今年最後のテン泊で甲武信ヶ岳から雁坂峠に周回・眺望不発で地味な山行でした


- GPS
- 30:44
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 2,375m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 9:02
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:17
山旅ロガーの機能でつなげています。
天候 | 2015年10月29日(木) 晴れたり曇ったり、小雨がぱらついたりでした。眺望は今ひとつ。 2015年10月30日(金) 全体的には高曇り。雁坂峠から大分下ったあたりからようやく晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷駐車場利用。平日なので空いていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して顕著な危険箇所なし。 【西沢渓谷入口から徳ちゃん新道を経て甲武信ヶ岳】 徳ちゃん新道入口までは遊歩道でした。徳ちゃん新道は整備万全です。赤テープの頻度も必要十分で道迷いの心配は少ないでしょう。ただし結構な急登ではあります。主脈稜線に合流し木賊山に向かう箇所は傾斜が緩く歩きやすいです。木賊山から甲武信小屋への下りはザレた急斜面で少々気を使います。小屋から甲武信ヶ岳の山頂往復も急登ですが、危険な箇所はなく、時間も短いので問題ありません。 【甲武信小屋から雁坂峠】 小屋から木賊山を巻いて賽の河原に至ると展望が開けます。賽の河原からの下りがザレた急な下りで気を使いますが、それ以降雁坂峠までは問題となる箇所はありません。強いて言うなら西破風山への登りがちょっと急登できついくらいでしょうか。 【雁坂峠から西沢渓谷入口へ】 峠から下りはじめて少々行くと、やはりザレの下りなので慎重に歩いた方が良いでしょう。その後は特段問題となる箇所はありませんでした。崩落箇所があると聞いていたのですが、これがそうなのかなあ、と言った程度のものでよほど山慣れない人以外は気にならないと思います。それよりも林道に至って以降、道の駅や西沢渓谷駐車場へのルートがわかりにくかったです。ともかくもまず目指すべきは久渡の沢釣り場と言うことになりそうです。 |
写真
テント背負うので久々にAKUの手先です。最近勤務中に履きっぱなし作戦を実施したところ一段とよくなりました。靴が合わなくてお困りの皆様、職場の環境が許すならこの作戦はお勧めです。
感想
●●今年最後のテン泊山行チャンスでした●●
普段日曜日のみ休みの私。実質的には本年最後のお泊り山行のチャンスです。本当は10月アタマに4連休を組みたかったのですが、仕事の都合で無理。それでも10月29日から11月1日まで4連休を確保して、その全てを山で使うのは難しいとしても2泊3日くらいのテン泊に行けるかなと楽しみにしておりました。
元々の予定では北八ヶ岳の良い感じのところをうろつくつもりでしたが、天気予報の景気がもう一つなので、急遽計画を練り直し。西沢渓谷から甲武信ヶ岳に登り、甲武信小屋でテン泊。翌日は雁坂峠に回り、奥秩父主脈をつまみ食いすることにしました。
●●てん◯ら占い不発●●
雁坂トンネルが無料期間なので北側から回りこみ、道の駅みとみには午前4時頃到着。最悪でも甲武信小屋まで届けば良いのでたっぷりと仮眠を取り、目が覚めたら西沢渓谷入口の駐車場に移動。7時半過ぎにスタートしました。
てん◯らの予報だと甲武信ヶ岳界隈はかなり景気の良い予報だったんですよ。しかし実際には晴れと曇りの中間くらいの天気でスタートでした。まあ、どうせ序盤は樹林帯の中で眺望も期待できないので、天気の回復は後の楽しみに取っておきましょうかね。
平日の奥秩父は登山者も少なく、静かに歩くことが出来ました。眺望のない中、一人で歩いているとアタマの中でBGMが鳴ったり、声に出して歌を歌ったりすることが多いのですが、今回は何故かダジャレが浮かび、それの精度を高めようと言う作業に没頭しました。
歩いている内に、実際の天気がてん◯らとの整合性に配慮してくれるものと期待していたのに、小雨がぱらついて来ます。カッパ着たくないなあ、雨の中テントの設営&撤収したくないなあ、と気分が沈みます。結果的にはカッパレベルの本格的な雨にはならず、雨中のテント設営&撤収にはならず良かったです。
●●甲武信ヶ岳は眺望の山なのに●●
奥秩父主脈稜線に合流する頃には天気が回復して来てくれました。おお、これはツイてるかも。どうでも良いタイミングでは曇っていて、勝負どころでは晴れる。持ってる男の典型的パターンです。
甲武信ヶ岳はその頂上からたくさんの名山を拝める眺望の山と聞いております。期待がぐぐっと高まってきます。ともあれ焦らずまずはビールで一息入れ、しかる後にテント設営を済ませ、ゆるゆると甲武信ヶ岳の山頂に向かいます。
小屋から山頂までは私の脚でも20分弱。山頂に到着し、さあ来い眺望って思ったらサッパリでした。一応上空は晴れているんですよ。しかし水平方向は雲がビッシリで国師ヶ岳から金峰山に至る稜線の形すら判然としません。八ヶ岳も見えませんし、もちろん南・中央・北アルプスも見えません。浅間山も見えません。山頂で1時間半以上も粘りましたが、その甲斐なくトボトボと小屋に引き返すのでした。
●●2日目も地味でした●●
小屋に戻ってから、スーパードライ1缶と折れたスポークでカップラを片付けたら日の短いこの時期ですから、さっさと寝てしまいます。
テント内の気温は推定0℃前後だったでしょうか。せっかく持ち上げたのに使わないともったいないので、シュラフ2枚重ねにしました。1枚でも何とかなりそうでしたが、2枚の方が間違いなく快適でした。快適すぎて翌朝は少々寝坊しました。木賊山は当然のように巻いて雁坂峠方面に向かいます。2日目は少々風が強く寒さを感じました。高曇り気味とは言え富士山や大菩薩が見えるので、眺望の点では初日より良かったですね。
破風山避難小屋を見物したりしてゆるゆると歩き、雁坂峠に向かいます。いくつかのピークを通過しますがいずれも眺望には恵まれません。しかしコース中あまり急な箇所はないので中々気持よく歩けます。まあ地味なことは地味ですけどね。
●●雁坂小屋は留守で残念。しかしボッカ中のisisanにお会い出来ました●●
雁坂峠に到着し、さてどうしましょうかね。雁坂小屋まで行ってみるかどうか。レコ友の皆さんがお世話になっている小屋番さんに会ってみたい気がしますが、平日は留守がちらしいです。でも峠からそれほど遠くはなさそうなので行ってみますか。もしかするとビールが入手出来るかも知れませんしね。
やはり雁坂小屋は留守でした。ビールが入手出来なくて残念でしたが、峠まで登り返して西沢渓谷方面に下山する途中でボッカ中のisisanにお会い出来て良かったです。
高度が下がるに連れて天気はどんどん回復し、嬉しいやら悔しいやら…。紅葉を楽しめて良かったような気がする一方、この時刻に甲武信ヶ岳の山頂にいたら眺望バッチリだったのかなあ…。
林道歩きになってから駐車場所に戻る際はちょっと案内が不足気味で道を間違えました。この辺りはもう少し詳しいとありがたいところです。
●●感想●●
天気がイマイチで、それに伴って眺望を楽しめなかったので地味な山行だったなあ、と言うのが正直な感想です。特に甲武信ヶ岳からの眺望には大きな期待をかけていたので期待値と現実の落差が満足度を低く抑えてしまいますね。今回は85%としておきます。「持ってない」男だったなあ…。
こんにちは。
そうかー、持ってない男だったのか〜(笑)
持ってる男の説明が詳細で、おお?って思ってたよ。
まぁ、私だったら雨にもそんなに降られなかったし、持ってるカエル♪って心から思うだろうけどね(^_−)−☆
なんか、甲武信岳のレコって大抵あー辛かった、大変だったという論調が多いんだけど
まぁ、実際のところ、結構な直登とか登り返しがあって心も折れそうになるんだろうけど
ここの雰囲気でいうと、さらっと、のんびり登れてしまいそうな感じがする。
来年こそは行ってみようかなぁ。
え、今年?
ムリムリ。
それは、きっと去年と同じ結果になるわー(笑)
おおっ、それだ!
こんにちは、muniさん。
コメントありがとう
平ら…
海外ミュージシャンを持ち出すのもどうか。
平愛梨も何か違う。
平氏一門もヒネリ感が不足気味。
>はらたいらさんに全部(^-^)/
これがピッタリだね。
次からは給湯?が終わって平らな場所に出たら、はらたいらさんに全部、で行くよ
前回の日光は一応快晴だったのに、今回は持ってない男だったなあ…。
どっかのZにお天気運を吸い取られちゃったのかな?
甲武信ヶ岳はデータ上の標高差も体感的な傾斜もかなりのものだったんだけど、何故かそれほどダメージは受けなかったなあ。日光からあまり間がなかったのが良かったのだろうか。でもリベンジするとしても次は北側の毛木平から日帰りかな。登山口までのアクセスがちょっと大変なんだけどね。
あー、笑った。
musさん、こんにちは!
はらたいらでしょ!って一瞬で思った
小ネタてんこ盛りで、ありがとうございます〜
木賊山
楊枝の心強さの後のスポークのまっぷたつっぷりには・・ww
眺望は時の運もあるけど、
シンクロな樺の木や、地味な道の中の景色は、足で寄って見ようと思えば見えるもので、見たぞ!感じたぞ!って同じ場所感が良いな・・と。
脳内がBGMもいいけど、ダジャレも今後アリな感じだし。
ま、山の感想ではないけど座布団2枚!
こんばんは、miouさん。
コメントありがとう
>小ネタてんこ盛り…
いやあ、なんせ盛り上がらない山行だったんでね
眺望があったり、光の当たる紅葉で盛り上がったりしていると、ついそちらにばっか気を取られるんで、小ネタ関連まで手が回らないよ。そうなるとmiouさんやmuniさんのツボにハマりにくい「綺麗なレコ」になっちゃうんだよね。…って私は何を期待されているんだろうか
でも小ネタやダジャレのおかげなのか、わりとキツイはずの徳ちゃん新道も軽快にクリア出来てるからなあ。ダジャレもストレート過ぎず、ひねり過ぎずって頃合いは意外に難しくって、結構真剣に考えるんだよね。そうなると登りの苦痛を忘れる効果があるみたいだわ。
絶対的正解の「はらたいらさんに全部」を超えるのは難しそうだけど、また給湯に出会った時は挑戦してみようっと
muscat様
先日はビックリしました。山の中でお客様の方から声を掛けられることはめったに無いことです。しかもいきなりハンドルネームで呼ばれたのは初めてでした。muscatさんの醸し出す穏やかな雰囲気はしっかり記憶に残りました。次は、ぜひぜひ小屋の庭で、いやいや夕暮れ時の管理小屋の中でお目にかかりたいですね。そしたらまた楽しい時間になりますから。
こんばんは、isisan。
コメントありがとうございます
今回も「雁坂小屋で逢いましょう」には参加出来なくて残念でした。
なので次回のために、isisanにご挨拶でもとお邪魔したところ、お留守のためお逢い出来なくて残念。ビールも手に入らなくて残念と思っていたら、まさかボッカ中にお逢いできるとはラッキーでした。
「逢いましょう」企画は中々タイミングが合わなくて参加出来ないのですが、別件でも良いのでそのうちお邪魔しますね。アイラのモルトでも持ち上げるので是非お付き合い下さい
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