雄山_剱御前_室堂発

- GPS
- 12:35
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,637m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:17
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:50
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス | |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
Tシャツの替え
長ズボン
タイツ
山靴下
靴下
パンツドライレイヤー
パンツ替え
グローブ
登山靴
ザック
サブザック
サングラス
タオル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
ストック
モバイルバッテリー
モバイルケーブル
ココヘリの充電
ココヘリ
小銭
お金
アルコール
サプリメント
スコップ
化繊ダウン
ピッケル
冬靴下×2
バラクラバ
ドライ靴下
ビーニー
アウターグローブ
インナーグローブ(化繊)
インナーグローブ(ニット)
冬用ゲイター
チェーンスパイク
凍らない行動食
山専ボトル
ドライレイヤーベーシック
ドライレイヤーウォーム長袖
スタイラスペン
大きなゴミ袋
ハードシェル上下
|
|---|
感想
今年はいつもより雪が多いと聞いて、行ってきました閉山前の立山!
テント泊しようとしていたのだけれど、インフルエンザ明けで体力に不安があったのと雷鳥荘がまさかの空室だったので、飛びつきました。
初日は高曇りだけれど、晴れ予報。
10:55に室堂到着。そこから雄山へGO。
適度に雪が締まっていて、トレースもしっかりついていて、とても歩きやすい。残雪期の4月に来た時は、かなり四苦八苦したけど、今回は気持ちよく歩けました。一ノ越からは初めての雪の雄山で緊張したけど、奇跡的に風も弱く寒さも程よく雪も締まってるし、岩も邪魔にならないしで、とても登りやすかったです。あれよあれよと言う間にに山頂へ到着。
2ヶ月前にちょうど紅葉が始まったばかりだった景色は、すっかり雪景色に。こないだ来た時と同様に、空気が澄んで遠くまで見渡せ、富士山、八ヶ岳、南アルプスに、こないだ歩いた五色ヶ原、薬師岳、水晶岳、そして笠ヶ岳。あとは場所を変えて神社のほうに行けば、後ろ立山の山々(針ノ木は見えない)と剱岳。冬だから20分ぐらいでいいかーと思っていた予定を30分オーバーし、50分後に山頂を出発。この時点でだいぶ遅いのですが、この日は夕方から夜にかけてピーカン予報。雪のブラックスタートの練習も兼ねて、日暮れまで展望台で楽しんでみることに。
これが大正解!
空が水色、白色からピンク、紫、オレンジと色がどんどん変わっていき、その色で周りの山々を染めていく見事な彩色ショー。シャッターを切る手が止まらなくて、手がかじかんでしまいました。しかし、悔いなし。
その後、見事に室堂過ぎたあたりで真っ暗になり、無事雪のブラックの練習になりましたとさ。
余談としては、噂には聞いてましたが、雷鳥荘は本当にすごかった。おかずもご飯も食べ放題でうまい、温泉朝の7時まで、電気使い放題部屋に1人1つコンセント、売店も軽食も安いし美味い、部屋ずっと暖かい(予想外すぎて着込んで眠りが浅かった)などなど。こないだは坂を降りたテン場で暴風にテントを飛ばされそうになっていたわけですが、まさか近くにこんな楽園があるとは。。
2日目は10時から曇ってしまう予報。
夏に登った剱岳に本当に心惹かれていたので、どうしても雪の剱を見に行きたい。別山北峰が1番じゃないかと思っていたら、知人から「剱御前こそ至高。手前の剱御前山ではダメ。別山北峰と両方行くべし」と言われ、であれば曇るし早出することに。3時に起きて4時半に出発(アイゼンつけたりモタモタしてたので)。この時期はとにかく日が短い。日の出は6時半、日の入りは4時半。1時間半近く暗い雪道を歩くのはなかなか不安だけれど、冬道の尾根を登りきったところまでは安全だから、そこから少し明るくなった状態で登ると良いと、事前情報を得て、そのようにすることに。
実際に冬道の尾根沿いは、ある程度安全ではあるが急登が続き、緊張する。もしこれが全くトレースがなくて足がズボズボ埋まるような道だったら、なかなかしんどかったろう。たまにズボッとするが、しまった雪で歩きやすい。ほどなく稜線に出るが、少々明るい状態でもこの稜線はなかなか怖い。雪道に慣れてないからと言いうのはあるけれど、かたや滑落大事故、かたや滑落登り返しめちゃくちゃ大変、となかなかしんどい稜線歩き、のちトラバース。ドキドキしながら歩くと剱御前小舎に到着。
この辺りから常に爆風。坂を登り剱御前山を超えだところで、朝日に輝く雪の剱!!!美しい!!それを見て「もうここで。。」という心をなだめて、歩を進める。剱御前の手前、なぜか風が全く来ない一角に、かまくらを作って一晩明かしたというお兄さんが。あまりにも面白くて話を聞きたかったが、後で話を聞くことにして先を急ぎ、剱御前に!本当に堂々とした雪と岩の殿堂そのものが鎮座ましましておりました。涙がこぼれそうになるのを堪えながら周りを見渡すと、白馬から鹿島槍ヶ岳まで後ろ立山がくっきり見える。あぁ来てよかったなぁと、そのまましばし、寒さも忘れて立ち止まるのでありました。天気も悪くなるしあまりにも最高だったし、お兄さん気になるし「もう別山はいいか」ということにして、かまくらのお兄さんのところに寄ってお茶(アルファ米とお湯)させてもらう。普段は聞けないあれやこれやを聞けてホックホク。そうこうしてるとガスってきたので勇気を出してYAMAPを交換したのちに、一目散に帰路へ。帰りは明るいからか慣れたからか、トラバースも行きほど怖くなく、尾根の下りもびびってたけど意外となんとかこなし、室堂到着。山を見上げると雲だらけになっていて「お兄さん大丈夫かな」と思いながら帰路へつきました。
今回は立山の本領を見た気がします。
景色が目に焼き付いております。
今回の山行も、最高でした!!
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ともあき



















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