飯豊山


- GPS
- 19:22
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,173m
- 下り
- 2,170m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:30
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:38
天候 | 1日目 曇りのち晴れ 2日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵山分岐まで、水で削れた粘土の上に侵食された砂が乗っています。帰りは豪雨の為道が川になっていました。 剣ヶ峰手前から三国小屋 痩せた岩の尾根、鎖場、鎖が欲しい場など、転落即彼岸の危険地帯。帰りは雨の中下山したので、ここをやり過ごした時の安堵感は半端なかったです。 三国小屋から切合小屋 小刻みなアップダウン、切れ落ちた登山道、痩せた岩の尾根と、くたびれた心と身体をこれでもかとへし折って来ます。 切合小屋から草履塚 高山植物が咲き乱れるお花畑、雪渓周辺には、早春の花々が見られます。 草履塚から本山小屋 草履塚からの急降下と小刻みなアップダウン、痩せ尾根、ここまで来たら飯豊山に辿り着かないと帰れない、と言う一心で登り続けました。帰りの草履塚登り返しは、姥ノ前から一の王子までの急登は、下から吹き付ける雨と急な道に両脇のお花畑を見る余裕がありませんでした。霧でぼんやり見えるピークまで行くと次が見えるの繰り返しで永遠に終わらないかと思いました。 電波状況:ソフトバンク 三国小屋周辺、切合小屋テン場の丘の上、本山小屋周辺、いずれも1本から2本、パケット通信は非常に遅い、ダイヤルアップ接続の頃を思い出すレベル。 |
写真
感想
福島県の最深部飯豊山。
今回は、ヤマレコユーザー以外とのグループ登山。
当初の計画は
1日目、切合小屋泊
2日目、大日岳往復、切合小屋泊
3日目、下山
ずっと良い予報がたっていましたが、出発の朝、ヤマテンは、1日目朝は雲が残るも午後は晴れ、2日目午後から天気が崩れる、3日目も雨が残る予報に変わりました。
小屋に着いたら、ヤマテンを確認し翌日の行動を決めようと行動開始。予報通り三国小屋に着いた頃には天気が回復して飯豊連峰が一望できます。麓から見える雪渓が眼の前です。
しかし、切合小屋に着いて確認するとヤマテンは朝からそれなりの雨予報。
撤退も視野に最終目的地を本山に変更、朝の雨次第で行くか撤退か決めようと決定しました。早出用に朝食をお弁当にしました。
朝3時半ころは、空もまだ高く本山方向もうっすら見えていました。草履塚を登った辺りまではまだ先が見えていましたが、そこから天候は荒れ模様、雨が横から下から吹きつけて来ます。
這々の体で本山小山に辿り着き、ここまで何も食べていなかった事に気が付き、雨の軒下でお弁当を頂きました。
本山小屋から飯豊山山頂までの尾根道は、ここまでの苦労が報われる、雄大な景色の中のビクトリーロードと思われますが、この日は、真っ白、いつもの奴でした。
雨と風の寒さに早々に撤退、あとはひたすら帰り道、普段なら外に出るのもはばかられるような雨足。痩せ尾根、崩落した登山道、霧で数メートル先しか見えない、いつ終わるとも知れない長い長い道のりを経て切合小屋へ、昨日はあんなに賑わっていた小屋前は、雨音だけが聞こえています。
管理人さんに本山まで行けた報伝え、明日の回復が望めないなら今日のうちに下山すると伝えて出発。
相変わらずの土砂降りの中、三国小屋へ到着。
小屋の中で雨を凌がせてもらいました。ただ、じっと留まっていると汗と雨で身体が冷え始めたので、ホットコーヒー(500円)で身体を温めます。
ここで留まっても天気が回復しないなら行く方向に傾きかけた頃、川入から登って来た集団と情報交換し行けると判断。
慎重の上に慎重を重ね、周りがガスって見えないのも幸いし、なんとか剣ヶ峰の痩せ尾根を突破。
この先は道が川になっていましたが、既に靴に浸水していたので、そのまま突破。
下に降りると、大白布沢は、水が濁り始め、県道378号は落石が発生し川沿いの車線の大きなものを動かして通行しました。
結構際どいタイミングの下山でした。
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