小太郎山〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜広河内岳〜笹山 絶景の稜線歩き


- GPS
- 18:00
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 3,147m
- 下り
- 3,841m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:53
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 10:03
天候 | 22日 晴れ後曇り 23日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
05:30発のバスで広河原へ。バスは3台、列後半の20人程は立ち乗りになりましたので、少し早めにバス停へ行くことをおすすめします。(私は30分前に並んだ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場は多いですが、難易度の高い場所はありません。 全て比較的明瞭な道ですが、広河内岳から笹山の間は黄色のペンキ、笹山からのダイレクト尾根はピンクテープが目印になります。 |
写真
装備
備考 | 22日 ・飲み物は3.0リットル持ち1.5リットル消費。 ・小太郎山で調理パンを1つ。 23日 ・飲み物は3.0リットル持ち2.5リットル消費、笹山からの下りでたくさん飲みました。 ・広河内岳の山頂で北岳山荘の弁当を食べた。 |
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感想
南ぷすリザーブを見ていると8/22(金)の北岳山荘に空きが出た。今までテントでは50泊以上していますが、なんと小屋泊は初体験です。昔の話ですが、17年前の北岳山荘でテント泊の受付をしていた時、隣で小屋泊の申し込みをしている女性が、「今日は2名で布団1枚です」と言われて泣きそうな顔をしていたことを思い出します。コロナ禍以降、北岳山荘は区切られたプライベート空間が確保されていて隔世の感がありますね。
久しぶりの広河原、登り始めると汗ばかり出てすぐに息が上がってしまう。特に白根御池小屋から稜線までの道が厳しい。そんな状況でも、小太郎尾根分岐までは計画より少し早めに到着出来ましたが、小太郎山の往復に時間がかかりました。小太郎尾根の眺めはとてもよく、歩きたくなる尾根ですが、前小太郎山の前後で結構アップダウンがあり、道も歩き難いため、なかなか手強いです。
北岳は3回目、初めてガスではない山頂でしたが、回りには雲が多く、眺めは限定的でした。しかし、まだ咲いている花は多く、楽しく歩けます。
北岳山荘はQRコードでチェックイン、自分に割り振られた区画に荷物を置いて、生ビールを飲みながら文庫本を読んだりと、ゆっくり過ごします。20時消灯ですが、全然寝られない。。
翌日
4時10分頃に北岳山荘を出ます。中白根山を過ぎ、間ノ岳の少し手前で日の出となりました。5分ほど朝焼けの眺めを楽しみます。朝の光の時間の次は、間ノ岳から農鳥岳と素晴らしい縦走路を満喫です。そんな充実の縦走路ですが、一番楽しかったのは農鳥岳を過ぎてからの稜線歩きです。人は一気に少なくなりますし、ゆるやかにアップダウンする巾広の稜線の景色は、他ではなかなか見られないものです。この景色を見ながら広河内岳で食べるお弁当タイムが最高でした。
広河内岳から2時間近く絶景の稜線を歩き、この素敵な眺めも見納めだなあと白河内岳から下り始めた時、6羽の雷鳥と遭遇、子育て中かな。雷鳥は先々週の仙丈ヶ岳でも見られましたし、ラッキーです。
笹山に到着した時点でガスが優勢になっていました。これから激下りが始まるので好都合です。下り始めて最初の1時間は暑さもなく足もまだ元気でした。しかし、水場入口を過ぎた頃から暑いし、足は終わった状態に。。最後の30分はだましだまし歩いてゴール。久しぶりに達成感のある下りでした。
最後の下り、特に後半は暑くて、足も痛くなり難儀しましたが、初日の小太郎山から最後の笹山まで、天気にも恵まれて素晴らしい山岳風景の中を歩くことが出来、大満足です。北岳山荘は快適なので、もう少し早い花の時期に再訪してもよいなあなんて、早速考えてしまいます。
笹山からの下りで追い抜かれたレディース👯♀️です。
北岳山荘から歩き笹山からの下りではまだまだ余力を感じられましたよ。凄い〜👏👏👏
北岳山荘で生ビール🍺を飲めるようになったのですか?更に素晴らしい👍
南プス縦走 お疲れ様でした。
コメントをありがとうございます!
水場入口での会話でまた少し下る元気が出ました
メインの登りは前日に済まして、この日は稜線歩きが中心だったため
笹山までのピストンより楽な行程だったと思います。
還暦を過ぎて、毎年ペースダウン中です。。
山荘の受付の隣に生ビールの案内があり、荷物を置いたら即購入でした
きつい登りの後のビールは躰に染み渡りますね。
アルプスの山に毎週のように登っていたのは15年以上前、ここのところ
遠出を億劫に感じることもあり、高山の頻度がかなり下がっていました。
しかし、やはり登れば絶景!、再びメジャーな山に登る頻度を上げて
行こうと思う今日このごろです。
久々にyoutaroさんのアルプス縦走を見て感動しました♪
南プスこのルートは拝見しているだけでワクワクしてしまいます。
お天気も良く、いい旅ができたようで良かったです。
夏のアルプスはやはりいいですね♪ 元気が出ます!
私も久しぶりに歩きたくなりました\(^^)/
いいもの見せていただき得した気分です♪
ありがとうございました。
★びーらいん (*^^)v
ありがとうございます!
日帰りで年1回程度アルプスに登ることはありましたが、縦走と言えるような
歩き方は10年以上ご無沙汰でした。天気にも、選んだ縦走路にも恵まれました。
北岳から笹山にかけて、なんて素晴らしいルートだろうか。晴れの間ノ岳も
初めてだったため、初めて登った感動と同じでした。
そして、農鳥岳から笹山まで、終始ニコニコの歩きだったと思います
テント泊の縦走にはなかなか重い腰が上がらなくなりましたが、プライベート
スペースが確保されている北岳山荘のような山小屋であれば、小屋泊も
ありですね。beelineさんも是非!
アルプスの山行、また計画します 笑
地蔵尾根のレコにコメントしそびれてしまったので、遅いけど今度こそ。
立て続けに南アルプスと八ヶ岳、youtaroさんがアルプスに戻ってきてくれて、ファンとしてはなんか嬉しいです!
お帰りなさい!
今回のコースは2年前ワタシが計画してたのと同じですが、ワタシの場合は身体がついていけず、白峰南稜はあきらめて大門沢から降りちゃいましたけど、久しぶりなのにサクッと2日間で歩き通してしまうとは、さすがです!
しかしyoutaroさんが山小屋泊というのはなんか違和感が...
でも昔と違って今は一つの布団に2,3人ということはないから山小屋も空いてたらアリですよね。
機動力も上がるし。
かくいうワタシも近々山小屋泊での縦走を考えてたりして。
次は北アですか?
身に余るお言葉をありがとうございます!
そんな言葉にマッチするような歩きは出来ていないですが
とっても嬉しいです
しかし、ほんとに還暦を過ぎてペースダウンを実感します。今回のコースも
数年前は日帰りの笹山サーキット+農鳥岳で計画していたのですが、もう無理です。。
(息子達にももう無理な計画はしない方がよいよと、釘をさされたりもしていて。。)
毎週のように行っていたテン泊の縦走はもう10年近くご無沙汰です。軽量装備で
ロングを歩いていた時期を経て、靴はトレランシューズのみになり雪山へ行けるような
シューズもない装備状況になってしまいました。今のところ雪山に復帰する気は
あまりないのですが、やはりアルプスの縦走はいいですねえ。北岳山荘での小屋泊
の快適さを体験してしまったので、小屋泊の違和感は勘弁していただき 笑
これからもアルプスの山歩きは続けて行こうと思います。
この歳にになって、プライベートスペースを確保出来る山小屋は何処だろうとか
調べていたりします
次ですが、するどいですね。天気によるので、まだなんともいえませんが、好天に
恵まれれば(晴れ男ではなく、晴れの日に登る男なので)15年ぶりの上高地起点の
山行とか考えたりしています。
youtaroさんのレコの影響受けて後追いで小太郎山行って来ました。
北岳山荘も前日夕方のキャンセル枠で。
ただ、9月平日になると奈良田のバスの始発が遅く、
広河原に戻らざるを得ないこととなりました。
小太郎往復は見た目はイージーそうですが、
岩、ハイマツでスピードも出ず、時間かかりました。
前小太郎のアップダウンもyoutaro さんのレコの予習役立ちました
心残りは広河内岳の先に行きたかった
レコ拝見しました。素晴らしい天気に恵まれ、いい山旅でしたね。
モルゲンロート、美しいです。
ヒメセンブリの隣に咲いていた小さい青い花は何だろうと思って
いました。サンプクリンドウというのですね。(忘れそうだ。。)
今度はきちんと写真に撮ってみます。(今回撮った写真はピンボケでした。。)
始発バスが8月より3時間遅いのは、あんまりですよね(ほとんど利用価値がない)。
広河内岳というとsatfourさんとhirokさんが偶然遭遇したレコを思い出します。
私も小太郎山の往復は2時間かからないと思っていたのですが、誤算でした。
でもこの尾根、いい眺めですよね。山梨100ですし、こんな時でないと
なかなか登る機会が作れないですし、satfourさんの予習にもなったということで
良かったです 笑
今回のルートは北岳山荘の快適さも含めて大変よかったので、何年か後に
似たようなコースを歩くかもしれません。
ついに小屋デビューですか!
これだけ山に登っている方が初山小屋とは不思議な感じです。
ビールのシーンも珍しいですね。
コロナ後の山小屋を知らないのですが、QRコードでチェックインですか。
だいぶ隔世の感があります。
小屋泊前提で予定を立てずに天気見ながらアルプス1週間とかは、もう過去の話なのですね。
ご指摘の通り奈良田の分岐を過ぎると一気に人がいなくなって、
しかもアップダウンもきつくなく展望も良くて快適ですよね。
笹山からの単調な激下り、お疲れ様でした。
久しぶりに上高地スタートで山歩きをしていたため返信遅れました。
hirokさんの海外赴任長いですね。日本への帰還はまだ先でしょうか。
小屋泊、お金の問題がありますが、今まで一度も経験していなかった
のは、やはりプライベートスペースが確保されていなかったことが
大きいです。(布団1枚に2人とか強烈すぎた)
アルプスの山小屋は休日であれば満室の小屋が多いので予定を立てずは
なかなか難しそうですね。年々、重荷を背負っての山歩きが気持ち的に
無理な感じになってきたので、快適に過ごせる山小屋を選んで、また
小屋泊もよいなあと思っています 笑(出来れば生ビールも 笑)
今回のコース、激下りの記憶が薄れた頃に再訪してもよいなあと思っています。
視界の右側に常にあった蝙蝠尾根も、まだ歩いていないためいつかと思います。
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