師岳山荘 夕食
トマトケチャップ‘やくし’
1
薬師岳山荘 夕食
トマトケチャップ‘やくし’
日没後のマジックアワー
上下の雲が広々と拡がる
日没後のマジックアワー
上下の雲が広々と拡がる
夜明け前の夜景
富山の街の明かり
夜明け前の夜景
富山の街の明かり
ご来光は拝まずに2日目スタート
薬師岳の尾根から朝日が出る寸前
ご来光は拝まずに2日目スタート
薬師岳の尾根から朝日が出る寸前
北ノ俣岳(上ノ岳)山頂
バックに薬師岳 赤牛岳 水晶岳
1
北ノ俣岳(上ノ岳)山頂
バックに薬師岳 赤牛岳 水晶岳
赤木岳山頂
表記はなくて手づくり?の石の祠が鎮座
赤木岳山頂
表記はなくて手づくり?の石の祠が鎮座
2日目の目標をロックオン
遠くから眺めていたのとは違う威圧感
2日目の目標をロックオン
遠くから眺めていたのとは違う威圧感
黒部五郎岳山頂
大展望が広がっています
1
黒部五郎岳山頂
大展望が広がっています
黒部五郎岳の巨大カール
薬師岳のとはまた様子が違う
1
黒部五郎岳の巨大カール
薬師岳のとはまた様子が違う
黒部五郎岳を振り返る
もの凄いえぐられ具合だ
黒部五郎岳を振り返る
もの凄いえぐられ具合だ
明日の目標の稜線
三俣蓮華岳 双六岳
1
明日の目標の稜線
三俣蓮華岳 双六岳
薬師岳に浮かぶ雲
ずいぶん歩いてきたものだ
1
薬師岳に浮かぶ雲
ずいぶん歩いてきたものだ
やっと三俣山荘が見えてきた
傍らに超然とした鷲羽岳
1
やっと三俣山荘が見えてきた
傍らに超然とした鷲羽岳
三俣山荘 夕食
鹿肉のジビエシチュー
1
三俣山荘 夕食
鹿肉のジビエシチュー
3日目は濃霧
さっそく出会えたライチョウ
3
3日目は濃霧
さっそく出会えたライチョウ
三俣蓮華岳山頂
見たまんま真っ白です
三俣蓮華岳山頂
見たまんま真っ白です
双六岳山頂
こちらも真っ白です
1
双六岳山頂
こちらも真っ白です
視界10メートル位を進む
案外ルートは分かるもの
視界10メートル位を進む
案外ルートは分かるもの
鏡平もこんな状態
良く言えば幻想的?
1
鏡平もこんな状態
良く言えば幻想的?
秩父沢の出合
はっきりと山上と下界の天候の差が表れてます
秩父沢の出合
はっきりと山上と下界の天候の差が表れてます
ひたすら左俣林道を歩く
川音を聞きながらひたすら歩く
ひたすら左俣林道を歩く
川音を聞きながらひたすら歩く
中崎山荘 奥飛騨の湯にゴール
3日間の疲れを癒す
1
中崎山荘 奥飛騨の湯にゴール
3日間の疲れを癒す

感想

今回は薬師岳、黒部五郎岳をメインに3日間の縦走をしてきました。
全行程50km近い山行は未経験だったので、正直体力的に不安でしたが、なんとか無事に歩き通すことが出来ました。
天候も2日目まで良好な状態で、北アルプスの山々を十二分に堪能した素晴らしい山行になりました。

最近クマ出没で話題になってる折立からスタート。薬師岳最短ルートなので、早朝の富山駅からのバスも普通に乗客は多い。
夜中に雨だったために道はぬかるみ気味。派手な皮剥ぎ跡や怪しげな足跡は目撃しつつも、序盤の急登はいたって順調に進む。稜線に上がった頃にはかなり青空が広がり、薬師岳の山容も左手に見えてくる。
北アルプスの山々が望める太郎平で一息ついてから、お昼前に目的地へ向かう。途中、これまたクマ出没で閉鎖中の太郎平キャンプ場を通るが、トイレも水場も使用可能で重宝する。
13時前に薬師岳山荘に到着。早速チェックインを済ませて、軽装で山頂に出掛ける。
特徴的な白茶けたガレた道を50分ほど登って山頂に到達。まずは祠に祀られる金色の薬師如来に合掌。そして小1時間くらいすっかり晴れ渡った展望を堪能しつつ、最近恒例の凧揚げも試みるが、風が弱くてあまり上手くいかず。小屋に引き上げる間の避難小屋跡でいい風が吹いてきて、納得する高さまで揚げることができる。結果山頂付近に2時間も居座ることに。
山荘に戻るとちょうど夕食。お茶目なデコレのプレートで満腹になる。部屋のレイアウトもコロナ禍の名残りもあってかゆとりがあり、ゆったりと休むことが出来る。

2日目、空に雲もなくいいご来光が期待できる様相だが、この日の行程の長さに若干不安があったので、残念ながら望める高台への移動は諦めて、そそくさと薄暗い5時過ぎに出発する。
太郎平手前あたりでようやく朝日を浴びる。風もない絶好の山行日和となった天候の下、広々とした草原帯に続く登山道たどり、太郎山、北ノ俣岳と踏みながら順調に進む。赤木岳あたりからゴロゴロした岩場が現れ始める。
太郎平から黒部五郎の肩までの絶景の稜線歩きは4時間ほど。最後の肩までの斜度エグめの取り付きはなかなかハードだったものの、楽しい時間はあっという間だったかも。
肩ではいくつかデポしているザックがあったので少し誘惑に駆られたが、この辺りも最近クマ目撃情報の注意喚起があったので、頑張って背負っていく。
出発から6時間ほどで黒部五郎岳山頂到達。ここもとにかく大絶景。展望は薬師岳がやや遠くなるかわりに、槍ヶ岳、笠ヶ岳が近づき、乗鞍岳の向こうには御嶽山まで望める。眼下には巨大なカールに目を奪われる。ゴツゴツした荒々しい山容もかなり好み。
この先があるので、後ろ髪引かれる思いで下り始める。カールの縁から底の方へ一気に降る。上から覗くと簡単な道にも思えたが、なかなか変化に富むルートで、やたらとバッタが飛び回っていてなるべく踏まないように歩いていたら、黒部五郎小舎まで1時間半ほどかかっていた。
三俣まではもう一踏ん張り。登り返して稜線にまた出ると、目の前には明日歩く予定の三俣蓮華岳、双六岳の山並みが堂々と広がる。
明日の天気があやしいらしいので頂上を踏む考えも一瞬よぎるが、こちらの体力もあやしくなっているので、素直に巻道を辿っていく。
15時前に鷲羽岳の麓にある三俣山荘に到着。名前の通り登山道の交差点にある立地にあってなかなか賑わう。部屋は前日に比べると窮屈だが、夕食の鹿肉のジビエシチューは噂通りの美味しさに満足。

3日目、予報通りの濃霧。風も少々強いが雨が降っていないのが幸い。
とりあえず三俣蓮華岳へ向かう。途中でこんな天候だからこそ会えるライチョウと遭遇し、せめてもの慰め。
三俣蓮華岳、双六岳ともに山頂は真っ白。稜線上は風はそれほど酷いわけでもなく、ただ霧で視界10mほどなので、ルートを慎重に確認しながら進む。7時過ぎには双六岳山頂を踏み、長い長い下山行程に入る。
双六小屋までは一気に下り、そこからはのらりくらりと下って行く。鏡平山荘あたりもまだ霧の中で、ようやくチボ岩ぐらいで晴れてくる。秩父沢出合を渡り、小池新道入口で実質登山道は終了。あとはひたすら左俣林道を歩き続ける。
双六岳山頂から5時間半後、新穂高にゴール。ほぼ下りとはいえ、それなりの疲労感。さっそく中崎山荘 奥飛騨の湯に飛び込み、ゆったりと疲れを癒す。

3日間で48.5kmの山行を完遂出来ました。けっしてスタミナ型ではないので、体重も絞り、白馬岳や平ヶ岳のロングコースを試したり、歩くペースも一定に保つなど色々工夫した甲斐がありました。
鷲羽岳や水晶岳を今回目の前にしたので、俄然登りたい気にはなりましたが、新穂高からの道の長さはしばらく遠慮したいかも。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:164人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら