東西鎌尾根縦走(中房〜燕〜槍〜双六〜新穂)


- GPS
- 29:20
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 3,648m
- 下り
- 3,997m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 6:39
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 8:11
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:58
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 5:18
天候 | 9/08:曇り、時々小雨 9/09:晴れ 9/10:晴れ、夕方より雨 9/11:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路:松本駅→穂高駅(JR大糸線)、穂高駅→中房温泉(南安バス) 復路:新穂高→平湯(濃飛バス)、平湯→バスタ新宿(高速バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
東鎌尾根、特に西岳から槍ヶ岳ヒュッテ間は梯子、鎖多数。良く整備はされている。 |
その他周辺情報 | 【テン場】 燕山荘キャンプ場 ・露営料2000円、30張程度(公称45張)で適地は少ない。要予約。 ・トイレは綺麗で水場無し、小屋で天水(200円/L) 西岳キャンプ場 ・露営料2000円、50張程度(公称45張)で適地多数。展望良好。予約不要。 ・トイレは綺麗で水場無し、小屋で天水(200円/L) 【温泉】 いつものように新穂高温「中崎山荘 奥飛騨の湯」で入浴。硫黄臭でいい感じの温泉。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
【計画】
ちょくちょく表裏銀座縦走を計画するが、毎度敗退しているので、結局表銀座を歩いていない。と言うことで、今回は中房から槍に抜ける。
入山計画したところ、何故か中房へのバスが無い。仕方ないので新宿から松本まで高速バスにて移動、前泊にて朝イチの大糸線で穂高、そこからバスにて中房へ移動する計画とした。
【前泊】
高速バスにてバスタ新宿から松本に移動、松本駅前の東横インに宿泊する、ホテル近くの居酒屋で馬刺しと日本酒を頂く。いい感じの店だった。
【1日目】
予定通り、中房から入山する。初めて北アルプスにテン泊で歩いた際、合戦尾根歩いた。その記憶を噛みしめながら登って行く。途中で雨になる。ザックカバーと雨具の上だけを羽織り、歩いて行く。
合戦小屋でスイカを食べて先に進む。雨は止んだがガスで景観は全くなく、とぼとぼ歩いて行く。日差しがない分、暑くないのが救い。
約5時間で燕山荘に到着。槍方面はガスで景観はないが、燕岳はガスが抜けている。テント設営後、燕岳に向かう。頂上で暫くガスが抜けるのを待っていたが、いまいち抜けず。一瞬烏帽子見えた。
昨年、烏帽子から燕岳を眺め、こんなに近いのかと思ったことを思い出した。
夜食は小屋で食べれるので4時50分より食べた。沢山の宿泊客で2回戦だった。高山病なのか、あまり食欲がなくお代わりせず、食べきった。
暗くなったのでシェラフに入り、寝ようとしたが全く寝れず、12時位までうとうと。漸く寝れたと思ったら、3時のアラームが鳴る。
【2日目】
あまり寝れなかったが、準備開始する。
外に出ると月が出ており、天気は良い。準備を整えて出発する。前回歩いた時はガスで全く見えなかったが、今回は槍を見ながら歩く。前回疲労で大天井岳のピークを踏んでいないので、大天井岳の遠回りとなる。大天井岳の登りはかなり堪えたがなんとか大天荘に到着、空身で頂上に向かう。頂上では白馬、黒部源流の山々が見えた。
大天荘に戻り、大休止。コーヒをいれてゆっくりする。
のんびりしてところで出発する。少々のアップダウンを繰り返し、西岳に到着。テントを張るための場所を探す。槍方面は絶景で良さげであるが、西風が強く、危険そうなので、常念側に張る。これでも絶景。ここのテン場は非常の景観が良く、素晴らしいところ。
設営が完了したのち西岳に向かう。明日の午後から天気が崩れそうなので、双六の小屋泊まりを決断。予約を入れる。
テントに戻り、で記録を打ちながらゆっくりする。ご飯を食べてシェラフに入るが、またもや寝れない。ウトウトしながら時間が過ぎていく。
【3日目】
今日は双六までの8.5時間行程。最近の体力低下から考えると、かなりきついことが予想される。また、午後から天気が崩れるのはできるだけ早くテン場に到着したいことから、4時30分に出発する。
テン場から水俣乗越まで一気に高度を下げる。まあまあ危険な感じ。
今度は乗越から高度を上げる。乗越が2450mなので山頂3180mまで700m上げる。慎重に梯子、鎖を越えていき、ヒュッテを過ぎ、槍ヶ岳山荘に到着。サブザックにカメラなどを入れ、山頂に向かう。天気も悪いので登る人はいない。山頂に到着。ガスで何も見えないが、久しぶりということで感慨深い。記録を見ると2012年に登頂しているので13年ぶりか。西岳から一緒の行動している大阪からの若者に写真を撮ってもらい、さくっと下山する。ここで若者を別れ、西鎌尾根に向かう。午後から天気が崩れること、西風が強い予想で吹き曝しになるので先を急ぐ。
予報通り、風が強い。昔の記憶だと大きなアップダウンは無かったような気がしていたが、実際にはかなりにアップダウンがあり、疲労した体にはかなり堪えた。何とか雨に降られず、14時前に山荘到着、受付をして部屋に入る。定員8名のところに4名宿泊でかなり余裕。若いころ仲間とスキーに行って民宿に泊まる時より余裕がある。
ご飯も天ぷらで非常に旨い。水も使い放題でトイレも温便座、ペーパが流せ、とんでもなく快適。下界の民宿より快適ではないか。ぐっすりと眠れた。
【4日目】
4時30分に朝食。時折、雨が激しく降っており、笠にはいかないことにする。
7時に出発。いつものように弓折乗越から稜線を外れ、鏡平を過ぎ、わさび平を過ぎ、新穂高ロープウェイに到着。
温泉に入り、食事を取り、バスで平湯へ。平湯からバスにてバスタ新宿。帰路に着く。
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