【無雪期】八ヶ岳お盆合宿Day2.3 / (赤岳 西壁主稜/横岳 小同心クラック)


- GPS
- 15:38
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,846m
- 下り
- 1,845m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 8:08
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 7:46
天候 | ■8/14(木) 霧🌧️時々曇り☁️午後一時雨☂️ 最高気温:22.1℃ 最低気温:18.3℃ ■8/15(金) 夜半に雨 朝からは晴れ時々曇り🌤️ 最高気温:23.9℃ 最低気温:13.1℃ ピークまで薄い長袖を着て丁度良い位涼しかった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
⚠️赤岳山荘までの美濃戸林道は、雨の為 平常よりは荒れ気味。 4WD車で林道走りに慣れている人であれば大丈夫かと… |
コース状況/ 危険箇所等 |
⭐️小同心クラック ■アプローチの大同心稜最上部で一部崩落箇所。特に危なくはないが注意して進んだ方が良い。 ■小同心クラック自体は、雨上がりで多少濡れてはいたが 岩自体は安定していて快適なクライミングを楽しめた。 ⭐️赤岳主稜 ■0630 登攀開始/0900 登攀終了 奇数ピッチ 伊勢/偶数ピッチ 茂木 ■今回の核心は取付きへのトラバース。ザレが酷くてかなり緊張した。 ■主稜は貸切り。山頂は激混みw ⚠️残地支点にかかっているスリングは全て腐っている。必ず自身のスリングを使用のこと。 |
その他周辺情報 | ■下山後の温泉♨️ 【ふれあいセンター もみの湯】 https://www.vill.hara.lg.jp/sightseeing/facility/61047.html 村民以外は650円 ⚠️ドライヤーは有料🈶(5分/100円) ■下山後のご褒美🍽️ 【FOLKWOOD CAFE】 0551-37-4130 山梨県北杜市小淵沢町3900-2 https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19012721/ 食事難民になりそうなところ 伊勢さんのリサーチ力で無事回避! |
写真
装備
個人装備 |
【一般無雪期装備】
長袖シャツ
Tシャツ
インナー上下
長ズボン
靴下
グローブ
防寒着(ダウン上下/フリース/ダウンソックス等)
雨具一式(レイン上下/テムレス等)
日よけ帽子
着替え(アンダー/靴下等)
アプローチシューズ
メインザック
アタックザック
ザックカバー
水筒(行動時)
プラティパス
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池(バッテリー)
GPS(スマホアプリで可)
筆記用具
ファーストエイドキット
ダクトテープ
針金
常備薬
日焼け止め
虫除け
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル(手拭い等)
ナイフ
カメラ
スリーピングマット
シュラフ(#5程度/シュラフカバーのみも可)
シュラフカバー(任意)
靴乾燥用新聞紙(数枚)
ストック(1)
ザック用ビニール袋(各人のザックが入る大きさ)
ビニール袋(ゴミ袋等 数枚)
ソロ用ツエルト
緊急用バーナーセット(小コッヘル/バーナー/110ccガス/ライター) ※メインセット所持者以外)
傘(任意)
【食料】
朝食(1)
昼食/行動食(2)
夕食(1)
非常食(最低500kcal)
嗜好品(適量)
【登攀装備】
クライミングハーネス
ヘルメット
セルフビレイコード+反転防止付環ビナ
支点構築セット(環ビナ(3)/0ピン用ヌンチャク(1)/120cmまたは240cmナイロンスリング)
ATC+反転防止付環ビナ
プルージックコード+環ビナ
120cmダイニーマスリング+カラビナ(1)
普通カラビナ(2)
ギアラック
クライミングシューズ(靴下含む)
チョークバック(液チョーで可)
ビレイグローブ
無線
【その他】
風呂/着替えセット
|
---|---|
共同装備 |
【KM】
50mシングルロープ
ヌンチャク(4)
60cmアルヌン(2)
120cmアルヌン(2)
カム(#0.4/#0.5/#0.75/#1/#2/#3)
バーナー/鍋(1ℓ程度)セット
ガス缶×1(110g)
2テン(ファイントラック)
|
感想
合宿初日のジョウゴ沢を無事終えて赤岳山荘で車中泊した翌日。
合宿2~3日目は再び赤岳山荘から上がり、赤岳鉱泉に張って小同心クラックと赤岳主稜へ。
なかなか雲が取れない中、大同心稜を登り 相棒の伊勢君の宿題になっていた小同心クラックへ向かう。
伊勢君と久しぶりにロープを結び、色々と確認しながらも 気がついたらあっさりと横岳のピークを踏むことができた。
知り合いに挨拶しようと硫黄岳山荘へ寄るも残念ながら不在だったが、ゆっくり休憩させてもらう。
硫黄岳山荘を出て数分後 雨が降り出し、レインをテントに忘れてきた相棒を先に進んでもらうことにして 僕はレインを着る。しかしものの15分で雨はやみ、逆にレインで汗だく💦に…🥲
なんとか相棒に追いつこうと全力で下るも10分遅れて鉱泉に戻った。
ゆっくり休んだ翌朝は、赤岳主稜に登るべく テントを撤収し行者小屋へ移動。
アタック装備だけ残し 荷物は行者小屋脇にデポし文三郎尾根へ向かう。
赤岳主稜取付きへのトラバースは、非常に悪くザレていて ここが今回の核心だった… 以前来た時はここまで悪くなかったので 年々悪くなっているのだろう。夏はもう登らない方が良いのかもしれない。
その後の有名なチョックストーンから赤岳ピークまでの7ピッチは 本当にスムーズに楽しく登ることができた。
ピークを踏んだ後も相棒のペースに巻き込まれ、サクッと地蔵尾根から行者小屋へ下り デポした荷物をまとめた後 南沢から下山した。相棒の足は強く こちらは最後の力を振り絞って必死に歩くことになったが、3日間の合宿の締め括りにぴったりだった😅
相棒のおかげで 急遽決まった八ヶ岳お盆合宿3Daysは無事終了!!
何の心配もせず安心してロープを結べる相棒がいる事は 本当に幸せなことだと再認識した3日間。伊勢君、素敵な時間をありがとう!!
⭐️八ヶ岳お盆合宿Day1はこちらから→ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8546208.html
東京都山岳連盟 【頂 山の会】
https://itadaki2009.wixsite.com/itadaki
今年のお盆休み前半は長い沢旅の予定だったのだが、、、
あいにくの天候で泣く泣くの日帰り沢に変更
そのまま八ヶ岳を満喫しようと3日間の合宿?(みたいなもの)が始まった
2日目は個人的に宿題としていた小洞心クラックへ
大同心からのトラバースはよく見れば踏み跡はバッチリあり、問題なく取り付きまでアプローチしとりあえずほっとする
小同心クラック1P目後半から2P目は高度感はあるが手と足は豊富にあるので快適なクライミングを楽しめる🧗
ただ脆いホールドがあるのでよく確認する必要はある
山頂直下も念の為ロープを出し全3Pで終了
この後雨に降られるが、レインウェアをテントに忘れてきたことが発覚!
茂木さんを置き去りにし猛ダッシュで樹林帯に逃げ込む💨
3日目は冬の初級ルートでお馴染みの赤岳主稜をなぜか夏に挑むことに笑
文三郎尾根の途中からトラバースなのだが、これがめちゃくちゃ悪い!!
足はザレるは手のホールドはとれるは落ちたら終わるは、なんとか騙し騙しで渡りきる
途中、ハーケンで打たれたフィクスロープがあったが、それがなかったら敗退してたかも
とりあえずこの3日間で1番の緊張感でした💦
登攀自体は冬よりも俄然快適!こちらも気持ちの良いクライミングを楽しめました
登山客で溢れている赤岳を後にし、また猛ダッシュで下るのでした💨
当初の予定から二転三転こそしたものの、結果的には3日間充実し八ヶ岳を満喫することができました
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