記録ID: 8098899
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山滑走
剱・立山
立山BC - 剱沢、山崎カール、タンボ平
2025年04月29日(火) 〜
2025年05月01日(木)
富山県
kimiyamabiko
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 24:43
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 4,493m
- 下り
- 4,495m
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1日目
- 山行
- 0:42
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:42
距離 2.0km
登り 31m
下り 180m
2日目
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 12:29
距離 24.3km
登り 2,877m
下り 2,884m
16:42
3日目
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 10:31
距離 13.2km
登り 1,584m
下り 1,430m
| 天候 | 4/29:吹雪(視界不良) 4/30:快晴(午前強風) 5/1:快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
自宅～立山駅:自家用車 立山駅～室堂:ケーブルカー,バス(往復7,380円) 【周回】 黒部平～室堂:ロープウェイ,電気バス(片道3,900円) |
| その他周辺情報 | 温泉:グリーンパーク吉峰,700円(モンベル割630円) https://maps.app.goo.gl/wDT7KUFDicswrHX37?g_st=com.google.maps.preview.copy |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
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今回はザック1個に収めようと思ったのですが、結局2個に。テン泊75L+BC40L。エアバッグが重い。
立山駅は雨でしたが、室堂は吹雪。二つ玉低気圧の2個目の方が通過中。観光客も少なく、雪の大谷方面はCLOSE。また、視界不良で、全然前が見えない。
4/29 9:58
立山駅は雨でしたが、室堂は吹雪。二つ玉低気圧の2個目の方が通過中。観光客も少なく、雪の大谷方面はCLOSE。また、視界不良で、全然前が見えない。
何とか雷鳥沢に到着してテントを張る。ペグを忘れてしまったので、ピッケル、スコップ、ウィペットで対応。この日は、天候の回復見込みがないので、ここで終了。
4/29 11:15
何とか雷鳥沢に到着してテントを張る。ペグを忘れてしまったので、ピッケル、スコップ、ウィペットで対応。この日は、天候の回復見込みがないので、ここで終了。
雷鳥沢、1泊1,000円(2泊で2,000円)。バス時刻と日帰り温泉などの案内。
スノーフライじゃないから、吹き込み対策でブーツにビニール袋被せておいた。
2日目の朝、正面に奥大日岳。長い長い1日がはじまる。気温-8℃。
まずは一ノ越に向かってハイクアップ。ちゃんと睡眠をとったからか、足は軽い。
一ノ越に到着。とにかく風が強い。もともとは、雄山を目指す予定でしたが、あまりに風が強いので、あきらめて御山谷を滑走する事に。稜線上は恐らく20m/s以上は吹いていたと思う。（シートラだとまっすぐ歩くのも困難なレベル）
4/30 5:21
一ノ越に到着。とにかく風が強い。もともとは、雄山を目指す予定でしたが、あまりに風が強いので、あきらめて御山谷を滑走する事に。稜線上は恐らく20m/s以上は吹いていたと思う。（シートラだとまっすぐ歩くのも困難なレベル）
鬼岳東面より。竜王岳(左)と雄山(右)。こっち方面にも、滑りたいラインが何本も！
鬼岳。山頂まで行くか迷ったが、強風＆傾斜地での換装は大変なのでここからドロップする事に、出だしは40度くらいあると思う。
一ノ越まで戻ってきた。相変わらず爆風(雄山の雪煙)。まだ雄山に行くのは厳しそうなので、ロープウェイが動いていることを確認してタンボ平滑走に行く。
4/30 9:35
一ノ越まで戻ってきた。相変わらず爆風(雄山の雪煙)。まだ雄山に行くのは厳しそうなので、ロープウェイが動いていることを確認してタンボ平滑走に行く。
東一ノ越へは、基本的にはトラバースとなるが、最初の方は滑れる。左奥は一ノ越山荘。
ある程度のところからトラバース。ここから雪が繋がっていないのでシートラに換装。アイゼンはとりあえず無しで。(持ってはいる)
中央は鬼岳。鬼岳の右、左の沢を滑走。左の方が角度があって楽しい。
【一ノ越〜東一ノ越】雪面トラバース1/3そんなに急傾斜ではない。雪も固くないので、ノーアイゼン＋ウィペット2本で対応。若干下り勾配なのがいやらしい。
4/30 9:56
【一ノ越〜東一ノ越】雪面トラバース1/3
そんなに急傾斜ではない。雪も固くないので、ノーアイゼン＋ウィペット2本で対応。若干下り勾配なのがいやらしい。
そんなに急傾斜ではない。雪も固くないので、ノーアイゼン＋ウィペット2本で対応。若干下り勾配なのがいやらしい。
【一ノ越〜東一ノ越】雪面トラバース2/3長くて、角度も1番急。ここも雪は固くないのでそのまま通過。何かしら、滑落停止できるアイテムはあった方がいいと思う。
4/30 10:08
【一ノ越〜東一ノ越】雪面トラバース2/3
長くて、角度も1番急。ここも雪は固くないのでそのまま通過。何かしら、滑落停止できるアイテムはあった方がいいと思う。
長くて、角度も1番急。ここも雪は固くないのでそのまま通過。何かしら、滑落停止できるアイテムはあった方がいいと思う。
【一ノ越〜東一ノ越】雪面トラバース2/3通過したところから。こう見ると、結構勾配ある。雪は柔らかいから、初動で停止すれば大丈夫だと思う。
4/30 10:15
【一ノ越〜東一ノ越】雪面トラバース2/3
通過したところから。こう見ると、結構勾配ある。雪は柔らかいから、初動で停止すれば大丈夫だと思う。
通過したところから。こう見ると、結構勾配ある。雪は柔らかいから、初動で停止すれば大丈夫だと思う。
【一ノ越〜東一ノ越】雪面トラバース3/3
2個目のトラバースを通過できれば、ここはまったく問題ない。距離も短め。
2個目のトラバースを通過できれば、ここはまったく問題ない。距離も短め。
東一ノ越。ドロップできそうなポイントを探す。結局、夏道の東一ノ越の看板があるところ(岩室跡があるところ)からドロップする事に。
4/30 10:22
東一ノ越。ドロップできそうなポイントを探す。結局、夏道の東一ノ越の看板があるところ(岩室跡があるところ)からドロップする事に。
途中から下は完全にゴミ雪。でもまぁ、滑走経験できたと思えばヨシっ！ロープウェイ＆電気バスで室堂にワープします。
室堂にワープ。ここで観光客のおばちゃんに捕まって10分くらい話してた。さて、ここから雄山を目指します。
風も落ち着いてきたみたい。山頂直下のルンゼを狙っていこう〜。そうすればもう1本いけるかも。
社務所裏からドロップ。ここくらいしか、いい感じの換装ポイント見つけられなかった。
奥大日とライチョウ。いい感じに撮れたと思う。右下にちゃっかりメスも見切れてる。
山��カール滑走。出だし〜ロウソク岩の辺りまでは急斜面のアイスバーン。まじかーってなったけど、途中からいい感じのザラメに変身。気持ちよかった。
4/30 16:32
山��カール滑走。出だし〜ロウソク岩の辺りまでは急斜面のアイスバーン。まじかーってなったけど、途中からいい感じのザラメに変身。気持ちよかった。
足が残っていればお代わりしたかった。売切れにつき、今日は終了…。まぁ、たくさんすべったでしょう。
最初の1本は、まだ緩んでなくでカチコチ…。新雪が乗ってるところはいい感じでした。40度くらいの斜面でカチカチだと、なかなか制動効かないね。疲れてるし。
5/1 6:28
最初の1本は、まだ緩んでなくでカチコチ…。新雪が乗ってるところはいい感じでした。40度くらいの斜面でカチカチだと、なかなか制動効かないね。疲れてるし。
2本目は剱御前から。剣澤小屋に向けて滑走。剱を見ながら滑るのは気持ちいい〜。雪もよかった。
雷鳥沢まで戻ってきた。別山〜真砂岳方面の上の方も、滑った跡あるなぁ…。(いつか行ってみたいです)
国見岳より、弥陀ヶ原方面。いや、積雪期に立山1DAYって…。遠いなぁ。
温泉。前回、立山テン泊来た時も来たような？たぶんアルカリ質の温泉。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
スキー
シール
クトー
ウィペット(2本)
アイゼン
ピッケル
ゾンデ
スコップ
ビーコン
ヘッドライト(予備あり)
テント一式
銀マット(薄)
エアマット
シュラフ
救急セット
モバイルバッテリー(3個)
ツェルト
日焼け止め
サングラス
ゴーグル
スキーバンド(3本)
OD缶(パワーガス2個)
炊事セット一式
防寒着
スキーケース(ビニール袋)
ごはん一式
|
|---|---|
| 備考 | テン泊用ザック - GREGORY BALTORO 75 BC用ザック - SOTT PATROL E1 40 テント - モンベル ステラリッジ2-3人用 シュラフ - NANGA UDD GAB 630DX(快適-5℃、下限-10℃) ごはん一式 - 食料6食、行動食10回 |
感想
仕事関連でストレスがたまり、あまり一人山行もできていなかったのでどこかないかなと探してみると、「あれ、立山天気いいじゃん」。天気の悪い初日をアプローチ日にして、2日間ガッツリ遊んできました。
4年前に来た時にはほぼ吹雪の中だったので、こんなに楽しい場所だとはおもってもなかったです。これは7,400円の価値あるわ。と思った。（高いけど…）
日本三大雪渓滑走のラスト、剱沢も滑れてヨシっ。
【4年前、初めてのBC@立山】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4401624.html
---(以下、日記)---
---(【1日目】4/29)---
室堂～雷鳥沢、テント設営
--------------------
前泊という位置づけ。立山駅は小雨、室堂は吹雪。雪の大谷もCLOSE。視界不良の中、GPSを頼りに雷鳥沢へ。夜は風が強かった。気温-8度（18時）
---(【2日目】4/30)---
雷鳥沢～一ノ越～鬼岳～一ノ越
一ノ越～東一ノ越～タンボ平
＜移動＞黒部平～室堂
室堂～雄山～雷鳥沢
--------------------
朝イチで一ノ越に行くも、爆風で雄山は断念。御山谷、鬼岳周辺を3本滑走。
再度一ノ越に登り返し、ロープウェイが動いている事を確認して東一ノ越経由でタンボ平へ滑走。文明の利器を使って室堂へワープ。
午後になり風が落ち着いたので、雄山登頂。山頂から2本滑走。
疲労困憊でテン場に到着、絶景を見ながら飲むビールがうまい。
---(【3日目】5/1)---
雷鳥沢～剱御前小屋～剱沢、剣御前～剣御前小屋～雷鳥沢
＜テント撤収＞雷鳥沢～室堂
室堂～国見岳～室堂
--------------------
日本三大雪渓のラスト、剱沢滑走。
剱沢は剱御前小屋近くから2本、剣御前から1本、計3本滑走。
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