北岳


- GPS
- 14:49
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 2,926m
- 下り
- 2,942m
コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 10:38
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 4:02
天候 | 初日 晴れのち霧 2日目 早朝時々晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好、雪ほぼ無し |
写真
感想
キタダケソウを見に北岳へ。
初日は夜叉神峠登山口からスタート。長いトンネルののち、朝焼けの間ノ岳を眺めながら歩くと野呂川下降点に着く。
鷲ノ住山からの急坂を降り吊り橋を渡ると南アルプス公園線に着く。
その後吊尾根トンネルを抜けるとあるき沢橋に到着。そこからは池山御池小屋手前まで急登だ。
苔生す平坦地に出ると池山御池小屋はすぐ。池は水量こそ少ないものの、苔が生い茂っており幻想的である。
池山吊尾根では6人の登山者とすれ違い驚いたが、ここで初めてすれ違う。
その後緩急を繰り返しながら城峰に着き、おにぎりを食べる。
砂払の前から徐々に眺望が開け、雲上の富士山を眺めることができた。また、去年登った間ノ岳、農鳥岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、そしてホームの八ヶ岳も望むことができた。
その後ボーコン沢ノ頭に出ると、目の前には圧巻の北岳バットレス。
池山吊尾根からしか見ることができない特別な景色に感動した。
八本歯のコルはその名の通り鋸型の稜線。トラバースやハシゴなどを超えるとやがて北岳山荘分岐に着く。
キタダケソウを見に北岳山荘方面に寄り道すると、そこには一面のキタダケソウ(とハクサンイチゲ)。この時期にこの近辺でしか見ることができない氷河時代の遺存種は、他の花と比べて一際可憐に咲いていた。
北岳山頂に着くとガスに包まれたが、その後は雷鳥やオコジョに出会うことができ、高山の生態系を存分に感じることができた。
計画時は日帰りも考えたが、かねてより泊まってみたかった白根御池小屋に宿泊。
白根御池には登った池山吊尾根が映っていた。
2日目は雨予報のため予定より少し早めに出発。しかし、早朝から意外にも晴れており蒸し暑い。広河原に着くと漸く本降りになり始めたが、かえって涼しくて歩きやすかった。
長い林道歩きだが所々滝があり、晴れていれば眺望があるので退屈することはないだろう。
やがて昨日歩いた道に合流すると、駐車場までは約1時間。トンネルを抜けると晴天、とはならなかったが、下界は雨が降っておらず、やはり山ならではの天気だったのだと改めて思った。
去年に続きバス開通前の北岳となったが、白峰三山縦走とはまた違った眺望や植生などを感じることができ、満足のいく山行となった。
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