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Yamareco

記録ID: 713603
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳、大天井岳、槍ヶ岳、三又蓮華岳、鷲羽岳、赤牛岳、黒部ダム

2015年09月01日(火) 〜 2015年09月06日(日)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
komemushi その他3人
GPS
128:00
距離
52.4km
登り
3,749m
下り
3,756m
天候 2日晴れ。3日雨。4日曇りのち雨。5日晴れ。6日雨。
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
京都駅〜夜行バスで岡谷駅〜穂高駅〜タクシーで中房温泉〜燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜赤牛岳〜黒部ダム〜トロリーバスで扇沢へ〜タクシーで大町温泉郷へ〜タクシーで信濃大町駅へ〜糸魚川駅〜金沢駅〜京都駅
コース状況/
危険箇所等
読売新道は雨ですと木道や岩が滑りやすくなり危険です。
槍ヶ岳頂上付近は雨ですと、岩が滑りやすくなり危険です。
予約できる山小屋
中房温泉登山口
登ろう!写真は全てM2山からの提供です
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登ろう!写真は全てM2山からの提供です
イルカ岩
燕岳登山道から
M2さん力作の星空
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M2さん力作の星空
とりあえず登頂
虹が素晴らしい
槍ヶ岳頂上付近から槍ヶ岳山荘を臨む
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槍ヶ岳頂上付近から槍ヶ岳山荘を臨む
とりあえず頂上
水晶小屋と星空
M2さん力作の夜空。深夜、寒い中の撮影だったそうです。
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M2さん力作の夜空。深夜、寒い中の撮影だったそうです。
水晶岳より
2015年09月05日 09:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
9/5 9:22
赤牛岳山頂
2015年09月05日 09:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/5 9:24
赤牛岳山頂
金沢駅のあの門
2015年09月06日 19:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9/6 19:01
金沢駅のあの門
笹ずしを心置きなく食す!
2015年09月06日 19:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
9/6 19:30
笹ずしを心置きなく食す!
撮影機器:

感想

JR大糸線信濃大町駅に行くため、京都駅〜松本駅の夜行バスを予約しようとするとまさかの満席。慌ててYahoo検索で調べると京都駅〜岡谷駅の夜行バスでも行けることを知り安堵。

9月1日当日、仕事を終え、大慌てで家に帰り、準備をして京都駅へ。バスが乗車地に遅延し、乗り場を間違ったのかとヒヤリとしつつも乗車。

2日午前5時半に岡谷駅に着き、電車を乗り継ぎ、急遽変更となった穂高駅へ。Yさん、Mさん、M2とともにタクシーに乗り、中房温泉へ。北アルプス3大急登なる合戦尾根を登る。途中、一眼レフカメラにメモリーカードを入れるのを忘れてきたことに気づき、落ち込む。今回の写真はM2さんの一眼レフの写真を使っています。天気は回復に向かい、太陽と青空が広がってきた。合戦尾根小屋では定番のスイカを食べる。予想以上に甘くて美味しい!定番なことはしといたほうが無難である。ぼちぼち登り、燕岳へ。白い巨岩群と青い空が素晴らしいで。やはり定番のイルカ岩やメガネ岩を見て感動する。溜まりに溜まった仕事のストレスが溶けていくようだった。燕岳、最高です。
そこから大天井岳を目指した。途中、登山者とは殆どすれ違うことはなかった。猿が現れ、かわいいなとかわかいがる。しかし後から雷鳥を食べるときいて興ざめ。大天井岳の登りでは、疲れとザックの重さが効いてきてバテバテになる。大天井のテンバでテント泊。寒すぎてテント設営が辛い!夕食の鍋は美味かった。テントから顔を出すと星幾つも綺麗に見えた。深夜、風・雨が強くなる。

3日、小雨と強風とガスの中、大天井岳に登った後、槍ヶ岳を目指す。大天井岳小屋の分岐から何の迷いもなく牛首展望台へ。そして頂上にて道がなくなり、地図を広げ、道間違いに気づく。地図で現在地を確認する重要性を改めて実感。引き返し、正しい道に戻り、槍ヶ岳の東鎌尾根、別名喜作新道へ。想像通り痩せ尾根、梯子と険しい道で、かつ雨が強く降ってくる。途中雨宿りしつつ、ヒュッテ大槍へたどり着く。槍ヶ岳頂上山荘のテンバにてテント泊の予定であったが、雨風とヒュッテ大槍の驚異のドリンクバーにやられてヒュッテ大槍泊に決意。WiFiが使えたり、ウェルカムワインがでたり、ファブリーズが置いてあったり、トイレは綺麗で洋式だったりと素晴らしすぎる。手ぬぐいを買う。

4日、強風と曇り。槍ヶ岳に登り、一時ガスが晴れて下界が見える、槍ヶ岳はM2さんが登りたかった山なので、登れて良かった。登頂直後、外国人の方の団体が登られてきて、先にサッと登れて良かったな密かに思う。
西鎌尾根から双六岳方面へ向かう。曇り後雨。展望はすこぶる良くない。こんな天気ではと双六岳を通らず、三俣蓮華岳へ。展望のないピークを取り、三俣山荘から水晶岳小屋へと向かう。時間的余裕のなさから鷲羽岳は通らないルートを取るはずが、間違えて鷲羽岳頂上経由ルートを行ってしまう。百名山の鷲羽岳に登ったことがない僕とM2さんは棚からぼた餅状態。焦りで、鷲羽岳にはコースタイムよりも早く、登りきってしまう。しかし皆んなの体力がかなりすり減ることに。展望のない鷲羽岳頂上から水晶岳小屋に向かうが、途中経由するワリモ岳なる山に一方的に腹をたてる。なんだかんだで水晶岳小屋に予定通りに到着。水晶岳小屋はほぼ満員状態。カレーが美味しく、小屋のお兄さんの印象が良かった。

5日目。晴れ。朝日朝焼けは綺麗だし、全く見えてなかった水晶岳が見えている。凄い!水晶岳に登り、Mさんが百名山99山目を達成。おめでとうございます!Mさんと別れ、赤牛岳目指して読売新道へ。天気が良いので薬師岳、黒部五郎岳、雲ノ平、鷲羽岳、笠ヶ岳、槍ヶ岳、富士山、鹿島槍方面、烏帽子岳、もう360度ビッグネームが見渡せる。Wさん念願の赤牛岳に登頂し、記念撮影。今回は、既に百名山を達成している玄人Wさんのこれまでの山旅の中で五本の指に入るぐらい素晴らしい好展望らしい。後、読売新道を下る。岩場、樹林帯を下るが、もし雨であったなら危険であるようなルート。

6日目、平の渡しから船で対岸に渡り、黒部ダムへ。この4時間は長かった。初めての黒部ダムでは、観光放水を幸運にも見ることができた。橋の上からダムの下を見ると確かに高いが、登山で高所にある程度順応していてそこまで怖くないことに気づく。黒部ダムからトロリーバスで扇沢へ、タクシーで大町温泉へ、5日ぶりのお風呂で汚れを流す。風呂後のアイス。カレー。美味い。信濃大町駅では野沢菜わさび信濃ソバ。つゆを飲みきってしまうぐらい美味しかった。野沢菜わさび?おやきも良い!糸魚川駅でビールとジャンプを買い、はくたかの中で飲んで読んで、金沢駅では例の大門や新しくなった駅舎を見る。笹鱒寿司とポテチを買い、サンダーバード内で食べてまたジャンプを読んで・・・楽しい山旅でした。



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