鹿島槍ヶ岳(扇沢)



- GPS
- 12:55
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,155m
- 下り
- 2,291m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:46
天候 | 1日目:晴れ 2日目:雨/弱風 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
新宿→扇沢:毎日あるぺん号 【帰り】 扇沢→大町温泉郷:関電・アルピコバス 大町温泉郷→信濃大町:関電・アルピコバス 信濃大町→バスタ新宿:高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
扇沢-柏原新道登山口:車道脇を歩く。 登山口-種池山荘(柏原新道):傾斜は緩やかで歩きやすく整備されている。狭いトラバースなど注意箇所は現地の看板参照。 種池山荘-鹿島槍ヶ岳山頂:稜線歩き。立山や剱岳の眺めがとてもいい。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯:大町温泉郷の日帰り温泉 くんくん亭:倉を改装した洋風料理店。 三俣山荘図書室:カフェ兼ギアショップ 北アルプスブルワリー:クラフトビールを飲める。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ウィンドシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
サンバイザー
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ソフト水筒
固形燃料
ストーブ
コッヘル
ライター
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
セームタオル
ポール
テント
テントマット
エスケープビヴィ
シュラフカバー
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感想
今年も楽しみにしていた山の日の連休。
仲間と七倉から烏帽子小屋・雲ノ平・赤牛岳を経由し、黒部ダムへ抜ける3泊4日の計画をしましたが、あいにく天気予報は冴えません。
連泊での縦走なら1日くらい雨の日があるのも不思議なことではありませんが、今年はむしろ荒天ばかりで晴れは少ないようです。
東北なら土日は晴れそうという予報でしたが、毎日あるぺん号のキャンセル料が気になるし、かと言ってブナ立尾根に向かう濁沢の状態も気がかりだし、今回は1泊2日で扇沢から往復で鹿島槍を目指すことにしました。
1日目は晴天で気温も高くはありません。
爺ヶ岳南峰に登れば、厳めしい剱岳にオレンジ屋根の種池山荘が可愛らしく、とても綺麗な画です。
進行方向に目をやれば鹿島槍の二つ耳が圧巻で、なんとも贅沢な稜線歩きです。
昼前にもなると稜線の信州側は曇ってしまいましたが、黒部側は長時間にわたって景色が明瞭です。
山頂からも立山や剱岳の絶景は見事で、遠くから眺めても頂上に登っても美しいのが鹿島槍の魅力だと再確認するのでありました。
2日目は日付が変わるくらいから雨が降り出し、下山までずっと雨です。
予報では時間が経つにつれて雨風が強くなるというから早めに下ります。
幸い、無事に下山することができましたが、景色を楽しめることもなく、ほとんど修行です。
一方で早めに下山できたので大町温泉郷の他、三俣山荘図書室、北アルプスブルワリーなど、普段なら立ち寄らないまま帰ってしまう大町のお店を楽しむことができました。
これもこれでいいかなと思います。
…それにしても冬、春、夏と、今年は天気に悩むことが本当に多く、もうそろそろ恵まれてくれないかなと願うばかりです。
<下山に関する判断について>
・2日目の予報は更新されるたびに悪くなっていったので、泊まらずテントを撤収して赤岩尾根からそのまま下山(大谷原からタクシー利用)することも頭に浮かんだが、体力・下山時刻・下山後どこに泊まるか問題などを考慮して、予定通り1泊することにした。
・2日目の下山ルートについても悩んだ。柏原新道上部の涸れた沢をトラバースする区間は、看板で大雨の場合の危険について注意喚起していた。そのため時間が遅くなればなるほど通過にリスクが生じると考え、冷乗越から赤岩尾根(核心部のトラバースは早い段階で通過できる)を下ることも考えたが、小屋で相談してみると「安全なのは柏原新道」との回答だった。下山までの所要時間の差も許容範囲だったことから、当初の予定通りに柏原新道で下山することにした。
・種池山荘の名物のピザを食べてみたい気持ちもあったが、提供時間は10時から12時まで。天候不安もあり、下山を優先することにした。荒天でなければ食べたかった。
<備忘録>
・ダイソーの固形燃料(3個入り100円)を冷池山荘テント場(標高2465mくらい)で使用してみたところ、火力は問題なく十分使用できると感じた。
一方で燃焼時間が20分程度と長く、一度消してから再点火を試みたらつきにくかった。
・熊の目撃情報について午前中に登山道にて、夕方には冷池山荘展望台で見かけたと聞いた。幸い、自分は目の当たりにすることは無かった。
・大谷原の読みは「おおたんばら」と認識していたが、冷池山荘の受付の人は「おおたにはら」と言っていた。下山後に地元の大町市観光協会のwebサイトを見てみると「おおたんばら」だったが、ご当地の山荘の方が読みを知らないとは考えにくく、事情が気になる。
(読みだけを確認するために問い合わせるのも申し訳ないので、機会があれば確認してみたいと思います。)
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