赤岳(真教寺尾根⇒県界尾根) ハードなコースでした😓


- GPS
- 09:32
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:31
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
以降は、R411→R140→R141と繋げて美し森駐車場に前日23時着。仮眠。 帰り:美し森より、川上村を経て、馬越峠を越え、立原高原キャンプ場に移動。 キャンプ場にてテン泊。 都内を抜けるのに高速を採用。京葉道路→外環の方が、京葉道路→首都高より安いので、和光から下道というルートを採用。299などの峠越で佐久方面にでるのもアリだが、今回はおとなしく青梅街道で。青梅を過ぎたあたりで日が暮れた。 下山後は、今回はワントリップで2山行にして節約モード。せっかく八ヶ岳まで行くのにもったいない…ということで、翌日は八ヶ岳の対面の天狗山・男山に登ることにして、その登山口である立原高原キャンプ場でテン泊した。2人用以下をひと張りの場合、1100円+入場料300円=1400円 【翌日の天狗山・男山です】 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8339794.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて一般登山道ですが、一般道の中では難易度が高めのコースに分類されると思います。長いコースであり、上部は高度感のある鎖場が連続するコースです。 【真教寺尾根】 スタートは美し森駐車場になります。(らくルートではたかね荘のあたりに駐車するようになっていますが、現在改装工事中であり、使用できません。) 美し森を越えて、たかね荘手前から延びる、八ヶ岳横断歩道を通って、羽衣池に出ます。ここから真教寺尾根の登山道がスタート。最初はカラマツ林の緩やかな笹の中の道で始まります。スキー場と交錯しつつ登りますが、随分登ったと思ったあたりで、再びスキー場が出現。ここがスキー場の最上部になり、その先が賽の河原の平地です。 賽の河原から急登を登って牛首山。基本樹林帯ですが、崩壊地の横を通るあたりで展望があります。牛首山から緩やかなアップダウンで扇山。しばらくは扇山の高さで、深い森の緩いアップダウンが続きます。平らな尾根が終わり、傾斜が立ってくると、山頂直下への一気の登りが始まります。若干緩急があり、鎖のついた岩を登る部分と、樹林の中の道を行く部分が交互に現れます。スタンスはありますが、鎖場は高度感はあり、一つ一つが長く細心の注意が必要です。この500mくらいの長い急登を登りきると主稜線に出て、真教寺尾根の登りは終了です。 主稜線に出て赤岳までは、また違った雰囲気の、高度感のある鎖やハシゴが連続しますので、注意して通行します。 【県界尾根】 山頂直下から始まる尾根で、いきなり鎖場の下りで始まります。県界尾根の方が鎖場率が高いような気がします。いくつかの鎖場を下ると、赤岳天望荘からの巻道が合流してきます。この後も鎖場が続き、ハシゴやトラバース鎖や垂直鎖がミックスになった連続する鎖場を最後に樹林帯へと入って行きます。 樹林帯に入ってしまうと、非常に緩やかな穏やかな道に変わり、大天狗・小天狗と通過。小天狗で尾根と別れて、沢に向けて急下降していきます。大門川まで降り切ってしまえば、あとは沢沿いの緩やかな下りで、舗装部分もあったり、山道部分もあったり、広く細くと交錯しながら下って行きます。登山口に出ると、あとは車道歩きで、途中からたかね荘方面に入り、再び遊歩道を、美し森経由で下って行きます。 【鎖場についての個人的な感想】 真教寺尾根と県界尾根の鎖場の、個人的な感想ですが、真教寺尾根の岩は節理をスタンスにして登る赤い岩主体、県界尾根はフリクションが効く感じの黒い岩が主体。 傾斜はどちらもスタンスがあるか、立てる程度の傾斜の部分が多く、鎖頼りに腕力で掴んで登るという部分はほぼないと思います。 真教寺尾根の方は大きくは下部と上部に別れ、真ん中が傾斜が少し緩んだ樹林帯。一部、高度感を感じる部分があります。 県界尾根の方は鎖がまんべんなく続く感じ。ハシゴ、横の鎖、縦の鎖が合わさって連続したものもあり、どこをつかんで、どう足を運ぶかについて、ちょっと考えながら下る感じでした。変なところを持って、振られたりすると大変です。 |
その他周辺情報 | 【レストラン最高地点】 https://tabelog.com/nagano/A2003/A200303/20000224/ 帰りに寄りました。野辺山の国鉄最高地点の近くにある蕎麦レストラン。 蕎麦が売り切れれば終了です。(レストランを出る頃終了していました) 野菜天ともりそばのセットをいただきました。見たことがない野菜がいろいろでした😆。 【ナナーズ川上店】 https://nana-s.co.jp/access/kawakami/ 川上にある長野県の地域密着型のスーパー、ナナーズの本社所在地? 野辺山から立原高原キャンプ場までの途中にあるというロケーションなので、ここで食料を買い込んでいきました。 このあたりの唯一の一般的な大きなスーパーなので、廻り目平でキャンプするときも便利だと思います。 また、このスーパーの敷地内には、クライミングギアの専門店があったりします。品揃えもなかなか良かったと思います。 【立原高原キャンプ場】 https://www.asama-de.com/tatehara/ この日の登山後の宿泊場所。詳細は、次の日のレコに書きたいと思います。 |
写真
一番手前の、これから登る牛首山は雲の下のようです。まぁ、今日は赤岳に登るというよりは、真教寺尾根・県界尾根を歩く、というのが目的なので、危険でない限り、天気は気にしないです。
(実は朝迷い込んだので知っていたのですが…😅)
装備
個人装備 |
長袖Tシャツ
ズボン
インナー下
シャツ
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯(時計/地図/コンパス/計画書/カメラを兼ねる)
熊鈴
ストック
ゲーター
ツェルト
サバイバルシート
帽子
防寒着
着替え
|
---|
感想
もともとこの週は天気予報は良くなかったのですが、だんだんと回復してきて、もう梅雨明けかという話も出て来てしまいました。せっかくの好天予報なので、バタバタと計画を立てて、31年ぶりの赤岳に行くことにしました。
真教寺尾根と県界尾根は、赤岳の東面を登るコース。ロングコースかつ岩場が続くコースということで、昔のガイドブックにも難易度が高いと紹介されていたので、私も初心者の頃は、ふぅーとため息をつきながら読んでいたという記憶がありました。でも、近年の流れだと、程よいロングという感じもあるので、どこまで歩けるだろう…と出掛けてみたかったのでした。
実際、八ヶ岳の道は岩や段差が多いので、なかなかペース良くは歩かせてもらえず、扇山あたりまではなんとかたどり着いたものの、そこから先はもうガクンとペースが落ちて、足が止まった状態で登っていった感じです。かなり修行が足りないなと感じました😆。
一方で、この時期花がとても多くて良かったです。特にこのコースは岩場が多く、岩場は明るくて花の宝庫。苦しい登りに励まされつつ楽しみました。赤岳頂上山荘では中に入って休憩。久々に山小屋の雰囲気を楽しみました。赤岳山頂自体はガスで何も見えませんでしたが、付近の風景はよく見るものだし、ルート自体はとても楽しめましたし、下山中の展望はなかなか良かったので、まぁいいかなと…。
赤岳に繋がるルート…文三郎と権現〜赤岳は歩いていないので、次回の赤岳があるとすれば、そのあたりかな…。
No.587,2025-46
扇山…東京周辺の山350(302/350)
扇山がこのリストに入っているのも、今回真教寺尾根を登ることになったモチベーションの一つにはなっているのですが、牛首山や大天狗・小天狗は東京周辺350の2010年版の方のリストには入っていますね。そちらは現時点で目指してはいないですが、もし先々目指すとすれば、防火線ノ頭を残してしまってます(笑)。
この時期だからこそですが最近、ガッツリが多くなりましたね😁
赤岳って八ヶ岳だったんですね😅
それも清里あたりから登るとかよくわかってませんでした😅
少し時間遅かったら山頂も晴れ間でてたのかな😓
テン泊して翌日もとのことですが無事に歩けたでしょうか⤴
この暑さで連チャンはキツいです😣
コメントどうもありがとうございます🙏。
最近日も長いし雪も無いし、いろいろ行けるので、今のうちに行けるところは行っておきたい、という感じです。
赤岳、横岳、硫黄岳などの南八ヶ岳は、西側の美濃戸あたりから登って、ぐるっと回ったりするのが一番多いパターンと思います。東側の清里の方からは少しコースが長くなりますね。
でも、八ヶ岳のピークってリストにないんですよね(笑)。
晴れ間は待てば出ていましたね。でもまぁ、アクセスもいいし、高さの割に楽に登れて爽快ですから、また何度も来ると思うので、次を楽しみにしています😊。
翌日分のレコは、そろそろ出来上がるところです🙏。すこぶる快調でしたよ😆。
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