大雪山〜トムラウシ山縦走


- GPS
- 56:44
- 距離
- 47.1km
- 登り
- 2,171m
- 下り
- 3,118m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:40
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:19
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 11:25
天候 | 1日目晴れ 2日目雨 3日目雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 船
25日 苫小牧1:30着〜6:45旭岳ロープウエイ乗車(始発6:30に間に合わず…) 27日 東大雪荘16:15発路線バス乗車〜新得駅18:04発ノースライナー乗車 〜旭川駅21:20タクシー乗車〜旭岳温泉22:30車回収 28日 苫小牧5:00発フェリー乗車〜八戸13:30着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白雲岳避難小屋より南の縦走路は背丈以上の藪道多し ヒグマはどこにでも出没しているので、クマ撃退スプレー必携 水はすべて煮沸またはろ過 |
写真
装備
個人装備 |
浄水器
クマスプレー
|
---|---|
共同装備 |
テント(小屋に泊まれない場合もある)
|
感想
私は6年ぶり2回目のコースでした。
6年前は1日目がガス、2日目〜3日目午前まで雨、3日目午後〜4日目晴れ
という天気だったので、ある程度リベンジできました。
ただ、この3ヶ月、思うように山に行けなかったので、私の体力が想像以上に落ちていて、同行のお二人には大変ご迷惑をおかけしました。
やはり北海道の山は素晴らしい、できれば毎年行きたいものです。
1日目は快晴。
暑さでやられペース上がらず。軽い頭痛とムカつきがあったので、軽い熱中症かと思われます。水をこまめにとりながら、やっとの思いで旭岳山頂へ。縦走路は景色が素晴らしく、スローペースながらも楽しみながら進み、途中でキバナシオガマを見つけて大興奮。チシマツガザクラも最盛期という感じでした。白雲岳からの景色が素晴らしく、これだけで大満足の1日目でした。白雲岳避難小屋は新しくなり、宿泊協力金も値上がりしましたが、その分、記念の手ぬぐいまたはバッグをもらえたので、それはそれでうれしかったです。HPでは宿泊予定者がかなり多かったはずが、翌日の雨予報でキャンセルしたらしく、スカスカでした。小屋周辺は電波が入ったので、天気予報をチェックすると、2日目も3日目もてんくらB。思ったほど悪くなさそうなので、計画通り縦走することにしました。
2日目は小雨の中出発。
時々本降りになり、すぐに靴の中が浸水(靴下から)。
それでも忠別岳あたりまでは視界が良く、目指すトムラウシ山が見えていました。忠別岳山頂でスライドした方から小屋のあたりでヒグマを見たと聞き、笛を吹きながら進みました。次第に雨がひどくなり、ガスで視界も悪くなり、さらに開けたところでは風が強くなり寒くなってきました。トムラウシ遭難事件が頭をよぎり、濡れたカッパの中にフリースを着込みました。この日一番のハイライト、化雲岳手前の湿原もあまり写真写りが良くないのが残念でした。ウサギギクの群生が物凄かったです。化雲岳では電波が通じるので、ここで翌日のノースライナーの予約をしましたが、雨風が酷くて電話するのも大変でした。ヒサゴ沼までは2ルートありますが、地図に迷いやすいと書かれた方ではなく、ヒサゴのコルから下りました。岩場から途中雪渓になりますが、私はアイゼンを持ってなかったので、急斜面になってからは横の岩場を下り、特に問題ありませんでした。小屋の少し手前で水を汲んでから小屋へ。小屋は結構混んでいましたが、少しは余裕がありました。トイレは酷くて、本当に落ちそうでした。せっかく新しくしたのに、なんでこんな構造にしたのか?(6年前は改修中で使えませんでした)
3日目は雨&強風
体が疲れている上、精神的にも疲れ、ペース上がらず。日本庭園ではルートミス(すぐに気づいて戻りました)。予定を大幅に過ぎてやっとトムラウシ山頂。景色は何も見えず残念。トムラウシ公園に下ったあたりで雨が上がり、その後急激に天気回復。前トム平からは再び暑い中での下山となりました。途中の岩場でナキウサギの声はたくさん聞こえたのですが、姿は見えませんでした。コマドリ沢からは時間が押していたので、バス時間を気にしながら急いで下山、何とか間に合い、東大雪荘で靴を洗ってから無事バスに乗りました。
憧れの大雪トムラウシ縦走、企画してくださったChemさんに感謝です。
・初日、巨大なカルデラ大雪山御鉢平、北海岳から南へ果てしなく続く台地上の地形、白雲岳山頂からの大ゼブラの絶景、どれもこれも想像を超えていました。
・間宮岳から北海岳に向かう途中、反対方向からツアーの集団。どこか見覚えのある方が先頭を歩かれてました、すれ違いざま、あの野村良太さんだと気づき、声を掛けさせて頂きました。一緒に写真をという申し出に、快く応じてくださいました。
・2日目の雨風にはやられました。登山靴の浸水に加えて、スマホも浸水。ゴアテックスのレインウエアのポケットに入れ、ファスナーを閉めていましたが、降り続く土砂降りの雨で、ポケットの中が水浸しになっていました。そのことを、ヒサゴ沼避難小屋に着く直前に気づきました。小屋に入って、いろいろ試してみるものの、画面は反応せず。。。ジプロックにしまっておくべきでした。これが一人であって、スマホのGPS頼みの登山であったとしたら、大変なことになってました。
・2日目以降の山域、特にトムラウシ周辺は、いつかリベンジしたいです。
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