記録ID: 8309245
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
大好きな北岳とキタダケソウ☆2025 池山吊尾根より〜バス開通前の貸切北岳は今年も最高でした♪
2025年06月19日(木) 〜
2025年06月20日(金)
山梨県
lifter175
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 21:30
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 3,825m
- 下り
- 3,828m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:42
距離 14.9km
登り 2,437m
下り 984m
2日目
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 11:45
距離 23.9km
登り 1,388m
下り 2,844m
17:06
ゴール地点
| 天候 | ・1日目（6月19日、入山日） 天候：晴れのち曇り 風：無風〜微風 （夜叉神〜池山吊尾根上の”ボーコン沢ノ頭”まで） ・2日目（6月20日、登頂日） 天候：晴れ（下山後、午後の稜線上はガスに包まれる） 風：無風〜微風 ＊早朝から昼過ぎまでは、晴天で風もなく絶好の登山日和だった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■アクセス ・中部横断道/白根ICより一般道を利用し”夜叉神峠登山口駐車場”へ （4：55着） ＜中部横断道/白根ICから夜叉神峠登山口駐車場まで＞ ・距離：約20km ・所要時間：渋滞無しの直行で37分（Googleマップのナビによる） ■駐車場について ・駐車場は上記の通り、夜叉神峠登山口駐車場を利用 ・駐車料金：無料 ・駐車台数：100台ほど ・トイレ、水道、自販機有り（夜間利用も可） ・24h入出庫可 ＊詳細情報はこちら↓ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-2643 ＊駐車場に隣接している”夜叉神ヒュッテ”の情報はこちら↓ http://yashajin-hutte.com/ ■この記録はバス開通前の山行記録ですが、6/27から運行開始予定の 2025年、南アルプス登山バス・乗合タクシーの時刻表はこちら↓ https://minami-alpskankou.jp/?page_id=6542 https://ykbus.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/ ■コンビニについて 中部横断道/白根ICを出た後、一般道のR52〜南アルプス街道 （県道20号線）の間に数軒あります。 ＊南アルプス街道に入って暫く進むと無くなりますので、 早めに見つけたコンビニに立寄ることをお勧めします。 （芦安温泉街のかなり手前からなくなるのでご注意を） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【キタダケソウの開花状況について】 2025/06/20 現在 ・今年はほぼ満開で自生地の斜面全体に数多く咲いていました。 その年によりハクサンイチゲが優勢の年もありますが今年は明らかに キタダケソウが優勢な状態でした。やはりこの冬の大雪で例年よりも 少し開花が遅れていた印象です。 ・ただ、この日は確かに満開でしたが、連日の強い日照の影響なのか、 萎れ気味の個体が多かったのも事実です。 ・ハクサンイチゲは咲き始めで数は少なく、見頃はこれからの状態。 この時期にハクサンイチゲが咲き始めということはこの付近のお花の 開花が例年よりも遅めということだと思います。 ・これは毎年のお話しですが、自生地の中でも北寄りの方が陽当たりが よい分開花も早く、逆に南寄りの方は地形的に若干陽当たりが悪く、 雪解けが遅い分だけ開花も少し遅めとなります。従って南寄りの方が 毎年遅い時期までキタダケソウが残っているゾーンになります。 ただ、今年はこの遅咲きゾーンも既に満開だったので、バス開通後に フレッシュな個体を見つけることは難しいかもしれません。 ＊今後の気象状況にもよりますが、バス開通後(6/27以降)もある程度は 残っていると思います。 【ルート状況など】 2025/06/19-06/20 現在 ■夜叉神峠登山口駐車場〜あるき沢橋BSまで ・夜叉神ゲートから鷲ノ住山入口までは林道歩き（約1時間強） その途中にある長いトンネルはヘッデンが必要です。 （トンネル内の舗装面に窪みがあるので足元に要注意） ・鷲ノ住山入口〜野呂川吊橋までは、高低差約400mの急下降区間。 野呂川へ向かって急坂の激下り、結構な急傾斜で足元が滑りやすく、 下りでありながらかなり疲れます。ここを下りきると本行程の 最下降点である野呂川吊橋に着きます（標高約1100m） ・野呂川吊橋〜あるき沢橋BSまでは再び林道歩きです（約30分） （この区間もトンネルが数本有り。要ヘッデン） ■あるき沢橋BS〜池山御池小屋まで ＊ここからようやく本題の”池山吊尾根ルート”が始まります。 ・前半（標高約1500m付近まで）は、最初の取付き約20分の急登を 除けば全般的に傾斜は緩めで九十九折れの歩きやすい登山道です。 ・後半（標高約1500mから上）は急登の連続で、さらに鬱蒼とした 草木が登山道を覆い狭くしている為、やや歩きづらくなります。 ・全般的に破線ルートですので、倒木などはそこかしこにあり、 一部で登山道を遮っています。しかし、踏み跡やピンクテープは それなりについているので、それほど迷うことはない印象。 ＊今年はオレンジ色の新しいテープが追加されていました。 （しかし破線ルートなのでGPSでのログ採りと現在地の確認は必須） ・池山御池小屋は無人の避難小屋で水場等もありません。 中は15〜20人くらいは寝れる広さで毛布も多少ありました。 ・今回は小屋前の池に水がありました（但し、飲用の可否は不明） ＊ここは水無し状態が多いのですが、大雨の直後などタイミングに よっては水がある場合もあります。 ＊池山御池小屋付近の地図上にある水場は確認していません。 一応、この小屋から北へ30分（往復1時間）とありましたが、 全くアテに出来ないので水は2日分（3.5L）を持参しました。 ＊この水場を確認した方の話によると、実際の水場は地図上の位置とは だいぶ違う位置にあったとのこと。現地で地形図と沢の音を頼りに 探し当てたとのことで不慣れな方の立入りは危険だそうです。 また、道も不明瞭で時間もそれなりにかかるので、全く実用的では ないとのことでした。 ■池山御池小屋〜ボーコン沢の頭まで ・御池小屋から先も樹林帯の急登で幅の狭い登山道が続きます。 踏み跡はそれなりについていますが、標高2600m付近を過ぎると 一部藪に覆われて踏み跡が分かりづらい箇所が出てくるので要注意。 ・標高2300m付近〜2710m付近までの樹林帯内に数ヶ所の幕営適地 （平場）があります（昨年は2710m付近の適地でビバークしました） ・ボーコン沢ノ頭のケルン手前、約100mくらいのところ （尾根上に出る少し手前）に窪地があり、ここにも3〜4張程度の 幕営適地があります。（標高約2790m付近のところ） ・残雪についてはその年にもよりますが、例年は標高約2500m付近 から残雪が出てきます。しかし、今年は山頂までの登山道上に雪は 一切ありませんでした。 ■ボーコン沢ノ頭〜北岳山頂まで ・ボーコン沢ノ頭から先は尾根上からの素晴らしい景色を眺めながら 快適な稜線歩きを楽しめます。（多少の藪漕ぎはあり） ・八本歯の頭から八本歯のコルまでの区間は、岩場の切落ちトラバース 区間となります。しかし既に雪はなく完全に夏道が出ており、 常設のお助けロープも出ていたので、慎重に通過すればそれほど 問題ない印象でした。また、八本歯のコルへの下降点も雪は一切なく 三点支持で問題なく下降出来ました。 （ここは雪や雨で岩肌が濡れている場合は要注意箇所となります） ・八本歯のコル〜トラバ道分岐〜山頂までの区間は、高低差約300mの 岩稜帯の急登区間となります。トラバ道分岐の少し下にある大岩の ガラ場区間の雪稜も今年は無し。夏道として普通に歩けました。 ・例年、山頂直下の西面で登山道を遮っている急斜面の雪稜も今年は 全て消えており、夏道を普通に歩いて山頂まで辿り着けました。 ■北岳山頂〜小太郎尾根〜草すべり〜広河原まで ・山頂から肩の小屋までの区間は、東側に少し残雪がありましたが、 登山道への影響は全くなく全線夏道で歩けました。 ・肩の小屋から小太郎山分岐点までの稜線上も雪は一切なく、 全線夏道が出ておりこの区間も無問題で歩けました。 ＊小太郎山分岐点の直下（下降点）の雪稜も残雪が多い年は危険個所 となりますが、今年はこの雪稜も僅かで進行には殆ど影響なく、 滑り止めなしで通過できました。 ・白根御池小屋から広河原までの区間も残雪は一切ありません。 ＊白根御池分岐〜大樺沢二俣までの区間を繋ぐ大樺沢ルートの下部区間 は今シーズンも通行止（立入禁止）の措置がされていました。 ＊白根御池分岐から登山口までの途中に倒木で登山道が遮られている 箇所がありました。容易に乗り越えられないほどの巨木だったので 一瞬躊躇しましたが、倒木の下端側から下巻きで回避しました。 6/27のバス運行開始前までに何らかの措置が取られていないと、 今回のように下巻、もしくは高巻で回避することになると思います。 位置は登山口から数分登ったところになります。(写真111.112） ・広河原〜夜叉神峠登山口駐車場までの「県営林道南アルプス線」は 通行に支障が出るような損壊や崩落等はなく、夜叉神の駐車場まで 問題なく歩いて帰ることが出来ました。 （6/27から予定されている登山バスの運行も問題ないと思います） |
| その他周辺情報 | ＜下山後の入浴はこちらの施設を利用しました＞ ■源泉かけ流しの湯 ”湯めみの丘” http://yumemionsen.pepper.jp/indexpc.html ＊利用料：500円(税込) ＊ロッカーも鍵付きで無料 ・浴槽は内湯が泉温の異なった4つの浴槽、露天は1槽。 （内湯にはジェットバスも有り） ・アルカリ性の源泉かけ流しの湯。 ・各浴槽ともそれなりの広さがあるのでゆったり浸かれる。 ・露天風呂はぬるめで長時間浸かっていられる。また周辺の山々が 見渡せるので日中はぬる湯に浸かりながらゆっくり景色を楽しめる。 （今回は夜だったので街の夜景だった） ・主なアメニティーはリンスインシャンプー、ボディーソープ、 ドライヤーが常備されている。 ・浴場、洗い場ともに広々として開放感があり好印象。 ・シャワーは制限なしのタイプで水量もそれなりにあるので使い易い。 ・洗い場（シャワー）は隣との間隔がこれまで利用した温浴施設の中で 一番広いと感じた。この点も非常に好印象。 ＊個人的な印象としては、源泉かけ流しなども含めて500円の利用料で この内容ならまた利用したいと思える日帰り温浴施設でした。 |
写真
山行前夜の中央道/談合坂SAにて。今回も”チーズすた丼”(8分目)を戴きます豚肉にニンニクと塩が効いて安定の美味しさ。前回の奥穂に続いてまたコレです
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6/18 22:05
山行前夜の中央道/談合坂SAにて。今回も”チーズすた丼”(8分目)を戴きます
豚肉にニンニクと塩が効いて安定の美味しさ。前回の奥穂に続いてまたコレです
豚肉にニンニクと塩が効いて安定の美味しさ。前回の奥穂に続いてまたコレです
おはようございます！今年もバス開通前の貸切北岳へ♪ここ夜叉神から北岳登山伝統の池山吊尾根ルートを経て山頂を目指します
下界は連日の猛暑ですがここの気温は18℃。今年もオール歩で臨みます
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6/19 5:01
おはようございます！今年もバス開通前の貸切北岳へ♪
ここ夜叉神から北岳登山伝統の池山吊尾根ルートを経て山頂を目指します
下界は連日の猛暑ですがここの気温は18℃。今年もオール歩で臨みます
ここ夜叉神から北岳登山伝統の池山吊尾根ルートを経て山頂を目指します
下界は連日の猛暑ですがここの気温は18℃。今年もオール歩で臨みます
今回のお荷物：ザック16.7kg(水3.5L)+ウエストバック1.3kgで総重量18kg(昨年比で+2kg増。なぜか増えてしまった…)池山吊尾根ルートは実質水無しルートなので2日分の水と食料、衣食住、山で必要な物は全てここから担いでいきます
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6/19 5:09
今回のお荷物：ザック16.7kg(水3.5L)+ウエストバック1.3kgで総重量18kg(昨年比で+2kg増。なぜか増えてしまった…)
池山吊尾根ルートは実質水無しルートなので2日分の水と食料、衣食住、山で必要な物は全てここから担いでいきます
池山吊尾根ルートは実質水無しルートなので2日分の水と食料、衣食住、山で必要な物は全てここから担いでいきます
こちらは鳳凰三山の登山口あの東屋に登山ポストがあり、作成済みの登山届を提出しました
それでは準備万端、今年もオール歩で愛しのお花と山頂を目指します！
11
6/19 5:11
こちらは鳳凰三山の登山口
あの東屋に登山ポストがあり、作成済みの登山届を提出しました
それでは準備万端、今年もオール歩で愛しのお花と山頂を目指します！
あの東屋に登山ポストがあり、作成済みの登山届を提出しました
それでは準備万端、今年もオール歩で愛しのお花と山頂を目指します！
まずは林道「県営林道南アルプス線」を約1時間ほど進みます夜叉神ゲートから5分ほど進むと最初のトンネル”夜叉神トンネル”が出現
本行程で最初にして最長のトンネル。これだけで通過に15分ほど
（トンネル内電灯無し、床面凸凹なので要ヘッデン）
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6/19 5:22
まずは林道「県営林道南アルプス線」を約1時間ほど進みます
夜叉神ゲートから5分ほど進むと最初のトンネル”夜叉神トンネル”が出現
本行程で最初にして最長のトンネル。これだけで通過に15分ほど
（トンネル内電灯無し、床面凸凹なので要ヘッデン）
夜叉神ゲートから5分ほど進むと最初のトンネル”夜叉神トンネル”が出現
本行程で最初にして最長のトンネル。これだけで通過に15分ほど
（トンネル内電灯無し、床面凸凹なので要ヘッデン）
道中にある”御野立所”（おのだちしょ）より左の間ノ岳から右の北岳を結ぶ日本一のスカイライン
残雪はここから見た印象だと昨年と同じくらいかな
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6/19 5:49
道中にある”御野立所”（おのだちしょ）より
左の間ノ岳から右の北岳を結ぶ日本一のスカイライン
残雪はここから見た印象だと昨年と同じくらいかな
左の間ノ岳から右の北岳を結ぶ日本一のスカイライン
残雪はここから見た印象だと昨年と同じくらいかな
南アの深い山と谷。あの間を縫うように野呂川が流れています毎年のことですがこの辺の景色を最後に、今日の幕営地”ボーコン沢ノ頭”の直下まで、約9時間景色ゼロの樹林歩きが始まる…
そんな長時間の樹林歩きも、南アルプスらしくて良いと思っています
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6/19 6:12
南アの深い山と谷。あの間を縫うように野呂川が流れています
毎年のことですがこの辺の景色を最後に、今日の幕営地”ボーコン沢ノ頭”の直下まで、約9時間景色ゼロの樹林歩きが始まる…
そんな長時間の樹林歩きも、南アルプスらしくて良いと思っています
毎年のことですがこの辺の景色を最後に、今日の幕営地”ボーコン沢ノ頭”の直下まで、約9時間景色ゼロの樹林歩きが始まる…
そんな長時間の樹林歩きも、南アルプスらしくて良いと思っています
夜叉神の駐車場から林道を歩くこと1時間強で鷲ノ住山の入口に到着
ここで左へ入り、野呂川まで高低差約400mを一気に下降します
ここで左へ入り、野呂川まで高低差約400mを一気に下降します
林道から入山して約10分、鷲ノ住山の山頂付近に到着これといって特に何にもない。この辺も南アらしいところかな…
（でも、南アのこういう地味めな雰囲気が好きなんです♪）
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6/19 6:32
林道から入山して約10分、鷲ノ住山の山頂付近に到着
これといって特に何にもない。この辺も南アらしいところかな…
（でも、南アのこういう地味めな雰囲気が好きなんです♪）
これといって特に何にもない。この辺も南アらしいところかな…
（でも、南アのこういう地味めな雰囲気が好きなんです♪）
鷲ノ住山の中腹より。あの画面下に見える野呂川まで高低差約400mを激下りここの傾斜は下りでも結構キツイ！スリップに気をつけながら下って行きます
10
6/19 6:53
鷲ノ住山の中腹より。あの画面下に見える野呂川まで高低差約400mを激下り
ここの傾斜は下りでも結構キツイ！スリップに気をつけながら下って行きます
ここの傾斜は下りでも結構キツイ！スリップに気をつけながら下って行きます
鷲ノ住山の激下りを終えて野呂川吊橋に到着。ここが本行程の最下降点(標高約1100m)ここから北岳(3193m)まで高低差約2090mを登り返す
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6/19 7:18
鷲ノ住山の激下りを終えて野呂川吊橋に到着。ここが本行程の最下降点(標高約1100m)ここから北岳(3193m)まで高低差約2090mを登り返す
吊橋上より、野呂川発電所のエメラルドグリーン♪
相変わらず綺麗だけど、増水のせいか昨年よりは透明度が今ひとつの印象
相変わらず綺麗だけど、増水のせいか昨年よりは透明度が今ひとつの印象
野呂川吊橋を渡り、もう一つの林道”県道南アルプス公園線”(県道37号線)へ登り返す。崖のような急斜面を数十m這い上がる区間。お助けロープとマーカーあり
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6/19 7:24
野呂川吊橋を渡り、もう一つの林道”県道南アルプス公園線”(県道37号線)へ登り返す。崖のような急斜面を数十m這い上がる区間。お助けロープとマーカーあり
崖のような急斜面を這い上がって画面の左奥から出てきました
（目印は右のトンネル”野呂川隧道”の広河原側になります）
（目印は右のトンネル”野呂川隧道”の広河原側になります）
県道南アルプス公園線を歩いて”あるき沢橋BS”へ向かう途中に水場がありますあるき沢橋BSから池山吊尾根ルートに入ると水場は実質なくなります
10
6/19 7:51
県道南アルプス公園線を歩いて”あるき沢橋BS”へ向かう途中に水場があります
あるき沢橋BSから池山吊尾根ルートに入ると水場は実質なくなります
あるき沢橋BSから池山吊尾根ルートに入ると水場は実質なくなります
林道を約30分ほど歩いて”あるき沢橋BS”に到着ここが池山吊尾根の登山口。ここから本題の破線ルートが始まります
（夜叉神からここまで約2時間40分ほどかかっています）
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6/19 7:57
林道を約30分ほど歩いて”あるき沢橋BS”に到着
ここが池山吊尾根の登山口。ここから本題の破線ルートが始まります
（夜叉神からここまで約2時間40分ほどかかっています）
ここが池山吊尾根の登山口。ここから本題の破線ルートが始まります
（夜叉神からここまで約2時間40分ほどかかっています）
最初の取り付きこそ激急登ですが、そこを過ぎれば1500m付近までは比較的緩やかな九十九折れの区間となります（その後また激急登となる）それと、今年はオレンジの新しいテープが多めに追加されていました
9
6/19 9:37
最初の取り付きこそ激急登ですが、そこを過ぎれば1500m付近までは比較的緩やかな九十九折れの区間となります（その後また激急登となる）
それと、今年はオレンジの新しいテープが多めに追加されていました
それと、今年はオレンジの新しいテープが多めに追加されていました
ここは2013年にこのルートを初めて歩いた時に大量の倒木で道が消えていた場所あの時は先が見えず気が動転しましたが、現在は画面の右に道ができています
9
6/19 9:50
ここは2013年にこのルートを初めて歩いた時に大量の倒木で道が消えていた場所
あの時は先が見えず気が動転しましたが、現在は画面の右に道ができています
あの時は先が見えず気が動転しましたが、現在は画面の右に道ができています
ここは標高1900m付近の倒木ゾーン2019年ごろは潜ったり、大きく跨いだりして通過に難儀していました
しかし現在は各部が切断されており、普通に歩いて通過できます
9
6/19 10:14
ここは標高1900m付近の倒木ゾーン
2019年ごろは潜ったり、大きく跨いだりして通過に難儀していました
しかし現在は各部が切断されており、普通に歩いて通過できます
2019年ごろは潜ったり、大きく跨いだりして通過に難儀していました
しかし現在は各部が切断されており、普通に歩いて通過できます
そしてここが”池山”の山頂。実は昨年このルート11回目にして初めて見つけたこの三角点。今年も見逃さずに済みました
池山吊尾根の登山口から黙々と登ること約2時間40分、池山御池に到着いつも水なしの御池ですが、今回は2019年以来、6年ぶりに水溜りを見ました
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6/19 10:38
池山吊尾根の登山口から黙々と登ること約2時間40分、池山御池に到着
いつも水なしの御池ですが、今回は2019年以来、6年ぶりに水溜りを見ました
いつも水なしの御池ですが、今回は2019年以来、6年ぶりに水溜りを見ました
夜叉神の駐車場から約5時間半、ようやく池山御池小屋に到着ですいつものことですが、重荷で既にヘトヘト状態。あの中でゆっくり休もう…
9
6/19 10:43
夜叉神の駐車場から約5時間半、ようやく池山御池小屋に到着です
いつものことですが、重荷で既にヘトヘト状態。あの中でゆっくり休もう…
いつものことですが、重荷で既にヘトヘト状態。あの中でゆっくり休もう…
中はこんな感じ。薄暗いですが板間に20人くらいは横になれます今回もゴロンと横になって30分ほど休みしました
(ここは無人の避難小屋なので、水や食料の補給はできません)
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6/19 10:45
中はこんな感じ。薄暗いですが板間に20人くらいは横になれます
今回もゴロンと横になって30分ほど休みしました
(ここは無人の避難小屋なので、水や食料の補給はできません)
今回もゴロンと横になって30分ほど休みしました
(ここは無人の避難小屋なので、水や食料の補給はできません)
池山御池小屋を出て城峰の少し手前(標高2300m付近)に達するとイワカガミの群生地があります今年はちょうど見頃で色づきも最高潮。可愛い子がたくさん咲いていました
22
6/19 12:18
池山御池小屋を出て城峰の少し手前(標高2300m付近)に達するとイワカガミの群生地があります
今年はちょうど見頃で色づきも最高潮。可愛い子がたくさん咲いていました
今年はちょうど見頃で色づきも最高潮。可愛い子がたくさん咲いていました
この時期に毎年のように見てきましたが、ちょうど満開の年もあれば、逆に開花が遅く蕾で残念だった年もあるそれを確認することもこのルートに通う楽しみのひとつなんです
24
6/19 12:19
この時期に毎年のように見てきましたが、ちょうど満開の年もあれば、逆に開花が遅く蕾で残念だった年もある
それを確認することもこのルートに通う楽しみのひとつなんです
それを確認することもこのルートに通う楽しみのひとつなんです
今年も楽しませていただきました♪
また来年も見に来ます！ありがとう☆
また来年も見に来ます！ありがとう☆
そしてここが”城峰”になります。特に何もなくこの小標識がポツンとあるだけ…（いつも思うけど、南ア地味過ぎ…でもそこがまたイイ感じ♪）
と、思ったら今年はまさかのカワイイあの子が…
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6/19 12:30
そしてここが”城峰”になります。特に何もなくこの小標識がポツンとあるだけ…
（いつも思うけど、南ア地味過ぎ…でもそこがまたイイ感じ♪）
と、思ったら今年はまさかのカワイイあの子が…
（いつも思うけど、南ア地味過ぎ…でもそこがまたイイ感じ♪）
と、思ったら今年はまさかのカワイイあの子が…
ナント、城峰でも満開のイワカガミちゃんがお出迎え♪この時期に何度も歩いてきましたが、城峰でこれを見たのは初めて
(ここにもあったんですね。知らなかった〜というか今年は当たり年かな？)
18
6/19 12:31
ナント、城峰でも満開のイワカガミちゃんがお出迎え♪
この時期に何度も歩いてきましたが、城峰でこれを見たのは初めて
(ここにもあったんですね。知らなかった〜というか今年は当たり年かな？)
この時期に何度も歩いてきましたが、城峰でこれを見たのは初めて
(ここにもあったんですね。知らなかった〜というか今年は当たり年かな？)
標高2400m付近から上はこのような倒木が登山道を遮っています
この先にも昨年はなかった場所に新たな倒木が数ヶ所ありました
この先にも昨年はなかった場所に新たな倒木が数ヶ所ありました
城峰から約20分ほど登り、標高2450m付近の幕営適地に到着ここは過去3回ほど幕営した場所。左手前の平場と右の窪地で計2張幕営可能です
8
6/19 12:52
城峰から約20分ほど登り、標高2450m付近の幕営適地に到着
ここは過去3回ほど幕営した場所。左手前の平場と右の窪地で計2張幕営可能です
ここは過去3回ほど幕営した場所。左手前の平場と右の窪地で計2張幕営可能です
ここは標高2595m付近の倒木箇所(ここも昨年はなかった新たな倒木だと思う)まともに直進できないので、画面右側から回り込んで通過。この先も数ヶ所の倒木が出てきます
9
6/19 13:37
ここは標高2595m付近の倒木箇所(ここも昨年はなかった新たな倒木だと思う)
まともに直進できないので、画面右側から回り込んで通過。この先も数ヶ所の倒木が出てきます
まともに直進できないので、画面右側から回り込んで通過。この先も数ヶ所の倒木が出てきます
こちらは標高2650m付近の幕営適地。2〜3張の幕営が可能です(登山道から少し南側に入った場所にあります)この他にも2590m付近など、樹林帯内に数ヶ所の幕営適地があります
8
6/19 13:55
こちらは標高2650m付近の幕営適地。2〜3張の幕営が可能です(登山道から少し南側に入った場所にあります)
この他にも2590m付近など、樹林帯内に数ヶ所の幕営適地があります
この他にも2590m付近など、樹林帯内に数ヶ所の幕営適地があります
夜叉神から歩き続けること約8時間45分、ようやく樹林帯を抜けて視界が開けてきましたが…この日はガスガスで景色なし。でも明日の登頂日に晴れてくれればOKなので…
10
6/19 14:00
夜叉神から歩き続けること約8時間45分、ようやく樹林帯を抜けて視界が開けてきましたが…
この日はガスガスで景色なし。でも明日の登頂日に晴れてくれればOKなので…
この日はガスガスで景色なし。でも明日の登頂日に晴れてくれればOKなので…
そして標高2710m付近の幕営適地に到着。ここは昨年と2015年に幕営しました今回はまだ時間と体力に余裕があり、今晩の予報も微風なので、このまま6年ぶりとなるボーコン幕営を目指して進みます
9
6/19 14:25
そして標高2710m付近の幕営適地に到着。ここは昨年と2015年に幕営しました
今回はまだ時間と体力に余裕があり、今晩の予報も微風なので、このまま6年ぶりとなるボーコン幕営を目指して進みます
今回はまだ時間と体力に余裕があり、今晩の予報も微風なので、このまま6年ぶりとなるボーコン幕営を目指して進みます
標高2700m付近から上は樹林(高木)がなくなりハイマツゾーンが増えてきますガチの藪漕ぎゾーンに見えますが、一応踏み跡(切れ目)はあります
但し、年々ハイマツのせり出しが酷くなり、今年はより一層鬱陶しかった
8
6/19 14:31
標高2700m付近から上は樹林(高木)がなくなりハイマツゾーンが増えてきます
ガチの藪漕ぎゾーンに見えますが、一応踏み跡(切れ目)はあります
但し、年々ハイマツのせり出しが酷くなり、今年はより一層鬱陶しかった
ガチの藪漕ぎゾーンに見えますが、一応踏み跡(切れ目)はあります
但し、年々ハイマツのせり出しが酷くなり、今年はより一層鬱陶しかった
今年はボーコン直下の岩場でもイワカガミちゃんに会えましたこの辺でこの子達を見たのは初めて。しかもかなりフレッシュだし
先ほどの城峰もそうだけど、これだけ各所に咲いている今年はやっぱり当たり年？
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6/19 14:42
今年はボーコン直下の岩場でもイワカガミちゃんに会えました
この辺でこの子達を見たのは初めて。しかもかなりフレッシュだし
先ほどの城峰もそうだけど、これだけ各所に咲いている今年はやっぱり当たり年？
この辺でこの子達を見たのは初めて。しかもかなりフレッシュだし
先ほどの城峰もそうだけど、これだけ各所に咲いている今年はやっぱり当たり年？
夜叉神から歩き続けること約9時間45分、ようやく池山吊尾根の稜線上に到達そしてあのケルンのある場所が”ボーコン沢ノ頭”です(やっと着いた〜)
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6/19 14:57
夜叉神から歩き続けること約9時間45分、ようやく池山吊尾根の稜線上に到達
そしてあのケルンのある場所が”ボーコン沢ノ頭”です(やっと着いた〜)
そしてあのケルンのある場所が”ボーコン沢ノ頭”です(やっと着いた〜)
ボーコンのケルンとその前にあるテント適地。ここは整地不要の特等席2019年以来、6年ぶりとなるボーコンでのテント泊が実現
それと初日にここまで来れたことも含めてメチャクチャ嬉しい！
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6/19 14:58
ボーコンのケルンとその前にあるテント適地。ここは整地不要の特等席
2019年以来、6年ぶりとなるボーコンでのテント泊が実現
それと初日にここまで来れたことも含めてメチャクチャ嬉しい！
2019年以来、6年ぶりとなるボーコンでのテント泊が実現
それと初日にここまで来れたことも含めてメチャクチャ嬉しい！
2800mの稜線上だけど、予報通りのほぼ無風なのでシートも全然飛ばないし…こんなにラクな幕営作業で良いのか？と思ってしまうほどの好条件でした
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6/19 15:12
2800mの稜線上だけど、予報通りのほぼ無風なのでシートも全然飛ばないし…
こんなにラクな幕営作業で良いのか？と思ってしまうほどの好条件でした
こんなにラクな幕営作業で良いのか？と思ってしまうほどの好条件でした
そして30分ほどで我が家が完成
風もなく誰もいない独り占めのボーコンで静かな夜を過ごせました
風もなく誰もいない独り占めのボーコンで静かな夜を過ごせました
ガスがなければこの先に池吊のたおやかな尾根と北岳が見えるのですが…まぁ、絶景は明日のお楽しみということで取っておこう
取りあえず一人きりの山上で静かな夜を過ごせると思うだけで幸せです
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6/19 15:42
ガスがなければこの先に池吊のたおやかな尾根と北岳が見えるのですが…
まぁ、絶景は明日のお楽しみということで取っておこう
取りあえず一人きりの山上で静かな夜を過ごせると思うだけで幸せです
まぁ、絶景は明日のお楽しみということで取っておこう
取りあえず一人きりの山上で静かな夜を過ごせると思うだけで幸せです
テントで食事の支度をしていると、時々ガスが切れて北岳がチラ見できたこの日の下界は30℃超の猛暑だけど、ここは風もなく15℃前後で快適♪
一人だけの静かな山上で過ごす至福の時間。これだからこの山行はやめられない
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6/19 16:34
テントで食事の支度をしていると、時々ガスが切れて北岳がチラ見できた
この日の下界は30℃超の猛暑だけど、ここは風もなく15℃前後で快適♪
一人だけの静かな山上で過ごす至福の時間。これだからこの山行はやめられない
この日の下界は30℃超の猛暑だけど、ここは風もなく15℃前後で快適♪
一人だけの静かな山上で過ごす至福の時間。これだからこの山行はやめられない
翌朝。外に出てみると予報通りの快晴に。昨夜も満天の星空でした昨日はガスまみれだった北岳も丸見え。今日は最高の日になりそう♪（＾＾）
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6/20 4:27
翌朝。外に出てみると予報通りの快晴に。昨夜も満天の星空でした
昨日はガスまみれだった北岳も丸見え。今日は最高の日になりそう♪（＾＾）
昨日はガスまみれだった北岳も丸見え。今日は最高の日になりそう♪（＾＾）
ボーコンから望む北岳は最高にカッコいい！
手前のたおやかな稜線を辿りあの頂を目指します
手前のたおやかな稜線を辿りあの頂を目指します
午前4時半、鳳凰三山・薬師岳の後方から昇るご来光。マジックアワーの始まり
ひとりだけの静かなボーコンから拝むご来光
雲がかかって少しいびつだけど、6年ぶりにここから拝めてよかったと思う
雲がかかって少しいびつだけど、6年ぶりにここから拝めてよかったと思う
マジックアワーが終わり、テントも撤収完了
快晴微風。バットレスを眺めつつ、たおやかな稜線を辿っていきます
快晴微風。バットレスを眺めつつ、たおやかな稜線を辿っていきます
高さ約600mの大岩壁”北岳バットレス”この岩壁をこれほど間近で見られるのもこのルートならでは
聳え立つ迫力だけでなく、岩肌の荒々しさや険しさなども間近で感じられる
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6/20 5:47
高さ約600mの大岩壁”北岳バットレス”
この岩壁をこれほど間近で見られるのもこのルートならでは
聳え立つ迫力だけでなく、岩肌の荒々しさや険しさなども間近で感じられる
この岩壁をこれほど間近で見られるのもこのルートならでは
聳え立つ迫力だけでなく、岩肌の荒々しさや険しさなども間近で感じられる
前方に見えるのが八本歯の頭。今年はあの斜面にほぼ雪がない
ということは、あのお花が咲いているハズ…
ということは、あのお花が咲いているハズ…
八本歯の頭では”キバナシャクナゲ”が満開でした。今年も逢えて嬉しい♪
この山旅はキタダケソウだけではなく、城峰のイワカガミやキバナシャクナゲなど、いつものお花達に逢うことも楽しみのひとつなんです
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6/20 6:22
この山旅はキタダケソウだけではなく、城峰のイワカガミやキバナシャクナゲなど、いつものお花達に逢うことも楽しみのひとつなんです
キバナシャクナゲは私がこのルートに通い始めて最初に迎えてくれた思い出の花今年も見ることができて本当に嬉しかった。また来年も見に来ますね
20
6/20 6:27
キバナシャクナゲは私がこのルートに通い始めて最初に迎えてくれた思い出の花
今年も見ることができて本当に嬉しかった。また来年も見に来ますね
今年も見ることができて本当に嬉しかった。また来年も見に来ますね
八本歯の頭でもイワカガミちゃんが咲いてました(ちょっとビックリ)このルートを何年も歩いてきましたが、ここで見るのは初めて
今年は池山吊尾根の各所でイワカガミ祭り。本当に当たり年なんだと思う
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6/20 6:26
八本歯の頭でもイワカガミちゃんが咲いてました(ちょっとビックリ)
このルートを何年も歩いてきましたが、ここで見るのは初めて
今年は池山吊尾根の各所でイワカガミ祭り。本当に当たり年なんだと思う
このルートを何年も歩いてきましたが、ここで見るのは初めて
今年は池山吊尾根の各所でイワカガミ祭り。本当に当たり年なんだと思う
今辿ってきた池吊稜線を振り返る
所々ハイマツ漕ぎはありますが、晴れていれば絶景が楽しめる稜線です
所々ハイマツ漕ぎはありますが、晴れていれば絶景が楽しめる稜線です
キバナシャクナゲの斜面を登りきると”八本歯の頭”に到達。遭難碑と間ノ岳
八本歯の頭からこの先のルートを確認しますここから八本歯のコルへ下降し、山頂まで高低差約300mの登り返し
この先、八本歯のコルまでは痩せ尾根のトラバース区間なので要注意
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6/20 6:38
八本歯の頭からこの先のルートを確認します
ここから八本歯のコルへ下降し、山頂まで高低差約300mの登り返し
この先、八本歯のコルまでは痩せ尾根のトラバース区間なので要注意
ここから八本歯のコルへ下降し、山頂まで高低差約300mの登り返し
この先、八本歯のコルまでは痩せ尾根のトラバース区間なので要注意
八本歯のコルまで痩せ尾根＆切れ落ちの危険区間が続きます
しかし既に雪は無し。岩などを掴みながら慎重に進みます
しかし既に雪は無し。岩などを掴みながら慎重に進みます
ここが八本歯のコルへの岩壁登降箇所。ここにも雪は無く、後下りで慎重に下降すれば問題ありませんでした手前にあるリングボルトも健在でしたが、少しガタついていたので利用する場合は注意してください
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6/20 6:45
ここが八本歯のコルへの岩壁登降箇所。ここにも雪は無く、後下りで慎重に下降すれば問題ありませんでした
手前にあるリングボルトも健在でしたが、少しガタついていたので利用する場合は注意してください
手前にあるリングボルトも健在でしたが、少しガタついていたので利用する場合は注意してください
痩せ尾根の危険区間を無事に通過して”八本歯のコル”に到着ここから山頂まで高低差約300m弱の登り返しですが、この先は一般ルート
ここまでのような鬱陶しい藪漕ぎはもうないので快適に歩けます♪
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6/20 6:53
痩せ尾根の危険区間を無事に通過して”八本歯のコル”に到着
ここから山頂まで高低差約300m弱の登り返しですが、この先は一般ルート
ここまでのような鬱陶しい藪漕ぎはもうないので快適に歩けます♪
ここから山頂まで高低差約300m弱の登り返しですが、この先は一般ルート
ここまでのような鬱陶しい藪漕ぎはもうないので快適に歩けます♪
八本歯のコルより大樺沢を眺める。左俣ルートはまだまだ残雪があります6/27にバスが開通すればここから多くの登山者が上がってくるでしょう
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6/20 6:53
八本歯のコルより大樺沢を眺める。左俣ルートはまだまだ残雪があります
6/27にバスが開通すればここから多くの登山者が上がってくるでしょう
6/27にバスが開通すればここから多くの登山者が上がってくるでしょう
トラバ道分岐直下のガラ場斜面。ここは全面残雪に覆われている年もありますが、今年は昨年と同様で全くの雪無し。普通に夏道として歩ける状態でした
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6/20 7:07
トラバ道分岐直下のガラ場斜面。ここは全面残雪に覆われている年もありますが、今年は昨年と同様で全くの雪無し。普通に夏道として歩ける状態でした
八本歯のコルから30分ほどでトラバ道分岐に到着
この付近から望む間ノ岳が雄大で迫力も感じられて一番好きだ
この付近から望む間ノ岳が雄大で迫力も感じられて一番好きだ
お天気にも恵まれ、今年も可愛い姿を見ることができて嬉しさでいっぱいです♪
この日は開花状況はこんな感じ。満開で斜面全体に咲き乱れていました同じ時期でも、その年によりハクサンイチゲが優勢の年もありましたが、今年は明らかにキタダケソウが優勢でした
やはりこの冬の大雪で例年よりも少し開花が遅れていた印象です
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6/20 7:37
この日は開花状況はこんな感じ。満開で斜面全体に咲き乱れていました
同じ時期でも、その年によりハクサンイチゲが優勢の年もありましたが、今年は明らかにキタダケソウが優勢でした
やはりこの冬の大雪で例年よりも少し開花が遅れていた印象です
同じ時期でも、その年によりハクサンイチゲが優勢の年もありましたが、今年は明らかにキタダケソウが優勢でした
やはりこの冬の大雪で例年よりも少し開花が遅れていた印象です
一部ですがイチゲちゃんも咲いていました。見頃はこれからの状態この時期にイチゲちゃんが咲き始めということは、この付近のお花の開花が例年よりも遅めということですね
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6/20 7:34
一部ですがイチゲちゃんも咲いていました。見頃はこれからの状態
この時期にイチゲちゃんが咲き始めということは、この付近のお花の開花が例年よりも遅めということですね
この時期にイチゲちゃんが咲き始めということは、この付近のお花の開花が例年よりも遅めということですね
こちらは”オヤマノエンドウ”。この色でひと目で分かる存在感のあるお花ですね
この日は確かに満開でしたが、連日の強い日照の影響なのか、少し萎れ気味の個体が多かったのも事実
イチゲちゃんと仲良く共演も。左の2つがキタダケソウで右がイチゲちゃん毎回思うんですけど、華やかさや話題性ではキタダケソウかもしれませんが、イチゲちゃんだって十分可愛いですよね
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6/20 7:39
イチゲちゃんと仲良く共演も。左の2つがキタダケソウで右がイチゲちゃん
毎回思うんですけど、華やかさや話題性ではキタダケソウかもしれませんが、イチゲちゃんだって十分可愛いですよね
毎回思うんですけど、華やかさや話題性ではキタダケソウかもしれませんが、イチゲちゃんだって十分可愛いですよね
キタダケソウは、毎年6月初旬〜7月初旬のこの時期限定
北岳のこの付近のみ、世界でここだけにしか咲かないお花(固有種)です
北岳のこの付近のみ、世界でここだけにしか咲かないお花(固有種)です
ここまで歩いてきて、今年も逢うことができて本当に嬉しかった
また来年も逢いにきます。ありがとう☆
また来年も逢いにきます。ありがとう☆
キタダケソウ散策を終えたら吊尾根分岐を経て山頂へ昨年同様、今年も山頂直下の西側斜面に残雪(雪稜)はありませんでした
全線夏道が出ており問題なく歩けます(残雪が多い年は要注意箇所)
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6/20 8:26
キタダケソウ散策を終えたら吊尾根分岐を経て山頂へ
昨年同様、今年も山頂直下の西側斜面に残雪(雪稜)はありませんでした
全線夏道が出ており問題なく歩けます(残雪が多い年は要注意箇所)
昨年同様、今年も山頂直下の西側斜面に残雪(雪稜)はありませんでした
全線夏道が出ており問題なく歩けます(残雪が多い年は要注意箇所)
そして今年も！バス開通前の北岳に登頂です。もちろん山頂独り占め♪まずはいつもの北岳最高所である岩上より山頂全体をパチリっ！
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6/20 8:42
そして今年も！バス開通前の北岳に登頂です。もちろん山頂独り占め♪
まずはいつもの北岳最高所である岩上より山頂全体をパチリっ！
まずはいつもの北岳最高所である岩上より山頂全体をパチリっ！
これが今山頂全体を撮影した山頂の南側(間ノ岳側)にある北岳最高所の岩メインの山頂標識のある場所より1.5mぐらい高い場所になります
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6/20 8:43
これが今山頂全体を撮影した山頂の南側(間ノ岳側)にある北岳最高所の岩
メインの山頂標識のある場所より1.5mぐらい高い場所になります
メインの山頂標識のある場所より1.5mぐらい高い場所になります
いつもの二つの山頂標もパチリ。青空と独り占めの山頂はやっぱりいいね♪
バスのないこの時期にここまで歩いてきた甲斐があります
バスのないこの時期にここまで歩いてきた甲斐があります
誰もいないのでザックの上にカメラを載せてセルフ撮り今回でバス開通前の登頂は10回目、通算では34回目の登頂になります(*^^)v
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6/20 8:47
誰もいないのでザックの上にカメラを載せてセルフ撮り
今回でバス開通前の登頂は10回目、通算では34回目の登頂になります(*^^)v
今回でバス開通前の登頂は10回目、通算では34回目の登頂になります(*^^)v
それでは快晴微風の山頂から周囲の眺望を楽しみます♪
まずは北方に見え隠れしている南アの貴公子・甲斐駒とその右奥に八ヶ岳
まずは北方に見え隠れしている南アの貴公子・甲斐駒とその右奥に八ヶ岳
既に雪はないけれど、花崗岩の白い山肌が印象的な甲斐駒
いつものようにシャイな貴公子さまはこの日も雲隠れ寸前でした
いつものようにシャイな貴公子さまはこの日も雲隠れ寸前でした
いつものお三方も。左から女王さま〜北岳ニセ頂上(北岳北峰or3180峰)〜貴公子さま
女王さまの遥か後方には北アのスター軍団が薄っすらと見えました左から奥穂＆前穂-涸沢岳-北穂-大キレ-南岳-中岳-大喰-槍まで
昨年、約6年ぶりに歩いた大キレットの大きな落ち込みはひと目で分かるね
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6/20 8:50
女王さまの遥か後方には北アのスター軍団が薄っすらと見えました
左から奥穂＆前穂-涸沢岳-北穂-大キレ-南岳-中岳-大喰-槍まで
昨年、約6年ぶりに歩いた大キレットの大きな落ち込みはひと目で分かるね
左から奥穂＆前穂-涸沢岳-北穂-大キレ-南岳-中岳-大喰-槍まで
昨年、約6年ぶりに歩いた大キレットの大きな落ち込みはひと目で分かるね
こちらは仙丈と左へ延びる仙塩尾根。あそこを歩いたのは何年前だったかな北アのような眺望絶佳のハダカ稜線ではないけれど、樹林帯内の静かな山歩きが楽しめる良い尾根だったね
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6/20 8:52
こちらは仙丈と左へ延びる仙塩尾根。あそこを歩いたのは何年前だったかな
北アのような眺望絶佳のハダカ稜線ではないけれど、樹林帯内の静かな山歩きが楽しめる良い尾根だったね
北アのような眺望絶佳のハダカ稜線ではないけれど、樹林帯内の静かな山歩きが楽しめる良い尾根だったね
お向い(東側)には鳳凰三山。左から地蔵岳・観音岳・薬師岳今日は青空の下、仙丈、甲斐駒、鳳凰とお馴染みの面々が迎えてくれます
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6/20 8:53
お向い(東側)には鳳凰三山。左から地蔵岳・観音岳・薬師岳
今日は青空の下、仙丈、甲斐駒、鳳凰とお馴染みの面々が迎えてくれます
今日は青空の下、仙丈、甲斐駒、鳳凰とお馴染みの面々が迎えてくれます
地蔵岳のオベリスクをアップ。あそこも暫く行ってないなぁ…これだと小さく見えるけれど、間近で見ると結構な大きさと迫力ですよね
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6/20 8:53
地蔵岳のオベリスクをアップ。あそこも暫く行ってないなぁ…
これだと小さく見えるけれど、間近で見ると結構な大きさと迫力ですよね
これだと小さく見えるけれど、間近で見ると結構な大きさと迫力ですよね
左端に鳳凰三山最高峰の観音岳、そこから右端の薬師岳へ続く白砂稜線あそこから眺める北岳は、今朝ボーコンから見た北岳と同じくらい素晴らしい
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6/20 8:54
左端に鳳凰三山最高峰の観音岳、そこから右端の薬師岳へ続く白砂稜線
あそこから眺める北岳は、今朝ボーコンから見た北岳と同じくらい素晴らしい
あそこから眺める北岳は、今朝ボーコンから見た北岳と同じくらい素晴らしい
こちらは手前が今朝登ってきた池山吊尾根。そして遥か先には日本一の富士山
標高日本第二位の頂から望む日本一の頂。いい気分だ♪
富士山は日本一のお山だけど、自分の中ではやっぱり北岳がNo.1です！
富士山は日本一のお山だけど、自分の中ではやっぱり北岳がNo.1です！
山頂東側の雪稜も今年はこれだけ。この冬は大雪だったのでもっと残っているかと思いましたが…近年は温暖化の影響なのか、このくらいの雪解けが普通になりましたね
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6/20 8:56
山頂東側の雪稜も今年はこれだけ。この冬は大雪だったのでもっと残っているかと思いましたが…
近年は温暖化の影響なのか、このくらいの雪解けが普通になりましたね
近年は温暖化の影響なのか、このくらいの雪解けが普通になりましたね
南には間ノ岳へ続く日本一のスカイライン。いつもながらの素晴らしい稜線
左奥に農鳥、右奥には塩見の姿も見える
左奥に農鳥、右奥には塩見の姿も見える
塩見岳をアップ。昨年7月の塩見は登頂の時間帯だけまさかのガス＆強風だった2016年の時もガスで眺望なし。個人的に相性の悪いお山ですが、今度は3度目の正直であそこからの絶景を見てみたい
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6/20 9:01
塩見岳をアップ。昨年7月の塩見は登頂の時間帯だけまさかのガス＆強風だった
2016年の時もガスで眺望なし。個人的に相性の悪いお山ですが、今度は3度目の正直であそこからの絶景を見てみたい
2016年の時もガスで眺望なし。個人的に相性の悪いお山ですが、今度は3度目の正直であそこからの絶景を見てみたい
最後はいつものお地蔵さまにご挨拶をして山頂をあとにします
大好きなお山なので、また近いうちに来ますね(今度はバスに乗って)
大好きなお山なので、また近いうちに来ますね(今度はバスに乗って)
山頂からズンズン下って行くと肩ノ小屋が見えてきました相変わらず景色最高の小太郎尾根。中央に小太郎山、その後にアサヨ峰、一番後ろがシャイな貴公子・甲斐駒
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6/20 9:31
山頂からズンズン下って行くと肩ノ小屋が見えてきました
相変わらず景色最高の小太郎尾根。中央に小太郎山、その後にアサヨ峰、一番後ろがシャイな貴公子・甲斐駒
相変わらず景色最高の小太郎尾根。中央に小太郎山、その後にアサヨ峰、一番後ろがシャイな貴公子・甲斐駒
そして肩ノ小屋に到着。看板も新しくなり標高も3011mとなりましたね今年もご主人の千尋さんにご挨拶して暫し歓談。連日の猛暑とその前の豪雨で雪解けが一気に進んだそうです
とても楽しいひと時でした。ありがとうございました
18
6/20 9:43
そして肩ノ小屋に到着。看板も新しくなり標高も3011mとなりましたね
今年もご主人の千尋さんにご挨拶して暫し歓談。連日の猛暑とその前の豪雨で雪解けが一気に進んだそうです
とても楽しいひと時でした。ありがとうございました
今年もご主人の千尋さんにご挨拶して暫し歓談。連日の猛暑とその前の豪雨で雪解けが一気に進んだそうです
とても楽しいひと時でした。ありがとうございました
肩ノ小屋をあとにして小太郎尾根を下って行きます
連日の猛暑と日照のためか、この辺のお花は例年以上に開花していました
連日の猛暑と日照のためか、この辺のお花は例年以上に開花していました
この時期の小太郎尾根でシャクナゲがこんなに咲いているのは初めて見ました
この時期もお花で癒されますが、ここは秋になると草紅葉の絨毯が素晴らしいです
快適な稜線を下って小太郎尾根分岐に到着
絶景もこれで見納め。何度も見た景色だけど今回もやっぱり素晴らしかった
絶景もこれで見納め。何度も見た景色だけど今回もやっぱり素晴らしかった
最後に山頂方面を振り返る。今年もこの時期に踏むことができてよかった
ありがとう。私の大好きな北岳。また来ます！
ありがとう。私の大好きな北岳。また来ます！
小太郎尾根分岐の下降点の残雪も今年はこの程度。問題なく歩けました
ここも残雪が多い年は要注意の危険ポイントです
ここも残雪が多い年は要注意の危険ポイントです
急登の草すべりルートを下って”白根御池”に到着
ここも一度はテン泊してみたい居心地の良い場所ですね
ここも一度はテン泊してみたい居心地の良い場所ですね
御池の隣には”白根御池小屋”があります
今年も美味しい水を戴いて休憩させていただきました
今年も美味しい水を戴いて休憩させていただきました
白根御池小屋でひと休みしたら広河原まで下山しますここは小屋を出てすぐのところにある沢。この日は水量豊富でした
この橋も問題なし。いよいよ北岳のシーズンが始まりますね♪
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6/20 11:51
白根御池小屋でひと休みしたら広河原まで下山します
ここは小屋を出てすぐのところにある沢。この日は水量豊富でした
この橋も問題なし。いよいよ北岳のシーズンが始まりますね♪
ここは小屋を出てすぐのところにある沢。この日は水量豊富でした
この橋も問題なし。いよいよ北岳のシーズンが始まりますね♪
ここは白根御池分岐〜登山口の間にある倒木箇所。完全に登山道を遮っています正直、面食らいましたが、画面右端の倒木下端(下巻き)でかわしました
7
6/20 13:05
ここは白根御池分岐〜登山口の間にある倒木箇所。完全に登山道を遮っています
正直、面食らいましたが、画面右端の倒木下端(下巻き)でかわしました
正直、面食らいましたが、画面右端の倒木下端(下巻き)でかわしました
下巻きでかわした後、逆側(登山口側)から見るとこんな感じまともに乗り越えられないほどの巨木。登山口から数分のところです
6/27のバス開通日までに手が加えられていると良いのですが…
7
6/20 13:08
下巻きでかわした後、逆側(登山口側)から見るとこんな感じ
まともに乗り越えられないほどの巨木。登山口から数分のところです
6/27のバス開通日までに手が加えられていると良いのですが…
まともに乗り越えられないほどの巨木。登山口から数分のところです
6/27のバス開通日までに手が加えられていると良いのですが…
そして今年も無事に下山しました。これで登山道は終了です…と思ったら、いつの間にか旧広河原山荘がなくなって更地になっていました
泊まったことはないけれど、北岳に登るたびに見てきたので少し寂しいです
7
6/20 13:16
そして今年も無事に下山しました。これで登山道は終了です
…と思ったら、いつの間にか旧広河原山荘がなくなって更地になっていました
泊まったことはないけれど、北岳に登るたびに見てきたので少し寂しいです
…と思ったら、いつの間にか旧広河原山荘がなくなって更地になっていました
泊まったことはないけれど、北岳に登るたびに見てきたので少し寂しいです
広河原橋を渡り、いつものビューポイントから北岳を望むも、ガスで見えず…今年も池山吊尾根からバス開通前の貸切北岳をぐるっと回れて楽しかったです
お天気にも恵まれて無事に歩けたことに感謝！
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6/20 13:19
広河原橋を渡り、いつものビューポイントから北岳を望むも、ガスで見えず…
今年も池山吊尾根からバス開通前の貸切北岳をぐるっと回れて楽しかったです
お天気にも恵まれて無事に歩けたことに感謝！
今年も池山吊尾根からバス開通前の貸切北岳をぐるっと回れて楽しかったです
お天気にも恵まれて無事に歩けたことに感謝！
あの先に見える建物が”広河原インフォメーションセンター”まだバスはないので左の林道”県営林道南アルプス線”を歩いて帰ります
ここから夜叉神の駐車場まで約15km、私の足で3時間40分ほど
ま、この先は長いけれど、元々わかっていたことなので…
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6/20 13:20
あの先に見える建物が”広河原インフォメーションセンター”
まだバスはないので左の林道”県営林道南アルプス線”を歩いて帰ります
ここから夜叉神の駐車場まで約15km、私の足で3時間40分ほど
ま、この先は長いけれど、元々わかっていたことなので…
まだバスはないので左の林道”県営林道南アルプス線”を歩いて帰ります
ここから夜叉神の駐車場まで約15km、私の足で3時間40分ほど
ま、この先は長いけれど、元々わかっていたことなので…
林道の途中、鳳凰側にはいくつもの美しい沢がありますこうして地道に歩くことで、バスでは知り得なかった林道周辺の自然美を発見したり、触れることもできます
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6/20 14:29
林道の途中、鳳凰側にはいくつもの美しい沢があります
こうして地道に歩くことで、バスでは知り得なかった林道周辺の自然美を発見したり、触れることもできます
こうして地道に歩くことで、バスでは知り得なかった林道周辺の自然美を発見したり、触れることもできます
広河原から約2時間40分ほどで鷲ノ住山の入口に到着昨日の朝、ここを右に入り野呂川へ下降し、長大な池山吊尾根を経て山頂へ。ぐるっと一周して戻ってきました
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6/20 15:59
広河原から約2時間40分ほどで鷲ノ住山の入口に到着
昨日の朝、ここを右に入り野呂川へ下降し、長大な池山吊尾根を経て山頂へ。ぐるっと一周して戻ってきました
昨日の朝、ここを右に入り野呂川へ下降し、長大な池山吊尾根を経て山頂へ。ぐるっと一周して戻ってきました
そして広河原から林道を歩くこと約3時間40分、夜叉神の駐車場に帰還しました最後の林道歩きは本当に長かったけれど、今年も歩き通せたことで達成感あり
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6/20 17:05
そして広河原から林道を歩くこと約3時間40分、夜叉神の駐車場に帰還しました
最後の林道歩きは本当に長かったけれど、今年も歩き通せたことで達成感あり
最後の林道歩きは本当に長かったけれど、今年も歩き通せたことで達成感あり
今年はお天気に恵まれ、バス開通前の貸切北岳を存分に楽しめました♪
また来年、その先もずっと続けていこうと思います☆
また来年、その先もずっと続けていこうと思います☆
この日は朝5時過ぎから12時間近く歩き続け、最後は長い林道歩きでクタクタ状態…ということで、冷たいコレを一気飲み！あぁ…生き返るぅ〜〜(一応、疲労感の軽減効果もあるらしい？？)
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6/20 17:21
この日は朝5時過ぎから12時間近く歩き続け、最後は長い林道歩きでクタクタ状態…ということで、冷たいコレを一気飲み！
あぁ…生き返るぅ〜〜(一応、疲労感の軽減効果もあるらしい？？)
あぁ…生き返るぅ〜〜(一応、疲労感の軽減効果もあるらしい？？)
”湯めみの丘”で入浴を済ませて、中央道の双葉SAで食事にしましたちなみにこちらは双葉SAの下り線。前日の行きにリニューアルされていたことを知り、帰りに立ち寄ってみました
(双葉SAは上りと下りが場内で繋がっているので行き来できます)
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6/20 20:58
”湯めみの丘”で入浴を済ませて、中央道の双葉SAで食事にしました
ちなみにこちらは双葉SAの下り線。前日の行きにリニューアルされていたことを知り、帰りに立ち寄ってみました
(双葉SAは上りと下りが場内で繋がっているので行き来できます)
ちなみにこちらは双葉SAの下り線。前日の行きにリニューアルされていたことを知り、帰りに立ち寄ってみました
(双葉SAは上りと下りが場内で繋がっているので行き来できます)
メニューも一新していました。こちらは”甲州ワインビーフステーキ重”お味の方は中々でしたが、イイお値段でした(1,750円)。ちなみに他のメニューも全般的に値上がりしています💦
(まぁ、このご時世、どこも値上げだからしょうがないと思うけど、ぶっちゃけ改装前の方がよかったなぁ…(^^)/
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6/20 21:01
メニューも一新していました。こちらは”甲州ワインビーフステーキ重”
お味の方は中々でしたが、イイお値段でした(1,750円)。ちなみに他のメニューも全般的に値上がりしています💦
(まぁ、このご時世、どこも値上げだからしょうがないと思うけど、ぶっちゃけ改装前の方がよかったなぁ…(^^)/
お味の方は中々でしたが、イイお値段でした(1,750円)。ちなみに他のメニューも全般的に値上がりしています💦
(まぁ、このご時世、どこも値上げだからしょうがないと思うけど、ぶっちゃけ改装前の方がよかったなぁ…(^^)/
感想
今年もバス開通前の貸切北岳へ。
北岳登山伝統の池山吊尾根クラシックルートから、私の大本命である北岳をひとり静かに歩いてきました。
この山行も今回で10回目。2013年から2019年まで7シーズン続け、コロナ禍の越境自粛要請で2020年に途切れ、2022年までの3年間は休止していました。
その後、2023年に再開し、昨年今年と3シーズン続けている、数ある私の年次山行の中でも、最も楽しみで大切にしている山旅です。
今年は2019年以来、6年ぶりとなる初日に”ボーコン沢ノ頭”の到達を目指し、気合いを入れて臨んできました。
コロナ禍以前の2017〜2019年ごろは体力的にも余裕があり、初日に標高2830mのボーコンまで重荷を担ぎ上げられたのですが、コロナ禍のブランクで山行回数が減るとそれに伴って山体力も落ちてしまい、この山行を再開した2023年の体力では初日にボーコンまで到達することなどとてもできない状態でした。
しかし、地道に山行回数と頻度を増やしていくことで、昨年あたりから以前のような山体力が戻り始め、最近の山行では以前とほぼ同等ぐらいの山体力に戻ったことを実感できるようになりました。
それならばと、今年は6年ぶりに初日のボーコン到達を目指してみようということで思い切って挑戦。
天気の方もこの週は下界が30℃超の猛暑になるなど、2日間とも概ね好天で稜線上の風も予報通り5m以下という好条件だったので、最後はさすがにきつくなりましたが、何とか2830mの特等席(稜線上)まで達することができました。
6年ぶりに一夜を過ごすことになったボーコン沢ノ頭。テントから空を見上げると満天の星空で、風のない稜線上でひとり静かに過ごす夜は私にとって至福の時間でした。
かつての体力を取り戻せた嬉しさと、ここまで担ぎ上げることができた達成感に包まれながら初日を終えました。
2日目は朝から予報通りの青空が広がり、6年ぶりのボーコンで鳳凰三山・薬師岳の後方から昇るご来光を拝んで出発しました。
順調にキバナシャクナゲやキタダケソウを観賞しながら山頂に到達。
昨年はガスガスの山頂で眺望ゼロでしたが、今回はいつもの見慣れた面々がお出迎えです。
お向いの東側には鳳凰三山、南東には今辿ってきた池吊の稜線、その遥か先には日本一の富士山、南には間ノ岳とそこへ続く日本一のスカイライン。
北には甲斐駒と八ツ、西には優美な女王・仙丈、そして仙丈の遥か後方には北アのスター軍団・槍穂高まで見えます。
これまで何度も登って見てきた面々なので、今さら景色で感動したり興奮することはありませんが、こうしていつものメンツが揃っていると理屈抜きで落ち着きます。いつも一緒にいる空気のような存在みたいです。
これだけ見慣れた景色とお花を毎年この時期に見るために登りに来る理由は唯一つ。それはこの山が好きだから。それ以外の理由はないと改めて思いました。
眺望絶佳と独り占めの山頂をあとにして、次は小屋開け準備中の肩ノ小屋に到着。まずはご主人の千尋さんにご挨拶をして休憩しながら暫し歓談。今回も山談義で盛り上がり楽しいひと時を過ごさせていただきました。
昨年あたりまでは、先代のおやっさんからその息子さんである千尋さんに代替わりしたばかりだったためか、私のことはそれほど記憶にない印象でした。しかし今年はお会いした瞬間にすぐに分かってもらえたようで、毎年6月のバスのないこの時期にやってくる”好きモノのおっさん”で覚えてくれたみたいです。嬉しかったなぁ。
今年は先代のおやっさんには会えずちょっと残念でしたが、この小屋をしっかり継がれた千尋さんとキタダケソウに会うためにも、これからも通い続けていこうと思います。
お花については、この冬の大雪で雪解けが遅かったこともあってか、キタダケソウとキバナシャクナゲは満開。ハクサンイチゲとオヤマノエンドウは咲き始めで、例年のこの時期としては全般的にお花の開花はやや遅めの印象でした。
ただ今回のお花で驚いたことは、いつも城峰周辺でしか見ないはずのイワカガミが稜線上など城峰以外でも多数見られたこと。6月のこのルートは今年で10回目になりますが、これほど各所にイワカガミが咲いていたことは初めてでした。これもこの冬の大雪で雪解けが遅れた影響なのでしょうか？
八本歯の頭では大好きなキバナシャクナゲが満開だったことも嬉しかったです。
こうしていつものお花たちと再会して嬉しい気持ちになれることも、バス開通前のこの時期に歩く価値を実感できる、そんな瞬間でもありました。
そんなことで今年もバス開通前の貸切北岳を心ゆくまで楽しむことができました。
今回は2日間とも平日だったこともあり、行程中でスライドした登山者はゼロ。特に初日は有人の山小屋もない行程だったので、誰とも会うことなく、ひとり静かな山歩きを満喫できました。混雑が苦手な自分にとっては最高の山旅だったと思います。
夜叉神からオール歩で行く北岳は様々な面で厳しさもありますが、その分、達成感も大きく改めて素晴らしい山旅であると感じました。
来年もその先も変わらぬ想いでこのルートを歩き続けていこうと思います。
今年も素晴らしかった北岳！いつも感動をありがとう☆
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こんばんは😄
北岳登頂回数に驚きです。
通算で34回、バス開通前が10回ですか⁉️
富士山を1,000回以上登頂した方とは比較にならないと思いますが、それ以上？な事では。
私達はバス開通後に3回登頂です。
富士山より北岳、これは私もそう思います。
小屋泊とかでこれ迄でどこが良かった？
とか良く聞かれますが、迷わず北岳と答えてます。
でも、もう4回目は無理な歳になって来ました。
川崎市在住中は富士山や丹沢にも良く行きました。
コメントありがとうございます。
北岳は大好きな山なので何度でも登りたくなりますね。
これまでも季節を変え、ルートを変えるなどして様々な表情を見てきました。
やはりその山の良さは、何回も登ってこそ見えてくるものがあると思います。
富士山も好きな山ですが、あちらにもその魅力にとりつかれて毎日のように登っている方がいますね。私の北岳への想いと重なるものを感じます。
さすがに1000回とはいきませんが、これからも変わらぬ想いで登り続けていきたいです。
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