御殿庭、ついでに花と虫
静岡県
oda230
- GPS
- 08:26
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 989m
- 下り
- 1,003m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:22
| 天候 | 晴れ、時々ガス、のち濃霧と強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
●復路：御殿場口新五合目 ⇒ 御殿場駅：富士急モビリティ ◆往復切符：2,300円を利用しました。 ◆時刻表と運賃 https://www.fujikyumobility.com/rosen/k13tob0000000d4j-att/a1752058434396.pdf |
| コース状況／ 危険箇所等 |
★須山口登山歩道：大きな段差、角張った岩石などが多く、登りはあまり問題ないのですが、下りは少々難路。北八ヶ岳を楽しく歩ける人ならOKですが、非健脚者には辛いかもしれません。須山口下山歩道もあります。 ★須山口四合から第二火口下縁の小鞍部に下る道は、急傾斜のザレ道。慎重に。 ★大きな黒っぽい虻がたくさんいました。皮膚を噛んで血を吸います。追い払えば、あまりしつこくは追ってきません。もし腕などにとまったら、瞬殺することをお奨めします。 |
| その他周辺情報 | ◆御殿場口新五合目のトイレは、少量ながら水が出ました。水は大切に。 ◆御殿場線山北駅から近い「さくらの湯」：大人2時間 600円。早く帰宅したかったので、直帰しました。 |
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感想
須山口登山歩道を登り、宝永火口を眺め、ついでに花と虫の探索をすることを計画しました。私は大砂走から分岐する須山口下山歩道の一部を歩いたことがあって、その記憶によるイメージを持って楽しく計画しました。
ところが、須山口登山歩道の現実はそれとは大違い。この「登山歩道」は、もし高尾山だったら難路ランク、北八ヶ岳だったら普通ランク。しかも富士山では「登山道」と「下山道」の様相が異なることが、普通にあることを忘れていました。
「(須山口)登山歩道」は、普通に登れました。ところが、下りで花・虫探索モードに切り替えると、モードが「登山歩道」に適さなくなりました。そこで「御殿庭下」以後の計画を変更し、御殿場口新五合目を新ゴールとしました。
探索結果は、あらかじめ作った花・虫探索リストの、半分程度しか見つかりませんでした。かつて須走ルートで見た、エゾスズラン、クルマユリ、トモエシオガマなど、皆空振り。全体的にイタドリとオンタデ以外の花が乏しく、虫もあまり見られませんでした。ただ、キベリタテハは強風の中でも活動していました。
とは言え、宝永火口縁を遊歩した時間は、最高の気分でした。富士山は、コニーデタイプの活火山。その中腹に造形された優美で巨大な曲線と曲面。至近距離ゆえ、デジカメのワイド端撮影にも収まらない大スケール。簡単に登れたにしては、とても大きなご褒美でした。
もう一つ。三辻から御殿場口新五合目までの区間は、強風に背中を押され、濃霧に包まれて歩きました。名物(?)の視界不良です。この大きな富士山にあって、人っ子一人見えない一人旅。別世界に迷い込んだようなムード、夢ならぬ夢のような時間。きょうは素晴らし過ぎる思い出が二つできました。
🖊️ 山行記を書きました。
https://8848.blue/gotenniwa/
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